
「なぜ山に登りたがるのか?」 「そこに山があるから」
峠も同じ? てなわけで、久しぶりの連休となったので隣県の峠めぐりをしてきました(^-^)
こんな梅雨の時期に?なのですが、天気予報では晴れか曇りとラッキー♪
今年はなぜか晴れ男なんですよ~☆
朝8時半頃に自宅を出発。
富山ICまで高速道を使い、R41を南下します。
途中、オドメーターが55555のゾロ目になりました。

岐阜県に入るとR41からR471へ。

道の駅 奥飛騨温泉郷上宝でしばし休憩。

R471はここで右折します。

平湯に到着。R158に入り、まずは安房峠を目指します。

例年11月中旬から5月中旬は冬期通行止めです。

現在は安房峠道路(安房トンネル)が利用されているため、旧道を走るのは一部の物好きなヤツのみ? 昔はこの狭くて離合困難な道を大型バスやトラックが走ってたんですよ(@_@)

一瞬、ここが安房峠か?と惑わされる看板。 でも展望はこちらのほうが良いです。

ここが安房峠。 標高は1790m、岐阜県と長野県の県境になります。
昔はこの右側に峠茶屋があったのだが今は何もない。

自分以外に誰もいないので峠独占状態です(^_^;)
見かけたクルマは僕のあとに到着した一台のみ。

長野県側へ下る途中、道路上を猿軍団がウロついてました。

他の猿たちが姿を隠すなか、こいつだけはじっとこちらを睨んでた。

長野県側のヘアピンカーブにはナンバーが設置されてます。

こんな感じでヘアピンカーブの連続。

ヘアピンカーブは道幅が広くなってます。(全部ではないが…)
こうしないと大型バスやトラックは曲がれないし、離合も不可能だったでしょう。

岐阜県側よりも長野県側がハードでした。

酷道区間が終わり、ここを右折。
左折側は上高地へ向かう釜トンネル。マイカーは乗り入れ出来ません。

梓湖の奈良渡ダムを渡ったところで右折してr26へ入ります。

次に目指すは野麦峠です。

r26というよりも野麦街道と言ったほうがわかりやすいですね。

r26からr39へ。 旧野麦街道の一部が当時のまま今でも残ってます。

ここから野麦峠までの約1.3kmです。ちょっと歩いてみたい気もします。

メジャーな峠に向かう道路だけに、しっかりと整備されてます。

もっと険道っぽいのかと思ってました。

野麦峠に到着です。 標高は1672m。
安房峠で岐阜県から長野県に入り、この野麦峠で長野県から岐阜県に戻ります。

先程の旧街道を歩くとここに出るみたいです。

「あゝ野麦峠」実は小説を読んだことも映画を観たこともありません(^_^;)

わかりづらいですが木柱に野麦峠と書かれています。
遠くに見えるのは乗鞍岳でしょうか。

では岐阜県側に下っていきます。 カーブ標識がリアルに描かれております。

いい天気に恵まれました♪

野麦の館という施設の隣に趣のある廃校らしき建物がありました。

r39からR361へ。 高根第1ダムです。

道の駅 飛騨たかね工房に到着。
実は当初ここで車中泊するつもりでしたが時刻はまだ午後3時半。
いくらなんでも早過ぎるし、山の中なので近くに食料を調達できる店や食堂もありません。
なので予定を変更して先へ進みます。

道の駅 ひだ朝日村に到着。 先程の飛騨たかね工房から距離にして十数キロ。
駐車場は広いですが、近くに民家があるし、道の駅にちびっ子広場やマレットゴルフ広場などがあって地元民のたまり場的な感じがしてなんだかしっくりこない。
どっちみち時刻的に早いので更に先へ進むしかありません。

R361はやがて美女街道なるニックネームがつきます。
これは楽しみな街道だわ♪

ところが…飛騨ふるさとトンネルを抜けると、そこに待っていたのは大雨。
ナビも裏道やら商店街といった変な道をルート案内するし!

R41沿いにある道の駅 アルプ飛騨古川に到着。
R41は交通量が多いので、夜はトラックなどで騒がしいのではないかと気懸かりでしたが、明日のルートを考えるともうココしかありません。
駐車場を下見すると奥のほうにいかにも車中泊用的なスペースがあったので決定。
コンビニでビールにつまみ、晩飯を買ってきて飲みだせばもう動けません。
でも暇でした(^_^;) 明日に備えて早めに就寝しようと寝床づくり。
リヤシートの座面とヘッドレストは予め外して自宅に置いてきました。

で、こないだのアルミロールマットを敷いて新たに購入したアストロプロダクツのエアーマット♪
ところが掛け布団代わりに持ってくるハズだったフリースのブランケットを積み忘れてた!
まあ、ここなら山の中じゃないし大丈夫だろう…
(ちなみにエアーマットの画像も撮り忘れてたので帰宅後に撮影しました)
夜も更けてくると大型トラックがどんどんやってきました。
エンジンかけっぱなしなのが多いのでやはり喧しかったです。
一般車も十数台いました。なかにはコンロを持ち出してビール飲みながら調理してる兵も居ましたがオートキャンプ場じゃないんだから如何なものかと…
では寝ます。おやすみなさい… zzz
寒っ!… zzz
寒っ!… zzz
寒っ!… zzz
寒っ!
ほぼ1時間おきに目が覚めてしまう状態。
3時半過ぎで再び寝ることを諦めて歯磨き&洗顔、寝床の撤収を開始。

まだ薄暗い4時半に出発しました。

R41からR471へ。R472との重複区間です。
酷道マニアには有名な串刺しおにぎりセットですが、ここは酷道区間ではありません。

R360へ。 そう次に目指すのは天生(あもう)峠なのです。

と、その前にR471の撮影スポット発見!
国道471号線を語っているブログなどで殆ど必ずと言っていいほど見かける撮影場所です。
このR360から富山県のR156の区間が最強酷道区間なのです。
おにぎりの向きがズレちゃってます!直してください。

でもこのR360だって酷道なんですよ。 大雨のときの通行止めゲートを通過します。

やたらとR360のおにぎりが立ってるのは、国道と信じてもらうためでしょうか?

こんな早朝から酷道を走って峠を目指す自分って…

山岳酷道です。

天生峠に到着。 標高は1290mです。
この先R360は白川郷へと向かいます。

下りの途中で展望ポイントがありました。

あの山が…

この山です(^_^;)

ここもヘアピンカーブが連続します。 しかも高低差が大きいのです。

頭文字Dっぽく撮ってみよう。

カウンターあてた感じにしとくんだったなー(^_^;)

白川郷側のゲート通過。

R360から少し入った場所にある展望台から眺めた白川郷です。

ここに着いてもまだ早い時刻なので観光客はいません。
お店なんかも開いてませんが…

帰りはR156を走り、井波に立ち寄って古い町並みを散策。
その後、砺波からR359で富山へと向かい、スーパー農道で黒部へ。
全走行距離410km(うち高速道30km)
以上、長々と失礼いたしました。
ジムニー、車検に出しま~す(^-^)/