私が1993年~94年に乗っていた車。
CMは当時、三菱がスポンサーをしていた映画「ゴジラ」の曲を起用している。
品のいいCMだが、これだけドハデな運転をモデルみたいな女性が運転しているのが今見ると訳わかめだが、まあ、いいでしょ。
なかなか乗り易く、クーペハッチバック型ながらもリアシートが広く、トランクもハッチゲートで便利でカッコイイ車だった。(主観)
パートタイム直結4駆でありながらもハンドリングは意外と鋭く、後に発売されたギャランVR-4、ランサーGSR4WDよりも良かったと思った。
ライバルのフルタイム化されたレオーネRXⅡ・4WDターボより、はるかに走り易かったと記憶している。
トランスミッションは、4X2スーパーシフトというまた特殊なもので、三菱初のFF車、初代ミラージュから搭載されていた。1~4速、Hi/Loで、これを駆使すれば8速になり、クロスミッションとしても使えたが、横で乗ってる人が2本のシフトをガシャガシャ弄りながら必死で峠を攻める姿は異様に見えたそうだ。
・・・まあ、感想としては「普通に5速でいいじゃん」と思ってはいたが・・・・。
因みにライバルのレオーネRXⅡ・4WDは、さらに対抗したつもりか、5X2の10速で、またこれが壊れやすかったそうだ。。。
オーディオは、新車当時のオプションのダイヤトーン製の豪華カーステレオが装着されていたが、壊れていた。
というより、不可思議だったのは、オーディオにもラジオが付いて、さらにダッシュボードにも別途AM/FMラジオ・・・両方使えた。
しかも、今では当然の「1DIN」とか規格品ではなく、無理やり感たっぷりにセンターコンソールに付いていた。
隙間だらけで適当感バリバリだが、こんな無様な状態で「ディーラーオプション」と聞いてドン引きした。
壊れた後は、ランサーフィオーレの1DINサイズ純正カーステをダッシュボード内のラジオ部分に付けた。スピーカーは10年落ちの80年代初頭のスピーカーというのはひ弱で、何個も解体車両から社外品を取り換えてはコーンが破け、交換しての繰り返しで、結局、満足いくスピーカに巡り合えなかった記憶がある。
周囲からはドマイナー過ぎて何の車なのか理解されなかった。三菱車が多い函館でも極めてレアな車で、初期型~最終型迄全て含めて私のを入れて5台しか見たことが無かった。
当時バイトしていた三菱が主力の解体屋でも、入ったのは私の壊れた奴だけだった。
学校で停めてても皆S13、EP71、AE86、AE92、GX71と大きいアルミにシャコタンの車が並ぶ中・・・・見たことが無い赤い艶が消えたさつまいもみたいな車高の高い変な車が・・・・。(汗)
買ったものが程度極悪、フリーメンテ車だったのでわずか10か月でトランスミッション・エンジンのメタル損傷でご臨終。
まあ、前オーナーの後部事故修理跡のサビが酷く、内装水没して、トランク床でコケが生えていたので修理しても・・・という感じでしたが。
後に調べたら、末期の1987年には全国で1ケタしか売れていなかった(汗)
ミニカーはダイヤペットが三菱から贈答品として依頼されて作られたもの。スケール1/28と変わったスケールだが、大きく立派でよく出来ていた。
エンブレムは当時付けていたもので、スリーダイヤとMITSUBISHIロゴは当時の国内仕様は「MMC」で好きじゃ無かったので、取っ払って、解体屋にあった輸出仕様エンブレムをゲット!
・・・今となってはMMCはレアなんですが・・・・。
Posted at 2011/07/18 11:16:59 | |
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