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Coptic_Lightのブログ一覧

2018年07月22日 イイね!

第14回 道の駅いたこ 珍しい車の夏祭り

第14回 道の駅いたこ 珍しい車の夏祭り茨城県潮来市の道の駅で毎年開催されている「珍しい車の夏祭り」

今年は7月14日から3日間でした。そのうちの最終日16日に行ってきました!

「潮来」と書いて「いたこ」と読みます。同市にある「セキネネオングループ」がコレクションする車を展示した、いわば町おこし的なイベントでしょうか。

古今東西の様々な車がずらっと並んだ光景は大迫力でしたね。


まずいきなり目に入るのが、世界に2台しかない超貴重なゲンバラ!

トライアンフ・スタッグに

歴代メルセデスSL







スーパーカーのお歴々





テスタロッサと512TRが並んでいます!



ポルシェも。356~現行911 GT3と並んでいます。











カレラGTなんてモナコか六本木にでも行かないと見かけることすらないような(笑)

日本車勢も。NSXに2000GTにLFAに…











クラシックカーも。フォードT型に、



MGやライレー、ロールス・ロイスにBMW、それにダットサンも。













BMW 502のこの魅惑的なリアスタイル!

たくさんの車が結構脈絡なく並んでいたりもしますが、これも楽しい(笑)





「日本一速い男」が操っていた車!

このE36 BMWは国内ツーリングカー選手権に参戦していた車だそうです。へこみが生々しいですね。

なお開催3日間のうち15日には、池沢早人師さんのトークショーやサイン会もあり、そちらにぜひ行ってみたかったのですが…残念ながら予定が折り合わず。

サーキットの狼の作者、池沢早人師氏…今所有しているのは2台、追加するなら

なかなか楽しい話があったようです。

とはいえ、最終日に足を運んでラッキーだったのが、お開きにあたり車を移動させる場面に立ち会えたこと。爆音を轟かせスーパーカーが自走する姿は圧巻でした!





ミウラはエンジン始動せず…しかしスタッフの皆さんは冷静に押していました。


暑さを吹き飛ばす勢いの熱いイベントでした!
とはいえ、次はもう少し涼しいと良いのですが(笑)
Posted at 2018/07/22 17:03:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 展示会 | クルマ
2018年07月12日 イイね!

池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM

池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM茨城県神栖市にある「池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM」、先週末に行ってきました!

「サーキットの狼」の作者、池沢さとし(現:早人師)さんが名誉館長を務めるスーパーカーミュージアムです。

館内はまさにスーパーカーでいっぱい。その多くが、サーキットの狼にまつわるクルマです。

ランボルギーニ・ミウラ




カウンタック



スタッフの方のご厚意により、運転席に座ることができました!
…自分には1メートルも動かせる気がしませんでした(笑)

マセラティ・カムシン


デトマソ・パンテーラ


BMW 3.0 CSL

ホモロゲーション取得のためわずか1,000台ほどのみ生産された貴重なモデル。しかもこれは、さらに稀少な英国仕様右ハンドルです。

車幅が1,730mmで、私のF55MINIと同じ…今の車は大きくなったというのは本当ですね(笑)

展示されているクルマは、多くが走行可能、いやそれどころかサーキットでの走行会に参加することもあるとのことです。驚きます。まさにサーキットの狼!

しかも雨で!

もちろんフェラーリも。
ディーノ

308

512BB




ランチア・ストラトス

小さいのに迫力というかオーラが凄い。

英国版レプリカのホークリッジHF2000も展示車にあるのですが、整備中のため今は非展示。残念…

サーキットの狼といえば、これでしょうね。ロータス・ヨーロッパ

主人公、風吹裕矢の車。


それからポルシェ・カレラRS

主人公最大のライバル、早瀬佐近の愛車…ってWikipediaに書いてありました。実は私は「サーキットの狼」を読んだことがありません(汗)

それでも大いに楽しめました!

