ほぼ毎年この時期に、大学時代からの友人とどこかに初詣を兼ねて出掛けるのが恒例行事に
なっています^^
今年は、どこにしようかと迷いながらも選んだのが「亀戸天神」です。
理由はまだ行った事がない神社だったからですが・・・
今話題の富岡八幡宮もちらっと頭をよぎりましたが、さすがに縁起がということで。

赤い太鼓橋。 菅原道真公を祭神としている神社だそうです。
この赤い太鼓橋は3つ掛けられており、大宰府天満宮に倣い作られているそうで、過去、今、未来と「3世一念の理」を表しているとの事。境内には菅原道真にちなんで梅の木が植えられています。
そして、ここに来たらという事で、

本所、松坂にある吉良邸跡へ。
討ち入りの後、幕府に没収の憂き目にあい、その後家が立ち並ぶようになって、その面影が失われつつある時に、(昭和9年)有志が集まりこの土地(29.5坪)を購入し東京市に寄付した事で公園として屋敷の土地の一部が残されています。
今は、墨田区の管轄のようですが・・・

正門から

裏門まで歩いてみましたが、約2550坪あったとされ、大きな屋敷であった事がうかがえます。

吉良邸を米屋を営みながら、監視していた「前原伊助」宅も表門から目と鼻の先にあった事は様々な書籍から知っていましたが、こんなに近くであったとは・・・実際に歩いてみないと判らないものです。

その後回向院へお参りへ。
このお寺には有名な盗賊、鼠小僧次郎吉のお墓があるのです。
どうも、お墓の石を削りそれをお財布に入れておくと金運が良くなるのだとか・・・
僕達は気が引けて削りませんでしたが。

という事で、今はこんな状態になってしまっていました。
回向院というお寺は明暦の大火(通称 振袖火事)で江戸の庶民が10万人以上亡くなった未曾有の火事の時に無縁、有縁者を弔う為に出来たお寺で、遊女や刑死者、安政の大地震、関東大震災、太平戦争時の東京大空襲で無くなった方から動物等までありとあらゆる生命が埋葬供養されているお寺なのです。
南千住にも回向院というお寺がありますが、僕が訪れた方の回向院の住職が常行堂を建て埋葬したのが始まりで、南千住の方は小塚原の刑場の場所から小塚原回向院と呼ばれています。
小塚原の回向院の方が歴史的に著名な方々が埋葬されています(※安政の大獄で捕らえられた政治的思想犯としての彼らは伝馬町の牢で処刑された後、ここに埋葬されています)
中々ディープな初詣プラスαな一日でした^^;
Posted at 2018/01/07 23:01:13 | |
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