[社外ハイマウントストップランプ] 補修&レッド化
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
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この社外品も造りが粗雑で,ボディにまともにフィットしないので両面テープで固定していました。私の中の誰かが「この劣化具合だと割れるからやめておけ」と言いますが,内張剥がしを使ってバリバリと(実際はそれなりに丁寧に)剥がしました。
なんとか割らずに済みましたが,カバー下部がハウジングから見事に剥がれました。ダイソーのエポキシ樹脂で接着したかのような劣化度です。
固定部に残った外装用両面テープをパーツクリーナーを用いながらちまちまと除去するだけで小一時間・・・
とりあえず純正のランプを装着しておきます(下,ハロゲンバルブ&カットレンズ)。社外品の状態が思わしくないのでこのまま純正戻しとすることも考えましたが,後期型テール(クリアレッド)とはデザイン的にちょっと不釣り合いな感じもするのでやはり社外品を補修してから素案どおりレッド化し再装着することにします。
※ ハイマウントストップランプの通常の脱着の仕方はこちら
http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/507323/note.aspx 3
社外品を全バラ。プラスドライバーだけで分解できます。
カバーだけでなく至るところ劣化してました。3ドア用(そちらはボルト留め式)の社外品はフォーカスmk1と共通のためもあるのかそこそこの品質のものが出回っているようですが,5ドア用はおそらくこの1者のみ。
LED基盤の背面のブリッジ(基盤ホルダー)は熱?で変形してひどく反っていました(下)。
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ウォッシャー液のノズルを収めるホール部(上)には,カバーとハウジング背面との間に数mmほどの隙間が。これは浸水して当然ですね・・・ シリコンボンドで埋めます。
電源ケーブルは2本ともハンダ付けしなおしました。綿棒を使って基盤をパーツクリーナーで清掃後,要所のサビとりと接点復活剤塗り。腐食の進行を抑えるため基盤の一部にマニキュアを塗って保護。
一段落したところでハウジングに再装着し,基盤とその背面のブリッジの隙間もシリコンボンドで埋めておきました(下)。
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ボンドが落ち着くのを待ってからカバーのレッド化。今回は塗装でなくフィルムを用いました(AUTO MAX izumi, ヘッドライトフィルム 赤, A4=30cm×20cm)。
フィルムには表面に擦り跡がわずかについており,そこを避けると使える範囲に余裕がない&ボンドを塗る場所と両面テープを貼る領域との干渉を考慮すると裏面まで巻き込めないので,主にカバー表面のみに貼り付けました。
フィルムが経年で剥がれてくる可能性のある張り方になりますが,次のトラブルでは脱着に耐えられそうにないので新規に購入しなおすか純正に戻すことになるでしょう。
いずれにせよカバーの最長部はちょうど30cmくらいありますので,背面までしっかり巻き込むとしたらもうすこし大きめのフィルムの方が良いようです。
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フィルムの貼付はカバー表面に水を霧吹きで噴いてから行い,安定後に周辺を切り取りました。
この機会にウオッシャー液のノズルを純正ランプから移植。純正ノズルは拡散型です(社外品はノーマル)。
ハウジング背面に両面テープを2層で張り,剥がれたカバー下部もシリコンボンドで接着します。補修の作業だけで1日がかりとなってしまいました。
ボンドが落ち着いてからハウジングをボディに貼り付けて再固定。その際に車両側コネクタと電源端子(テープ類で補強),および車両側ホースとノズルとの接続を行います。なお,社外品の新品時は端子がなく自作する必要があります。
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レッド化前後のリアビュー比較。
予想していたことではありますが,テールの赤とはすこし色味が違います(フィルムがやや赤紫系)。そしてカバーが内部まで白化していたので,テールより曇っています。
とはいえクリアテールやリアバンパーのリフレクタとのバランスがよいリアビューとなりました。純正比で眩しいくらいに明るいのでフィルムによる照度低下は気になりません。いちばん良かったと思えるのは拡散ノズルにしたことだったりします。
2016年5月 30.6万km
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