ヘタクソな私が走行会で周りの皆さんの迷惑にならない程度のタイムを出すためには、道具に頼るしかないのですが、ターボ・スーチャーつけたりフルコン、サブコンつけてセッティングする能力も根性もないので、ポン付けで多少のパフォーマンスアップができそうなノーマルECUベースのチューニングECUが欲しいと思い導入。
前期AT車用の設定があるこのトムスECUは貴重な存在ですが、欲しいと思ったときにはすでにとっくの昔に廃盤。
ヤフオクなどウオッチしていても、希にMT車用が出品される程度で、落札額も10万円程度と高額になってます。
AT車用に至っては出品も皆無になってきて半ばあきらめかけていましたが、縁あって、「本庄サーキットでアルテッツァAT車初(?)の50秒切り」という「重圧」付きではありますが、格安でお譲りいただくことができました。
トムスのECUは当初の「T.E.C.S」から「T.E.C.Ⅱ」にモデルチェンジしていますが、本品は商品名のステッカーがはっておらず、シリアル番号と封印だけなのでパッと見どちらかわかりません。
切り替わり時期もいまいち不明ですが、製造年月とか他の方の情報を参考にすると本品はT.E.C.Ⅱのようです。
ちなみにT.E.C.SとT.E.C.Ⅱの違いはよくわかりませんが、昔の雑誌のトムスの広告に、T.E.C.Sのほうですが商品説明がありましたので、以下参考までに記載しておきます。
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完全解析が極めて難しいトヨタ16ビットコンピューターを独自のノウハウで完全解析に成功。リミッター、マップの変更はもちろん、他社チューナーでは不可能な数十時間に及ぶエンジンベンチでのテストにより、VVT-iを完全制御。これにより4000回転から5000回転のトルクを大幅にアップ。ノーマルとは明らかに違う加速フィールとパフォーマンスを実現。
仕様:各種リミッター解除、マップ変更、レブリミッター8300rpm(←MT車)
価格:188,000円(ノーマル下取り)
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この他にも特徴として、雑誌の記事中に、『高回転域の燃料を絞ってパワー空燃費に近づけ』ているという記述がありました。
交換直後の街乗りでの印象では、上の説明書きにあるような中回転域だけでなく全体的にトルクがあがっているのか、車が軽くなったように感じられ、エアコンON時のストレスも軽減されました。
まあ慣れるとなんとも思わなくなってしまうかもしれませんがw
レブリミットは実際に試してみたところメーター読みで7,800回転くらいになっているようです。
ノーマルが7,200回転ですから、500~600回転アップかと。
ファイナルを4.3にしたために狭まった2速で引っ張るか3速にシフトアップするかの選択幅が広がって(もとにもどって)走りやすくなりました。
で、「重圧」の件ですが、「4.3ファイナルとコレがあれば、本庄49秒台はイケますね。」という半強制的目標設定があったものの、コンディション不良の中、ビビリながら滑りながらのシェイクダウンとなった「2017年秋の大運動会in本庄サーキット」では未達成。
まあボチボチとチャレンジしていきますw
スピードリミッターもカットになってますので、そのうち機会があればFSW本コースも走ってみようかと思います。
なお、このECUもいかんせん古いモノなので故障事例もあるようですが、メーカーによる修理等のサービスはすでに終了しているとのことなので、故障した場合は専門の業者さんに修理してもらうことになるかと思います。
とりあえず、出先での突然のトラブルに備えて、取り外したノーマルECUも積んでおくようにはしてますが。
2017/9/9取付 走行距離56,300km
2018/3/11
かろうじて(1ラップだけ)本庄50秒切りノルマ達成
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