Defi RacerGauge N2 & ピラーメーターフード装着!
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
※注意※念願叶った嬉しさの余り長〜い整備手帳なので、興味無い人は適当に見流すかスルーしてくださいね(^_-)-☆
RS購入前から「ターボには必ず付ける!」と決めていたブースト計。アナログ計器大好きなので(#^.^#)
ところが…足回り、マフラーと来てRS最大の不満一番、ドラポジをどうにかしたいとあれやこれやし始めて気が付けば寄り道ばかり。
いつか必ず買うと思いながらはや6年、いい加減買わないと楽しむ期間が短くなる、下手したら付けずに終わる!と思い、貯金はたいて衝動買いのように購入。
買うならもちろんDefi。安くても他は考えてませんでした。
とはいえ、さすがにリンクシステムまでは必要ないかなと思い、レーサーゲージN2に。
レッドモデルなら赤基調なRSのインテリアにぴったり。まぁ定番の流れですが、良いんです。これがしたかったんだから。
そしてブースト計付けるなら必ずあれも、と思っていた例のブツも同時購入。
HA36Sにブースト計と言えば、ド定番のアレです。
2
そう、コレです。
やっぱりスマートにインストールしたいので。スズキと言えばモンスタースポーツさんだし!
ベタですが、ひと手間だけ加えて自己満足度アップを狙います。
さぁ、遂に私の小さな小さな夢が叶う2日間の始まりです(*^。^*)
3
モンスタースポーツさんのピラーメーターフード、FRP製です。
仮付けしてみると、画像の様に若干ピラーパネルより開き気味(フロントウインドウ側端面が浮いてます)
このまま付けると薄く柔いピラーパネルが負けて曲がってしまうのが目に見えてるので修整します。
少し調べたら、FRPは使われている樹脂によって温める事で多少曲がるものと曲がらないものがあるとのこと。
ダメ元でドライヤーで温めて、少し力掛けながら冷やしてみると…開きを4mm程縮める事に成功!
更に割らない様に少しずつ慎重に繰り返し、1cm弱開きを調整出来ました。
これでほぼ、ピラーパネルと角度が合いました。
更にこのあと、一部干渉箇所とメーター挿入部をメーターに合わせて耐水ペーパーで削り拡大修整。
さて、いよい本格的に作業スタートです!
4
ピラーパネルを外して来ました。
外す前にメーターフードを仮付けし、ビス留め位置とメーターハーネスを通す穴位置をマーキングしてあります。
これは必ず車両に付いてる状態でやらないと、取り付け時に位置が変わったり干渉してしまったりするので注意です。
私はメーターフードのチリ修整もあったのでピラーパネルを何度か付け外ししてます。
ちなみに穴位置のケガキも一回マーキングしたけどピラーパネル裏の補強部分に干渉してたりしてやり直してます。慎重に、確実に、ですね。
このあと、ホールソーとピンバイスでハーネスの穴とネジの下穴を開けました。
ハーネス穴は∅20、下穴は1mmです。
5
今回のひと手間、それはピラーのブラックアウト。
仮付けの時にグレー内装だとメーターのアルミリングが映えない気がして、思いきって余り物の艶消し黒で塗ってしまいました。
脱脂して下塗りは定番のミッチャクロン、前車ムーヴで使って以来数年ぶりの再登板です。
気の済むまで重ね塗りして5層か6層か、気がつけば半日経ってました。
6
乾燥待ちの間に家でハーネスに端子付けして暇潰し。
テレビ観ながらやってたら…端子間違いましたwww
上の画像、判る方は判りますよね。
もちろん、修整しましたよ(^^ゞ
7
さて、ようやくクルマへ。もう夕方ですが…
エアクリーナーボックスの10mmビス2つを外し、インテークパイプを外してボックス奥側を引っ張り上げ、グロメットからボックスを抜き取ります。画像に映ってる2つの丸いゴムがそれです。
ボックスを撤去したら目指すゴムホースが見えます。
ソレノイドバルブ〜サージタンクを繋ぐゴムホース、ここからサージタンクの圧力を検出します。
取り出し位置はサージタンクに近い方が良いそうですが、まぁここなら問題無しでしょう。
会社から持って帰ってきたチューブカッターでホースを大胆にカット、メーター付属品の三叉ホースジョイントを取り付け。一応ホースクランプも使いました。
室内方向に伸びるゴムホースはメーター付属品、圧力センサーに繋がるホースです。
8
圧力センサーを取り付け。
インシュロックで純正ハーネスに縛りました。センサー設置場所は余り振動を拾わないところの方が良いのでこのぐらいが丁度良いかと。こちらにもホースクランプ付けておきました。
ゴムホースやハーネスが周辺のホースやパイプと干渉しないように長さと位置を調整、センサーハーネスもコルゲートチューブで保護して純正ハーネスに添わせて助手席前グロメットに向かわせます。
9
いよいよ室内にハーネスを引き込みます。
(画像左上)最初はグロメットのテープを切って純正配線に沿わせる予定だったのですが、室内から助手席前足下を覗きエアコンユニット裏にあるグロメットを見ると左下辺りに何やらガイドの様にゴムが伸びた丸い穴が開いています。
まさかと思い配線通しを室内から押し込んで見ると…あっさりエンジンルームに貫通!
