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紅の猫のブログ一覧

2023年07月29日 イイね!

美濃赤坂線は奥が深い。青春18第二話

美濃赤坂線は奥が深い。青春18第二話










ホームへ上がると新快速が息急き切って滑り込んできた。
熾烈な名鉄との競争が終わった岐阜~大垣間はクールダウンするのか、すべて各駅に止まる。

それにしてもなぜJR東海の速達タイプは「特別快速」「新快速」「快速」と三つもあるのだろう。


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大府を停車するのが「新快速」、しないのが「特別快速」、それと大府に加えて共和、幸田に止まるのが「快速」らしいが細かすぎて紛らわしい。

自ずれも到着時間に大差はないからどれでもいいのだけど。

それよりJR東発端の「特別快速(特快)」とJR西の「新快速」を惜しげもなく使うあたりは・・・名古屋流?^m^


「大垣」で降りたのは初めて。

大垣は岐阜第二の都市、我が高岡とほぼ変わらない面積と人口、さらに新幹線も通っていないのに何となく活気が感じられたのはなぜ?やはり中京圏。

大垣市 面積206.57㎡ 人口155974人 
高岡市 面積209.57㎡ 人口162018人


少し歩いてみた。地下水が豊富らしく「水の都」とも言われているとか。



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揖斐川を中心に河川も多い。夏限定の水まんじゅうが名物。


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国宝に指定されていた名城は昭和20年7月の空襲で焼失してしまった。
市民はさぞ無念だったろう。その時の地方都市空襲に何の意味があったのか。



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現在のお城は昭和34年に再建されたものだそうで、展示館になっていた。



大垣は東海道本線のほか樽見鉄道、養老鉄道が二路線伸びているが、
もう一線が今回の目的地・・・青春18きっぷ御用達の東海道本線美濃赤坂線。


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これも立派な東海道本線なのだ。


まさに青春18きっぷなればこそ訪れる路線、大垣駅3番切り裂きホームから313系3000番台二両で運行していた。


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交通系ICカードが使えないのは、氷見線や新高岡以南の城端線と同じ。


東海道本線美濃赤坂支線は大正8年周辺(金生山)で取れる石灰石・大理石の輸送が目的で開業された歴史ある路線。大垣から美濃赤坂までの5㌔。途中3.1㌔の南荒尾信号場までは東海道本線との重複区間なので実質そこから美濃赤坂までの単線1.9㌔の路線。
美濃赤坂駅で西濃鉄道と接続している。


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南荒尾信号場で東海道本線から渡り線で赤坂支線へ移る


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客扱いは途中の荒尾駅と終点の美濃赤坂駅二駅


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小さいながら歴史を感じるたたずまいの美濃赤坂駅


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現在未使用ながら風格を感じる貨物積み込み用ホーム


そしてここからでている西濃鉄道 

美濃赤坂駅北にある金生山から算出される石灰石の輸送を行っている貨物鉄道。美濃赤坂駅を起点に金生山傍の乙女坂駅へ延びる市橋線の輸送を主としている。



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乙女坂から名古屋の日本製鉄名古屋製鉄所に向かう定期貨物列車が一日3往復あるようだ。
同じ地域にある西濃運輸さんとは関係はないとの事

この西濃鉄道は第三セクター樽見鉄道の過半数を出資しているとの事




EF510が運んできたホッパ車を金生山側の猿岩(乙女坂駅)まで運ぶ古豪DD403(DD40形)V型12気筒ターボで520馬力を発揮、20両余りのホッパ車を牽き力行してゆく


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さすが私鉄の貨物鉄道、サービス?なのか汽笛一斉で通り過ぎてくれた

こげ茶のDD40は3両いたようだが車歴の古いDD401 402は解体された模様。
3号機は昭和47年製


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DE10は秋田臨海鉄道から譲渡されたもの
ピンクはDD45型で昨年美濃赤坂へ来た新製車との事


そして美濃赤坂は中山道の赤坂宿と栄えた場所、帰りの時間と疲労のため散策はほどほどに・・
・😅



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赤坂宿 わき矢橋家宅 景観遺産になってる




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☝  矢橋クループ本社



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・・・DD40に牽かれてゆくホッパ車に矢橋グループの文字が並ぶ


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美濃赤坂駅と東海道本線美濃赤坂支線、ここは間違いなく青春18で訪れたい場所ベスト3?に入る・・・と思う。

