通称「名モ。」
いえ、私だけが呼んでるんですけどね。
10月末~11月はじめに東京モーターショーが行われましたが、そこで展示された車両のいくつかは愛知県名古屋市の金城埠頭で行われる名古屋モーターショーに展示されます。
さしずめ「ミニ東京モーターショー」といったところでしょうか。
方面特科団に対する師団の特科隊?
やはり東京モーターショーより規模は小さいので特に部品メーカーの展示(本当はこっちのほうが興味ある)も限られちゃうわけですが、「ありえね~」コンセプトカーや尾根遺産みにいきたいですし(本音)。
ということで11月22日にいってきたわけです。
本当は今津駐屯地にいこうと思ってたのですが、前日21日は豊川駐屯地の駐屯地祭をみにいったので体力的に今津はちょ~っときついかな?と思って名モにしたわけです。
展示車両をひとつひとつ紹介するときりがないですし、ディーラにいけば見られる車両は今回ほとんど省きました。
トヨタ

展示会場の入り口をくぐるとデーンとひろがるのはトヨタのブース。
やっぱり日本の自動車業界を牽引していますしね。
個人的にはトヨタとダイハツの展示の仕方が非常に好感もてました。
自動車ショーって写真をとりたいおぢさんはいっぱいいますが、クルマをみたい子供もいっぱいくるわけです。
その子供たちが大人の列にうもれないようにキッズエリアをもうけて(しかも最前列)安心してみることが出来るような配慮してました。
お客さんの心を掴む配慮ってのはこういうところですよ!

一番人気はやはりこのS-FR。
黄色い車体がまぶしい軽量スポーツカーです。
市販されるかどうかはわかりませんけど86を市販したトヨタですから期待したいですね。

こちらは新プリウス。
現行型が2009年発売ですから6年目、早いですね。
新型となる4代目は現行型のボデーデザインを引き継いでる感じですね。
フロントマスクの前照灯は好き嫌いが分かれそう・・・かも?

新プリウスは12月発売ということでぺたぺたさわれました。
やっぱり注目度高いなぁ。

FCVプラス。
・・・うん、コンセプトカーだね・・・
さすがに売る気はなさそうですが、燃料電池を使った小型1人乗りというコンセプトは将来の戦略として重要な位置づけになってるのかもしれませんね。

個人的におどろいたのがこれ。
C-HRコンセプト。
見た目大きく見えまずが何気にコンパクトなスポーツSUV(?)。
後ろはかなりエグィですw
売る気ないコンセプトカーだと思ってたら市販化めざして玉成中だとか。
タイヤサイズはもうすこし現実的な大きさにしてフェンダーやリアのデザインは変更するようですが大きく張り出したテールランプは残すみたい?
マジかトヨタ?
レクサスのブースでは特にコンセプトカーを展示してるわけではなかったので軽く見てきた程度でした。
LF-FCをだしてほしかったのに~。
個人的にはレクサスには英数字の組み合わせのような名前よりもちゃんとした車名を名乗ってほしいなぁとおもいます。
LSよりセルシオ、GSよりアリスト、ESよりウインダム、LXよりシグナスみたいに。
海外ではどうであろうと日本の誇る日本の自動車ブランドなんですから。
レクサスブランドが国内で展開される前に仕事でセルシオやシグナスにのせてもらったとき、海外では英数の組み合わせで呼ばれてて車名じゃないんだよと聞いたときはもったいないなぁと感じました。
スバル

レヴォーグ乗りとしてはやっぱり気になるスバルのブース。
前回は市販まで半年というとこで完成形に近いレヴォーグを展示したスバルですが今回はデザインコンセプトの雰囲気が強かったですね。

スバル今回の目玉はこれ。
インプレッサ5ドアコンセプト。
見た目はデザインコンセプトですが、発売は来年発売といわれてますからプレス金型や衝突安全性試験を考えるとデザインはだいぶきまっているはず。
ということはこれとほぼ同じ(前照灯まわりはかわるでしょうけど)ってことかな?

