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2019年10月05日 イイね!

オートモビルカウンシル2019 - その2(イギリス車編)

 オートモビルカウンシル2019 - その2(イギリス車編) 春に開催された、千葉幕張メッセでの「オートモビルカウンシル」



イギリス車です。
相変わらず、旧いイギリス車は実に魅力的です。人の温もりを感じる。



== マクラーレン ==
720S Spider(2019年)
といいつつ最新のマクラーレン(爆)

マクラーレン・オートモーティブ・アジアつまりメーカーによる出展です。このメーカーはオートモビル・カウンシル第一回にも登場し、マクラーレンF1を展示していました↓



このテールパイプを見たらどんなアホでも煽ろうとは思わんでしょう(笑)

近づいてよく見てみたい、とは思うでしょうね。

MP4-12C(2013年)
こちらはマクラーレン・オートモーティブ創立後最初のモデルですか。シンプルなかっこよさがあります。

そういや「C」ってなんのことだったっけ?と思って調べたらカーボンでした。

それにしても、マクラーレンというメーカーは本当にたいしたものです。

いわゆるスーパーカーブランドとしてはまだ10年ほど、いわば新参なのに、もうフェラーリやランボルギーニと並ぶ地位を得ている。富裕層向けのビジネスが、一体何をどうやったらそんなに上手くいくのか…優れた車と優れた経営ってことですかね(汗)

== ジャガー ==
Eタイプ DHC(1963年)
美しいEタイプ。

シリーズⅠですね。やはりこの初期型は上品ですなぁ…「DHC」ってのがイイですね(笑)

「Auto Roman」からの出展。

マークⅡ 3.8(1964年)

マークⅡです。驚くほど小さい。なのにすごい存在感。

小さいも何も、我が国でいう5ナンバーサイズですからね。

マークIIのエンジンは3つ。この3.8が最上級。他に3.4、そして2.4。いずれも直列6気筒DOHC。

ジャガーとは、クラシカルなデザインと豪華な内装の古風な車…などではなく、常に先進的な高性能車であり続けてきたのです。

この美しく磨かれた直列6気筒を見よ!

== アストンマーティン ==
アストンアストンアストン!
ヴァンキッシュ(2004年)

ボンドカーがたくさん!

V12!

ヴァンテージ(2008年)

V8!

DB9(2006年)

えっと…これもV12ですね(汗)
以上「MOTOR Logic Company」による出展です。

== ロールス・ロイス ==
シルヴァーシャドウⅡ(1979年)

「ガレージイガラシ」から。黒とマルーンの非常に美しいツートンカラー。

こういう塗り方をしたシルヴァーシャドウって初めて見ました。素晴らしいセンスです。
まるで、かつての昭和天皇御料車のよう。
【メルセデス・ベンツ 770】


シルヴァークラウドⅡ(1959年)

こちらはクラウド。

このガンメタリックと銀もきわめて上品。ロールス・ロイスって、こういう地味なカラーのほうがそれらしいと思います。

== アルヴィス ==
今回、英国製高級車の雄であり常連の「ワクイミュージアム」は不参加。しかし、すごいのが出ていました。アルヴィスです。

見てくださいこれ。まさに本物のヴィンテージカー。

アルヴィス…かつて存在した、イギリスを代表する高級車ブランド。いまでいうなら、ベントレーとアストンマーティンの中間的なポジションでしょうか?
技術的にもレベルが高く、前輪駆動やシンクロメッシュなどこのメーカーは先駆けて採用していたとか。しかし乗用車の生産は1967年で終了。

それを、いまこの時代に「継続生産」させるという。名付けてコンティニュエーション・シリーズ。

いやはや、これはもう立派な文化事業でしょう。さすがです…そして我が国では「明治産業」が正規代理店になり日本で展開するという。明治産業は歴史ある商社で、かつてアルヴィス車の代理店もやっていたんだそうです。

コンティニュエーション・シリーズのラインナップは、戦前型「4.3リッター」と、戦後型の「3リッター」の2シリーズ。

4.3リッターシリーズは3つのボディ。当時のお約束で、ボディはコーチビルダーが造っていました。しかも、それぞれ違うビルダーが。

まずこれはヴァンデンプラ・ツアラー(1937年)


