年末になると仕事が忙しくなりますが、なぜかいきたくなりますよね。
京都。
教徒じゃないよ。
京都。

京都まではF-15で数分の距離。
早いよね。

京都にとうちゃ~く。
京都駅を見ると「ガメラ3」が頭に浮かぶのは私だけではあるまい。
京都駅について、まずは宿に荷物を預けて再び駅に。
そこからJR奈良線で東福寺へ。

が・・・・
ここでちょっと気分が悪くなって近くの赤十字病院に。
異様に肩がこるし、左胸が痛いしだるい・・・・
これはやばいかな?と思って緊急検査を行いましたがとりあえず所見なし。
精神的なものだったんでしょう。
2時間ほど休んだらすっきりしました。
赤十字病院から東福寺まではタクシーで・・・1メータないですね。
ちなみに上の写真は京都のガイドブックなどで紅葉特集で必ずといっていいほど掲載される場所ですね。
既にもみじは変色して落下してましたがその形跡はのこっていました。
(写真でもわずかにピンク色ですものね)

東福寺の仏殿です。
東福寺は1236年から19年の歳月(軽く770年以上昔ってのがすごいですね・・・)をかけてつくられましたが、その後たびたび火災で焼失しています。
この本堂は明治14年に消失したものを17年かけて昭和9年に再建したもので、昭和最大の木造建築なんだそうです。

鐘楼から見た仏殿です。
(なんだかサザ○さんのOPみたいになってきたぞ?)

庫裡です。
ここも明治14年に消失して再建された建物です。
昭憲皇太后の恩賜建築でこの中で寺務が行われます。

禅堂です。
1347年に再建したもので、中世から現存する最大最古の禅堂です。
明治の火災時にはここを仮本堂としたそうです。

龍吟庵にある庭園です。
龍の昇天を石組であらわし、竹垣を稲妻模様にしているのだとか。

通天橋です。
見える建物は方丈天台。
紅葉といえばまずとりあげられるのがこのショット。
ちなみに紅葉についてさほど興味が無かったのでこのブログを書くとき初めて知りました(苦笑)

こちらは三門です。
三門とは空門・無相門・無作門の三解脱門の略で国宝に指定されています。
現存する三門では日本最古のものですが、日本最古で数百年の歴史があるものがゴロゴロしているのが東福寺です。
東福寺を離れて今度はそこから近い伏見稲荷に向かいましょう。
が、東福寺からさほど離れていないところに芬陀院という寺があります。
ここもみてみました。

雪舟が作ったといわれる庭があります。

図南亭、いわゆる茶室ですね。
ここにこたつとストーブとテレビとノートパソコンがあれば最高だと思う私は俗世界から脱することはできないでしょう。

スパイ映画007。
ちゃっちゃらっちゃっちゃ~
さて、東福寺から少し行くと伏見稲荷大社があります。
距離は歩くとそこそこあるのでタクシーでいくのが便利ですが、一方通行があるので気をつけないと距離的にはたいしたこと無いのに2倍近くの距離を走ることになるので気をつけましょう。
(はい、お金かかりましたorz)

いかにも「神社!」って感じですね。
710年ごろ創建されたといわれる1300年もの歴史のある神社です。
古い建物が残っているのはとても貴重ですが、文化や伝統、その歴史を何百年と現在につなげていることはもっと意義のあることでしょうね。
こちらは楼門。

巫女さん、はぁはぁ
なんていう人は腕立て伏せ100万回(笑)
こちらは本殿です。
応仁の乱で消失したものを1499年に再建したもの(軽く500年前ってのがすごいですね)です。
朱色が実に鮮やかです。

本殿後方の階段です。
高いところに上ると空気が薄く・・・・ぐふっ

伏見稲荷といえばやはりシンボル的なものはこの千本鳥居でしょうか。
もちろん「千本」というのは数の千ではなく「たくさん」という意味なのでしょうけど、数のほうは神社も把握していないそうです。
実際に数えた人がいるようです(すげぇ・・・)が、800本ぐらい。
稲荷全体で3300以上だとか。
この鳥居が山(稲荷山)までぐるっとあるそうですが、入り口から3歩だけ歩いて帰りました(^^;

