昨年もGWに四国で楽しい釣りをした私ら夫婦。
今年は昨年よりも日程を長くとり、思いっきり釣りを楽しんできたのでした。
釣り好きの方は最後まで是非お付き合いください。。。
そこには驚きの魚が!(笑)
では、2014GW 四国バス釣り釣行記 前編 はじまり、はじまり~~
瀬戸内海を越え、はるばる高知へやってきたわしら。
昨年楽しんだポイントに到着したのは夕方、そこで様子見の釣りをちょこっと行った。
川バス釣りは、実質今回が2度目であるが状況はどうなのであろうか…
しかし、心配をよそに、早速かみさんにヒット。
ほどなくして、わしにも小さいながらヒットした。
わりと魚の活性は高そうな感触。
よし、明日の朝もこのポイントからスタートすることにしよう。
翌朝、ポイントに入ると水面に油膜が浮き、流れも停滞してどうもコンディションが良くない。
数投してみるが魚からの反応もなく、このポイントは早々に見切りをつけ、水の良い上流に移動することにした。
水門はどこもよいポイントとされているが、それだけに釣り人もしょっちゅう入るため、魚が警戒していて良い思いをしたことはない。
しかし、この日は下流の水が悪く、水門の水が良ければ期待できると踏んだ。
水門の上からそっと覗くと、わりときれいな水が川に向かって流れ、そして…
いた。
デカバスが三匹。
水面に浮き流れてくるものに時おり口を使っている。
ボチャンといわない水面で使うルアー。
使ったことはないけど、虫系と言われる浮くルアーを使ってみることにした。
ヒュン!
ポチャ。。。
デカバスがちらりとルアーを見た!
喰え!!
しかし、そう上手くいくはずもなく、バスは興味を失ったように薄濁りの底に沈んで見えなくなった。
しばらく思案した後、シャッドを使ってみることにした。
三月にチョンチョン、ポーズ、のアクションで楽しい思いをしたルアーである。
初めて使うチャートバックブルーギルというカラーをセレクトした。
着水音をさせないテクニックは持ち合わせていないので、少し遠投して余計なアクションはせずにただ巻いてデカバスが沈んでいるであろう深みの上を通す。
プルプルと小刻みに体を震わせるシャッド、ときおり石に当たり、進むコースや動きにイレギュラーな要素が混ざる。
絶対に喰う。
信じて何度も投げると、数回シャッドに口を使うデカバスの姿が見えた。
喰わせるまではいかないが・・・
行ける!!
確信した。
そして、、、
ググ・・・・
喰ったぁ~~
しかし、手ごたえが軽い。
君じゃないよぉ~><
狙いとは異なる26cmのバスが喰ってしまった。
魚を抜き上げたので、現場には近づいていないが、かなりバシャバシャしたし、ワシの姿もはっきりと見たに違いない。。。
台無しやぁ…
しばらく場を休めるため、身をひそめるワシ。
そろそろか、、、
再びシャッドをキャスト。
ヒュン!
7フィート6インチのミディアムライトの長い竿が弧を描き、期待を背負わされたシャッドが遠くへ飛翔していく。
ポチャ。
クリクリクリ。。。
シャッドの黄色い背中がイレギュラーなコースをとりながら例のポイントに差し掛かる。
押し殺す息。
高鳴る鼓動。。。
そして、、、
視界に入る躍りかかるデカバス!
喰ったぁぁぁ~~
5ポンドのラインがヒュンっとなり、ドラックが悲鳴を上げる。
バシャバシャと激しい水音。
糸を巻き、網を取り、、、
しかし網を持つと糸が巻けない!!
何をどうしたかもう訳が分からないまま、土手を転がり落ちるように降り、水門際にたどり着くと、デカバスが沈んだ大きな枝に向かって逃げ込もうとしているところであった!
まずい!!
ロングロッドを活かし、何とか窮地を脱する。
そして、、、
どーん!
45cmのバス。
よっしゃぁ~~
こうして、幸先の良い最初の朝がスタートした。
少しでも良い水、そして水が動いていることがキーであると判断したワシ。
さらに上流に向かい、流れのある場所に入ってみた。
すると、かみさんのライトの竿が大きくしなった!
わりと大きそうだ!
自分で掛けるよりドキドキする!
あっちだこっちだといっていると、どうもかみさんの様子がおかしい。
見ると手元のリールがジャミングしている!!
あかーーーん!!
それでもどうにか岸に寄せるが、今度はテトラに巻かれそうになる!
あかーーーん!!
そして、実際にテトラに巻かれる・・・ラインは4ポンド!
あかーーーん!!( ゚Д゚;)
とっさに網を入れるワシ。
そして・・・
40cmのバスをなんとかゲット!!
糸を切られたと思いながらすくい上げたバスにはちゃんと針も糸もついていた。
すくうのがあと一瞬遅ければ逃していたバス。
いろいろ困難を乗り越えて手にした川バスは引きも強く忘れられない一匹となった。
明けて翌朝、再び水門に入る。
着いた時、バスは入っていないようであったが、タイミングを見計らって、再び見るとバスが入っていた。
よし、
前日と同じシャッドをキャストする、するといいところで根掛かってしまった。
エースルアーロスト。。。
場が荒れたと思い、しばらく休ませてクラウンカラーのシャッドをキャストすると・・・
再び同じ場所でロスト!!
