『ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)』は、手近にある路線で予算をかけずに旅の人に楽しんでもらおう、と考えたご当地観光列車です。…たぶん
『氷見、城端両線とも短い路線なので少ない乗車時間に見合ったサービスを提供する』落としどころがちょうどよかったのでしょう。
走り出して7年、うち3年はコロナ禍ですからよくがんばっていると思います。
沿線4市の図柄がえがかれている
伝統工芸「井波彫刻」
10ABが我々の座席
向かって右の外を向いた座席は展望はいいのだが椅子は背あては木で小さいので、ベルモンタを超える長い乗車だとつらいと思う
路線の短い氷見線の時間稼ぎで生まれた高岡駅のスイッチバックが唯一のパフォーマンスですが一般の方にはそう響かないようです。
鉄道好きでも響かないのですから当然です^m^
そして氷見線で定番のように言われている海越しの立山連峰の眺望は年間を通して早々見られるものではありませんから(見られるのは年間50~60日位、程度が良い展望はさらにその半分ほど)、見られなくても腹の立たない料金(乗車券+指定券)で乗れるところはいいと思います。
いかんせん一両の中で簡易ではあるが調理場や小さなカウンターや土産コーナーまで設けてあるので、キツイ。おまけに整理整頓されているようには見えなかった。
お寿司などの食事(基本事前予約要)やお酒などは車窓を見てゆっくりは味わいたいものですが乗車時間が短いので気分的に少し慌ただしいですね。
特に「飲み比べセット」などを頼むと味わう時間が足りない気がする。
今回私は車内で若駒の冷(燗酒はできない)を注文したのですが、持ち込みはOKなので好きなお酒、せめておつまみ位は持ち込んだ方がいいでしょう。料金は旅の人価格ですから┐(´д`)┌
今は土曜が城端線、日曜が氷見線を走っているのですが、空いているであろう土曜の高岡発9:38ベルモンタ51号城端行にしたのは正解でした。
帰りにすれ違った高岡13:08発の53号は満席でしたもの。
途中、砺波駅で地元中学生のお出迎えがありました。この日は砺波市以外の中学校のようでしたから持ち回りなんでしょうが、彼女らにとっては間違いなく罰ゲームですな。
こちらは7年前からお出迎えをされている近隣のご老人、列車も速度を落としタイフォンを鳴らしてご機嫌を取っています。
そもそもなぜ今『べるもんた』なのかというと、先日家内が『あの電車何?』と興味を示したからです。そんな一言を見逃すはずがありません。だいたい電車ではないし(笑)
山が迫ってくる城端駅
今のダイヤは城端で下りが入線すると隣にいた車両が上りで出発するのダイヤが組まれているようだ。あわせて途中、戸出、砺波、福野、福光などの駅で行き違いを行っている(二塚でもすれ違い可能)
城端では11:43発ベルモンタ52号を見送った後・・・
帰りは隣にいた334D 11:04発で福野へ向かいました。
福野と言えば『らーめん真太』、店長が独立して一時味に深みが無くなったので疎遠にしていたのですが、リベンジ期待で11:30オープンに合わせてお邪魔しました。
おなじみの塩ワンタン、!おいしいです。さすが慎太さん、無事リベンジをはたしましたね(^^)v
食後、次の列車(福野13:01発8338D)迄待ち時間が60分近くあったもの、そりゃ、おいしくないとね・・・。
地域密着を目指しているのだろう、所要駅には駅員がいる(多分委託)
ただこの駅員(城端、福野いずれも)の対応ぶりは国鉄時代を彷彿とさせ、懐かしさを禁じえなかったwww
10分足らずで『旧富山県立農学校本館「巖浄閣」』(館内観覧は要事前申請)があるのでお散歩がてらどうぞ。当日は小雨が行く手を阻みました。
でも待ったおかげで帰りにもう一両だけになってしまった忍者ハットリくんのラッピング車両に乗れました♪
ラッピン車両が少なくなっていくことと、藤子A先生が亡くなられたことは別だとは思いますが寂しい事です。
今までのラッピング車両よりキャラのデザインがおさえてあった。
バックの建物は先日国宝に指定された高岡伏木の勝興寺。
でもこのラッピングは昨年春から出てきた新柄で、ひと編成は維持していくようですから『幸せのハットリくん』的に盛り上がればいいのに^m^
7年目のベルモンタ初体験、浮気じゃないのでスカートがめくれるようなドキドキはありませんでした・・・。
お後がよろしいようで~(^_-)-☆
では また =^_^=
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Posted at
2022/11/02 12:30:03