1987年にスズキ・アルトワークス、ダイハツ・ミラターボTRXXに対抗して発売したモデル。
しかし、ライバルがメーカー自主規制上限64馬力なのに対し、ミニカは旧来のキャブ・ターボ50馬力で、当時は軽自動車の性能進化が激しかったとはいえ、出遅れた感じは否めず、モデル末期の喚起にはならずに残念ながらマイナー車種として終わってしまい、今は希少なモデルとなっている。
このモデルが販売された当時、私は中学1年生であったが、これを見たとき私は小学校の時に見た香港映画「大福星」(MY LUCKY STARS・1985年)で、冒頭でいきなりジャッキー・チェンがステアリングを握り、日本の道をこのミニカ・エコノで爆走するシーンを思い出し、興奮した。
(ネット上から画像を拝借)
当時はミニカ・エコノは発売されたばかりの新型で、エアロ付のモデルは存在しなかったが映画に出てきたこのミニカはカッコイイエアロを纏い、しかもインチアップまでされており、街中で見かける野暮ったいノーマルに比べ、非常にカッコイイと思ったものだ。
恐らく、三菱で用意した映画用スペシャルモデルであろう。
(ネット上から画像を拝借)
一度だけ、33万で売っていたこれに出会った事があった。1994年の事だから、6年落ち。
程度は抜群に良く、維持も容易だったろう。商用4ナンバーでしかも燃費もいい。
加速も結構良かった。ビギナーの車好きには最適なモデルだった。
でも、買わなかった。
理由??それは非常に変な理由だった。
「軽に乗ってると女にモテないから」(は?)
今思うと非常に馬鹿な理由だ。しかもそれを理由にして画像のミニカの後ろにチラっと写る
さらにオンナ受けの悪い車、ドマイナーなコルディア4WD!
しかも程度極悪のゴミ買って現金30万円捨ててるんだから訳わからん(大汗
このミニカZEOを最初に買っておけば、短大の時のクルマ借金地獄は無かったろうに・・・(涙
まあ、その地獄を散々味わったから今の自分がある訳で・・・・。
たま~~~~に、自分の人生を振り返って恥ずかしくなる時がある。この時もその一つだ。
今の嫁さんは車に興味は全く無い。でもクルマ馬鹿な私と12年も付き合っている。
その前に付き合おうと思った女は、私が好きではなく私の乗ってる86が好きなだけだった。
人生、そんなもんである。
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乗りたかった車 | クルマ
Posted at
2012/07/12 00:12:43