スーパーカーだけではありません。
メルセデスのエレガントなクーペ、280SE 3.5

美しいジャガー。XK120

そしてEタイプ V12


日本車もあります。
プリンス・スカイラインS54B&ハコスカ




ぷちプリンスコーナーもあり、R381用のエンジンが展示されていました。


トヨタ200GTのボンドカー仕様。

この車は、なんと事故車をベースに修復を進め、オープンへと改造したそうです!


マツダ・コスモスポーツも。これもオープン仕様に改造されています。


日野コンテッサ

トヨタスポーツ800

スバル360

なんだかホッとします(笑)

悪魔のZ!って作品が違う(爆)

色も違う(笑)







このミュージアムはとても綺麗で、しかも光が良く入り明るい。自動車博物館といえば薄暗いところも多いのですが、ここはそんなことがなくとても快適でした。空調もバッチリ。スタッフの方々もとても親切。入館料(大人800円)は格安だと思います。クルマだけではなく、コミック関連の展示ももちろんあります。


なお、開館日は土日祝日です。平日はやっていません。茨城県の神栖という場所はアクセスがイマイチかと思いますが…機会があればぜひ足を運んでみたらいかがでしょうか。茨城の新名所です!
Posted at 2018/07/12 06:55:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 博物館 | クルマ
2018年06月18日 イイね!

MINI Cooper S LCIモデルに試乗!

MINI Cooper S LCIモデルに試乗!先週、ディーラーで行なったヘッドライトリング交換ですが、作業の待ち時間で新型モデルをじっくり見ることができただけでなく、試乗もさせて頂きました!









まず最新MINI最大のウリ(笑)、ユニオンジャックテール!
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とても綺麗なのは間違いありません。これが純正とは大したもの。これだけ派手で凝ったデザインはほかにないでしょう。
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ウインカーもLED化され、横一文字にキレ良く光ります。
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ただし、縦一直線の細いブレーキランプは正直微妙。まるでハイマウントストップランプが縦に並んでいるように見えます。

ちなみにアメリカ仕様はウインカー部分もブレーキランプになっていて、T字に光ります。アメリカらしく、ウインカーとブレーキが兼用という。

まぁ個人的には、旧型のこれ↓のほうが好みですねぇ。自分の車です(笑)負け惜しみじゃないです(爆)
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フロントも派手です。この大きな丸いデイライトとウインカー。デイライトはずいぶん輝度が高く目立ちます。それ以上に、それがそのまま反転して光るウインカーのインパクトは絶大。同じ反転方式でも、VWやアウディのように控えめにはやっていません。
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攻めのデザインです。この目ヂカラはハンパない。
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もう少し控えめでもいいんじゃないかと思います(笑)

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さて、試乗車はガソリンのCooper Sです。今回のマイナーチェンジ(LCI)で標準装備が増えたのもありますが、試乗車の装備も充実していました。ドライビングモードはもちろん、ヘッドアップディスプレイやパドルシフトも。

その装備をまず見てみました。

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少し前からの変更も含めナビや燃料計、ドライビングモードスイッチの場所などが変更されています。

ステアリングのマルチファンクションスイッチも標準装備化が進められているのは良いですね。あれは必須だと思います。
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ナビはタッチパネルになり画面も大幅変更。自車アイコンがMINIなのはいいのですが(笑)、かなりポップになった画面デザインは正直あまり好みではありません。しかしナビ「拡大」「縮小」のスイッチ方向が、普通に「右に回して拡大」「左で縮小」に変更されたのはうらやましい。これ、なぜ前期型では逆なんでしょうか?
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ドライビングモードスイッチはシフトノブ根元のロータリースイッチからインパネのトグルスイッチに場所変更。これは、今までのほうが良かったと思います。シフトノブからそのまま手をおろせばアクセスできますから。
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なお、この移設で場所を追われたヘッドアップディスプレイのスイッチは、メニューからたどることに。この場所もちょっとわかりずらいです。

