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同行二人の"同行号" [フォード フィエスタ]

整備手帳

作業日:2013年11月10日

[マッドガード] 補修塗装

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 12時間以内
1
純正オプションの樹脂製マッドガード(マッドフラップ)が装着から6-7年ほど経過して白化が目立ってきました。

表面はシボ加工がしてあるのでワックス類が落ちにくかったり,場所が場所だけにガリ傷もあります。


他の樹脂パーツ(ブラック)との色の違いも気になります。

やや青みがかった濃いグレーなのですが,おそらく後期型のフィエスタmk6の樹脂パーツ(グリル部など)とは同色だと思います。



2
取り外して補修し,ブラック化することにします。


フラップはボディにはめ込まれその上から固定具(クリップ)で締め付けて固定されています。

まずはボディへの固定具に潤滑剤を吹きつけ,ドライバー,レンチ,内張外しを用いてそれらを取り外します。


左上:フロント。サイドシル部

右上:リア。バンパー部


フラップを取り外すと外観はスッキリしますが,取り付けてあった方が他の樹脂パーツとのバランスがよく,重心も低く見えます。
3
取り外したフラップとクリップ類。


フロント固定用の樹脂クリップのひとつは割れていました。フラップの縁を段差などにぶつけるせいかもしれません。接着剤とプラリペアで補修を試みましたが,強度が足りなそうだったので諦めそのまま再利用することにしました。

リアの固定には樹脂製のリベットも用いられており,リアタイヤハウスのインナーレースの留め具も兼ねています。そのひとつも損傷気味でしたが,そちらもそのまま再利用します。


フラップの裏側(タイヤ側)には厚みのあるゴム状となるアンダーコートを吹き付けてありましたが,ほとんどが剥がれ落ちフラップの表面は砂利でシェイクしたように傷だらけになっていました。走行中に巻き上げる砂や水の力はかなり大きいようです。
4
リアのタイヤハウスのインナーの固定を兼ねるリベットのみボディに再装着しておきます(左上)。


フラップはよく洗浄してから脱脂。表面をサンドペーパー,一部のケバだった傷は金ヤスリやライターの火を使って滑らかにしました。その後にプラスチック素材用のプライマーをスプレーしました。


補修と塗装の作業は天気の良い日の空いた時間に少しずつ行い,その期間はフラップなしで走行していました。

空気抵抗や風切り音の減少などはとくに感じられませんでしたが,当然ながらフロントのサイドシルやサイドドア下部が巻き上げた砂や小さなゴミでひどく汚れやすかったです(写真下)。

かつてのフラップを取り付けていなかった頃は,ここにタールや虫の死骸がこびりついたり,小石による小傷に悩まされたものでした。
5
プライマーを吹きつけてみてると乗りがよくない箇所やムラができやすい部位があり,経年劣化でフラップが歪んでいたり表面が微妙に波打っていることに気づきました。さらにペーパーがけを行いながらプライマーを重ね塗りし,塗料が均一に馴染みやすいようにしておきます。

深いガリ傷には補修用のパテを塗り込んでおきました(上の白い箇所)。


これらが済んでからようやく色づけに入ります。アクリルのつや消しブラックをスプレー。マットな感じに塗れます。
6
重ね塗りの前に表面にペーパーをかけてさらにならします。

ここで,ボディとの接触面に発泡ポリエチレンのテープを緩衝剤として貼っておくことにしました。

このテープはサッシ窓の結露防止用としてホームセンターなどで入手できるもので,吸水性はなくほどよいクッション性があります。厚さは2mmですが,装着時には圧縮されて微妙に歪んだフラップとボディとの隙間をうまく埋めてくれます。


このあとつや消しブラックを重ね塗りして仕上げに入ります。フラップ表面の傷跡や歪みが気にならなくなる程度までゆっくり数回ほど重ね塗りします。

最後に強度の高いウレタンクリアを上塗りするか迷いましたが,取付感の自然さを選んでつや消しのアクリルクリアにしました。クリアも2回ほど重ね塗りしました。

裏面にはゴム状になるアンダーコートを再び塗り,今回は補強としてその上からブラックのラッカー塗料も吹いておきました。


このほか,フロントのクリップ類にシリコンスプレーを吹いて軽く磨き,リアのクリップ(ボルト締めの合金製)には念のため防錆処理としてノックスドール700を馴染ませておきました。
7
ようやく再装着。素人補修ですが,見違えたようにキレイになりました。

クリップ類は新品装着時ほど馴染みがよくないと思われるので,緩みなどを定期チェックした方が良さそうです。
8
マッドフラップ以外の部分の劣化が目立つようになってしまいました。

次はホイールキャプかな・・・






23.6万km(2013年11月)

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「同行号のエンジンオイルDIY交換(11ヶ月・4.9千km走行)。車両46.1万km・ドナ子エンジン5.7万km。

ロイヤルパープル5W-30→汎用VHVI油5W-30を20W-50で粘度調整、丸山モリブデン追加。」
何シテル?   08/15 15:39
クルマも好きですが運転が好きです。渋滞と加速してからの黄信号は苦手ですが… 生活や仕事のために毎日走りまわっていて,ロングドライブすることも多いです。そん...

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