ST185純正クロスミッション流用
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今回交換するギヤ、ベアリング、シンクロ達です。
ST185ラリーの純正クロスを流用するのですが、4速がローギヤ
すぎるのと5速があまりにも離れすぎのため4速、5速をカムリプロミネント用で1~3速を185ラリー用を組み合わせる事でクロスミッションの完成です。しかし今回さらにファイナルを4.5に変更するので悩んだ末、長距離移動や燃費、最高速を考えると5速をノーマルギヤにする事でオールマイティーに(ミニサーキットから大きいサーキットでも)使えると思います、気にいらんかったらまたプロミネントギヤ組め
ばいいやみたいな感じです、5速は簡単に交換できますし、、、。
ギヤ比
ST185ノーマル ST185ラリー 純正クロスミッション流用
1速3,384→ 1速3,230→ 1速3,230
2速1,913→ 2速2,142→ 2速2,142
3速1,333→ 3速1,518→ 3速1,518
4速0,972→ 4速1、258→ 4速1,028
5速0,731→ 5速0,731→ 5速0,820→0,731
ファイナル4,285 ← ファイナル4,5
これでランエボ、インプ達にギヤ比ファイナルで水を空けられる事は無いと思います。
大きなサーキットを走らないのであれば1速~4速をST185ラリーで5速にカムリ プロミネントの方がさらにクロスして良いのかな~とも思います?
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まず5速30mmロックナットのかしめをタガネで解き外します、次にシフトフォークのボルトを外し取り外します、写真に写っている専用プーラーにてフィフスドリブンギヤ(右側)とクラッチハブ№3を取り外します。
その下にベアリングリテーナーがトルクスT45でとまっているので外しベアリング、シフトフォークのスナップリングを外しセレクトレバーを取り外すとケースが外れます。
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ケースが外れたら中のアウトプットシャフトのギヤをプレスで抜いていきます。
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ギヤを抜いたシャフトに今回使用するギヤを圧入していきます。
インプットシャフトはST185ラリー用を使用するので同様にギヤを圧入します。
ギヤとギヤのクリアランスをシックネスゲージにて基準値に入っているかしっかり確認していきます。
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インプットシャフトからクラッチ側へ行く所のシールを交換します、シリンドリカルローラーベアリングを抜かないと交換できないので面倒ですがバラした際にはこのシールは必ず交換しないと後で漏れてくると大変ですので要交換です。
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ギヤの組み付け完了です、上がアウトプットシャフトでファイナルギヤに繋がっていて、下がインプットシャフトでクラッチ側になります。
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ファイナルギヤ、インプット、アウトプットシャフト、シフトフォークなどを組みつけて行きます。
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これで後はケースや5速ギヤを取り付けて完成です。
部品点数が多く構造も複雑で特殊工具も必要ですが素人でもなんとか組み込みできました、今回はミッションを解読しブラックボックス化を回避できたので壊れた時に多大な出費をせず修理する事が出来るようになった事が一番の収穫です、早く搭載して走ってみたいです^^
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