この1個前のブログ記事、ミョ~に内容がないというか不自然に感じた方、正解です。
であごすてぃーにネタが2回連続というのもなんだかなということでとりあえずテキトーな日記を書いたわけです(笑)。
僕は、ディテールが甘いのが嫌いだ。
でも、好きになれるかもしれない。
僕は予約してもいいのかもしれない。
そうだ、モデルはモデルでしかない。
であごはであごだ、であごでいたい。
であごはここに置きたい。
であごはここにいてもいいんだ!!
おめでとう!
おめでとう!
おめでとう!
おめでとう!
書店にありがとう
お金にさようなら
そして、全てのよく訓練されたであごファンに
おめでとう
わ~!!!
・・・なんだこれ。

であごすてぃーに。

第54号ですが今回はF-86Dです。

ちなみにこれが本物のF-86Dです。
小牧基地のゲートガーディアンになってる機体ですが、派手なシャークマウスが印象的ですね。
F-86DはF-86セイバーから派生したサブタイプですが、ほとんど別機に近いものがあります。
それ故、航空自衛隊にとって革新的な航空機だったともいえるわけです。

まず目を引くのがこの鼻です。
F-86セイバーがベースですが、もう原型がないぐらいガラっとかわっていますね。
ここには火器管制装置(レーダ)が搭載されています。
F-86Fなどにもレーダは搭載されていますが簡易なもので、昼間での戦闘がメインでした。
F-86Dは高高度を飛ぶ爆撃機を迎撃する迎撃戦闘機としてF-86セイバーをベースに生まれた戦闘機で、当時としては高度なレーダを搭載しています。

横から。
全体のフォルム、ディテールのほうは悪くありませんね。
小柄なF-86ではありますが、手に取ると意外に大きい感じがします。
F-86Dは高高度を飛ぶ爆撃機を迎撃するために開発されたので実はほとんど別機に近いものがあります。
レーダの搭載と燃料を増やすために機体を大型化させてるんです。
モデルの大きさと比べるとモデルの筋彫りがちょっとキツくかんじますがこれは仕方ないかな。

前から。
上の1つ前の写真を見ると判ると思いますが、F-86Dには機首横にある機関銃口がありません。
F-86セイバーは機関砲でドッグファイトを行いましたが、F-86Dには機関銃は搭載されていないんです。
武器はというとこの前から見た写真の機首下にあるものです。
ここにはロケット弾が装填されているんです。
実機の写真でも機首下に無数の孔があいたものが搭載されていますがこれがロケット弾発射機です。
F-86Dはレーダを用いて昼夜関係なく敵の爆撃機を捕捉でき、射撃統制装置で求めた爆撃機に対する射撃位置を元にロケット弾を一斉発射して撃墜を試みる、まさしく「迎撃機」だったわけです。
モデルもそのあたりをちゃんと再現できていますね。

横から。
残念なのは機首の機体番号。
ちょっと文字が太すぎるがや。
実機を見るともう少し文字の太さが細いんですが、出来が良いだけに本当に残念。
それと右翼にあるピトー管がでかすぎ!
モデルが小さいのでやたら目立ってしまいます。

後部から。
排気口まわりがF-86Fとずいぶん違いますね。
実はF-86Dにはアフターバーナが搭載されていたんです。
これは高高度を飛行する敵の爆撃機に対してできるだけ早く近づくためなのですが、レーダを用いた全天候戦闘能力にアフターバーナという能力をこの機体で航空自衛隊は初めて手に入れたわけです。
モデルのほうはここの再現はも~少しどうにかならなかったのかな・・・・?
でも全体の雰囲気はOKです。

F-86F、T-33Aと並べてみました。
世代的にはこの時代の機体なのですが、F-86Fは1982年、T-33Aは2000年まで現役(もっとも第一線とまではいきませんでしたが・・・)なのに対して、F-86Dは1958年に供与が開始されたのに1968年に退役、わずか10年という短い期間での活躍でした。
元々中古機だったこともありますが、当時はまだ複雑なレーダが故障しやすかったことや補給部品の調達が難しかったことも大きいと聞きます。
とはいえ、レーダとアフターバーナという航空自衛隊に革新的な技術をもたらした意義は非常に大きいと思います。

T-33A、F-86F、F-1、F-104Jと並べてみました。
そう、浜松広報館の展示機です(^^)
さて、次号は・・・
E-767・・・だと・・・・?
もう予約するしかないじゃない!!!orz
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Posted at
2015/04/02 00:19:15