そう、グロメットに最初から追加配線用のルートが付いてるんです!
え、知ってるって?
私は知らなかった…(;^ω^)
(画像右上)が、しかし。
そんなに広いルートでもないのでメーターハーネスのカプラーが通りません。
そこで仕事の知識発揮!
通らないならカプラー外せば良いんです(^^♪
(画像左下)安全ピンの先端などで端子のロックを外し、カプラーを取りました。ただし、外す前に配線の入っている順序を写真撮ったりして保存しておかないと泣きを見ます。メーカーさんの都合でカプラーへの配線の入り方が変わる場合もあるので、必ず現物で確認しておきます。
カプラーの仕組みがわからない方は壊してしまうかもしれないのでよく観察してバラして下さい。
(画像右下)もっと苦労すると思っていた室内へのハーネス引き込みが案外短時間で終わりました。
が、朝からメーターフード修整・ピラー穴開け・塗装・エンジンルーム配管と配線通しでタイムリミット。
残念ながら室内作業は翌日にお預けです。
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翌日朝、いよいよ苦行の始まりです。
バッテリーマイナスを外し作業開始。
助手席足下のエアコンユニット裏からブレーキペダルリンク上に純正配線が通っていますので、メーターハーネスと今回追加する各電源コードをインシュロックで抱き合わせます。
必要な電源は、常時電源とイグニッション電源、イルミ電源。それにアースの計4本を追加します。
この場所、ブレーキペダルのリンクを固定している金具の上にあってステアリングシャフトもかわせる配線を通すには理想的な場所なのですが、何より足元奥で上にあるためインシュロックを通すのすら一苦労。
先にハーネスと追加配線をここに通した上で運転席ドア全開で身体を入れ、右手で身体を支えながら左手でインシュロックを持って縛っていきますが、まぁ辛いwww
気になった方はやってみて下さい。ここ、両手はもちろん右手でも出来ないので…
せっかく見つけたいい場所なので使いましたが、メーター外す時のことを考えるとゾッとします…長く乗らなきゃ、RS(~_~;)
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苦労しましたが、これで運転席キックパネル下に各配線とメーターハーネスを持って来れました。
先々のため各配線に電源の種類をマークしておき、メーター側の電源コードに接続します。
あ、アクセサリー電源も持ってくるはずだったのに忘れてる…(T_T)
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ヒューズボックス他から各電源を取り出し、接続していきます。
今回使用の電源、常時もイグニッションも上流は下側でした。
別のヒューズは上側だったりしたので必ず検電した方が良いと思います。
マイナスアースは助手席キックパネル内純正アースポイントに。イルミ電源は過去にナビ裏から分岐して助手席足下に下ろしているギボシから取ります。
常時電源(+B)はDOME(ルームランプ)、イグニッション電源はMTR(メーター)から。最初はS/H(シートヒーター)から取ってみたりもしましたが、これ予想通りIG2なんですよね。
IG1とIG2の違いを知ってる方はすぐ分かると思いますが、ブースト計のオープニングセレモニーが純正メーターのセレモニーの後に始まるのが気に入らないので変更しました。
ちなみにIG1とIG2の違いは、通電のタイミングです。
IG1はキーONと同時に通電、IG2はACC同様にセルが回り終わってから通電します。
エンジンを始動せずに検電すると違いは分かりません。
大電流の必要なセルモーターが回る時は、必要のない電源をOFF状態にする仕組みです。
で、結局はIG1のメーターからに落ち着いた訳です。メーターの追加電源なんで分かりやすくて良いですけどね。
22.5.23追記
残念ながら、完璧とは行きませんでした。
RSだけなのか、ワークスもなのかは分かりませんが、イグニッションがONになった時に瞬間電源が落ちる症状が不定期に出ます。
ブースト計の動きとしては、落ちなかった場合はスムーズに純正メーターと同じタイミングでオープニングセレモニーが起動します。
