おはようございます(^_^)/
さぁ今回は『試乗、昭和のハンドリングマシン』に続く旅行記第二弾
『神々の国出雲へ・・・最後の定期寝台特急サンライズ出雲』でお楽しみください。
『サンライズ出雲・瀬戸』で使われている現存唯一の寝台電車285系も2014~2016年にかけて全編成でリニューアル工事が行われましたが、1998年の誕生から早や19年たとうとしています。乗り替え無しで飛行機の最終便より遅く出発して始発便より先に到着する素敵な夜行特急、定期寝台列車(電車)はもうこれが最後になってしまいました。
サンライズ出雲(瀬戸)は少ししか二人用個室がありません。その中でもゆったり休めるB寝台個室サンライズツインはわずか4室、おまけにそのうち2室はご丁寧に喫煙可能席、残りの2室をかけて『9:55の軌跡』で無事その切符が取れたことから、『東京下町とサンライズ出雲で行く出雲大社、松江城の旅』今回のツアー企画はスタートしたのです。
東京駅9番ホームをジャスト22:00で発車する『サンライズ出雲・瀬戸』、夕方からの「スターダスト東京スカイツリーはとバスツアー」の東京駅着が21:20、バイキング付きツアーのおかげでお腹いっぱいな二人は飲み物だけ買って9番ホームへ急ぎます。
☝ 21:40頃 285系颯爽の入線です♪
ブログで素敵な写真の世界を展開される「でみとり」さんとの握手会です。
こんな遅い時間に駆けつけていただいて恐縮至極。出発までの間話に花を咲かせたおかげで、家内には数量限定のシャワー券(320円)購入に頑張ってもらいました。
8号車B-1の1号室(15120円)はベットが二つレールと平行に並んでいます。室内は立っても余裕があるので着替えも楽々行えます。
☟ 生活感の出る前に写真を撮り忘れまして(^^ゞ
写真右側に同じ向きでもう一つベットが並んでます。
☝ 装備としてはコントロールパネルにはアラーム付き時計、ラジオ(NHK-FM)の 音量調節、暖房の調節、常夜灯のスイッチ、室内灯のスイッチ、非常ボタン
B寝台各部屋共通です。
本来なら車内一回りが基本なのですが、如何せん今日は上野到着から柴又、スカイツリーと歩き回りましたので(この辺のお話はまた。。。)時間も時間、熱海到着は覚えているのですが、次の沼津のホームは半分夢の中から見ていました。
そう東海道線での停車駅、熱海⇀沼津⇀富士⇀静岡⇀浜松には、その昔の九州特急に準じていてなかなか泣かされますね。
新幹線であまりうまみの無い駅へ止めてゴマをする事は東海の使命ですね^m^
しっかり寝たのか、静岡も浜松も知りません。
◆ 車内を覘きに行ってみましょう。
「次の車内放送は岡山到着まで休ませていただきます。」と言っていたのに姫路到着前に「早い時間恐縮です、この列車○○付近で信号確認の為15分あまり遅れて走っております。このままでは岡山で6:51「みずほ」との接続はできません。お急ぎのお客様、姫路からの乗り換えが可能です。
今から車掌が参りますので…』と言うアナウンスがありました。
遅れの原因になった場所はよく聞き取れませんでしたが、たまたま目が覚めたとき大きな鉄橋の上で停車していました。辺りには特に山はなく河口へ向けて川が流れている感じです。川の周りは大きな平野の様でしたので、その時間から予測して長良川、揖斐川辺りでなかろうかと。
☟ これは10号車(出雲)のソロ
モーター車両のおかげで部屋は一番狭い。
☝ ☟ 廊下に出た足が部屋の狭さを表していますね。廊下は一面ですが
上段、下段室があります(写真は上段部屋)
サンライズ中最安値の一室6480円、ただモーター音好き以外には
気になる走行音とその狭さから、できれば1080円増してシングル
にしたいところ。
☟ こちらは車両中一番多いシングルルーム(二階席)の廊下
画面手前のドアは平屋部分のシングルルーム
☟ こちらがその室内(二階席)
☟ こちらが階下室の廊下 車内設計はミサワホームが行ったので
さすが色合いなどセンスいいですよね。
☟ こちらが階下室の車内 上下同じく7560円
☟ こちらがのびのび座席 毛布が付いています。
上下暖とも床暖房付が嬉しいですね。
お隣さんとは頭の部分しか隠れませんが520円はありがたいですね。
