W204 C180 サマータイヤ手組み交換(コンチネンタル UltraContact UC6)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
この車に当初付いていたホイールにはスタッドレスタイヤを装着し、夏タイヤのセットはネットオークションで5分山程度のタイヤ付き中古品を購入したものを使用していましたが、あと半年程度でスリップサインまで到達しそうなので、暑くなる前にタイヤを交換しておくことにしました。
これまでタイヤは新古品か新車外しのものをネットオークションで購入し、手組みで装着してきましたが、今回は適当な出物が無く新品を購入することに・・・(タイヤを新品で購入するのは20年ぶりくらいです)
最近は飛ばすこともないので銘柄は何でも良かったんですが、前回スタッドレスタイヤを組んだ際、コンチネンタルタイヤのサイドウォールがとても柔らかく手でバラすのが簡単だったため、ヤフオクで安価に出品されていたUltraContact UC6を購入(38,000円/4本+送料10,800円=48,800円)。
UltraContact UC6はアジア地区のみで販売されているシリーズのようで、アジアンタイヤにコンチネンタルのマークが入ってるだけの廉価モデルって感じです(製造国はタイ、製造年月は2023年12月下旬頃の製品でした)。
2
まず古いタイヤをホイールから外すため空気を抜きます。
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ビード落としを使用して、表・裏のビードを落とします(この時、リムとビードの隙間にシリコンスプレー等を吹きかけておくとスムーズに外すことができます)。
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表のビードから外していきますが、この時重要なのは、片側のビードを確実にホイールの小径部(ドロップ:画像下参照)に落とすことです。
扁平率の高いタイヤであればサイドウォールを足で踏みつけるだけでOKですが、今回のように扁平率の低いタイヤの場合、私はシャコ万力(L型クランプ)を使用しています(シャコ万力はブレーキキャリパーのピストン戻しや作業台への物の固定等大活躍です)。
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タイヤレバーでリムが傷つかないよう、なるべくリムプロテクターを使用するようにしています。
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シャコ万力を掛けた反対側のビードから捲っていきます。
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1/3程捲れたらあとは手で引っ張るだけで外れます。
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次に裏面のビードを外します。
下部のビードがドロップに落ちた状態でタイヤを立てると、上部のビードとリムの間にタイヤレバーを通すことができます。
そのままタイヤレバーを起こし、ホイールがタイヤから抜けるように力を掛けた状態で、画像下赤丸箇所をプラスチックハンマー等で叩くとホイールがスポンッと抜けます(この際ホイールのディスク面に傷がつかないようゴムシート等を噛ませておきます)。
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今回はプラハンで叩かなくても少し力を入れるだけでスポンッと外れました。
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ホイールの方は、ビードとの接触面に付着した汚れをきれいに清掃し、傷等の有無を確認しておきます(この部分に深い傷があるとエア漏れの原因となることがあります)。
また、バランスウェイトも取外して両面テープもきれいに除去しておきました。
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新しいタイヤを組んでいきます(このタイヤには表・裏の指定があるため間違いの無いよう確認)。
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タイヤのビード表・裏とホイールリム部の表・裏にはタップリとビードクリームを塗布しておきます。
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表を上にして置いたホイールの上にタイヤを乗せ、手前側がドロップに嵌るようにグイグイと押し込んでいくと、2/3程嵌ったところでスポンッと入ります。
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表側のビードを組んでいきます。
手前側にシャコ万力をセットし、タイヤレバーで順番にビードを嵌めていきます。
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一旦組んだ箇所が抜けないよう、手足を駆使しながらビードを納めていきます。
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表側のビードも組めたらシャコ万力を取外し、エアを張って表・裏のビードを上げます。
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ムシをセットして空気圧を調整。
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車両に装着して1本終了。
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4本交換して作業完了です(これまでの手組で、ステアリングのブレが発生したことは1度もないため、バランス取りは不要と考えています)。
廃タイヤは近所のイエローハットに持ち込み処分してもらいました(今回は¥500/本×4本=¥2,000でした)。
これで暫くこの車には手を掛けなくて良さそうです(甘いかなー)。
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