
よこはま動物園ズーラシアへ行ってきました!
昨年もこの季節に遊びに来たのですが、「晴れて風さえなければ、冬の動物園は穴場かも!?」って思ったんです。
歩いている時間が長いから寒さは意外と気にならないし、何より園内が空いていたんです!
という訳で、あえて12月を選んで友人ファミリーとズーラシアに行く計画を立てたのでした。
さて、今回一緒のファミリーはというと…
9月にターキズハウスで一緒にキャンプをした、奥さんの大学時代の友人ファミリー。
そちらの息子さんはうちの長女と同じ歳なので、あの時は随分と仲良く遊んでいたんです。なので、子ども達も「お友達同士」で動物園に行けたら楽しいかなぁ〜、という話になって今回の企画になりました。
開園時間10分前に到着すると、なんとこの行列…意外に人が多くてビックリ。
しかも、開園前からこんなに並ぶなんて…みなさん、気合い入ってますね。(と言っても、園内に入ってしまえば混雑が気になるような人の数ではなかったです。)
入場して早速、見に行ったのは、やっぱりゾウさん。
この時、子ども達はまだ打ち解け合ってなくて(特に超人見知りの長女は特に…)、一緒にはいるけれど、コミュニケーションはなかなか展開されません…。
そして、別々に歩いて、
お猿さんをぉ〜、
眺めてぇ〜、
ライオンさんのエリアに到着ぅ〜。
おぉ、すごい迫力!
なんて美しい筋肉の付き方でしょぉ〜!
それにしても、こうしてみるとライオンは「ネコ科」であるというのが納得できますね。
あっ!
ふと思い出したけれど、私は学生時代に「石屋さん」でバイトをしていて、一日だけ応援でズーラシアの工事に関わったことがありました。親方がクレーンで大きな石を並べ、私はその石を固定するために石と石の間にコンクリートをペタペタと塗り込んでいくのが仕事でした。確か「ライオンの部屋になる」と聞いたような気がするのだけれど…どの辺りの石なのか全く見当が付きませんでした。
3人の子ども達はまだバラバラです。
打ち解け合うには、まだ時間がかかるみたい。(笑)
次にやって来たのはカンガルーさんのエリア。
カンガルーがシッポを使って「歩く」姿って、何度みても不思議です。
さて、子ども達は「抱っこぉ〜!」と言ってばかりでなかなか歩きません…。
「抱っこさせてもらえるのなんて、今のうちだけよ。」なんてよく言われますが、一日抱っこして歩いていたら腱鞘炎になってしまいます…。
という訳で、奥さんは地図を吟味し、
こちらで遊ぶことにしました。
やってきたのは、わくわく広場です。
よく考えたなぁ、と思います。
「なんで、動物園にアスレチックなんか!?」
って、最初の頃は思ったけれど、これが子どもにとっていい気分転換になるんですよね。動物を見るのに飽き始めた子ども達も、ここで身体を動かすと「元気復活!」するんです。
さっきまでの「抱っこぉ〜」は何だったの???
って、くらい、一人であっちへこっちへ走り回って遊んでいました。
よかったよ。
さて、元気復活した後はアフリカの熱帯雨林エリアへ向かいました。
オカピさん、こんにちは!
1年ぶりだね。
そして、こちらはアフリカのサバンナエリア。
私がズーラシアで一番、好きな所です。
この広々とした空間を優雅に動き回る動物達を眺めていると、なんだか動物園にいることを忘れてしまうんですよ。本当にアフリカにでも来たみたいに。(アフリカへは行ったことありませんが…)
友人ファミリーのパパとハイチーズ!
2か月前のあれだけキャンプであれだけ遊んでもらったというのに、記憶がリセットされてしまった娘達。半日経って、やっと「慣れた」のか「思い出した」のかしたようです。
この後は本物のパパそっちのけで一緒に散策していました。
さて、お昼ご飯にしますかね!
背伸びをすればサバンナエリアのキリンやシマウマを眺めることができます。座って食べながら見られたら最高だったのになぁ。
お弁当はいつもながら、奥さんが作ってくれました。
今日のメニューは、のり巻きと唐揚げ!