そのヘッドアップディスプレイですが、MINIの購入を検討されている方は、できればつけた方が良いですよ!これはとっても素晴らしい。さほど多くの情報が出るわけではないのですが、特に簡易ナビの表示が読み取りやすく、非常に便利です。なにより、格納/展開時の動作がカッコイイ(笑)
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その他、アームレストも標準で付くようになりました。ただしそのアームレストは今までのものと少し違うようで、開けてもタータンチェックの内張りがありません。

ガソリンモデルに新たに採用された7速DCT(のレバー)。なんだか羊羹みたいですが…

操作感はなかなか良かったですね。BMWに準ずる形になったわけです。この形式にありがちな曖昧さはなく、カチカチと節度感があります。ボタンスイッチ式のパーキングは、個人的には嫌いですが…

なおロック解除ボタンはレバー右側(左手親指の位置)にあり、ちゃんと右ハンドル用に最適化されています。左ハンドルではこれが左側にあります。

で、やっと走りの話。と、いきなり結論になってしまいますが、走らせていてもっとも感心したのは、そのDCTのスムーズさです。ショックがまるでなく、ちょっと大げさに言えば、まるでCVTのよう。もちろんそこに違和感なんてありません。パドルシフトで少し遊んでみましたが、まるでゲームのようにスムーズでした…

ただし、ディーゼルは6速ATのままです。ドイツ仕様ではCooper Dで7速DCTが、Cooper SDでも8速ATが選べるのに、日本仕様ディーゼルが6速ATなのはなぜなのでしょうね?耐久性でしょうか?あのアイシン製ATもとても乗りやすく良いのですが。

走りそのものも、Cooper Sだけに悪いはずはありません。このガソリンエンジンはスムーズに回り、とても気持ちよい。ただディーゼルにも、エンジン回転を上げずとも速度が乗ってゆく面白さがあります。新型のディーゼルモデルにもいずれ乗る機会があれば良いですね。

なお、前期型と比べてマフラーからの音が勇ましくなったようです。スポーツモードでなくてもスポーツな感じ。前方のエンジンはかなり静かなので、ちょっと感覚が狂います。まるでリアエンジンだと錯覚しそう(笑)

乗り心地。試乗車は18インチホイールを履いていましたが、その割に乗り心地がずいぶん良いのも意外でした。少なくとも、以前試乗したCooper SD Seven(17インチ)で感じた乗り心地の悪さはありません。脚周りも熟成されたのでしょう。





ほかの展示車も少し。

こちらの新しいブルーはCooperです。Cooperでもナビが標準になりました。

廃止になったディープブルーと比べ、この新しいスターライトブルーは同じ紺系でもかなり明るめです。これはこれで好みです。



こちらはオレンジのCooper S。上にあげた前後ランプの写真はこの車です。

同じく廃止のボルカニックオレンジとの入れ替わり、ソラリスオレンジ。鮮やかで、まるでフルーツのよう。これはちょっと気恥ずかしいかな。



最新型は、やはりあらゆるところがアップデートされています。細かいところで気になるところはあるにせよ、やはり最新型は良いですね!
Posted at 2018/06/18 23:37:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | MINI | 日記
2018年05月23日 イイね!

ライコウさんでコーディング!

ライコウさんでコーディング!先週末、横浜のライコウさんに行ってきました。去年の暮れにできたばかりの新店舗です。







お目当てはコーディング!