そして最初の白い車がランスフィールド・コンシールド・フード(1937年、展示車は3.5リッターエンジン搭載モデル)

なお展示車はコンティニュエーション・シリーズによる再生産車ではなく、当時の車をイギリスでフルレストアした車両とのこと。で、これがまるで新車のよう、というかどうみても新車、もはや新車。イギリスの自動車産業って凄いなぁ(汗)

3つめはベルテッリ・スポーツサルーンという非常に魅力的なモデルなのですが、残念ながらそちらは展示なし。

なんかブガッティみたいだ…


ひとことで「戦前型」とか言ってみても、このボディですからね。これを今の路上で走らせたらさぞかし目立つでしょう。「ルパンの車?」みたいに言われるかも知れませんが(爆)

そして、どちらも非常に大きく見えますが、実際には全長4.8mちょっと。今やそれより大きい車はいくらでもあるわけです。しかし、この迫力に勝てるものは少ないでしょう。

エンジンルームにはハンマーが(汗)

車内は木と革に囲まれ、じつに豪華です。しかし、当時の車ならではの独立したフェンダーまたは広いサイドステップに車幅を食われており、スペース自体は非常に狭くなっています。

シートなんて、ご覧の通り前方に向けてすぼまっています。

戦後、フェンダーがボディと一体化しサイドステップも無くなったのは、まぁ歴史の必然というヤツか。

あぁ、失われた1930年代!

こちらは3リッターシリーズのひとつ、グラバー・スーパークーペ

スイスのコーチビルダー「グラバー」によるクーペです。実にエレガントですね!イタリア車的な雰囲気も感じます。

展示車もレストア車両ですが、4.3リッターシリーズとは違い、イイカンジで古さを醸し出しています。

3リットルシリーズも全3モデル。ほかに「グラバー・スーパーカブリオレ」と「パークウォード・ドロップヘッドクーペ」があるそうです。

こちらは1965年のパークウォード・サルーン

縦に並んだ丸目四灯、細長いリアランプ。繊細だが威厳のあるスタイリング。これのオープントップ版が、先ほど書いた「パークウォード・ドロップヘッドクーペ」ということのようです。

アルヴィス…ゲイリー・オールドマン主演のイギリス映画「裏切りのサーカス」でも印象的に使われていました。元スパイだった学校教師が愛車にし、「世界最高だ」と教え子に語り、ステアリングを握らせ運転を教える…

それにしても、この素晴らしいプロポーションを見よ!

まさにGTそのものと言えましょう!

なんだか口調がおかしくなってきたのでこのへんでw

イギリス車編の最後はコチラ。

オースティン・セブン(1928年)

この車は、6年前に亡くなった小林彰太郎さんの愛車。そう、ここは「カーグラフィック」ブースです。

小林さん小学生のときの日記。頭の良さがにじみでてますね…

「リンコルン」???

Lincoln、リンカーンのことです!
あぁ、失われた昭和!

←次回はイタリア・フランス車などまとめてアップします。
Posted at 2019/10/05 02:00:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 展示会 | クルマ
2019年09月21日 イイね!

オートモビルカウンシル2019 - その1(ドイツ車編)

 オートモビルカウンシル2019 - その1(ドイツ車編) 毎年恒例、千葉幕張メッセでの「オートモビルカウンシル」
今年2019は春、4月5日〜7日開催でした。もちろん行ってきました。ブログにしようと思っていたのですが、だらだらしていたらずいぶん遅くなりました。すみません…ともかくアップします。

このイベントは回を重ねるごとに内容が充実しています。展示車の濃さはもちろんのこと、今年は「見せ方」にも力が入れられていました。


オートモビルカウンシル2018
オートモビルカウンシル2017
オートモビルカウンシル2016

今回は軽食をとる場所も設けられ、休憩場所をあちこちに、しかも良い場所に確保するなど、アメニティ的な面は東京モーターショーよりずっと良くなっています。

まずはドイツ車から。

== メルセデス・ベンツ ==
600 プルマン(1969年)

今年はヤナセが参加していました。で、いきなりのこの偉容!会場に入りさっそく圧倒されてしまいます。

ヤナセが運営する「ヤナセ クラシックカーセンター」でレストア中の車だそうです。このプルマンも「お客様預り車両」と表示されていました。

威風堂々としながらとても優雅で上品です。一説によると、この車を驚異に感じたロールス・ロイスは、当時開発していたシルヴァー・シャドウの発表を前倒ししラインナップの近代化を急いだとか。

