
10月9日に毛無峠へ行ってきました。
お友達が過去に行かれたブログを見て、7月に行った天空の池と同じく毛無峠も是非とも訪れたかった場所。
来週あたりに行くつもりでしたがまた台風がやってくるし、天気予報を見て急遽行くことを決めました。
朝7時に自宅を出発。北陸道・上信越道を走って小布施PAのスマートICで高速を降りると高山村へ向かいました。
また、毛無峠を訪れる際には林道湯沢線も走りたいと思ってました。
しかし工事のため以前から通行止め。予定では9月30日までのハズだったのに高山村のHPを見ても情報が更新されていません。
今回は諦めて県道112号線で毛無峠に向かうつもりでしたが、向かうルートにちょうど高山村役場があったので立ち寄って確認することにしました。

なかなか立派で味がある建物です。
玄関を入るといきなり職員さんと出くわしたので林道のことを尋ねてみたところ、奥にある建設水道課まで案内されてしまい少し緊張しちゃう私(^_^;)
そして担当の職員さんから「林道湯沢線ですね。ご利用いただけますよ」ですと!
「マジっすか!?」
いやー、立ち寄ってみて良かった♪
というわけで、行きはめでたく林道湯沢線を走ることにしました。
r112に案内標識が無いため、林道湯沢線の入口が分かりづらいです。
役場でもらった簡単な地図とナビ画面を見ながら、ここか?と脇道へ進入すると…

正解でした♪

しかし起点からこのゲートまではフツーの村道みたくてちょっと迷いやすいかも。
ゲートは半分だけ開いてました。どうやらこれは防獣柵みたいです。
ではレッツゴー!

少し進むと最近まで道を塞いでいたと思われる通行止めのバリカーが。

で、更に進むと再び林道の起点看板があります。
どっちが本当なんでしょう?

スタート付近は舗装してある箇所もあります。

鬱蒼とした感じはなく気持ちイイ♪

途中、深い砂利の場所もありますがジムニーなら全く大丈夫。

林道湯沢線での撮影ポイントとなっている閻魔橋。
以前は真っ赤だったらしいが現在は茶色です。

標高が上がるにつれて紅葉が深まっていきます。

あ、ジムニーを残して撮ればよかった…

落ち葉が振動を和らげてくれます。

ん?

ヘタな文章なんかよりも写真だけを見てもらったほうが…

もうすぐ林道の終点です。
実は林道終点手前から毛無峠まではドラレコの動画で紹介するつもりでしたが、帰路でまさかのカードエラー表示が!
帰宅後パソコンにセットしても読み込めず、先日のETCスピーカーに続いて今度はSDカードも逝ってしまいました(泣)

てなわけで、ついに毛無峠に到着!
この先は群馬県ですが通行止め、といってもチェーンを持ち上げて侵入するバイクやMTBのライダーもいるみたいですが…

標高1823m
アチャーとダンベの国境とありますが、前者が長野の方言、後者が群馬の方言らしいです。

強風と霧が発生しやすい毛無峠ですが、こんなイイ天気に恵まれて幸せ♪

まるでカタログ写真みたい?

そして毛無峠を象徴する建造物といえばこの鉄塔です。
いったい何の鉄塔かといえば…

毛無峠から眼下に見えるのが小串硫黄鉱山跡。
1929年採掘開始-1971年閉山
年間2万㌧の硫黄を採掘し、最盛期にはこの場所に人口2千人の人々が暮らしていた。
その集落には学校や病院、商店などもあったそうです。
しかし1937年に大規模な地滑りが発生し245名もの方が犠牲となっている…
残された鉄塔は鉱山から製品を須坂市まで運ぶために使われていた索道だったのです。

などと書いている私は、恥ずかしながら毛無峠のことを調べるまではこの小串硫黄鉱山の存在を知りませんでした。
こんな場所にそんな歴史があったとは…
ジムニーは私の人生において、走ること以外にも貴重な何かを与えてくれています。

小串鉱山跡には徒歩で行くことができます。
当然その気でやってきた私でしたが、やはり遠い…
往復の歩きと探索を考えると2時間は費やしてしまうことでしょう。
途中で諦めて引き返したのでありました。

人によっては全くつまらない場所かもしれません。
観光地ではないので売店も無ければトイレもありません。
何も無いのではなくて、自分で何かを見つけ、何かを感じる場所に思えます。
そんなに数多くの峠を訪れたわけではありませんが、私にはこの毛無峠が今まで訪れた峠の中でいちばん印象に残るものとなりました。

では、名残惜しいですが毛無峠をあとにします。

左が林道湯沢線の終点です。帰りはr112上信スカイラインを走ります。

九十九折れ箇所もありますが快適な舗装路です。

おっ、アレはもしかして?

これが有名な1本松カーブです。
他にクルマが来ないようですので記念撮影しました♪

帰りは高速道を使わず、ひたすら一般道を走りました。
夕日がキレイだったよ♪
走行距離350キロ
つたないブログを最後まで読んでいただきありがとうございました(^-^)/
おしまい
Posted at 2014/10/11 02:14:47 | |
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