子ども達が大好きなメニューです。
しかし、
次女は充電中でした。
という訳で、大人は「今のうち!」と、せっせとお腹いっぱいにお弁当を頂いたのでした。
そして、しばらくして目を覚ました次女もお腹いっぱい食べ、午後の部スタートです。
長女と友人ファミリー長男は、目を離すと勝手に2人でどこかへ行ってしまうくらい、仲良しになっていました。(やっぱり、半日かかるんだなぁ…)
サバンナエリアを一周します。
それにしても…
キリンって、何度見ても美しい。背の高さといい、毛の模様といい、本当にうっとりとしてしまいます。
こちらの写真、ちょっと分かりづらいのですが、ライオンとキリンが一緒に写っています。
肉食のライオンとキリンを一緒のエリアに放してしまったら、キリンは瞬く間にやられてしまうのです。けれど、ライオンとキリンの間には深い「溝」が作られていて、行き来することはできないようになっているそうです。
なのに!
観客の視線からはその溝は見えないよう工夫されていて、ライオンとキリンが同じ場所にいるかのように(本物のサバンナのように)再現されているそうですよ!
こちらは、ガラス越しに見られるメスライオン。
すごい迫力!
こんなので引っかかれたら、ひとたまりもありません…。
おっ!
こちらには、シマウマさんとキリンさんが、
いたねぇ〜!
ここではスタンプを押してくれたのですが、スタンプ用紙にクイズが書いてありました。
「キリンの角は何本?」
答えは…
なんと、奇数です。しかも、3ではない!!!
ビックリでしたぁ〜。
この後、写真を撮り損ねたのですが…
なんと、シマウマとチーターが戦っていました!
というもの、このサバンナエリアの一番の見所は草食動物(チーター)と肉食動物(シマウマ、キリン、エルダンド)の「混合展示」なんです。
最初、その話を聞いた時はチーターが他の動物を襲わないのかと驚きましたが、チーターは自分より大きな動物は襲わないらしいです。その「微妙な緊張」がお互いの動物にとっていい刺激になって、運動不足の解消にもなっているのだとか!?
そして、私達が偶然に見る事のできた「その瞬間」の結果はというと…
なんと!
シマウマの勝ちでした。シマウマがチーターを追い掛け、チーターは後ろにある木の陰に逃げ込んだのでしまったのでした。
う〜ん!
やっぱり、面白いです。このサバンナエリアは!
こちらは、お部屋にいたチーター。
こんなガラスの目の前でまったりしているなんて、サービス精神旺盛ですね!って、思ったら、そこにヒーターが設置されているらしいです。(笑)
最高速度100km/h。地球上で最も早く走ることのできる動物です。
ちなみに、体脂肪率はほぼ0%だとか。この前、富士サファリパークに行った時、サファリバスの中でそんな解説がありました。
こちらは、子ども達に人気者のミーアキャット。
ミーアキャットはネコの仲間じゃないんですね。「cat」ではなく「kat」だそうです。
『英名Meerkatは古い文献ではmierkatとされ、これはアフリカーンス語で「シロアリ(mier)のマングース(kat)」の意 』
だそうです。(Wikipediaより)
そう、ミーアキャットはマングース科なんだそうです。まぁ、見た感じからしてネコではなさそうですが…。
さて、午後の部が始まり、充電完了の次女は元気一杯。そして、長女が充電開始。
ベビーカーは1台しか持って来ていなかったから、休憩が交互でよかったよ。
そして、サバンナエリアの最後はサイ。
ここもサイは他の動物と同じエリアにいるように見えるよう作られていますが、居住地は隔離されています。
せっかくなので、みんなで一緒に記念撮影。
友人ファミリーの長男もさすがに疲れてきたようで、ベビーカーが活躍していました。ベビーカーは荷物を載せることもできるので、子どもが歩けるようになってからもしばらくは重宝しますね。
最後にやってきたのは、ころころ広場。
ここは芝生が広がっていたりベンチがあったりするので、お昼ご飯を食べるにもいい場所です。
そして、実物大の動物達と戯れることができるのも、この広場の魅力。
ゴリラさんと、
キリンさんと、
ゾウさんと、
ゾウガメさんと一緒にズーラシアの最後を満喫したのでした。
この日は格別の寒さだったけれど、陽が出ていたから、まぁ、なんとか楽しめました。
やっぱり冬の動物園は穴場ですね。何より、空いているのがありがたいです。
前回このお友達と遊んだ時はキャンプだったから、今日もこのままお泊まりすると思っていたのかな?
長女は「えっ?もう帰るの?」って感じで、寂しそうな様子でした。
前回はバンガローを利用した友人ファミリー、「次はテントに挑戦する!」とのこと。ぜひぜひ、一緒に行きましょう〜!
そんなこんなで、暖かくなったらまたキャンプに行く約束をしてお別れとなった、冬の動物園散策でした。