こんばんは。
先日、スピーカーケーブルを安い普通のやつに変えて音が良くなったと喜んでましたが、よく考えると相性やセッティングの悪かった物を普通の物にしただけなので、少しいじるともっと良くなるんじゃないかとも思い始めました。
※オーディオの世界では、音の良いケーブルを求めることにはまった人を電線病と言うそうですが、軽く感染してしまったようです orz
この普通のケーブルで暫く聴いていると、まだ少しはっきりしない部分があるような気がしてきました。
前の太いケーブルが雲ったガラス越しだったとすると、これは透明だけどまだ少し汚れたガラスのような感じ。
一見きれいな感じはするが、細かい場所を見ようとするとぼやけてる。
もう少し解像度の高い音にならないかな~。
で、いつものようにいろいろ調べて見ると、どうも細い線の方が高音には適しているようで、更には細い線の集まりであるLANケーブルをスピーカーケーブルとして試された人もいるようです(
① ② ③)。
LANケーブルぐらいならいくらでもあるだろう、と家中探してみましたが、あったはずの長いものが見あたらない。
そうだ、前にほとんど捨てたんだった orz
思い始めるとやってみないと気が済まない私です。
会社の帰りに買ってきました。
普通のLANケーブルは直径が6mm程ありますが、これは3mmぐらいの細いやつです。
また、これはカテゴリー6に準拠したもので、250MHzでの伝送に対応しています。
音楽CDのサンプリング周波数が44.1kHzなので、その5000倍ぐらい高い周波数でのデジタル信号の伝送が出来るケーブルってことです。
音楽CDの周波数程度ならアナログ信号も楽勝で伝達できそうな感じです。
さて、能書きはそこそこにして、早速切断します。
カッターで表面の皮に切れ目をいれて、むいてみます。
細っ!
さすがに細すぎかな~。
それぞれの皮をむこうにも、家にあるストリッパーがすべて空振り(笑。
仕方がないので、これもカッターで傷を入れて、むいていきました。
LANケーブルは4組のツイストペアの8本線なので、1ヶ所作るのに8回の作業です。
フロント左右とセンターのケーブル分作りました。
それにしても細い…。
今の普通のケーブルより遥かに細い。
切れそうだな。
アンプに繋ぐ前に、ショートしてないか調べます。
これは大丈夫そう。
テスターを出したのでついでに抵抗を測ってみると、7mのものが約1Ω。
スピーカーが6Ωなので、結構大きいですね。
ちなみに、前の太いやつは0.2Ωぐらいだった気が。
今の普通のやつも測ると約1Ω。
こんなものなのかも。
逆に、細いのに同じ抵抗だから、優秀なのか?
AVアンプに繋いで音を聴いてみました。
おっ!
細かい音まで聴こえているような、音の解像度が上がったような気がします。
これはいいかも!
また普通のケーブルに戻して聴くと、やはりぼやけて聴こえる部分があります。
でも、低音はこちらの方がはっきり聴こえるかも。
取っ替え引っ替えして、3日程かけて試聴した結果が上記の印象でした。
さて、どちらがいいか。
それぞれに一長一短があります。
低音が出て、音の解像度が高くて、抵抗の少ないのがいいので…
パラで繋げば良いんじゃない?
やってみると大当り。
低音が出て、音の解像度が高くなったような気がします。
抵抗値はもちろん半減して、0.5Ωぐらい。
よじったままでは不安なので、カシメて作った自作のスピーカーケーブル。
これが最大で2本、計4本の線が並行して走っている箇所がありますが、無理矢理化粧配管に押し込んで完成です。
いや~、このケーブルはいけるんじゃない?
よろしければ、希望者にもお分けしますよ。
車でも解像度の高い音楽が楽しめると思います。
興味のある方は下のボタンを押して下さい。
※いろいろ書きましたが、たぶん全てプラシーボ効果です。
m(_ _)m
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Posted at
2013/10/12 21:04:51