あきらめきれないワシ・・・
ライムチャートカラーのシャッドをキャスト!
そして再び同じところで根掛かり!
オーノー!!><
しかし、よく見るとライムチャートの背中が見えている。
竿をあおるとピクピク動いているのが見える。
どうやら糸に絡んでいるようだ。
ピクピクさせてたらデカバス喰ってくれないかなぁ・・・
喰ってくれたらルアーも帰ってきて一石二鳥なんだけどなぁ・・・
などと思いながら往生際悪くぴくぴくさせていると、、、
ライムチャートに躍りかかるデカバスの影!!
うおっ!っとあわせるが、根掛かっているのだからあわせが利くはずもなくデカバスの姿は消えた。。。
しかし、根掛かりは外れた。
回収すると、なんと先ほど無くしたクラウンもついているではないかっ!
ラッキー♪
気を良くして再びキャストすると、また同じところで引っかかった。
喜んだり落胆したり、いったいどういう日だ。。。
しかし、数回竿をあおるとライン玉とともにエースルアーのチャートバックブルーギルも帰ってきた!!
こんなことってあるんだー!!
喜んでエースルアーに付け替えてキャストするワシ。
ドキドキしながら数回キャストすると、、、
エースルアーに躍りかかるデカバス!!
喰ったぁ・・・
昨日を再現するかのように土手を転がり落ちるように降りるワシ。
しかし前日苦労したので、網はかみさんが持って共に土手を駆け降りる!
そして、、、
ドーン!!
前日を上回る48cmのバス♪
バスの恩返し♪
こんなことってあるんですね~
いつもゴミ拾いしてるからかなぁ・・・
みなさんも釣り場はきれいにしましょうね!
釣りにかかわらず、ゴミは持ち帰りが基本ですからね!!
そして、ほどなくして事件が起こる。。。
前日かみさんが40cmを釣り上げた流れのあるポイントに入った。
上流側に小型ミノーをキャストする。
ポチャン。
チョンチョン、チョンチョン、、、
アクションを付けながらミノーに川を下らせる。。。
ぐぐん!
何かが喰った。。。
あわせるとそこそこ重量を感じる。
掛かった!
かみさんが「網いる?」と聞いてくる。
しかし、川の流れに乗せて引いてくるので、いまいちサイズ感がつかめない。
わし「わからん、でも、要るかもしれない・・・」
次第に川を下ってきて流れに対して真横になってくる。
ジワリと増してくる重量。。。
と思った瞬間!
キューンと5ポンドのラインが鳴き、ミディアムライトの竿が大きくしなる!
ジジジーーー
悲鳴を上げるドラッグ。
走るライン!
デカい!!
網網っ!
モンスター級やっ!!!
バシャバシャバシャ!
激しく頭を振りながら巨大なバスが宙を舞う。
ラインが走り、再び水面を乱舞するバス。
時に流れの力を借りて激しく引き、そして、テトラに入ろうとするバス。
5ポンドのラインなど一瞬で切れる!!
ヤバイヤバイ!
激しく出続けるアドレナリン!
高鳴る鼓動!!
最高の瞬間!
このスリルがたまらんっ!!
そして・・・
inaちゃんパパ!
お・ま・た・せ!!
どどどーん!!!!!
あ、違った。。。
どーーん!!
釣れたのは、バスはバスでもシーバス!!
60cmのスズキ!!
こんな上流でスズキが釣れるなどということは頭になかったので、ラインの先のその姿に目を疑いました。
鰓洗いでラインを切られなかったのが奇跡のような・・・
スズキ自体30云年ぶりで釣りましたが、こんな華奢な道具でもシーバス釣りできるんじゃん!って変な自信がついちゃった。
しかし、事件はすでに起こっていたのです!
網でスズキをキャッチし、えらぶたに注意しながら掴み上げようとしたときに魚が激しく暴れた。
なんか左手に違和感を感じ、ふと見ると、、、
人差し指に深々と突き刺さるルアーの針。。。。。。
ぎゃぁぁぁ……( ゚Д゚;)
しかし、男はこんなことで騒いではいけない。
ぐっと歯を食いしばり、プライヤーで一気に引き抜く!!
ふんっ!!!
指に刺さったルアー。
よく見ると、針は伸び、表面も傷だらけになっていた。
激しいファイトを物語っているが、5ポンドの糸で良くもったもんだ。。。
昼は塩たたきを食べ、別の川へ、、、
しかし、雨が強くなり、晩も塩カツオで一杯やって高知の川バス釣りは終了となった。
翌朝も川バス釣りをするつもりであったが、大雨雷その他いろいろ注意報が出て川で釣りをするコンディションでないことからゆっくり寝てのんびり香川に移動することにした。
そこでも数々のドラマが。。。
デカバス連発!
興奮の香川編に続く、、、