ナビのピックアップレンズ清掃

時折ナビのマップデータが読み込まれないトラブルが起きたりしていましたが、とうとう起動できなくなってしまいました。

画面にはディスクを確認するよう表示されています。

取り出したディスクは黒ずんだ汚れが付いていて、長年の結露や汚れた空気の出入りを感じさせます。

と言うことは、中だって同じように汚れているはず。
ピックアップレンズを清掃してみる事にしました。

ユニットを取り外す前に、中のディスクを取り出しておきましょう。

四隅のネジを外して分解開始。

このネジで止っていたグレーのカバーを取り外します。

続いてメッキのトップカバーを外したいのですが、なかなか外れません。

よく見ると、ツメが引っかかっているようです。

細めのマイナスドライバーで軽くコジってカバーを外します。

後の接続端子周辺のネジは関係ありませんでした。

トップカバーを開けると、中のドライブユニットが姿を現します。

どこかに光学ピックアップが・・・・
ここか！

ちょうどいいところに丸い穴があって、いかにも「ここから拭け！」と言わんばかり。

汚れたレンズを撮りたいのですが、なかなか上手く撮れません。
見た目は写真で見るより汚れています。

綿棒にレンズクリーナー液を少量染み込ませて軽くフキフキ。
その後反対側の綿棒で乾拭きして仕上げました。

写真上の方にボケ気味に写っているのが綿棒の先端です。
かなり汚れていました。
拭き上がったレンズを「７」の写真と見比べると、その違いがよくわかります。

ディスクにも傷が入っていましたが、水アカクリーナーで擦ってごまかしました。

メンテナンスを完了し車両に戻して動作確認してみると、ディスクはすぐに読み込まれ、何事もなかったかのように動き出しました。