オーバーフェンダーの取り付けとボディ加工

バーフェン用のホイールに組んであるタイヤがフェンダーに干渉するので、ストロークしても当たらないようにボディ加工を行います。次回車検を受けるかわからないのでホイールに合わせたフェンダーに仕上げます。

フェンダーのツメをグラインダーで切り取り、ハンマーで大体９０度近くになるまで叩き上げました。この時点でタイヤは当たらなくなりました。切り取った部分やハンマーで叩いた部分は塗装が剥がれたので防錆効果のあるトタン用の塗料を刷毛塗りで塗っておきました。

リアのオーバーフェンダーをそのまま取り付けると叩き上げたフェンダーの下にオーバーフェンダーが重なる部分があるので、マスキングテープでカットする位置をマーキングしました。カットはグラインダーで行い最初の状態より半分ぐらいの幅にしました。

カット処理を終わったオーバーフェンダーを取り付けて内側を確認したら、叩き上げた部分より手前でオーバーフェンダーの端部分になりタイヤがストロークしても干渉しなくなりました。フェンダーよりもショート化したバンプラバーが先に当たるようになりましたが、バンプラバーが当たるまでストロークする事はなかなかないのであまり気になりません。

フロント側の加工はフェンダー内の前側にある角ばった部分をハンマーで叩いて凹ませました。この部分を凹まさないとハンドルを目一杯回した時に当たってしまいます。あとあまり必要性はないと思いますが、アーチ部分のツメ折りと軽く叩き上げもしておきました。叩き終わった部分にはリアフェンダー同様刷毛塗り塗装をしました。ただ、このキャリィはフェンダー部分の錆による腐りが多く叩くと同時にボロボロと剥がれ落ちて穴が開いた部分が出来てしまいました。今のところ次回車検を受けるかわからないキャリィですが、この状態で放置しておくわけにはいかないので近い内に会社から鉄板を仕入れて修理しようと思います。

フロントのオーバーフェンダーは両面テープにて貼り付けて取り付けます。車用として販売されているエーモンの両面テープでは長さが少なく量が必要な場合は割高になるので、エーモンより量があり値段が安い３Ｍのスコッチブランドて販売している物でエーモンと同等の両面テープを仕入れました。両面テープの貼り付け位置は全面にすると外す時に大変になりそうだったので、外周のみに両面テープを貼りました。

オーバーフェンダーを貼り付ける前に取り付け位置を確認したらヒートガンにて取り付け位置と両面テープを温めてから貼り付けます。温めることで多少粘着力が強くなり剥がれにくくなります。一応専用設計なのでフィッティングは良いのですが多少浮いてしまう部分もありました。両面テープは強力な物を選んでいるので多少浮いていても貼り付いている部分のほうが多いので外れる事はないと思います。

一通りの作業を終え昨年末から進めていたキャリィの深リムホイール計画が無事達成されました。１４インチのローダウン仕様の時よりも迫力が出ていてカッコいいです。ツライチ具合も自分が理想としている位置になったので満足です。ただこのモディファイは法的な部分に触れるので誰にでもオススメ出来る事ではありません。参考にされる場合は自己責任にて対応してください。