
そういえば昔「中華三昧」っていう超高級即席麺が大ヒットしたっけなぁ。
じゃなくて。
このお盆休みですが初日に横須賀に行って、台風あけに近場のセントレアにいったほかはとくにやることもないので、映画館に通ってました。
見たい映画ありましたからね。
「TRANSFORMERS4」、「ゴジラ」、「STAND by ME ドラえもん」です。
何を隠そうトランスフォーマーファンで特撮や怪獣大好きで、隠れドラえもんファンなのです。
昭和59年のアニメ第1作が放映される前に月刊テレビマガジンに連載されていた頃からのTFファンだったので、もちろん実写劇場版は3作とも映画館に見に行った上にブルーレイを入手してたりします(^^)
第3作目のTF3から3年、やはりTF4は期待はふくらみます。
で、感想はというと・・・・
「う~ん」というのが正直なところ。
TF1、TF2ともに米軍大活躍で、TF3もそれなりに活躍してアクション申し分なしの内容だったのですが、今回のTF4は「妥協?」と感じるところがいくつもありました。
米軍が国防費削減でまともに映画に協力できないというのは容易に想像できますが、今回米軍は全く出ていませんし、中盤までデストロン軍団相手ではなく謎の武装組織とサイバトロンが戦うのがメインです。
しかも人間パートがやたら多くて、アクションもサイバトロンの戦いよりも主人公(?)のおっさんの活躍のほうが目立ってるぐらいです。
さらになぜか舞台が米国から中国にかわりますしね。
米国の都市部で戦えばいやがおうにも米軍出さなければならないので、それなら中国を舞台にしちゃえばいいんじゃね?
みたいに感じました。
さらにいえば今回デストロン軍団出てきません。
デストロンの魂を受けついた人造トランスフォーマーが新たな敵になるわけですが、これって必要なの?
しかも人造トランスフォーマーのトランスフォームは体の形を変えるのではなく粒子状にして組みかえるわけなのでトランスフォーマーの見所の一つ変形もCGのコスト削減のための手抜きに感じてしまいます(何気にサイバトロンのトランスフォームも少ない)。
確かに面白かったとはいえ、これをトランスフォーマーとしてやる必要はあったのか、期待通りの出来だったかといわれれば「う~ん」というのが正直なところです。
続いて「ゴジラ」。
ハリウッド版ゴジラといえばなぜかイグアナがマグロを食べる意味不明な映画になってしまった前作が頭に浮かびますが、この作品は面白かったですね。
TFが米軍を出さなかったのに対してこのゴジラは米軍いっぱい登場します。
これですよこれ!
これが見たいんです。
いろいろ見ていくと日本のゴジラをものすごく研究したんだろうなというところがいくつもあります。
怪獣とゴジラが戦うところ、ゴジラという存在は以前から知られていること、放射能を吸収する怪獣だというところや海に去っていくところなどは日本のゴジラのあの作品のオマージュ的なものもあるんだなぁと感じます。
人間の攻撃をうけつけないのもEMPという解釈をいれているのも面白かったです。
ついでに突っ込みどころ満載だったのも(笑)
非常に丁寧に作られたゴジラだと思いますね。
あえていうなら、ゴジラ以上にムートーさんの印象が強すぎて陰が薄いのと、放射熱線が謎の怪光線になってるのは・・・・でしょうか。
ラストは「スタンドバイミー ドラえもん」です。
正直言ってこの映画は全く期待してなかったんです。
というのも、私は3D-CGが非常に抵抗感を感じますし、どうせこの映画は藤子F先生の意志なんか無視して動員数稼ぎのために作った映画なんでしょぐらいに思ってました。
・・・・そう思っていた自分にタイムマシンで戻って殴ってやりたい!
武装が76ミリ砲程度に抑えた哨戒艦(OPS)程度だと思って見に行ったら護衛の巡洋艦と駆逐艦と原潜が原子力空母と戦闘航空団一緒に出てきたでござるレベルでした。
夏休み感動No.1映画というのは伊達じゃなかった!
ストーリーはドラえもんがのび太のところにやってきてから別れと再開までのドラファンなら誰もが納得する名ストーリーをつないだものですが、単に羅列ではなくものすごく自然にリンクしています。
原作とは作品・作風を壊さない程度に変更がいれられていますが、なおかつ原作に忠実で、こういう解釈(設定)を入れることでなぜこうなっていくのかというつながりに全く無理がないんですね。
子供の頃第6巻を読んで「なぜ?」と思った人は多いと思います。
これを見るとものすごく納得できちゃうんですね。
のろまでダメなのび太が秘密道具に頼っているだけ。
ではなくそこから一歩自分で進んでいって未来をつかんでいく。
ドラえもんも頼るだけの相手から一緒にいてほしいと願う相手に変わって行く様はまさに見事だと思います。
ドラえもんファンならベースになったエピソードは何度も見ているでしょうし次の展開もセリフもわかると思いますが、全部納得の上で「よかった」ということ間違いなしだと思います。
ちなみに出来杉君の振られた理由がちょっとかわいそう過ぎます(笑)
Posted at 2014/08/15 20:05:03 | |
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