楼門をうしろから。
まったくもって○ザエさんのOPみたいになってきたぞ。

いやあお正月前の独特の雰囲気がいいですね(^^)
きっと三が日はコミケのようにものすごい状態だったんでしょう・・・
ようやく京都駅に戻ってきました。
さてただいまの時間は午後3時。
京都の寺院公開はだいたい4時半までと意外に早いんです。
午前中のハプニングであまりみることはできませんでしたがもう一箇所ぐらいならまわれそうですね。
駅から近くて大きなものといえば・・・・
ここにしよう。

東寺です。
創建が796年といいますから1200年ほどの歴史があります。
平安京の遷都が794年ですが、国家鎮護の意味合いがある寺院のようです。
この建物は食堂。
「しょくどう」じゃないぞ。
「じきどう」。
僧が修行する場です。

聯合艦隊出撃!

巨大なしだれ桜です。
春の満開な時に五重塔とコラボしたら絵になるなぁ・・・

潜水艦隊出撃!

五重塔です。
京都のランドマークタワーといえばやはり五重塔ですが、この五重塔は高さが55米と日本最高の高さを誇ります。
たびたび焼失してますが、それでも現存の五重塔は江戸時代初期に再建したかなり歴史があるものです。

講堂です。
あざとく赤い木の実をかぶせてみました(笑)
うん、ますますガイドブックみたいになってきたぞ。
中には国宝の仏像がズラリと並んでいます。
その迫力は歴史や宗教にまったく興味がない人でも間違いなく引き込まれると思いますよ。

金堂です。
東寺の本堂にあたるのがこの金堂です。
中には黄金に輝く巨大な薬師如来が本尊として置かれています。
悪いこと、隠し事をすべて見通されてしまうかのような仏像の目に私も浄化されてしまいそうです(笑)

ここを通ると御影堂にはいります。

あざとく御影堂と太陽をあわせてみました(^^)
空海が住んでいた場所といわれ、ここには秘仏の不動明王がおかれています。
・・・見てみたい・・・

東寺を外から。
やはり五重塔は絵になります。
さて、時間もよいころになったのでもどりましょう。
食事は湯豆腐・・・はめたくそ高そうなので、駅ビル地下で寿司と酢豚を買ってきました。
そういえば前きたときも同じものを食べた気がするぞ。

京都駅ビル前では生け花の展示が行われていました。
よくわからないけどお正月っぽくて風流だ!

京都駅ビルです。
なんか変形しそうな雰囲気がありますね。
え?新宿の都庁?
あれは合体するんでしょ。

京都といえば忘れてはいけないのが京都タワー。
高さは131000ミリとむらさめ型護衛艦、はたかぜ型護衛艦、あさぎり型護衛艦の全長よりも小さく、はつゆき型護衛艦とだいたい同じぐらいでタワーとしては比較的小型ですが景観を考えて高い建物がない京都では大きなインパクトがあります。
面白いのはこの構造で、他のタワーが鉄骨の組み合わせなのに対して京都タワーは筒状の外皮により支えるモノコック構造になっています。
白い胴体に頭部のオレンヂ色は蝋燭をイメージしますが・・・
なんでも灯台なんだそうです。
(どう見ても蝋燭だよね。。。ひそひそひそ)

京都タワーから見た風景。
エレベータに乗ると京都弁で「おこしやす~」のアナウンスがきこえるぞ。
ちなみに暖房効きすぎで暑い!

京都タワーのマスコットキャラ「たわわちゃん」。
かわ・・・かわ・・・かわい・・・かわいい?
(ひそひそひそ)
ぽかんと口を開けた姿がとてもあいくるし・・・
(ひそひそひそ)

今回泊まったホテル。
見たとおり結構豪華ですが、年末のこの時期はか~な~りお安いお値段で部屋を確保できます。
通常はシングルで12000円近いですが、ネットをつかってプランを選べば食事なしで5000円!
宿泊はネットを使おう。