目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
<症状>
2007/1/1、高速道路走行中に、とあるジョイントの段差を通過した際に、
助手席側送風口付近から、「カラコロコロコロ~」と、ネジか何かが外れて転がるような音がした。
助手席に座っていた嫁さんも送風口を覗き込んで見たりしていたがよくわからず。
以降現在(2007/1/4)まで、走行中の上下動や横Gにより、同様の音が発生することがある。
<原因推定>
アルテッツァで「コロコロ」音と言えば、ヒーターコアに溜まったエアにより生ずる音がインパネ中央付近から聞こえるというのが有名(?)ですが、今回は場所も違うし、音質的にも明らかに物が転がる音だと思われます。
また、わざと急ハンドルを切った時に勢い良く音がすることからもそのように思えます。
<2007/1/4までの対応状況>
①送風口の内部をライトで照らして内部を目視点検
→異物は見当たらず。
②助手席側ダッシュボード付近及び助手席側ドア内張をたたいて点検
→手でたたいた位ではよくわからず。
③グローブBOX内に転がるようなものがないか一応点検
→該当するような物なし。
④グローブボックス裏からダッシュボード内部を目視及び触手点検
→異常見当たらず。
⑤助手席側左下に設置してある発煙筒のガタツキ点検
→異常なし。
もう少し音を良く聞いて、音源を絞り込まないとだめかな・・・。
と言う訳で、原因究明にはまだ時間がかかりそうです。
2007/1/7追記
今日何度か車を使いましたが、途中から全く音がしなくなった。
謎です・・・。
2
2007/2/3追記
再発しました・・・。
今までの感じから、音源としてはピラーの根元あたりが怪しいと思い、
フロントピラーガーニッシュを外してみました。
そして嫁さんに車を運転してもらい、
私が助手席でライト片手にピラー根元を覗き込んで音源の特定を試みましたが、音は確かに聞こえるものの、今ひとつ場所がはっきりしない・・・。
続いてはグローブボックスも外し、各隙間に太い針金を突っ込んで
異物の確認を試みました。
ピラーの鉄板の穴や、グローブボックス裏などあちこちやってみましたが、
異物に当たる感触なし・・・。
3
迷宮入りかと思われましたが、
何気にヒーターダクトを下から思い切り叩いてみたら、異物が跳ねる音が・・・。
確かにこの中に異物があれば、コロコロ転がる音がしそうな気がする・・・。
ただ、送風口からわざと入れない限りこんなところに物が入るとは思えないという謎はあるのですが・・・。
修理書見てみましたが、ヒーターダクトはダッシュボード全体を外さない限り
外せなさそうなので、ダクト切開手術をしてみようと思います。
穴の始末は・・・、ガムテープか何かで塞いどけば良いでしょ♪(←結構いい加減)
4
アダプターを使って、インパクトレンチを電動ドリルに
変身!
ホールソー使えば一気に大穴あけられますが、高いので普通のドリルで代用。
いくつか穴あけてその間をカッターで切断することにしました。
5
しかしヒーターダクトに穴をあけ、針金で中を探索したもの、なんと異物が存在しない・・・。
そんなバカな、叩くと音がするのに・・・。
しばし考える事約15分(笑)
そうか、異物はヒーターダクトの上部にあるデフロスターダクト内にあるんだ。
そこでデフロスター送風口から針金突っ込んで探索してみると、
時折異物にあたる音が・・・。
しかしデフロスターとは厄介な。
デフロスターダクトは殆ど見えないし、送風口から引っ張り出す事も困難と思われます。
そこで、一か八かデフロスターダクトの一部見える箇所に穴をあけ、
送風口から入れた針金でそこまで誘導して落とすというのをやってみる事にしました。
6
全く見えない中で、異物にあたる音に細心に注意を払って針金を動かします。
何度かトライしているうちに、ついに異物を穴の位置まで誘導することに成功。
ラジオペンチで挟んでつまみ出しました。
7
散々手こずらせた犯人はこいつです!!
何者なのか、なぜダクト内に入ったのかは不明ですが・・・。
テスト走行でも音がしなくなったことが確認でき、
いろいろ試行錯誤ありましたが、やっと解決しました。
8
今回活躍した針金君です。
ハンガーを切ったもので、異物を回収しやすくするため、先端を折り曲げて両面テープを巻いてあります。
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