落ちた場合は、一瞬オープニングセレモニーが始まった直後にブースト計の電源が落ち、直後に再始動する動作をします。
試しにイグニッション(15A)に電源を変えましたが、やはり動作は同じ。
どうやら仕様ですね。ちょっと残念ですがこのままで行きます。
22.6.25追記
原因判明。単にバッテリーの充電不足で始動時の電圧が動作電圧(10v)を下回った事が原因だった模様。
コロナ禍でドライブも減って、通勤の片道5km走行のみが続いたことによりバッテリーの化学反応が鈍くなりセルが回った際かなり電圧降下していたらしいです。
自粛明け、高野山まで墓参りついでの200kmドライブをしたその日からすっかり症状が無くなりました。
最近は数十km〜200km程度のドライブをたまにしてるのでほとんど症状出ません。
やっぱり、クルマは走らなくちゃダメですね。
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ここまで来たら9割方作業は終わり。
ハーネスをピラー裏に上げ、ピラーパネルを付けて接続、いよいよメーターをインストールします。
メーターに付属のモルトプレーンを画像の様に貼り、角度を合わせて圧入すれば作業終了。
さぁ、エンジン始動!
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キターーー!
このために一生懸命働いて小遣い貯金して準備して、一人でひたすら作業して。
その苦労が報われる瞬間ですね。
ま、その作業も苦労も好きだからDIYするんですが(#^.^#)
今回の苦労、自己満足度MAXで終了です。
このあと数点の自己満画像、しばしお付き合い下さい(^^ゞ
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自己満画像その1
ピラーメーターフードはこんな感じ。
修整の甲斐あってピラーパネルとも違和感無く馴染みました。さすがに面倒になって当たり面までは修整していないので多少隙間はありますが、黒くした事で目立ちませんし、自分以外気にする人間は居ないので問題無し。
しかしマットブラック、良いですね。スポーツカーらしい締まった雰囲気になったと自画自賛。
メーターが映えます(*^^)v
今回のためにレー探(LS700)も干渉しない位置に移設しました。
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自己満画像その2
LS700の起動画面と共に。
カスタマイズしてRSの画像を起動画面に入れています。
ちなみにナビもお揃いの文字違い。
メーターのオープニングセレモニーのあとに横に現れるRS、お気に入りです(^^♪
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自己満画像その3
RacerGaugeN2にはピークホールド機能がありませんので、LS700の文字表示部分に最大ブースト圧を表示させています。
ブースト圧の値はLS700ともちろん同じ、つまりECUの拾っている値と同じです。さすがDefi!!
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自己満画像その4
運転席から。
∅60は存在感ありますね。ピラーメーターフード、メーター取り付け角の精度はバツグンで運転席に真っ直ぐ向いてます。
メーターの照度、見易さは実際もほぼ画像のまま。晴天でも暗くなく、ガラスへの映り込みこそありますが表示や指針が見えなくなることもありません。
個人的には当初、文字盤が白文字なのでRacerGauge前モデルの赤指針が良かったな…と思っていたのですが、実物は文字よりも指針がより白く明るくなっていて見にくいという事もなく、白指針も結構イケてます。
夜間やトンネルでの照度ダウンも丁度良く、見易いけど眩しくない照度。
我慢して諦めずDefiにして本当に良かった!
大満足の整備手帳、これにて終了です(@^^)/~~~
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