600のデザイナーは、フランス人のポール・ブラック。
画家、彫刻家でもあるマルチな人物。30歳そこそこでこの重厚かつ優雅なデザインをものにしています。縦目時代のメルセデス各車のデザイナーです。

そして良いデザインのためなら、若造だろうと外国人だろうとかわまず採用し形にするのが、このメーカーです…

600(1972年)

こちらの青い普通の600(って普通ってのもなんですが)は、故・梁瀬次郎氏の所有車だったそうです。ということは、かつてカーグラフィック誌の小林彰太郎氏が、完成したばかりの東名高速道路を「東京から浜名湖まで259kmを1時間45分で」安全に快適に走ることができたとして記事にした車そのものなわけです。

「日本でもアウトバーンは実現可能である」(ただし、それ相応の車があれば)という主張を、身をもって記事にした小林さんのようなモータージャーナリストは、今や皆無ですね…

300SE(1963年)

この300SE(LWB)も「お客様預り」のレストア中車両。吉田茂元首相の所有車。

この車、現在の所有者は吉田元首相の孫である麻生太郎副総理のはず。ということは「お客様」って麻生さんのこと?ヤナセのスタッフに聞けば良かったのでしょうが怖くて聞けませんでした(爆)

しかし、「たかが車」なのに数十年の時の流れと変化を一気に感じます。それだけの背景があるというのはすごいことです。そして、それらを大切に保存しようするヤナセもたいしたものだと思います。

190E(1989年)

レストアベース。この時代のベンツの中では、もっとも好きな車です。ずっと前ですが、左ハンドルの190E 2.6スポーツラインをドライブする機会がありました。今の感覚からすればずいぶん小さく、車内も狭い。足元なんて大きな靴を履いているとハマッてしまうくらい。

なのに安定感は抜群。パワーがあり重厚。まるでスポーツカーのようによく曲がる。「小ベンツ」なんてバカにできる代物ではない。あの大きなステアリングの感触、今だに覚えています。

500SL(1991年)

女性的で繊細なスタイルだった先代から大胆にフルモデルチェンジしたR129。登場したときはかなりの衝撃でした。

ファブリックシートのチェック模様は引き継いでいますね。当時はヤボと批判もされていたかと。確かにちょっと…黒革シートのほうが精悍で良いかも(汗)

しかしこのスムーズなエアロボディは今も通用すると思います。理詰めなのにエモーショナル。

300SL(1957年)

「シルバースター」展示のガルウィング300SLです。

この見事に仕上げられた名車は、去年はこうでした↓

「レストア中とのことで、完成したらぜひ見てみたい」と去年は書きましたが、このショップはその思いを叶えてくれた。

それにしても本当に素晴しい車ですね。

X-Class 250d(2018年)
いきなり年代が飛びます。MOTOR Logic Companyから最新型Xクラスです。

日産ナヴァラの兄弟車(派生車)ですが、外観はちゃんとメルセデス風です。日産が国内でナヴァラを売らない以上、これを国内正規導入しても良いのでは?

数は出なくても、話題にはなるでしょう。

== BMW ==

BMW専門店シンプルオートから。

700 cabrio(1963年)

この車、初めて見ました…ぼんやりしていると見過ごしそうな、超めずらしい車が普通に置いてある。このショーの醍醐味です!

かのバブルカー、イセッタの流れをくむ小型車。水平対向2気筒エンジンをリアに積む。戦後BMWを立て直したヒット車です。

この車は成功したものの、BMWは後継車を用意せず、以降は高級車メーカーとして歩みを進めます。

== ポルシェ ==
Speedster(1989年)

「PLANEX CARS」から、あっと驚く真っ赤なポルシェが!

この右ハンドルのスピードスターの元オーナーは、かの生沢徹!