デイライト、3ターンシグナルの回数変更(5回に)、それからフロントフォグランプへのコーナリングランプ機能追加をやって頂きました。

特にデイライトは、一昨年の10月にようやく国内でも認可され、その後F系MINIに標準装備化されました。私の車では無効化されていて、ずっと欲しかった機能です。それにしても認可が遅いですよ。もっと早ければ私の車にも設定されていたのに(笑)

詳細はそれぞれ整備手帳に書いてみました。写真をクリック(タップ)すれば各ページに飛びます。

【デイライト】


【3ターンシグナルの回数変更(5回)】


【フロントフォグランプへのコーナリングランプ機能追加】


作業費用は、一項目あたり3,000円です。なお、ディーラーでプログラムバージョンアップを実施しコーディングがリセットされてしまった場合でも、ライコウさんでは無料で対応(再設定)していただけるとのことです。

今回、ライコウ横浜さんに行ってみて、対応がとても親切でフレンドリーなのが嬉しかったですね。もちろん、去年に行った彦根も同様でしたが。お店の中もとても清潔で、この手の専門ショップにありがちな入りにくさや気難しさ、雑然とした感じはまったくありませんでした。綺麗に片付いているって素晴らしいです。また、私からもいろいろ質問や要望があったのですが、スタッフの方からそれに丁寧に答えていただけました。勉強になります・・・


茨城に住む私でも2時間あれば到着する場所にライコウさんが新店舗を作ってくれたのは、とてもありがたいです。お店は、第三京浜の港北ICまたは首都高の新横浜出入口からすぐ。ただしお店のサイトにもありますが、店舗までの数百メートルの道が非常に狭く、注意が必要です。

それから、

こんなかっこいいキーホルダーも買いました。これで800円!そうは見えない高品質感!

また行ってみたいお店です。
Posted at 2018/05/23 23:10:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月16日 イイね!

新型ポロに乗ってみました!それからデミオも

新型ポロに乗ってみました!それからデミオも先日、ちょっと時間があったので、遅ればせながら新型フォルクスワーゲン・ポロを見てきました。








私はかつて4代目ゴルフに乗っていました。

フォルクスワーゲンは今も気になるメーカーです。運転が本当に楽しいんですよね…

見に行った先は4代目ゴルフを買ったディーラー。思えば、ここには新型モデルが出るたびに試乗に行っている気がします(笑)

なかでも5年近く前に試乗した現行7代目ゴルフには、相当な衝撃を受けましたね。

新型ポロ、まずそのデザイン。すでに去年の東京モーターショーで見てきましたが、その凝りに凝ったプレスラインには改めて圧倒されます。小さい車なのに。コストが優先されるはずの小型量産車でなぜこれだけのことができるのか、不思議ですらあります。4代目ゴルフの頃からフォルクスワーゲンは外装品質にこだわり出しましたが、そのこだわりは「ここまできたか」という感じ。

板金屋さん泣かせです(笑)

直線や台形で構成されたリアランプ。

テールランプ(ポジション)はコの字パターン。ブレーキランプはその内側部分。バルブ式ですが、一見LEDのようにも見えます。一番下はウインカーとリアフォグ(左側はバックランプ)。幾何学的でユニークな光り方です。

ヘッドライトを囲むように細く光っているのは、デイライト。こちらはLEDです。

このデイライトはフロントウインカー兼用で、ウインカーを出すと下の部分がオレンジに点滅し他の部分は消灯します。前後ランプの光らせ方、見え方にもこだわっています。

直線基調のインパネ。

目新しい感じはしませんが、見やすくスイッチ類も操作しやすいですね。特に高級なわけでもなく布や革を貼っているわけでもないのですが、決して安っぽい感じはしません。こういう黒一色の内装って、素材を吟味しないととたんにショボくなるものですが、そんなことは微塵も感じません。うまいものです。

内装といえば、シフトノブ周り。

左ハンドル仕様とは左右反転され、アイドリングストップスイッチが運転席側に来ています。右ハンドルに最適化!左側に残ったままのゴルフから改善されています!アイドリングストップをとっさにオフにしたいときなど、これなら押しやすいでしょう。

気になったところとしては…

アクセルとブレーキペダル。位置は良いのですが、ブレーキペダルが手前過ぎてアクセルとの段差が大きいと感じました。踏み間違い防止のためでしょうか?まぁこれは慣れでしょうね。それよりドアミラーが妙に小さいのはなぜでしょう…デザイン?空力優先?上下に薄く、これはちょっといかがなものかと。

