tarepa　ＲＳのブログ一覧

まだ、採用決定連絡は無いですが、面接の時に約束したクレーン資格自主取得の準備をば・・・・。

今の会社に適した資格は持ってはいますが、設備管理の仕事って、無いんですよね・・・・・・。

結局、思ったのは、就職に有利だからガンガン資格取れとは言うけど、次の職場がその資格を求めていなければ、意味が無い。
つまり、今、就いている職に拘ると、再就職先は無い、若しくは現在居住地を放棄して引越し。

私は今後は単なる「一従業員」ではなく「その道のプロ」を目指したいので、必要な資格をガンガン取って行きます。
（３６歳のオッサンが何を今更・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。。。。）

今私の会社が請け負っている某大手メーカーの工場が東北に移転します。

うちら請負には関係無い話なので、仕事が無くなります。

今日、面接行ってきます。

今迄、私は車好きなのに自動車業界に勤めようと思ってませんでした。

１５年前に富士重工で期間工員をやった際も終了手前で正社員に誘われましたが断りました。

何故かといいますと、うちの父は自動車整備士でした。

かつては独立し、家一軒持ち、血統書付の犬を飼い、裕福でした。

ですが私の生まれた年に倒産。破産し、カメラすら無く、私の赤ちゃんの頃の写真はありません。

以後、うちは超貧乏で、元々裕福に育ってきた姉と価値観も全く異なり、家族同士でいがみ合い、狭い長屋の部屋をダンボールやべニア、家具で仕切って、まるでインターネットカフェみたいな家で毎日個別に暮し、荒んだ生活を送ってきました。

故に、車好き・・・というより、絵本を買うお金も無かったので、父の会社で使っていた整備マニュアルが絵本代わりでした。
玩具も安いトミカしか買えず、必然的に車好きになりましたが、父は、そんな私を見る度に「クルマの仕事だけはやるな」と云ってきました。

私は毎日酔っ払って暴れる父を真底嫌っていたので父の言う事なんか聞いた訳ではないですが、車屋さんにはならない。そう思ってました。

免許取って、ポンコツのコルディア4ＷＤを自力で買って、トラブった時、たまたま近くにあった古い自動車工場。ここが行きつけになりました。

そこでは「そんなぐらい、場所貸すから自分でやれ！」という言うスタンスの店で厳しかったですが、おかげで、どうしても分からない所は教えてくれたり、怖い整備士でしたが大好きで、休みの度に行ってました。

色々ドジや失言で怒らせたりしましたが、散々怒った後に「怒ったら腹減った！畜生！飯いくぞ」と行きつけの食堂行くのが定番でした。

地元・函館を出る時、そこの整備士でお別れ会を開いてくれました。

そこで「お前、整備士になるんだよな？」と云われ

「いや・・・他人の車に責任持てないし・・・やめときます」と言ったら、その整備士の笑顔は真顔になりました。

そして一言「そうか・・・・残念だな。まあテメェの道はテメェで決めるもんだ！まあ呑めや！」と肩を強くバンと叩いて呑み始めましたが、あんな悲しそうな顔するのは初めて見たので驚きました。


これから行く面接先は自動車業界です。
採用されるかどうか解りませんが、これからは自動車業界で頑張ろうと思います。