元はイギリス仕様で、国内でメーターをkm/hに替えているとのこと。

いやあ迫力があります。ただでさえレアな車なのに、生沢徹の元所有車というね。

会場でも大注目でした。わたしも、海外からの観光客に写真を頼まれました(笑)

== フォルクスワーゲン ==
ゴルフ CLi(1991年)& ジェッタ Ci(1989年)

「スピニングガレージ」から、味のある2台を。

こちらの紺色ゴルフはMTです。しかも低走行の極上車…欲しい…

こちらの白いジェッタも、ゴルフほどではありませんがとても綺麗です。大切に乗られてきたことがうかがえます。

三角窓のある初期型では、右ハンドルでもワイパーが左用のままでした。これはこれで味があると思いませんか?

ステアリングにスイッチ類など、後期型とはかなり違いがあります。

トランク。ジェッタをはじめゴルフ派生のセダンモデルでは、まずそのトランクの広さが紹介されていたかと。本当に広大ですコレ。

巨大なスピーカーやリアウィンドウのステッカーは'80年代感覚満載です。「MADE IN WEST GERMANY」…西ドイツはもうありません、ドイツは統一しました!

Type 1(1952年)

ヤナセに戻ります。このバルーンで保護された初期型ビートルは、日本国内第一号車だそうです。

当時のフォルクスワーゲン社トップだったハインリヒ・ノルトホフ博士は、日本を訪れ自ら日本に売り込みを掛けた。その際に持ち込んだ4台のVW車のうちの1台がこの車。ヤナセとの関係もここから始まったとのこと。

車を売るために、トップみずからそこまでやっていたのですね。ビートルは独裁者の負の遺産にはならず、世界中で受け入れられました。そこにはそれだけの努力があったということでしょう。

ドイツが自動車大国であり続ける理由の一端を垣間見た気がします。

←次回はイギリス車をアップします。
Posted at 2019/09/21 23:04:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 展示会 | クルマ
2019年08月14日 イイね!

新型BMW X5 悪質煽りの件

新型BMW X5 悪質煽りの件


話題沸騰中のこのニュース…




最低の話です。まず犯人画像。チンピラそのものという感じの男はともかく、ガラケー女のほうは被害車両に立ちふさがり進路を塞いでいるわけで、手慣れた印象を持ちます。こいつら以前からの常習者でしょう。

なぜこんな奴らが新型X5を乗り回せたのか?試乗車との報道ですが、BMWに限らず、輸入車は長期間試乗車貸し出しサービス(モニターキャンペーン)をよくやってます。犯人は三週間程度借りていたそうですから、その辺を悪用したのだと思います。

もちろん単に貸すのでなく、使い勝手や走り、どこへ行くのに使いましたか?的なレポを書いてもらいディーラーとしては販促に繋げるわけですが、犯人は
「走りが最高!煽りやすい!煽り倒す喜び!」
とかレポしたんですかね…

くだらん冗談はともかく、ディーラーの責任も問われるでしょう。私は犯人は反社の人間だろうと思っていますが、もし実際そうならディーラーはそれが分からなかったのか?または承知で車を貸したのか?少なくともそこの事実関係だけはハッキリさせてもらう必要がある。

ディーラーだけではなくメーカー(BMWジャパン)も。ヘンな連中に車を貸してしまったことについて、上からの拡販要求がディーラーにプレッシャーを与えていたことが一因だとしたら、販売ノルマが無理すぎるんじゃないかと。ただでさえ登録済み未使用車いわゆる新古車が増えているといいますし(って自分もそれを買ったw

死者重傷者が出ていないだけでも不幸中の幸い。しかし、これで新型X5の社会的イメージは地に堕ちました。このザマです↓


コンプライアンスって重要ですよ。

===== 8月19日 追記 =====
昨日、犯人というか容疑者が無事に逮捕されました。
奴は自分の車をBMWディーラーに修理に出し、その代車として新型X5を借りていたとのこと。そして約束の期限が来ても返さず借りパク状態で全国煽り運転行脚をしていたと…

いやはや、呆れ果てます。
ディーラーも被害者でしょう。車も壊されているし、損害賠償を請求すべき。

そして奴は一生、運転免許取得不可で。現在そういう法令はありませんが、新設したっていいと思います。馬鹿どもに車を与えるな!(笑)
===================
Posted at 2019/08/14 10:18:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | BMW | 日記
2019年04月01日 イイね!

祝!新元号「令和」

祝!新元号「令和」発表されましたね、新元号「令和」!