もう1台の目玉がVIZIVフューチャーコンセプト。
・・・どーみてもフォレスターなんですが。
まさか名前かわるってことないよね?
ホントーにコンセプトなだけなのかわかりませんけど(運転席はいかにもコンセプトカー風)後部ドアは開くのではなくスライドドアなので使い勝手は非常によさそう。
ネットなんかだと来年末(いくらなんでも早すぎない?マイチェンしたばっかだよ?)フルチェンとありますけど、個人的にはこの反応をみながらボデーをどうするのか考えていくように思うのですが。

BRZのレーシングカーと尾根遺産(^^)
三菱自動車

ギャランフォルティスがなくなってしまって、ランサーエボ以外はOEMしかセダンがなくなってしまったのがなんとも寂しい三菱自動車ですが、電気自動車とSUVには力を入れてる感じがします。
現行でもアウトランダープラグインハイブリッドをしっかりだしてますし、軽自動車iが生産終了になってからも電気自動車のi-MiEVは生産中ですものね。

exコンセプト。
コンセプトカーの展示はこの1台のみ。
平たく言えば電気自動車のSUVです。
前回の2013年名古屋モーターショーで展示されたコンセプトXR-PHEVやGC-PHEVと雰囲気が似ていますが、三菱のSUVのデザインはこっち系になっていくってことでしょうか?
面白かったのが自動運転技術で、ルノー日産はハンドルを無くす車を展示したのに対して三菱は自動運転はあくまでも人間の意志を介在させています。
例えば目の前に遅い車がいるが、それを追い越すかどうかをドライバーに決めてもらい、それに従って車両を自動運転する感じ。
将来的に完全なる自動運転ができたとして、それはタクシーに乗ってるのと同じであって、その車をお金出してほしいか?といわれると確かにう~んと思うところはありますものね。

アウトランダーのレース車両も展示されました。
ルノー日産

フランス政府がルノーへの出資を増やして事実上ルノーと日産を管理下に置くんじゃないかというニュースがちょっと前に出ていましたがどうなってしまうんでしょうね?

グリップZコンセプト。
「Z」ってあのZカーのZなのかな?
このまんまで出すことはないですが、今の日産ならやりかねないと思ったのは私だけではないはず(^^;
電気自動車のクロスオーバー車のようですが、今回どこのメーカーもSUVはドアをガバっとひろげて室内空間を広く取りましたというアピールをしていますがこのグリップZは他のコンセプトカーなどと比べるとちょっと狭そう。
やっぱりZカーを意識してる?
しかしモーターショーのコンセプトカーってドアミラーがメチャクチャ細いか小さいか、下手すると無かったりしますね。

やはり話題をさらったのはこれ。
日産IDS。
PANAVIAじゃないぞ(わかるひといるかな~?)
パッと見た目は北米マキシマっぽい感じなのですが

ハンドルがありませ~ん。
ついでにアクセルペダルらしきものもみあたりませ~ん。
今回のモーターショーで自動運転がニュースで取り上げられましたがその一番極端なのがこのIDSでした。
マニュアル運転ではハンドルはありますが、自動運転モードではハンドルは収納されます。
ハンドルが収納されてかわりにI-PADみたいなのが出てきますがどう使うんだこれ?
もっとも現在の技術である程度自動運転はできますが、完全な自動運転はまだ不可能。
ハンドルがひっこむことでドライバーが運転してませんよというわかりやすいアピールだと思いますが、実際問題緊急時の回避行動が取れないのでハンドルは無くさないでしょうね。

TEATRO forディズ。
あ~これは受け狙いのコンセプトカーだわ。
と正直感じちゃいましたね。
ボデーデザインのほうは自社生産の軽自動車のコンセプトになる可能性もあるのかなとはおもいますが、サインバーみたいななぜかフロントマスクや車体横にでかでかと表示されています。

ハンドル小さっ!
毎年1台は必ずといっていいぐらい展示される色や光をテーマにした車両ではありますね(^^;

日産コンセプト2020
う~ん、写真で見ると3Dみたいだけど実際に見るとやっぱり3Dみたいだ(汗)
これはテレビゲーム「GT」からうまれたバーチャルスポーツカーのようです。
つや消しの赤い塗装がますます3Dらしさを強調してるかも。
後半に続く。
名古屋モーターショー2015 その1/その2