☟ こちらシャワー室の隣のミニラウンジ(パブリックスペース)
サンライズは個室が基本の車両なのでこういうスペースは最小限と
言ったところ、廊下幅も基本すれ違う事を基準にしてありません。
ここの椅子も長居は無用の感あり^m^
サンライズの285系は最高運転速度は130キロと十分韋駄天なのですが、乗り心地の悪化を懸念して通常は120キロをマックスとしているようです。
遅れが出た後の米原~姫路間はうまい具合に130キロ走行可能区間、回復運転の為130㌔走行を行ったようです。おかげで家内が気持ち悪くなってしまいました。
そもそも乗り心地はカシオペアのしなやかで静かなそれ(308クラス)とは違い、硬さを感じるタイプでしたが回復運転で増した揺れが利いたようです。
所が岡山到着はさらに遅れが増えて定時6:27のところ6:50を回り20分以上の遅れ。
「サンライズ瀬戸」は「出雲」と別れた後は勇んで瀬戸大橋へ向かっていきましたが、「出雲」の方は伯備線の走りや「やくも」下り1号の岡山発が7:05と迫っていたのでこれを先発させてからの発車と相成りました。
事実「お急ぎの方は「やくも」へ御乗換えください」の案内が響いていましたもの。
☟ おなじみの分割シーンには大勢のギャラリーが。
いつもなら6:30に行われるシーンも、この日はラッシュの始まり出
した7:00頃、通勤の方々にとっては「なに撮ってんだよ」って話で
しょうね。
サンライズ瀬戸が軽やかに先発してゆきます。
☝ 周りは月曜日の朝7:00を思わせる一枚、階下室は丸見え状態なので
カーテンをすこ~~し開けて隠し撮り(^_^)v
実は岡山である方と待ち合わせがありました。到着が20分以上も遅れていたのですが、しっかり待っていてくれました。
岡山駅ではお弁当の「三好野本店」さんがサンライズ到着に合わせてホームへ駅弁の配達をやってくれるのです。事前に電話かメールによって到着時間、号車番号等を伝えておくとしっかり届けてくれます。
お支払いはお釣りの無いよう現金で^^
おかげで空腹な朝に素敵なボリュームのお弁当を。
家内は残念ながらぶっ倒れていましたので、こんなきれいなお弁当のほとんどは私のお腹に消えました。
☝ ☟列車の方は単線の伯備線では『やくも』はもとより通勤時間の普通を平常ダイヤで走らせるために、終点出雲市到着は定刻より70分近くも遅れたのでした。
高速時の乗り心地の悪化は致し方ないとして、(だから平常は余裕を持って120㌔運転にとどめているようです)こんな素敵な寝台電車なぜ『サンライズ出雲・瀬戸』以外普及しなかったのでしょう。
たとえば東京~神戸の『銀河』や大阪~新潟の『きたぐに』などに。
まず銀河は新幹線最終後の発車で新幹線始発到着前の到着と面白味はあるのだけど、285系基本編成6両の乗車定員はわずか約150名、二編成合わせても300名、1300名余りを一度に運べる新幹線とはうまみが違います。
これが交流との切り替えが必要な北陸本線などの運用となると、ただでさえ高額に膨れ上がった車両がさらに高額になり各種機械を車体に押し込める場所も無く乗客スペースを削って収めればならない等、マイナス面の方が上回ってしまったようです。
☟ 昔の布原信号所、今は芸備線の列車だけが止まる布原駅
ここでも対向列車の待ち合わせ
☟ 今は昔、昭和48年無鉛化が行われるまで伯備線で繰り広げられた
峠との死闘。迫力のD51三重連は多くの人を魅了した。
私は高校生で流石にここまで撮影に行く度胸もお金も持ち合わせて
いませんでした。
(写真はお借りしたものです^_^;)
☟ この日の車掌さん、しっかり観光案内もされて
写真は伯耆富士こと大山
☟ 米子到着、流石に新型キヤ143気動車タイプのラッセル車の説明は
ありませんでした。
それにしてもデカい!
☟ 米子と言えば扇型機関庫、転車台も健在。手前で主役を隠したのは、キハ126
山陰名物妻切りデザインでライナー快速などで活躍中
また10年位後にリニューアルを行い都合35年ぐらい走ってもらえば・・・
また酔うかも・・・^_^;
でも、楽しかったですよ♪個室夜行は
では、また=^_^=
イイね!0件
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