私のところの職場ではわざわざ大型モニタを持ち出してNHKを中継。仕事もそこそこにみんな注目していました。

新元号、意外なほど良いと思います。言葉の響きも良いし。元号なのにモダンな感じもします。ラノベあたりで使われそうな、どこか「厨二」っぽさも感じませんか?(褒めてます)自分だけかな(笑)

それでいて「昭和」も感じさせる。意図的?と語っていた同僚がいましたが、それもあるかもしれません。ごく簡単な2文字なのにいろいろなイメージが湧く。

また、初めて日本の古典から取ったということで話題の万葉集。ここも、なかなか意味深だと思います。万葉集が作られた時代、西暦7〜8世紀の日本は、大陸方面からの脅威に強く晒されていました。国が潰されるというプレッシャーのもと、日本は乏しい国力にも関わらず防衛を充実させ、なんとか持ち堪えたのです。「白村江の戦い」などの時代です。

今の世界情勢と重なるところがあると思います。

ともかく、経済にしろ文化にしろ大いに盛り上がる時代にしたいものですね!

Posted at 2019/04/01 21:10:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニュース | ニュース
2019年02月25日 イイね!

日産グローバル本社ギャラリーに行ってきました。だがしかし…

日産グローバル本社ギャラリーに行ってきました。だがしかし…先日、横浜の日産グローバル本社ギャラリー、久しぶりに行ってきました。1年半ほどぶりでしょうか。


いままでのブログ同様、展示車両を上げていこうと思うのですが…




施設内の照明は暗く、展示車種も少なく、スタッフの皆さんの表情までなんだか暗い。雰囲気がどんよりしています。のっけからネガティブですみません。しかし率直な印象です。一番の問題は、前回行ったときと展示車が代わり映えしていないこと!

いったいどうしちゃったのでしょうか。って、どうしたもこうしたもないですね。いまの日産をとりまく状況(ゴタゴタ)がここまで波及していることがありありと伝わります。

展示スペースの一等地が、このとおりガランドウ!

なんか置けよ!!!(キレタ)

お客と車がじかに触れる場で、これは残念です。日産は大きな会社だけに、問題を起こしたり勢いをなくしたりすると末端まですぐ波及するんですね。生産や販売現場への影響も容易に想像できます。

とはいえせっかくですので、見てきた車をアップします。まず1990年代の2台。

1992年式 フェアレディZコンバーチブル

平成元年登場の4代目フェアレディZ、そのコンバーチブルモデル。

2代目以来のオープントップです。まずこの外観が良い。

内装も良いですね。凝ったデザインのシートなんて特に!

スムーズなリア周り。他になかなかないスタイリングです。実に魅力的。幌を上げたときの状態も見てみたいですね。

1998年式 スカイラインGT-R オーテックバージョン

R33、なつかしいですね。先代R32の名声に押され、現役時代はあまり評判が良くない…いや、不当なまでに叩かれたモデルでした。しかし改めて見るととても魅力的。少なくとも「肥大化」「カマボコみたい」とかなんとか陰口を叩くべき車ではないと思います。

そしてこれはオーテックによる40周年記念モデル。ハコスカ以来の4ドアGT-R、400台ほどしか造られていません。

サイズについては、肥大化と言いますが、標準モデルで車幅1,720mm。
私のMINIより細身なんですが…(笑)
このGT-Rでも、ほんの1,780mmに過ぎません。今のゴルフより細身です。

4ドアボディの単なる流用ではなく、GT-Rらしいブリスターフェンダーを4ドアで再現するために、リアドアやリアフェンダーは専用設計だそうです。

あえてリアスポイラーは付けない。渋い!

現行車。さて、ここからが問題です。

フーガ
いまさらですが、日産はこの車、2代目フーガをもう10年近く造り続けています。フルモデルチェンジは一体いつ?

セドリックやグロリアの流れを汲む、日産の高級セダン。放置はやめていただきたい。

外観には、もはや新鮮味などまったくありません。1.5世代くらい旧い印象です。


内装は、もっと旧い印象。4代目シーマ(F50)のイメージをうまく引き継いでいると言えるのかも知れませんが、もうすぐ2度目の東京オリンピックです。新たな提案があってしかるべきだと思います。

F50シーマ↑は2001年登場ですよ?

