GWはヒマだったこともあってプラモを作ることにしました。
作りたいものはいろいろありますが、やっぱり大物がいいよね。
ということで作ったのが・・・

F-102Aデルタダガーです。
いかにも「ザ・冷戦」って感じで、米国機なのになんだか禍々しさを感じるというか・・・
なんか「悪の戦闘機」っぽささえ感じますね。
キットはハセガワの1/72のもので、かなり昔に発売されたものです。
デカールが黄ばむし触ると粉々になる有様だったのですが、似たようなの使えばいいべ。
ということでF-106からかなりの部分を流用しました。
ちなみにデカールがボロボロでやぶれそうなときはタミヤのつやだしニスを塗布すると少しは救いがあるぞ。

しかし・・・
かっちょいいなぁ。
いかにも高高度で高速性能を求めた防空戦闘機って感じですが、実際は問題山積みだったようで、速度も高度1万mでマッハ1.25と意外と低速だったりします。
空軍をかなり失望させたらしく、後継の新型防空戦闘機(F-106ね)までのつなぎとして生産したわけですが、練習型とあわせて1000機近く作ってしまうのがさすがアメリカですとばい!
デカールが盛大に黄ばんでたので、付属のデカールのキャリホルニヤANGの垂直尾翼マークは使えなかったので思いきって主翼の一部と垂直尾翼を赤く塗りました。
しかし・・・赤く塗ると無人標的ドローンぽさを感じてしまうのが悲しい。

横から。
軽くウォッシングしてみましたが失敗しちゃいました。
てへっ。
実は垂直尾翼をあわせるときにかなりの隙間が出来てしまったので、パテ埋めして紙やすりでこすったら、シャープなリベットなどが綺麗に消えちゃったんです・・・
それもあって赤く塗ってごまかしたなんてことないんだからねっ!
武装は胴体のウエポンベイに搭載されています。
AIM-4ファルコンとAIR-2ジーニという無誘導空対空核ロケット(!)
キットはファルコン空対空ミサイルが付属していますが、小さいなぁ・・・
このミサイルは航空自衛隊も導入していてF-4EJに装備されていました。

同じデルタ翼機同士で比較して見ました。
ミラージュ5っぽい飛行機(苦笑)と並べてみました。
写真ではちょっと伝わりにくいですが、全長だけでも5m以上大きいんです。
なぜこうなった(笑)

ということでその本命(?)のF-106Aデルタダートです。
どっちがデルタダートなのかダガーなのかたまに忘れてしまいますが、106のほうがデルタダートね。
こちらはハセガワの1/72のものです。
こちらも結構古いキットなのでデカールは黄ばんで使えなかったので通販で手に入れました。
たぶんデカールのほうが何倍も高いぞ。

F-102と比べると明らかにシュっとしてていかにも高性能って感じですね。
速度もマッハ2いきますし、機体形状が洗練された感じです。
プラモのほうはサクサク作れました。
F-102と同じく凸線ですが、そっちのほうが味がありますしね。
空気取り入れ口の機体とのあわせ部分など一部でパテを使いましたがほぼストレートで組めました。
塗装が雑なのは・・・いつものこと(^^;

武装はF-102と同じくファルコンとジーニで、やはりファルコンミサイルが付属してきます。
このファルコンですが、非常に小さく、全長は2m。
サイドワインダーの長さが3m近いですからその小型さがわかります。
小さい=弾頭の大きさも小さいので威力不足だったようで・・・
ファルコンは赤外線誘導空対空ミサイルですが、射程が10km以上のセミアクティブ誘導ミサイル仕様もありましたが・・・なぜさっさとサイドワインダーに切り替えなかったんだろう?

こちらはF-20タイガーシャークです。
ハセガワの1/72のものですが、古いキットなのに凹線で合いもバッチリで組んでいて楽しいキットでした。
そのまま塗るのも良かったのですが、オリジナルの機体は米国籍マークがない「民間機」なので・・・

F-16風にしてみました。
レドームを黒くして、低率量産機が試験中・・・みたいな雰囲気にしました。

どうせならミサイルをてんこ盛りにしてみました。
F-20は海外に輸出するのが前提で米空軍には採用される見込みはほとんどなかったので、スパローの運用能力は輸出時にはオミットされる予定だったようです。
でも、ま、F-16だって欧州ではスパロー運用してましたし、それっぽくていいんじゃない?

しかし・・・F-20にF-16風塗装は似合わないなぁ(^^;
もしF-20が米空軍に本格的に採用されてたら空中給油装置はプローブアンドドローグ方式?それともフライングブーム方式?
フライングブームだったらどこにリセプタクルを設置した?といろいろ妄想できて面白いですね。
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Posted at
2017/05/23 00:12:45