6Rブレーキトラブル顛末記

整備手帳では複数回になって見にくいので、備忘録としてまとめておきます。
始まりはサーキット走行後のブレーキの強烈な引きずり。ピストンのモミだしをしてもこの状態。


そこで、ブラザでキャリパーのOHをしていただきました。しかし、やや改善程度。


帰宅後、パッドピンとディスクプレートの研磨、使い古しのジクーパッドへの交換をした後がこれ。

ほとんど変わりませんでした😢

この時点で益々マスター犯人説を確信し、再びプラザへ。ブレンボから純正に戻して貰います。が、症状は改善しませんでした。


帰宅後、パッドを新品のメタリカに換え、ディスクプレートの再研磨、パッドピンをピカピカになるまでもう一度研磨して10kmほど走った後がこれ。


ちょっと改善したので、パッドピンをステンレス製に換えたら良くなるかなと注文、後日交換。ついでに、アクスルシャフト抜いて曲がりやキズ、カラー部分への異物のかみこみ等を確認。締め付けトルクが強すぎたので(ここはサスのプロショップが締めてるんですが…)、指定値－αに。で、回してみるが、全く変わらず😭

さて、後簡単に出来そうなことといったらパッドスプリングの交換くらいなので、取り敢えず注文。
手詰まりになったので、始めにもどって再検証することにしました。

まずはピストンの動きを確認しようと。オーバーホールしたのでヌルヌル動くんだろうとワクワクしたながら右キャリパーを外します。ピストンツールで、回してみると、まぁ普通に回ります。が、指で押し込もうとすると大きい方がどちらも固くて動かない。大量のラバースプレーをぶちこみ、2時間半かけてモミだしをした結果、かなり改善💕

後日、左側も確認。こちらは4つとも固くて回すのも力業。3つは比較的すぐに動き始めましまが、1つはしぶとい。結局3時間以上かけてやっとそれなりに動くようになりました。で、現在がこれ。

強く回せば5回転くらいするので、自分としては許容範囲。まぁ、熱が入ると変わるかもしれませんが😓

翌日、プラザへ行って現状報告。オーバーホールのときのキャリパーやピストンの状態を再度確認し、シールの初期不良の可能性もあるとうことで再度ばらして確認して下さることになりました。

メカニックさんとは走行会などで一緒に過ごすことも多く、顔馴染みなので、普通だと言いにくいこと(整備不良を疑っているんじゃないかと相手に思わせるような)も気兼ね無く言えるので助かります。