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アスロックのブログ一覧

2016年07月27日 イイね!

海フェスタ東三河の海上保安庁大型巡視船「みずほ」 体験航海

さて海の日は1週間前の7月18日ですが海フェスタ東三河は7月31日まで続きます。
2週間目になる23日には海上保安庁の巡視船「みずほ」が体験航海、24日には一般公開が行われました。
今回は体験航海には参加できなかったので戻ってくる入港を見学してきました。


展望台から神野埠頭3号岸壁に戻ってくる巡視船「みずほ」を。
船体に比べると船構造物がずいぶんボリュームを感じます。
「みずほ」の横には接岸を支援するためのタグボートがついています。




展望台を降りて3号岸壁から。
「みずほ」は大型の巡視船ですが海上自衛隊の「あさぎり」型護衛艦に船体のサイズは近いかもしれません。
PL-21「みずほ」は総トン数5259トン、常備排水量5317トン、全長130メートル、最大幅15.5メートル。
一方護衛艦「あさぎり」型は基準排水量3500トン、満載排水量4900トン、全長137メートル、最大幅14.6メートルですから「みずほ」のほうが船体は平べったく感じます。
それにしても常備排水量5000トン超えですから、単純な排水量の比較ではミサイル護衛艦「たちかぜ」並み?



船首側。
海上自衛隊の護衛艦のような速射砲はありませんが、海上警備ではそれなりのストッピングパワーとしての火力が必要です。
巡視船「みずほ」は35ミリ単装機銃と20ミリ多銃身機銃を1基装備しています。
クレーン車のクレーン操作席のようなものの横に見える棒状のものが35ミリ機関銃。
20ミリ機銃は船橋前方に設置され、今回はカバーをかけられています。



船橋構造物を前方から。
船橋天蓋部やマスト横には白いドーム状のものがみえます。
これは衛星映像伝達システムのアップリンク用アンテナや衛星通信アンテナです。
このほかにも巨大なサーチライトやマストには水上レーダなどが確認できます。
搭載するヘリコプターが撮影した映像はアンテナで受信して船内で記録すると同時に陸上施設にリアルタイムで転送されるようです。
マストには海上保安庁旗が掲げられています。
この旗は海上保安庁の船艇に掲げられることが義務付けられています。



船橋斜め後ろから。
船首側面には紺色で巨大な「S」が描かれています。
海上保安庁の船舶のシンボル的なS字マークですが海上保安庁の使命になる「Safety」「Seach and Rescue」「Survery」とモットーの「Speed」「Smart」「Service」の頭文字を図案化したものです。



船橋構造物後方から煙突。
煙突には海上保安庁のシンボルマークになるコンパス(羅針盤)マークが描かれていますね。
護衛艦並みの大きさをもつ「みずほ」ですが主機はガスタービンではなくディーゼルエンジンを2基、2軸としています。
ここは護衛艦との運用思想の違いといったところでしょうか。
出力は18200馬力、速力は23ノットとされています。
船橋天蓋部の手すり部分には電光表示装置が設置されていますね。




こちらはヘリコプタ甲板。
「みずほ」は2機のヘリコプターを搭載できるだけ合って非常に広大なヘリコプタ甲板をもっています。
当初はベル212型ヘリコプターを搭載していましたが、現時はベル412型を搭載しているようです。
ヘリコプター格納庫の天蓋部には緊急時の放水銃が設置されています。


接岸作業中の「みずほ」。
巡視船PL-21「みずほ」はヘリコプター2機を搭載する「みずほ」型(ヘリコプター2機搭載型)巡視船として昭和58年度に計画され昭和61年3月に竣工しています。
ヘリコプター2機を搭載するだけあって非常に大型の巡視船となりました。
我が国はSAR条約の批准で捜索救助担当海域は距離にして1200海里という非常に広大なものになりました。
広域の哨戒、救助活動をするため昭和57年度から海上保安庁が整備をしたのがジェット機(ファルコン900型)とヘリコプターを2機搭載する大型巡視船(「みずほ」型)です。
船橋構造物が大きく、充実した警備救難指揮所(OIC)を備えているようです。
乗員は130名ですが緊急時の乗船可能人数は実に900人といいます。
既に大ベテランの巡視船ですがまだまだ現役のようですね。


以上、海フェスタ東三河の海上保安庁大型巡視船「みずほ」 体験航海・・・・の着岸でした。
Posted at 2016/07/27 00:31:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2016年07月17日 イイね!