それからトランク下のスペアタイヤルーム。タイヤの代わりにパンク修理キットが入っていますが、ちょっとこれは…もっと片付け方にもこだわってしてほしい(笑)

エンジンは1リッターの3気筒ガソリン。と、それを聞いて「えー?」という反応が良くあるそうです。乗れば納得して頂けます!と営業さんは胸を張っていましたが、まぁその通りでしたね…これはのちほど。それよりも、この殺風景なエンジンルーム。申し訳程度のカバーとつっかい棒式のエンジンフード。見栄え良くこだわったところと、そうでないところの落差が結構あります(笑)

試乗です。

まずエンジンをかけての静かなアイドリングに驚きます。振動も少ない。車を出すと、極低速のスムーズさにまた驚く。7速DSG(DCT)にギクシャク感はありません。以前試乗したゴルフ6はかなりギクシャクしていたのですが。

スピードが乗っても相変わらず静かで洗練されていて、なんというか、少し前の2リッター6気筒?という感じ。実際はその半分。これ本当に1リッター3気筒?少々混乱します。スペックで言えばたったの95馬力。ワーゲンってこんなによかったっけ?正直、スペックだのシリンダーの数や排気量だの気にするのがバカバカしくなりました。先入観というか、思い込みのようなものを持っていたら見事にぶちこわされるのは必至です。「車は乗らなきゃ分からない」

褒めてばかりもアレなので。走行面で気になったのはアイドリングストップからの復帰。ワンテンポ遅れます。ちょっとこれは慣れでどうにかという感じでもありません。右折待ちや渋滞時はアイドリングストップをオフでしょうね。それから加速は「必要充分」というところでしょう。何も不都合はなくスムーズですが、逆にスポーティな盛り上がりや刺激は一切なく、パワー感は物足りない。それを求めるなら今後出るであろうGTIなどでしょうか。

営業さん曰く、新型ポロは引く手あまただそうです。このサイズ(ゴルフ4と同等)には需要が多いと。確かに、大いに売れると思います。

過去にゴルフを1台買っただけで、見込み客ですらない私にきちんと対応してくれたディーラーには感謝。

こちらは現行ゴルフ7.5のデモカーですが、正直、見た目の立派さは新型ポロも負けていません。というより兄貴分を食ってしまっている感すらあります。

新型ポロ、いやぁ良い車でした。でも良すぎて、ちょっとかわいげがありませんよこれ(笑)

で、我らが日本メーカーの同クラスコンパクトカーはどれほどなのか。それを思うと複雑な気持ちになったのも事実です。これに対抗できるモデルはあるのでしょうか。価格面でいっても、今や日本車も随分高くなりました。それ以前に、新型ポロには価格以上の魅力が…


と、ウダウダ考えつつ次に向かったのは弟のすみか。彼の家で所用を済ませる必要があったので。彼は現行アクセラに乗っています。

あれ?アクセラが小さくなった?(笑)

聞くと彼の車は一年点検中。代車がこのデミオ1.3ガソリン、Lパッケージ。代車というより、ほぼおろしたての新車!素晴らしいサービスです。おかげで、じっくり観察し少しですが乗ることが出来ました。図らずも、さっき乗ったばかりの新型ポロとの比較と相成りました。いやぁありがたい。

さてどうでしょう?以下、私が思ったまま、正直に書きます。

まず車内の広さはポロの圧勝。ホイールベースを長く取ったポロはスペース効率が良いですね。デミオは明らかに前席優先で、後席はかなり狭く、乗り降りにも難あり。

でもその内装自体はとっても良い。このデミオLパッケージの内装は非常に魅力的です。この白いトリムと赤いシート、どうでしょう。質感もデザインもグッド。高級感を無理に狙った感じもなければ安っぽい印象もなく、なんというかサジ加減がうまい。正直、感心しました。

