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2014年06月21日

静浜基地航空祭2014その4

ということで静浜基地航空祭、これでラストの4ページ目です。
プログラムのほうは飛行展示がT-7オープニングフライト~T-7の飛行展示までが午前、県警ヘリコプター以後が午後になります。
この時点での入場者数は26700人。
最終的には32000人だったようです。
武道館の収容人数の2倍以上の来場者だったわけです。

さて、12:30からは地元静浜基地の第11飛行教育団所属のT-7練習機大編隊です。
今回の静浜基地航空祭最大の目玉といっていいでしょう。


写真で見るとちっちゃな飛行機が並んでいるだけに見えるのが悲しい・・・もっと臨場感のある写し方をしたいなぁ。
今回参加したT-7は堂々の11機!
T-7の全調達数は49機で教育を行っているのが静浜基地の第11飛行教育団、防府北基地の第12飛行教育団、それと浜松基地と岐阜基地に少数が配備されているので、静浜基地にはざっくり20機のT-7があると考えていいでしょう。
整備中の機体などですぐには飛べない機体もあるでしょうし、格納庫で展示された機体もありますから、飛べる機体の過半数が参加していることになります。
え?なぜこの写真は前からではなく後姿かって?
トイレに入っていてちょうどいいとき見逃したからですよ(涙)



これは見事!11機で富士山を描いています。
飛行機は空を飛んで、それを地上から見上げるわけですから、ただ平面に並んでいるのではなく、立体的に富士山に見えなければなりません。
そのためのバランスや間隔を考えるととても難しい編隊なのかもしれませんね。



こちらはアローヘッド。
矢印の隊形ですね。
限られた機体の数で、なおかつ形をそれらしく見えるためのバランスや間隔をガッチリとらなくてはなりません。
本当に見事ですね。
編隊はこの3枚でおしまい。
・・・・今回は広角レンズを持ってくるの忘れて、編隊を撮るタイミングを逃しちゃったんですよ~!



展示を終えて編隊解散するT-7ですが、ちょっと面白いなと思いました。
編隊解散するとき、ピッチを打って着陸態勢に入るのですが、それを横から見るとこんな感じなんですね。



以上、T-7初等練習機による大編隊でした。


次は静浜基地航空祭の飛行展示のラストです。
ラストを飾るのは・・・・


F-15J戦闘機の機動飛行です。
小松基地に常駐する第6航空団第306飛行隊からの参加です。



あいかわらず白かぶりしちゃいました(^^;
このF-15Jは近代改修をうけた機体です。
雑誌などでたまに「F-15J改」とよばれている改修機です。
通常のF-15Jはコクピット後ろに丸い排気口があるのですが、この機体にはないですね。
そういえばちょっと気がついたことが。
レドームの色が妙に濃い気がします。
新型のレドームなのでしょうか?
以前整備の方に伺ったのですが、F-15のレドームは結構割れやすいらしく、最近は新型のレドームになってずいぶん割れにくくなったそうです。




機体の後尾、よくみると右側が膨らんで黒くなっていますね。
これはJ/APQ-1後方警戒装置です。
後方の敵機から迫ってくるミサイルを感知してパイロットに警告を送る装置です。



アフターバーナを作動させて旋回するF-15です。
F-15のエンジンはF100というもので、この機体はF100-IHI-220Eという電子制御エンジンを搭載しています。
推力は1基あたり7.9トン!
アフターバーナを使うことで1基あたり11トン弱の推力をたたき出すことが出来ます。
F-15Jの最大離陸重量が30トンぐらいですが、この重さの機体をマッハの速度で飛ばしたり激しい空中戦を行うのですからいかにパワフルかと感じます。


密集編隊状態で着陸態勢にうつるF-15。
これはかっこいい!




編隊解散を行うF-15です。
上の写真、エアブレーキの内側を見ると格子状の補強リブが見えます。
新型エアブレーキなんですね。




静浜基地は滑走路が短いので実際に着陸は行いませんでしたが、模擬着陸態勢を披露しました。
しかしこうしてみるとF-15って大きいですね。
主翼の下には巨大な増槽を装着しています。
1本当たり610ガロンですから、2本で4.6キロリットルにもなる大型のものです。



アフターバーナを作動させ、小松基地に帰投するF-15です。
F-15はF-104戦闘機の後継として昭和55年度から取得が開始されました。
既に34年になるんですね。
もちろん航空自衛隊の主力戦闘機として今でも現役バリバリで活躍しています。
元々高い能力をもっていますが、今後も長く使用していくために近代改修がおこなわれています。
今回飛行展示に参加した2機はその近代化改修機で、レーダやセントラルコンピュータの換装、統合電子戦システムを取り入れるなどの改修が行われています。
以上、F-15戦闘機による機動飛行でした。


今年はブルーインパルスが東北六魂祭で飛行展示を行ったために静浜では飛べませんでしたが、T-7の大編隊を見ることが出来るなど非常に見ごたえのある航空祭でした。
また来年!


静浜基地航空祭
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ブログ一覧 | ミリタリーイベント | 日記
Posted at 2014/06/21 23:20:18

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この記事へのコメント

2014年6月22日 0:03
こんばんは、大作のアップ、お疲れ様でした。

脚だし鷲さんのツーショット、ショーセンターからはこのように見えていたのですね、凄いな。

やはり裏側からだと見え方が違うので、編隊や機動によっては全然違うものに見えますね。

来年はオイラも未体験の静浜ショーセンターを狙ってみようかな。
コメントへの返答
2014年6月22日 12:56
こんにちは。
1ページ当たり20枚ぐらいを目安に下ので80枚の大型アップになってしまいました。
ツールバーの「ブログ」を押すと全部表示されるので見難いでしょうね(^^;

はい、これは会場側からです。
F-2の飛行展示が終わってから時間がずいぶんあったのでT-7の2回目の展示から会場側にいたんです。
あれだけ白くて曇ってるので巡光も関係ないですからね。
結果的にこれは成功でした(^^)
2014年6月22日 7:34

済みません。
アスロックさんも旧駐車場エリアにいたのならショーセンターとは裏側でしたね。

見上げる角度の違いでこのような貴重なアングルの撮影ができたのですね。
失礼しました。
コメントへの返答
2014年6月22日 13:00
あ、いえ、ショーセンターですよ~。
私は航空祭は会場で一番よく見えるような組み立てをしてると思ってますので、大編隊やブルーインパルスなどは会場側でみることを基本にしています。

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