海フェスタ東三河の艦艇一般公開(護衛艦「こんごう」)

7月の第3月曜日は海の日です。
それにあわせて7月16日から31日まで愛知県東三河地方で海に関するイベント「海フェスタ東三河」が行われました。
各種艦船やイベントが行われる港祭り的なものですが、海上自衛隊からはミサイル護衛艦「こんごう」が一般公開されています。


公開が行われたのはちょっと見づらい豊橋の三河港神野埠頭7号岸壁(グーグルマップではちょっとわかりづらいぞ)ということもあって接岸をみることが難しい・・・・
ので展望台(カモメリア)で写してみました。
今回一般公開されたのはミサイル護衛艦DDG-173「こんごう」(基準排水量7250トン、満載排水量9500トン)です。
「こんごう」型ミサイル護衛艦の1番艦で平成5年3月に竣工しています。
周囲の曳船やクレーン車、コンテナ船と比べても非常に大型ですね。
全長161m、幅21mですから、幅だけでF-15戦闘機の全長(19.4m)より長い!
かなりのボリュームがあるように感じます。


全体が見られる場所(7号岸壁の橋の上)で写しました。
この写真を写したのは一般公開がスタートしたお昼なのですが、岸壁にはかなりの人がいますね。
艦首から艦尾までずらりの列が並んでいます。
「こんごう」の全長は161mですから140mぐらい並んでいるでしょうか?
・・・何人並んでるのか考えたくない(;_;)
はい、この日の気温は28度と猛暑が続く日と比べればちょっと落ち着いてはいますけど、この場で1時間ぐらい並ぶのは熱中症が怖い(ちなみにこの写真を撮った場所から第7埠頭の入り口まで徒歩で結構あります)・・・
よし、艦艇見学はあきらめよう。
既に今年2回軽い熱中症になってるし、ここで3回目はいやんですものね。



さみしいので望遠つかって写真を少しだけ。
艦の中央付近です。
艦首側にあるのは54口径127ミリ速射砲。
護衛艦「たかなみ」型に搭載されているものと同じ速射砲で、弾丸重量が32kgという口径127ミリの砲弾を40発/分という高い発射速度で射撃することができます。
艦橋構造物前方には高性能20ミリ機関砲が装備されています。
敵の対艦ミサイルは対空ミサイルや速射砲で迎撃しますが、それでも撃ちもらした場合は20ミリ機関砲を高速で射撃して破壊する「最後の砦」となります。
電柱の後ろになってしまっていますが、艦体とは色の違った白っぽい巨大な板が見えます。
これがイージス艦のシンボルでもあるAN/SPY-1三次元レーダです。
非常に高性能なパッシブフェイズドアレイレーダで広範囲の監視・捜索・追尾・対空ミサイルの誘導を行います。
このレーダアンテナは艦橋構造物に4枚設置されていて360度をカバーしています。
エントツの後ろに見える筒状のものはハープーン対艦ミサイル発射筒。
射程100数十kmにもなる対艦ミサイルをここに装填しています。