マツダは外観だけではなく内装デザインでもレベルを上げてきましたね。直線基調のポロ内装と比べ、曲線で構成されたデミオの内装のほうが視覚的にもおもしろさを感じます。

このインパネに比べるとポロはずいぶん事務的です。本国仕様のような内装のカラーバリエーションやトリムのオプションが日本向けにもあれば、また違うのでしょうけど。

エアコン吹き出し口の処理など、アクセラより良いくらいです。今のマツダは装備や質感をクラスごとに差別せず、むしろ逆転させることすらありますね。下克上あっぱれ。下位クラスは露骨にショボくするメーカーもあるなか、マツダは良心的です。

それからドラポジの適切さ。これについてはマツダもしきりにアピールしていますが、確かにその通りです。先に書いた「前席優先」は、後席にあまり人を乗せないのならこの点でむしろ長所に転じます。マツダのこのこだわりと割り切りは素晴らしい。この車なら、よほどのことがない限りペダルの踏み間違いなんて起きないでしょう!

そういや、デミオはオルガン式アクセルペダルを採用した数少ないBセグハッチバックです。他にはMINIくらいしかないはず。踏みやすさや長時間運転時の疲労の少なさなど、オルガン式アクセルペダルにははっきりとしたメリットがあります。コスト面ではデメリットばかりでしょうけど、それでも採用するマツダはたいしたものです。ユーザー側から見たデメリットは、ゴミがたまりやすいことくらいでは?

ただし、デミオの魅力的な運転席からはボンネットが見えません。そのせいで見切りがあまり良くないのが残念。

走りについて。これはポロの勝ちです。

静かさ、スムーズさ、乗り心地いずれも。これはデミオがダメなのではなくポロが良すぎる。いやパワー感についてはデミオが上でしょう。しかし、「もっと大きな車に乗っているかのような感覚」これは正直、ポロにはだいぶ及びません。これは相手が悪かった…でも、両手でハンドルを握って背筋を伸ばしてきっちり走る楽しさはデミオでも得られます。

最後にデミオの圧勝ポイント。この360°ビューカメラです。

これ、凄いです…

車を俯瞰してモニターする装備は随分前からありましたが、このクラスでここまでのものは初じゃないですか?見えないところのモニタリングはもちろん、駐車スペースに振られた番号まで読み取ってモニターに表示します。路肩に寄せようと思ったら路肩を表示します。こりゃ普通に便利で安全。直近のマイナーチェンジで他のモデル含め追加された装備だと記憶していますが、これも立派な「安全装備」と言えると思います。正直言ってうらやましい(汗) 
悔しいのであえてケチをつけるなら、こんなものに頼ってモニターばかり見ていたら本末転倒!(爆)


今回、偶然にも同じ日に最新のポロとデミオに乗ることができました。まず分かったのはフォルクスワーゲン最新コンパクトカーの進歩です。これ、はっきり言って我が日本のトップメーカーは危機感を覚えなきゃヤバイ。「神は細部に宿る」なんていう言葉がありますが、「細部にこだわっても客にはどうせわかんねーよ」とばかり手を抜いたり、「日本は○○だから~」とかなんとかいって妥協した設計の車(に限りませんね)が我が国には多いのではないでしょうか?こんなことで更にガラパゴス化が進めば、我彼の差は広がってしまうでしょう。それで良いはずがありません。

それでも、マツダは対等に、がっぷり四つに組んで勝負していることも分かりました。やる気とこだわりがひしひしと感じられます。これはとても嬉しいことです。ポロとデミオ、方向性も個性も違いますが同じBセグコンパクト。車造りに「こだわり」がどれほど大切かよくわかります。日本のユーザーももっと贅沢に、目を肥やして車を選ぶべきだと思います。
Posted at 2018/04/16 23:35:18 | コメント(4) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

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