放置していたデフィアドバンスZDを取り付けよう!
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
放置していた水温センサーを取り付けたので計画から3年経ってデフィアドバンスZDの取り付けを実施します。そういえば2022年10月現在では既に廃盤で,ヤフオク等ではなかなかの高値が付けられている物になってるんですよねコレ。
アドバンスZDは単品販売の物ではなくセンサーとユニットセットの初版CSPにて購入していました。ただ、途中でコントロールユニットがマイナーアップデートしたので現行品の03型コントロールユニットを別途用意してマイナーアップデート仕様で取り付けます。
今回の整備手帳は簡易的にまとめましたので要所のみの掲載になります。配線の通し方は個々で変わるので実施例として参考程度に見てくださいね。配線関係作業なのでバッテリーマイナス端子の取り外しも忘れずに行いましょう。
2
各センサーの配線はサウンドクリエーター撤去後に出来るステアリングシャフト下の穴から室内に通しました。
元々開いている穴を使うことで加工無しで引き込めます。通した配線はエアコンユニット下の僅かな隙間から助手席側に配線を通しました。
オイル用センサーはオイルクーラーのブロック周辺にあるので、バルクヘッドに沿わせてオイル用配線を通してます。
水温センサー側はヒューズボックス下の黒いパイプ?に沿わして通してます。
注意点としてはステアリングシャフトに干渉しないように通す必要があるぐらいです。
3
アドバンスZDではタコメーター機能を使えるので回転信号を取り出す必要があります。デフィのHPや電子技術マニュアルで確認した所、Z#6型86/BRZはプッシュスタート付きモデルにのみECUに回転信号が設定されているようです。
デフィのHPにて確認出来る車種別情報を元に回転信号の分岐配線を取り付けました。分岐配線は長めにしてギボシ端子にて手軽に脱着出来るようにしました。
配線の色は灰/赤でECUのシート側手前から二つ目の35Pカプラーに回転信号があります。デフィの車種別情報の表示だと恐らく前期/後期共通だと思います。
ECU横のスマートキー用ECU固定ブラケットを外した方がECUのカプラー脱着がしやすくなりますよ。それでも狭いので手が傷だらけになりやすいですが…(笑)
4
コントロールユニットの電源関係は全てコラム下ののれんわけハーネスにて延長配線を作って接続しました。この配線を通す時にメーター本体とユニットを接続する配線も一緒に通し、配線はオーディオ収納部分を通ってグローブボックス裏まで通しました。のれんわけハーネスにはコントロールユニットに必要なバッテリー・IGN・イルミ・アース・ZD用の車速が取り出し可能なのでとても便利ですね。特にIGNを簡単に取り出せるのが素晴らしいです。オーディオから分岐させても良いですが単独接続させる方が管理がしやすいんじゃないかと思います。
5
設置場所に悩むコントロールユニットですが、今回は手軽に取り付けたかったのでグローブボックスの天井になる平面部分に両面テープにて貼り付けるだけにしました。
コントロールユニット上面にあるディップスイッチの操作が必要になる場合があるので上下逆さまにて貼り付けてます。
右側壁面から指一本分の隙間を開けて手前壁面からだいたい15mm程度下げた部分に貼り付けるとグローブボックスの開閉に影響が出ません。
接続する配線も加工無く通せるし邪魔にもならないのでオススメの取り付け場所だと思います。
6
余った配線はインストルメントパネル裏の空間にまとめて収納しました。グローブボックス裏だとエアコンフィルター交換時に配線が邪魔になるので使わないスペースを有効活用することでスッキリきれいに取り付け出来ますね。
7
メーター本体の無難な取り付け位置を探すと先輩オーナー方と同じような場所しかなさそうなので、メーターフード右側の平面部分に両面テープにて取り付けました。外した部品を元に戻しバッテリーマイナス端子を取り付けて動作確認。3年半程寝かしていましたがメーター本体も各センサーも誤作動無く動き満足な仕上がりです。
少し気になりますが、ユニットとの接続配線はピラー下の隙間からダッシュボード内に通してあるので無加工で接続出来るのはありがたいです。
これで放置していたデフィアドバンスZDの取り付けは完了です。
水・油の正確な情報のモニタリングに役立ちますが、僕は純正メーターでは分かりずらい大音量のシフトインジケーターがドリフト中のレブリミット管理に重宝するのに期待大です。
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