同じく艦中央付近の艦尾側。
エントツの後方に巨大なパラボラアンテナが見えます。
これは対空ミサイルの誘導装置SPG-62です。
対空ミサイルの誘導指令は巨大なAN/SPY-1Dで行いますが、目標に命中する直前の精密誘導でこのイルミネータを使います。
ところで対空ミサイルがどこにも見当たりませんね。
対空ミサイルの発射機は船体に埋め込まれています。
垂直にミサイルが装填されていて、弾庫兼ランチャになっているVLSと呼ばれる垂直発射機にセットされています。
弾庫とランチャを兼ねてるので発射時にランチャにセットする必要が無く、また発射してから目標に対してミサイルが向きを変えますのでランチャや艦を目標の方向に合わせる必要もありません。
これにより次々と矢継ぎ早にミサイルを発射できます。



海上自衛隊はヘリコプターを複数搭載するヘリコプター搭載護衛艦や対潜対空対水上目標など多目的な任務を行う汎用護衛艦、艦隊を敵のミサイル攻撃から守るミサル護衛艦があります。
「こんごう」はミサイル護衛艦と呼ばれていて、スタンダードSM-2という長射程の艦対空ミサイルを搭載しています。
これで艦隊全体を防空するわけです。
また弾道ミサイルの迎撃も「こんごう」の重要な任務のひとつで、我が国に向けて発射された弾道ミサイルを追尾・対空ミサイルを発射して宇宙空間で撃破する任務についています。
北朝鮮の弾道ミサイルが発射されたとき、ペトリオットミサイルと一緒にイージス艦がニュースに登場するのはイージス艦が弾道ミサイル迎撃に対して非常に重要な役割についてるからです。
一般的に弾道ミサイルの弾頭は核弾頭ですが、弾道ミサイル迎撃が私たち国民の生命財産を守ることに直結していることがわかります。


ちなみに同型艦の「きりしま」の一般公開は昨年観艦式の艦艇一般公開で行われています。
よかったらこっちもみてね



おまけ。
7号岸壁の横の海上保安庁三河海上保安署の巡視艇CL-32「ひめかぜ」(総トン数23トン)。
「ひめぎく」型巡視艇(20メートル型)の22番艇で平成5年6月に竣工しています。



Posted at 2016/07/17 22:45:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2016年07月10日 イイね!

浜松広報館 地対空誘導弾等展示イベント

さすがに連続してのであごすてーにはつらいので・・・
たまにはイベントを。

7月9日、10日の2日間航空自衛隊浜松基地に隣接する浜松広報館にて地対空誘導弾等展示イベントがありました。

10日は天気が回復しましたが・・・
私が見に行ったのは9日です。
土砂降りとなって愛知では河川氾濫注意が出たようですが昼頃には小雨になり止んだので広報館に展開しました。

本来なら格納庫の外のエプロンでペトリオットシステムの各車両が展示され目の前で機動展開を行うのですが、9日の土曜はかなりの雨だったこともあって格納庫内からの見学になってしまいました。
雨が止んだ午後も格納庫のドアは閉じられたままなので近くまで寄ることが出来ません。
ということで格納庫のドアのガラス越しですが・・・



あれ?ないはずの柵が・・・・
おわかりだろうか。
窓越しってのがわかりますね(^^;
この車両はペトリオットのミサイル発射機(LS)です。
発射機につけられている箱型のものがミサイルを装填・発射するランチャで、対弾道弾迎撃用のPAC3用になっています。
「イナート」と水色で書かれているので不活性弾(実弾ではない訓練用)ですね。




こちらはレーダ装置(RS)です。
目標の捜索・追尾・射撃誘導を行うレーダー装置です。
巨大な六角形がレーダ素子になっています。
地対空誘導弾ペトリオットは対航空機用のPAC2では誘導方式はプリプログラム+指令+TVM(ミサイルを経由して目標の詳細位置情報を得て情報を地上に送り、地上で誘導計算をしてミサイルを誘導する)を採用していますが、PAC3ではプリプログラム+指令+アクティブ方式を採用しています。
PAC3と従来のペトリオットのミサイルではミサイル本体だけでなく誘導方式まで大きくかわります。



