『新幹線から乗り継いだ列車名』を推理してみる。』の続きです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1154577/blog/46537230/
前回続編があります、と〆ておきながら途中に違うブログを挟んだりしてもう一か月が過ぎようとしていましたから、コアなファンの皆様は気をもんでらしたと思います。
大変お待たせいたしました。『越乃Shu*Kura』続編の発車です😸
☝『越乃Shu*Kura』の使用車両は頑丈に作られている国鉄生まれのキハ47なのでいくら窓を大きくしてもびくともしません。
本来『越乃Shu*Kura』の車内では新潟県内の日本酒の利き酒や、地元の食材を使用した弁当やつまみなどが提供され(今回はサケ、鱈、そしてニシンのお弁当がありました)ミュージシャンによるジャズ・クラシックの生演奏、地酒や地元食材にまつわるイベントなどが行われるのですが、振る舞い酒は各席まで配られていましたが、コロナ禍で生演奏は中止されお酒をいただけるイベントもなく、ジャスを聞きながら揺れるカウンターに身を任せてお酒をいただく、というこの観光列車最大の魅力は無くなっていました。
私が乗った十日町行きは途中海岸横の青海川駅で14分停車しながら所要時間は2時間30分なのですが、帰りの14:49発上越妙高行きは、越後川口で21分、青海川で22分など長時間停車しながら3時間49分もかけて走ります。
とくに青海川駅(17:11~17:33)では日本海へ沈む夕日を見れる季節などはいいのではないでしょうか。ただその時間11月は闇ですな(笑)
さて・・・
飯山線の日本の原風景といわれるような景色の中『越乃Shu*Kura』12:32定時に十日町に到着しました。
☝飯山線に入ると各駅の説明を書いたノートが開かれていました。走る機会の少ない路線なので車掌さんはこれで注意喚起して安全確認?なのでしょうか。
十日町駅は東京までほくほく線経由の「はくたか」で向かっていた越後湯沢民族大移動時代に何度となく通り過ぎた駅ですが途中下車は初めて。
東京へ向かう時のはくたかは長いトンネルを抜けゆったり流れる信濃川を渡り大きな左カーブを曲がって十日町駅に滑り込みます。
駅をすぎると今度は車体をきしませながら下りの急な右カーブを曲り次のしんざ駅を通過したと思ったら長い赤倉トンネルへ高速進行で飛び込んで行くという、なかなかインパクトのある駅だったのでとっても印象に残っています。
その十日町駅で問題発生⁈
街の中心街のある東口JR側は問題なく途中下車できました。当たり前です。
そのあと再入場して西口のほくほく線側の出口へ向かいました。構造上改札を通らなくてもほくほく線ホームへ入れるので、そばの改札へ眼を配りながら(駅員は改札付近には不在でした)そろそろ来る上り下りの列車を撮りにほくほく線のホームへ進みました。
ホームで撮影した後西口ほくほく線側で途中下車しようとすると、若い熱心な駅員が『ちょっと待ってください』と呼び止めるではありませんか。切符を取り上げにらめっこ。上越妙高からだと直江津乗換でほくほく線を使って十日町へ来られるから、今の電車に乗ってきたことを想定したのでしょう。JRの切符でほくほく線に乗ってこられちゃたまりませんものね。今乗ってきた『越乃Shu*Kura』の指定券を見せたら納得したようでしたが、再入場の時また切符取りあげ考えていたから納得していなかったのでしょう。
なら常に連絡口に立っていなさい!というエピソードでした~。
☝ほくほく線ホームでは『越乃Shu*Kura』から降りて越後湯沢から新幹線に乗られるであろうお客様が多かったようです。
丁度上り下り同時の入線、同時の発車です。
この北越急行ほくほく線その昔は国鉄の北越北線として建設が始まったようですが、今は収益の9割を占めていたという毎年億単位だったといわれるはくたか号での貯金を資産運用などで補いながら切り崩して営業しているのですが、単純に内部留保だけでも30年は持つらしいけど・・・。
国鉄時代の計画のように貨物走らせればいいとも思いましたが、待避線が短くてダメですね。
越後川口発戸狩野沢温泉行きの入線です。後ろは発車してゆく越後川口行
ここからはキハ110形です。
山間と千曲川の間を軽快に走ります。
飯山線13:40発で戸狩野沢温泉へ、そこで乗り換えて飯山へ向かう行程ですが、ここで人生初めての経験をすることになりました。
☝バスに乗り換えることになった森ノ宮
『JR飯山線 51日間のバス代行へ 一部区間で10月から トンネル大規模工事』10/1~11/20まで森ノ宮から戸狩野沢温泉間22.2㌔が 代行バス での運行だったのです。
途中の7駅すべて駅前広場(と言っても山間の小駅なので狭い道で行く駅ばかり)まで車を回し、おまけに運転士さんがバスから下りてホームや待合室に待っている人がいないか確認をするのです。
特に上桑名駅は道路から駅前までマイクロバスでも登れないほど道が狭いので下車して20m余り坂を登って駅舎まで確認しに行ってました。JRとそういう契約になっているとはいえ大変なことです。
ご苦労様です、感心いたしました。
代行バスの運行はセフティバスで三ッ星の評価をいただいている『長野交通』さんでした。
代行バスの運行も戸狩野沢温泉に定時到着で無事終了
戸狩野沢温泉で15:39発長野行きに乗り換え
飯山駅でこちらの到着を待って下り普通が発車してゆきます。快速『おいこっと』の車両、普通にも使われているようでした。
木がふんだんに使われていた飯山駅は新幹線開業で旧駅より300m移動して建てられたもの 2Fにあったコーヒーショップはお勧め。
ということで新高岡~上越妙高~長岡~越後川口~十日町~飯山~新高岡と一回してまいりました。
やはり生演奏というメーンイベントがなかったので、盛り上がりには欠けていましたが、ほんと久々の乗り鉄で楽しかったです♪
飯山線にはJR西日本でお馴染みの必殺徐行区間はなくなかなか快適でしたよ♪
付録
新湊『きときと食堂』さんのちらし二品 さぁ、召し上がれ
こちらワインのような 伊根 向井酒造さんの『伊根満開』
見た目の通りフルーティな味わい
こちらは越乃ShuKura のオリジナル酒 『越乃Shu*Kura』
車内で販売するのに適した癖のないすっきりしたお酒
こちらは飯山 田中屋酒造さんの 『水尾』
まだいただいてません。
直江津のお弁当は美味ぞろい 『あとひくいなり寿し』も、なかなかのもの
品不足のヤクルト1000でぐっすり安眠
では、また 😸