時間があればここから出ている西濃鉄道に沿って歩いてみる(総延長.2.0㌔)のも面白い。西濃鉄道の運行ダイヤもわかる様なので撮り鉄もできる。

また近くにある金生山は山全体が石灰石、大理石の産地で盛んな採掘もおかげで山の形が変わっているもの面白そうだ。

赤坂宿も見て回れるし赤坂支線は10時を過ぎればのダイヤが2~3時間に一本となるのでそこを狙えばいやでも回る事になろう。


美濃赤坂支線をめざして訪れたが、下準備が足りなく西濃鉄道や中山道赤坂宿があっさりしてしまったところが残念なところ。見どころ満載な美濃赤坂駅周辺でした。



では、また 😸



追記*調べていたら分かったのですが、西濃鉄道はこんなことやらかしてました(爆)


国土交通省中部運輸局鉄道部は2021.10/20、西濃(せいのう)鉄道に対して保安監査に基づいた改善指示を行なったことを明らかにした

・そもそもダイヤ通りに列車を運転していない
・列車出発のときに信号などで合図を出す必要があるが、誰も出しておらず運転士が勝手に出発させていた
・乙女坂駅構内の分岐器(ポイント)設備の交換、枕木の交換に関して必要な手続きを行っていない
・事故が平成30年・31年・令和3年の3回起きていたのに報告がない
・レールが歪んでいるのに整備していない
・4日に1回行う線路点検、一部区間で4日を越えていた
・本来必要な列車無線用の電話をいつの間にか廃止していた
・踏切装置の検査を全くやっていない
・一部列車において、義務の「2日に1度点検」を行っていない(2日以上経って行っていた)
・重要部検査(車でいう車検)時にエンジンのオーバーホール、探傷チェックをやっていない
・本来助役か機関区長が行う運転士の点呼を駅長がやっていた
・JR貨物からの引き継ぎの際にブレーキチェックを行っていない
・平成17年~令和3年の間、スタフ閉塞を殆どやっていない


プラレールでもなかなかここまでやらない😂














Posted at 2023/07/29 18:42:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 猫列車で行こう | 趣味
2023年07月27日 イイね!

青春18きっぷで美濃を目指したお話。 第一話

青春18きっぷで美濃を目指したお話。 第一話









こんにちは♪

昔、各地に循環列車というのが走っていました。
地元を走っていたのは名古屋発名古屋行の急行でした。
そう、ぐるりと一周してくる列車です。

名古屋を出て高山本線、富山から北陸本線、米原から東海道本線と走る「しろがね」と同じルートを時計回りで走る「こがね」です。

名前の響きがあっている事に加え、山岳路を先に走る方が白銀(しろがね)、北陸の穀倉地帯を先に走る相方が黄金の稲穂(こがね)だなんて、
こんなセンスのあるネーミングってどんな人が考えたのでしょうね。

そういえば当時富山県から名古屋へ行くのは本数、時間、距離ともに高山本線周りが主流でした。

ヨンサントウの後でも米原周りの直通は2本の「しらさぎ」だけ(大阪行も米原を通る当時はそこで新幹線へ乗換ればたくさんあるけど・・・高い!)

高山周りは夜行もありましたからね。
でもキハ58や55で山越えですからうるさいは、揺れるはで眠れたものじゃない気がしますね(笑)

そうそうキハ58の♪タイフォンって秀逸でしたよね。ディーゼルのキハ58はいつも薄汚れていて好きではなかったけど、タイフォンだけは気に入っていましたね。




氷見・城端線で活躍時代のキハ28+58  


今回は古き良き時代、高山本線の素敵な急行をリスペクトして「こがね」周りで美濃へ向かってみました。


前回ブログ『青春18を使って…』でお伝えの通り、高岡から乗るとあいの風の切符が必要になるので、乗車は城端線新高岡6:56発あいの風直通7:31着の富山行か氷見線越中中川7:01発高岡乗換で富山7:43着のいずれかになります。

どちらで向かっても富山発8:03猪谷行には十分間に合いますし、さすがにこの時間になると下り高山本線は通学時間も終って確実に座れます。
ならば家から近い中川駅から氷見線で行くのがよさそうですが、それでは富山までの座席の確保ができないのでここは最後部車両ならほぼ座れる城端線で向かう事にします。