射撃管制装置(ECS)です。
その名の通りペトリオットミサイルの射撃管制を行う車両になります。
ペトリオットシステムはレーダ装置から大出力のレーダ電波を出しますし、ランチャからはミサイルが発射されますから敵に発見されて攻撃を受ける恐れも当然あります。
ペトリオットには攻撃を受けた場合でも要員の損害がないように基本的には無人でそれぞれの車両がそれぞれの任務につきます。
その中でも唯一人員が配置されるのがこのECSになっています。



こちらはアンテナマストグループ(AMG)。
部隊間や他部隊・航空機などとの通信を行うもので、最大30メートルの高さまでアンテナを展開させることができます。



こちらは電源車(EPP)です。
大出力のレーダを使ったり、高度な誘導計算をする必要があるので、それを動かす電力が必要になります。
その電力を供給するのがこの電源車になります。



ペトリオットが展開したところを1枚。
これは広報館の階段からですが、雨天時と言うこともあって格納庫の窓からすぐに見られるようにかなり狭い範囲に見やすいように並べられているのがわかりますね。
今回展示を行ったのは浜松基地の高射教導群で、全国の高射部隊の教導や運用研究などを行う部隊です。


以上、浜松広報館 地対空誘導弾等展示イベントでした。
Posted at 2016/07/10 23:25:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2016年05月03日 イイね!

豊川駐屯地創立65周年記念行事(2015年11月21日)その4

さてここからはアトラクションと装備品展示です。
駐屯地祭は記念式典(観閲式+観閲行進)、訓練展示のほかに観閲行進や訓練展示で使われた装備品の展示を行う装備品展示や音楽隊の演奏、模擬店など盛りだくさんの内容です。



会場では第10音楽隊による音楽演奏が行われています。
式典用の音楽から行進曲、さらにJ-POPにアニソン、ドラマのテーマソングととにかく幅広い曲の演奏が行われます。
音楽のプロ集団の演奏は必聴です。



駐屯地有志による三河陣太鼓展示です。
豊川駐屯地太鼓部は全国の駐屯地太鼓部でもトップクラスのレベルなんだそうです。



駐車場には「災害派遣部隊」と書かれた大型トラックが止まっていました。
このとき(2015年11月)には豊川駐屯地の部隊が展開する大規模災害はなかったとおもいますが、迅速に出動できるようにあらかじめこうやって車両を用意してるんでしょうか。



!?
なんかいた・・・・




こちらでは74式戦車の体験試乗が行われていました。
以前74式戦車の車体を使った78式戦車回収車の体験試乗をしましたが・・・
いや、ジェットコースターよりすごかったZE(^^;



さてここからは装備品展示です。
体育館前の広場には豊川駐屯地の各部隊で使用している装備品のいくつかが展示されていました。
こちらは82式指揮通信車です。
その名前の通り部隊の指揮通信を行う車両で、特科部隊や師団司令部などに装備されています。
国産初の装輪装甲車で昭和57年に制式化されました。
第10特科連隊本部中隊の車両です。



こちらは93式近距離地対空誘導弾。
ちょっと志向をかえて運転席のルーフから見える発射機のアップです。
左右に見えるのがランチャです。
ここは片側4連装の発射機になっていて91式携帯地対空誘導弾が装填されます。
中央は光学照準機、その上に2枚フィンのように立っているのは敵味方識別装置です。
こちらは第10高射特科大隊第1中隊の装備です。


こちらは81式短距離地対空誘導弾(C)の発射機です。
よく見ると左右でミサイル先端の形状が異なります。
先っぽが丸いほうが光波弾、とんがっているほうが電波弾です。
光波弾は赤外線/可視光複合画像誘導方式、電波弾はミサイルが自分からレーダ電波を出すアクティブレーダー誘導方式を採用しています。
一般的に赤外線誘導ミサイルにはフレアなどの擬似熱源や赤外線ジャマーを、レーダー誘導ミサイルにはチャフや電子妨害で対処することが多いですがこのように二種類の異なる誘導方式のミサイルを同時に使用することで相手の妨害に対抗することができます。
これは第10高射特科大隊第2中隊の装備ですね。



