こんにちわ、北陸新幹線敦賀開業まで半年余りとなりました。
北陸新幹線金沢開業に比べ福井県以外の盛り上がりは今一つですが、延伸後富山、金沢から関西、中京方面へはどのようなダイヤになるのでしょう。
現材、金沢から大阪へは『サンダーバート』が25本、名古屋へは米原行と名古屋行それぞれ8本運行しています。これに連絡する形で富山から『つるぎ』が18本、自由席のある『はくたか』も16~7本、『かがやき』以外でも富山から35本の連絡がある訳ですが、延伸後はどうなるのか考察してみようと思います。
運用からいきましょう。
当然『かがやき』は敦賀発、敦賀着になりますね。ただ新幹線は走れない時間があるので、上り始発は敦賀発に加えて金沢発も発生するでしょうし、下りの終電側も金沢止ができると思います。
気になる停車駅ですが、現在『サンダーバード』25本中、京都・福井にしか止まらない超速達タイプが3本。敦賀にも止まる速達型が2本。さらに加賀温泉を加えるタイプが3本、小松を加えるタイプが4本。残りは色々と多様です。
☝ 福井の駅前はこんな感じですww
とは言え基本は金沢、次は福井、そして終点敦賀とお約束通りの停車駅になるでしょう。ただ観光客狙いで加賀温泉には昼間1~2本は止まる列車が発生するのではないでしょうか。
また多くの企業が集まる小松の停車も難しいところですが、こちらは金沢の次の駅ということもあり速達性重視の『かがやき』と金沢で緩急接続をしっかり行うことを基本とし、とは言え関西方面への速達性も考慮しなければいけないので平日朝晩1~2本位は『かがやき』の停車があるのではないでしょうか。
そして富山以西の停車型として『つるぎ』が大所帯になります。当たり前ですが今まで使っていなかつたグランクラスや8~10号車もお客さんに開放されます。
個人的には『雷鳥』を復活させたい思いでいっぱいですが、表記が漢字という訳にもいきませんし『らいちょう』と字数も多いですからそうもいきますまい。
『つるぎ』もいい名前ですからね。
さてその『つるぎ』ですが『サンダーバード』と『しらさぎ』をひとまとめにして走ることになるので富山~敦賀間で朝晩15~20分、昼間で30~45分間隔で走ると思われます。
全体の3割ほどが金沢止(発)、残りは‘7割位は富山まで来てほしい。来るでしょう。
停車駅は7割位が全駅停車、残り3割は芦原温泉、越前武生に停車しない快速タイプと別れるのではないでしょうか。
最後に『はくたか』ですが、早朝、最終近くで福井発、福井止が発生しても面白いとは思いますが基本的には金沢止で関西方面の列車名には使われないと思われます。
次は所要時間がどれくらい短縮されるか見てみましょう。
金沢・富山~大阪へは25~30分位短縮されます。面白いところでは長野~大阪間も今までのしなの∼東海道新幹線ルートより45分も短縮されます。JR東海がしなのに新型(385系)を投入する気持ちがわかりますね。
ただ敦賀延伸で盛り上がる福井県ですが、東京へは現状の米原周りより30分短縮されますが、大阪については敦賀での乗り換えが発生することにより実際の短縮は5分にも満たない形になってしまうようです。
さらに名古屋に至っては敦賀、米原最大二度の乗り換えが発生することになるので全くメリットがありません。
おまけに『パピラインふくい』として分離される在来線は当然特急が走らなくなるわけですから、特に併設駅でなくなった越前(武生)・鯖江の両市は大変だと思います。地元越前市長は『越前たけふ』駅を通る列車はすべて止めろ!と要望したらしいですが、ね~^m^
北陸新幹線、西へ行けば行くほど大阪まで全通しないと効果が生れないわけです。
同じ発言でも滋賀県知事か面白いことを言っていました。
敦賀~米原間に『リレー快速』を走らせれば?!というものです。
敦賀~米原間が短い事もありますが新幹線延伸で北信越から長浜、彦根、近江八幡への流れを考えているところが心憎いですね。
これでは特急料金が入らなくなる西の回答が見ものですが、新快速とも繋がり新しい形を生みそうで面白いと思います。『しらさぎ』すべて名古屋行という事ですね。
では北陸新幹線敦賀延伸で一番潤うのはどこだと思いますか。
新幹線開通以来東京とのつながりを強め、さらに延伸で関西と身近になる『金沢』でしょう。
┐(´∀`)┌ヤレヤレ…マタカナザワノヒトリガチ
常に金沢の後塵を拝する富山ですが当然関西圏と近づく事になりますし乗換ハンデは無くなります。
金沢と違う魅力を発信して頑張れ!という事でしょう。
少なくとも百万石価格になっている金沢より安くうまいものが食える。
これに名古屋からの流れが高山で止まって観光客を富山へ呼び込むことは必要でしょうね。
でも新幹線延伸、すべて金沢に味方するわけではありません。
県下の北陸本線がすべて『IRいしかわ』になる石川県へは北陸新幹線敦賀延伸後青春18きっぷを使って行けなくなります。
富山県はかろうじて高山本線ルートが残されていますからそちらからどうぞ(^^)v
実際はどのようになっていくのでしょうね。
先日国交省が2024年度着工の見送りを発表しましたが、2046年完成とされている大阪延伸がまた遅れてしまうのではと心配です。この前のように東海道ルートが動かなくなった時など『北回り新幹線』の意義は大きいと思うのですが。
それより北陸新幹線が大阪迄全通する時まで、私は生きていられるのから・・・。
では、また 😸
前回の『消える北陸本線 敦賀~金沢間 スペシャルクイズ
上が1968年10月.下が2023年8月の駅名です。違っているのはどこでしょうか?』
回答します♪
下の時刻表地図をご覧ください。
青〇は駅名が変更された駅。橙〇は新駅です。
金津駅⇒昭和47年芦原温泉駅へ改称
(金津駅からの国鉄三国線廃止に伴う同線芦原駅廃止、同京福駅の芦原湯町駅改称に伴い改称)
作美駅⇒昭和44年加賀温泉駅へ改称(特急白鳥停車駅争奪戦鎮静化の為に改称)
寺井駅⇒平成27年能美根上駅(のみねあがり)へ改称
(もともと駅の場所が根上町、寺井.根上.辰口3町合併により能美市が誕生した事による)
明豊駅(めいほう)⇒昭和63年寺井駅(現.能美根上駅)~小松駅間に新駅として開業
〇ちなみに2024年3月開業を目指して、松任~加賀笠間間に『西松任』駅を建設中です。
・・・・・いかがでした?
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Posted at
2023/08/26 18:06:20