神通川を渡るキハ120形、昔は3両で富山へ向かう姿も見られましたが今はどうなのでしょう。来るのも行くのも2両ばかりです。





驚いたのは高山から来た列車(始発は美濃太田・.高山は7:40発)から多くのインバウンドが富山方面へ向けて乗り換えたこと。日本人より多かったもの。
すぐ金沢へ行かないでね(笑)




猪谷からは東海のキハ25、初期車なのでクロスシート💓




9:57、飛騨古川で猪谷行と行き違い




10:24、高山駅を出発する美濃太田行

右の1番線は猪谷から乗ってきた1826Dキハ25
横の2番線ホームは10:16に到着したひだ1号
ライトが付いているのはこのあと上り方面にある待避線へ進むため



ただこんどは同じキハ25でも新しい二次車なのでロングシート😬 





JR東海2両ワンマンは、無人駅では先頭車両の運転席横しかドアが開かないので、静かな二両目に陣取ったせいもあり、すれ違う列車はみんなケツ撃ち。

繁忙期のひだは増結などで編成がころころ変わるのはキハ85の時と同じ



こちら久々野駅で下りひだ3号を待ち合わせ。 今日の富山行は先頭の4両?




焼石~飛騨金山間の福来信号所にて
信号所内の踏切にかかって車両が止まったので待ちの間は渡れず
でも渡る人も車もこない^m^




美濃太田で乗り換え待ちの間に上りひだ8号が到着







岐阜行の多くは太多線多治見発




美濃太田での乗換は快速みえでも使う高性能車キハ75岐阜行




岐阜では写真も撮らずに3分のインターバルで大垣行の新快速へ飛び乗ります




こんなに空いてはいませんが、岐阜から大垣までは8両もつないでいるので飛び乗っても座れます。



乗ってきた313系は折り返し快速の豊橋行 




高山本線で乗っていたキハ25と間違い探しができるほど似ているのもデザインのアイデンティティが徹底されている東海ならでは





隣はしらさぎ9号681系 もうあの時から8年も経った、元気そうで何より😂




多くの新快速は大垣止まり、大垣~米原間は4両の313系が努めます。



大垣駅からは樽見鉄道(写真はありません)と養老鉄道もでています。





養老鉄道は長く近鉄により運営されていた経緯もあって狭軌の南大阪線車両や近くの名古屋線のお古車両が集められ懐かしい近鉄マルーン一色の旧塗装とひと編成だけこれも懐かしいラビットカー塗装車が走っています。





近鉄車両はさすがに車歴50年近くなって古さが目立ってきたので東急から譲渡してもらった車両は、なんと車歴50年をこえる7700系!
前より古い車両が来たと話題になっていました。


でもさすがステンレス車両、東急車両が7000系落成時(7700系は7000系を改造した車両)に『ステンレスなので80年は使える』と言ったのは嘘じゃなかった。



さて、今回の旅の最終目的地は当駅から出ているもう一つの支線



乞うご期待😋



では、また    😸


Posted at 2023/07/27 21:00:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | 猫列車で行こう | 趣味
2023年07月22日 イイね!

青春18を使って、富山.金沢を気持ちよく移動するために。

青春18を使って、富山.金沢を気持ちよく移動するために。









皆さんこんにちは
青春18きっぷ夏の陣の始まりですね。

青春18を使って富山、金沢を気持ちよく移動するためにご案内申し上げます。


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切符の案内では紙面の都合もあり簡潔に書かれていますので、つい『金沢から氷見線、城端線、高山線へ行けばIRとあいの風の運賃いらなくなったんだ、ありがたいね♪』と思ってしまいますが、

JRホームぺージの説明  を見ると、あくまで「IR」は津端から七尾線への場合、「あいの風」は富山からの高山本線、高岡からの氷見・城端線への場合(逆も可)という事になります。


青春18きっぷで「IR」「あいの風」両社をまたぐことはできませんので注意願います



    