こちらは軽装甲機動車です。
普通科部隊に配備され、戦場機動を行います。
この車両は第49普通科連隊第4中隊の車両ですね。



こちらは120ミリ迫撃砲RTです。
かなり大型の迫撃砲で砲身長は実に2メートル以上あります。
通常弾で8100メートル、噴進弾で13000メートルの最大射程があり、構造が簡単でタイヤ式なので高機動車などで牽引して移動がしやすく、しかも射程がない上に大火力ということで普通科部隊にとって必須の火砲です。
第49普通科連隊重迫撃砲中隊の装備です。



こちらは81式自走架柱橋。
河川に橋を迅速に構築して戦車や装甲車などを通行させるための装備で、車両後部に載せられた板を繰り出すことで橋を架設します。
橋は長さ10メートル幅3.75メートルで74式戦車までなら通行が可能とされています。
この車両は鯖江駐屯地に駐屯する第6施設群第372施設中隊の車両です。



こちらは除染車3形(B)です。
大型トラックに2500リットルの水槽、除染剤散布ノズル、薬剤の加温装置を搭載したもので化学兵器などで汚染された広範囲の場所・施設を除染する装備です。
災害派遣では震災時の防疫のために出動しています。
こちらは守山駐屯地の第10特殊武器防護隊の車両です。




こちらは03式中距離地対空誘導弾です。
改良ホーク地対空誘導弾の後継として開発された低・中高度目標用の地対空ミサイルです。
これまでの陸上自衛隊の地対空ミサイルとは異なり垂直発射方式を採用しています。
写真で立てられているのが発射機でこれに6発ミサイルが装填されます。
この装備は兵庫県青野原駐屯地に駐屯する第8高射特科群第338高射特科中隊の装備です。


以上、豊川駐屯地創立65周年記念行事の模様でした。


_________________________

豊川駐屯地創立65周年記念行事 その1/その2/その3/その4
Posted at 2016/05/04 00:40:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2016年05月03日 イイね!

豊川駐屯地創立65周年記念行事(2015年11月21日)その3

観閲行進が終わるとグランドでは訓練展示が行われます。
それに先立って格闘戦展示が行われました。



陣太鼓と号令に合わせて銃剣や格闘術の組み手の展示が行われます。


さて、ここからは訓練展示(模擬戦)です。
訓練展示では陣地を構築した敵部隊に対して豊川駐屯地の各部隊が協力して制圧する想定です。
今回は敵側陣地の後方から見学しました。


敵部隊が上陸し、陣地を構築しています。
敵部隊は我がほうの様子を伺い待ち構えているようです。




我がほうは偵察用オートバイや軽装甲機動車を使い敵の情報を収集します。
偵察行動は偵察を行う部隊として第10偵察隊がありますが、連絡や情報収集のため偵察用オートバイは第10特科連隊にも装備されています。



レンジャー隊員を乗せた多用途ヘリコプターが進入してきました。
多用途ヘリコプターUH-1Jはパイロット2名のほかに乗員11名を載せることができるほか、小型の貨物や偵察用オートバイを機内に乗せることができます。





可能な限り迅速に人員を展開させるため、ヘリコプターは着陸せずホバリング状態でロープを使いラペリング降下を行います。
「降下用意、降下!」
ヘリコプターから降下したレンジャー隊員は着地後すぐに身を隠します。



続いて我を敵の航空樹から守るため第10高射特科大隊の93式近SAMが展開します。




続いて第49普通科連隊から重迫撃砲と対戦車ミサイルを展開し攻撃準備を行います。


さらに第10戦車大隊より74式戦車が展開します。


攻撃に先立ち、野戦特科部隊が敵陣地に射撃を加えるため第10特科連隊が布陣します。
155ミリりゅう弾砲FH70は牽引砲ですがこのように補助動力装置を使って限定的な自走をすることができます。