スカイライン

これはこれで素晴らしい車なのでしょうけれど、上級移行を重ね、今や車格的にライバルはメルセデスのCやBMWの3やアウディのA4になりました。それらと比べ、現行スカイラインにはどれだけのアドバンテージがあるのでしょうか?

価格面を無視している?いや、近くのBMW正規ディーラーには、程度が良く魅力的な値札をつけた認定中古車が並んでいます。私ならそちらを選びます。


内装。フーガ同様、旧いです。インテリアパネルがテカりすぎです。

GT-R NISMO & Premium edition

2台のGT-R。

NISMOは左ハンドルの輸出仕様。

こちらは華やかなオレンジのPremium Editionです。

エンジンブロックに貼られた製造担当者のネームプレート!AMGみたいです。

今まで気がつかなかったのですが、35のGT-Rって左右ハンドルでセンターコンソール周りを造り分けていないんですね。

いや、細かいスイッチなどは入れ替えていますが、シフトノブやサイドブレーキ周りは共通です。

サイドブレーキレバーがドライバー側に来る右ハンドルが「正」かと思いきや…
実際にレバーを操作してみると左手が赤丸のところに当たる。シフトノブもそうですが、左が優先されているようです。

リーフ

フルモデルチェンジしたリーフですが、内外装の装備や質感はかなり落ちています。はっきり言って。

象徴的なのはメーターパネルです。先代の液晶デジタルメーターは非常に印象的だったのに、現行は普通のアナログ式。

先代リーフ↑

それだけではなく、最先端のEVにもかかわらず、内装照明にいまだに白熱球バルブ(豆球)を使っている。どうして?LEDを使わないのはなぜでしょうか。

ルームランプなんて、昭和の時代からこんな感じじゃありませんでしたっけ?

リアライセンスランプもLEDではありません。ディーラーオプションで替えろ(あるのかは分かりませんが)、もしくはユーザーで好きにしてくれ、ということでしょうか。

つぎいきます。

エルグランド

高級ミニバンとして一時代を築いたエルグランドですが、今やその立場はすっかりトヨタに奪われてしまいました。2代目以降、北米向けクエストの兄弟車として命脈を保ってきたものの、北米ミニバン市場の壊滅に伴い既にクエストは販売終了。

フルモデルチェンジはせず、このまま現行で廃止と思われます。

INFINITI QX80

母国日本でいつまで経っても展開されないINFINITI、その最上級SUVです。

日本だとどうでしょうかね?並行屋さんなどでは扱っているのでしょうか。

小山のように大きいのですが、乗り込んでみると見晴らしの良さだけでなく見切りも非常に良い。幅は2メートルなのですが。

狭い道でも、鼻先さえ突っ込んでしまえば、あとは左ハンドルであることを活かして左にべったり寄っていればなんとかなりそう。

すみません、投げやりで(汗)


内装のこの時計は気に入りました(笑)

ボンネットを開ける。ダンパー式のボンネットはここまでしか上がりません。これ以上だとよほどのノッポでないと手が届くなるから、という配慮でしょうか。

前後灯火類もLEDでシームレスに光り、とても綺麗。

実はこの車、ちょっと気に入ってしまったのですが…

びっくりしたのはリアウインカー。バンパー最下部、本当に下の部分が点滅します。

アメリカ仕様でよくあるブレーキ兼用ウインカーを、その他仕向地向けにムリヤリ改修した結果かと思いきや、アメリカ仕様でも同様のようです。YouTubeで調べました(笑)
もうちょっと何とかならなかったのかな?

フェアレディZ Heritage Edition

現行Zは大好きです。やっぱりZはイイ!

この特別仕様車、欲しい!

剛性感のあるクラッチペダル、ドンピシャな位置のシフトノブ。イイ車です。


やたらと過去を懐かしがり「昔は良かった」連呼はイヤなんですよね。だってそうでしょう、昔より今が良くなくてどうします?

社会的状況は別にして、日産には声を大にして言いたい。
旧型より新型をしょぼくするのは勘弁して。
モデルチェンジを放棄するのもやめて。
海外向けの魅力的なモデルをケチらず日本でも売れ。
今のままでは、客の方から離れるだけですよ。

CMどおり、「ぶっちぎれ技術の日産」を実行してくださいよ!

技術はあるんですから!
Posted at 2019/02/25 00:03:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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