さて岐阜基地航空祭の続きです。
飛行開発実験団の第1回目の飛行展示、第1輸送航空隊の飛行展示の後は松島基地の第4航空団第11飛行隊”ブルーインパルス”の展示飛行になります。
多くの航空祭ではブルーインパルスの飛行展示は午後からになりますが、岐阜基地では飛行開発実験団第2回目の飛行展示を午後に行うため、ブルーインパルスは10時30分頃からの開始となります。
あいかわらずの逆光ガンガンですので、写真としてはかなりアレですが、雰囲気だけでも伝わればと思います(^^;

さあブルーインパルスの展示飛行が始まりました。
会場正面をご覧ください。
1番機から4番機まで4機のブルーインパルスが編隊で離陸していきます。
この後4機でダイヤモンド隊形を組み、ギヤダウンの状態で会場に進入して後方に離脱していきます。
4機によるダイヤモンドテイクオフ&ダーティターンです。

続いて5番機が離陸後低い角度のまま会場正面を通過して急上昇を行い会場正面に再び戻ってくるローアングルテイクオフを、
6番機が離陸直後にバレルロールを行うロールオンテイクオフを行います。

先に離陸した1~4番機が超密集編隊で会場後方から進入・旋回を行うファンブレイクです。
初めてこれを見た人はその超密集編隊に度肝を抜かれます。

会場右側より1~5番機がトレイル隊形で進入し、瞬時にデルタ隊形に編隊を組みなおし、次第に機体の間隔を狭くしていきます。
上の3葉の写真で編隊の様子が変わっているのが判ると思います。
最初のトレイル隊形→デルタ隊形への組みなおすときの瞬間(1枚目)のときがなぜかメインと思われてしまう科目です。

1~5番機が下降して水平飛行に移った直後に大きく開くサンライズです。
一番の見所の開花の瞬間はしっかりシャッターチャンスを逃したぜ。

こちらはチャンジオーバーループです。
1~4番機がトレイル隊形で会場後方から進入して会場正面で大きく宙返りを行いダイヤモンド隊形に組みなおします。

水平飛行を行う6番機と背面飛行を行う5番機が編隊を組んで会場右側から左側に通過するカリプソです。

続いてレター8です。
1~4番機がダイヤモンド隊形で会場後方より進入し、右旋回を行う1~3番機と左旋回を行う4番機に分かれます。
4番機が急いで左旋回を終えると続いて右旋回を行い1~3番機の編隊においつきます。
おいついて再びダイヤモンド隊形を組む頃には8の字ができあがる面白い課目です。

会場右側より1~4番機が進入し、1番機と4番機が背面飛行を行い、続いて2番機と3番機も背面飛行になります。
4シップインバーテッドです。

・・・もう説明は一切不要ですね(^^)
ドラマ「空飛ぶ広報室」で一躍有名になった課目バーティカルキューピッドです。
5番機と6番機が巨大なハートを垂直に描いた直後に「天使の矢」となった4番機がハートを貫きます。

5番機が360度旋回を行った後に宙返りを行います。
360度ターン&ループです。

1~5番機が間隔の開いたデルタ隊形で進入し、会場正面で宙返りを行いながら密集した隊形になるワイドトゥデルタループです。

1~6番機が会場後方から進入して会場正面で大きく宙返りを行うブルーインパルスの大技デルタループです。

祝!東京オリンピック開催
・・・・とはちょっとちがうんですよ。
1~6番機が等間隔で6個の円を描いて桜の花を表現するサクラです。
昨年までは雲が低い第3区分で行っていましたが、やはり青空の下で見るサクラは最高です。

タッククロス・・・は撮り逃しました・・・・
こちらはソロ課目のラストコークスクリューです。
会場正面より背面飛行を行う5番機の周りを6番機が螺旋を描きながら進入するという度肝を抜かれ課目です。

従来ソロ科目のタッククロス→4機でローリングコンバットピッチ→コークスクリューの流れでブルーインパルスの曲技は終わるのですが、ローリングコンバットピッチの後に4機は着陸態勢に入らず、コークスクリューを終えた2機と合流して6機ダーティ状態でポイントスターでしめくくりました。
これは初めて見ました(^^)
※この課目はクリスマスツリーというそうです。
逆光や太陽が会場のちょうど正面になった関係でとにかく真っ黒な写真になってしまいましたが、雰囲気は伝わったかなと思います。
見事な曲技でした。
これぞブルーインパルス!
その3に続く。
その1/その2/その3/その4
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Posted at
2013/12/04 21:42:08