
このところ、平日はおろか休日まで仕事漬けで、車に乗る機会が無い・・・
と言うことでネタに困り、早くもお奨めコミック紹介第2弾!
今回紹介するのは「ジャジャ」(サンデーGX連載中)。
イタリアンバイクショップを営む滝沢レナと、その仲間たちが繰り広げるコメディタッチの漫画。イタリアの旧車をこよなく愛し、美学を感じてこだわり続けるレナと、「バイクは速くてナンボ」が信条の宮城がかみ合わずに起こす騒動に周りがいつも巻き込まれる・・・というのが毎度のパターンなのですが、随所に散りばめられている作者のバイクや車に対するこだわりがすごい。この作者であるえのあきら氏は元ホンダのデザイナー出身で、かつてはエロ漫画を主に描いていたという経歴の持ち主なのですが、ハンパじゃない知識は初代カーマガジンX編集長の牧野氏と論戦を交わすことが出来るほど。
ドゥカティ、モト・グッツィ、ベスパに代表されるようにイタリアンバイクはどれも個性的で、「日本メーカーが急成長して、世界のほとんどのメーカーが競争に敗れてツブれていった中で、生き残って売り上げを伸ばしているメーカーって、苦しい時期もかたくなに、自分たちのイメージとポリシーを守り抜いたトコロばかりなのよ」というレナのセリフに凄く共感を覚えました。私自身「スポーツカーのホンダ」から「RVのホンダ」に様変わりしていく姿に失望してホンダ車から決別してスバルに乗り換えた口ですから・・・
にしても、「ヘルシング」を描いている平野耕太氏といい、エロ漫画出身といっても一概にバカに出来んよなあ、としみじみ思う今日この頃です。
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Posted at
2005/02/27 10:12:26