我に敵の航空機が接近してきました。
これより対空戦闘を行います。




「撃て!」
93式近SAMが発射した地対空ミサイルにより敵航空機は撃墜されました。
93式近SAMは携帯地対空ミサイルを車載にした簡易な対空システムですが、敵の航空機の情報は師団防空処理システムからもたらされます。



これより敵陣地への攻撃に先立ち、普通科部隊の重迫撃砲、野戦特科部隊のりゅう弾砲の射撃を行います。
120ミリ重迫撃砲の射撃が始まりました。




続いて特科部隊の射撃が始まります。
大変大きな音がします!ご注意ください!
「撃て!」
敵陣地に対して猛烈な射撃を加えます。
155ミリりゅう弾砲FH70は1門あたり1分間の6発の発射速度があります。



現れた敵装甲車に対して74式戦車が射撃します。
大変大きな音がします、ご注意ください!
「こちら戦車、目標装甲車、撃て!」




我の攻撃の前に敵の構築した障害を排除するため施設科部隊が展開します。
第6施設群の92式地雷原処理車と装甲ドーザが進入してきました。



92式地雷原処理車が我の攻撃部隊の進路上にある地雷原を処理し、通路を開設します。
92式地雷原処理車には2発の大型ロケット弾が装填されていてこれには爆破ブロックが接続されています。
地雷原の上にこの爆破ブロックを投射し爆破することでいっきに地雷原を爆破処理します。



我の進路にある鉄条網などの障害を75式ドーザが排除します。
75式ドーザは一定規模の脅威下で施設作業が出来るよう装甲が施してあり小銃弾や砲弾の破片から乗員を守ることが出来ます。



さらに74式戦車が敵装甲車などに対して射撃を行います。
大変大きな音がします、ご注意ください!



「弾着~今!」
我の砲弾が次々と敵陣地に弾着していきます。




74式戦車が敵装甲車に対して射撃を行います。
大変大きな音がします、ご注意ください!
現れた敵歩兵に対して機関銃で射撃を行います。



地雷処理を終えた92式地雷原処理車は速やかに撤収していきます。






これより特科部隊が敵陣地に対して射撃を行い我の攻撃部隊を支援します。
大変大きな音がしますご注意ください!!
「特科支援射撃、撃て!」



我の特科部隊の射撃に対して敵部隊も装甲車により反撃が見られます。
敵装甲車が機関銃を射撃してきました。




一方我の攻撃部隊は攻撃準備が完了しました。
軽装甲機動車に乗車した普通科部隊が進入路を目指します。



攻撃部隊を支援するため74式戦車が射撃を行います。
大変大きな音がします、ご注意ください!!




特科部隊も攻撃部隊を支援するため支援射撃を行います。
大変大きな音がします、ご注意ください!!



軽装甲機動車、対戦車ミサイルなどをともなった普通科部隊が攻撃のため敵陣地に向けて進んでいきます。






特科部隊がさらに支援射撃を行い敵勢力の弱体化を進めます。
大変大きな音がします、ご注意ください!!





戦車に援護された攻撃部隊が敵陣地に突入していきます。




突入!突入せよ!
我の特科部隊、戦車部隊の射撃で大きな被害を受けた敵部隊に対して我の普通科隊員が敵陣地に突入していきます。



状況終り!!!!




次は装備品展示だよ。


_________________________

豊川駐屯地創立65周年記念行事 その1/その2/その3/その4
Posted at 2016/05/03 22:57:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記

プロフィール

「佐久間挺長ほか潜水艇の慰霊塔がある鯛の宮神社は呉のタクシー運転手さんも知らない場合もあってちょっと行きづらいのですが、あのあたりは安芸地震で結構被害受けたみたいで爪痕がまだ残ってたりします。」
何シテル?   06/23 21:17
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