(※2)あいの風とやま鉄道線の「高岡~富山」間については、西富山以遠(婦中鵜坂方面)と氷見線・城端線の駅(高岡駅除く)とを移動する際に普通列車の普通車自由席に乗車して通過利用する場合に限り、利用できます。(高岡駅、富山駅に限り途中下車できますが、その他のあいの風とやま鉄道線の駅では下車できません。)「高岡~富山」以外の区間を乗車した場合(当該区間内の両端の2駅を除く駅で下車した場合、当該区間を越えてあいの風とやま鉄道線を乗車した場合など)は、別に全乗車区 間に対する運賃等が必要です。また、〔あいの風ライナー〕をご利用になる場合は、別にライナー券が必要です。



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例1:西富山駅から富山駅・高岡駅を経由して城端線城端駅へ向かう場合

   ①西富山駅~城端駅まで下車せず利用する場合
   ⇒富山~高岡間のあいの風とやま鉄道線の運賃は不要です。

   ②西富山駅から小杉駅で途中下車して城端駅まで利用する場合
   ⇒富山~小杉間と小杉~高岡間のあいの風とやま鉄道線の運賃が必要です。

例2:西金沢駅から高岡駅を経由して城端駅へ向かう場合

   ⇒金沢~高岡間のIRいしかわ鉄道線およびあいの風とやま鉄道線の運賃が必要です。



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あいの風にすればJRとお客様を思ってのサービス、間違われてトラブルになってはたまりません、駅にもしっかり告知が出ています。



ずるがしこい方は「!」感じられたと思いますが、金沢からIRとあいの風に乗って富山で途中下車する時『どちらから来られました?』と聞かれたら『金沢からです』と言うと金沢~富山間の運賃1290円を求められることになりますが、例えば『氷見からで~す、途中下車です』と言えばOKという事になります。
でも立派なキセルですから注意してくださいね。


ただ、同じく金沢から乗車して高岡で氷見又は城端線や富山で高山線へ乗換、各線の駅で下車する場合どうなのでしょうね。切符の説明文だけではわかりにくいので悪意がなくても行ってしまいがちですし、そもそも下車する駅がJRですからね、スルーになってしまう気もしますが・・・。

旅慣れた皆様、自己責任でお願いします。



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それでは、楽しいご旅行を。。。(^_-)-☆



では、また  😸


Posted at 2023/07/22 18:07:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 猫列車で行こう | 旅行/地域
2023年07月09日 イイね!

高岡古城公園のC11、大井川鉄道に行く

高岡古城公園のC11、大井川鉄道に行く













1969年昭和44年から古城公園体育館横に展示されていたC11217号機が、大井川鉄道へ譲渡されることになりました。

市民には降ってわいたような話で、7日金曜のYahoo!newsが最初でした。
そして翌日8日の朝刊でみんなの知るとこになった訳です。

確かに公園の体育館の側でひっそり展示されているより、再生の場を与えられたのは喜ばしい事なのかもしれません。





55年余り雪国での展示とはいえ、車体を覆う屋根のおかげもありそこそこ程度がいいとの事。


もう一度火が入りその雄姿が見られるのかと期待は膨らんだのですが、どうやら今大井川を走っている190号機227号機と製造番号が近く部品の融通が利きやすいので高岡の217号機を有効に使う、


要はドナー機関車というのが現実のようです。
ただ丸々一両がドーナーとしていくのは初めての事のようです。



この217号機が高岡での現役時代は小6~中1でしたので構内や氷見・城端線や北陸本線でも富山まで客車をひいて走っていた姿は記憶にあります。そして展示されてからは運転室へ乗車もできて子供たちの人気者でした。



今日はその頃を偲び旅立つC11217をカメラに収めてきたのでご覧ください。







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おなかをのぞくとなかに葉っぱの切符があるではありませんか・・・。
きっと公園の動物たちをのせて走っていたんでしょう。







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機関士の姿が見えた気がした・・・。






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淡い光を浴びて・・・







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森の中を汽車は旅立っていきました。






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さようなら そしてありがとう C11217 
















では  また   😸

Posted at 2023/07/09 19:43:53 | コメント(4) | トラックバック(0) | 紅ステーション | ニュース

プロフィール

「@けろさん そうです、入れません。だから(爆)つけておきました😸
富山港線の末期のようにキハ120なら良いのでしょうが、地鉄の運転士さんどうされるやら🤔」
何シテル?   08/04 07:10
 こんにちわ、紅の猫です=^_^=  逆わらしべ長者もどきでゴルフ5GTIからスプラッシュへ乗り換えたのを機に「みんカラ」をはじめて10年あまり。 シテ...
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