全く関係ないんですが、今年の冬アニメでは「ユリ熊嵐」と「SHIROBAKO」に結構ハマってみてました。
春アニメはなんといっても「レーカン!」と「食戟のソーマ」だったわけですが、夏アニメは?
・・・・
「がっこうぐらし!」と「GATE」ですね。
「GATE」は言うまでも無いとして、「がっこうぐらし!」は1回だけ原作を立ち読みしたことがあったので軽く世界観を知ってましたが、いざ放映が始まるとドハマリしましたw
非日常すぎる中で日常をおくるのが強烈で非常に面白いでござる。
気がついたら「食戟のソーマ」と「がっこうぐらし!」の原作を全巻買ってたのは秘密です☆
(ソーマの第22話は神回だったなぁ~おぢさん感動しちゃったよw)
さて、

であごすてぃーに。

第63号は74式戦車(G)。
いわゆる74式戦車改とよばれるものです。
74式戦車はデビュー以来細かな改修が行われているのですが、近代改修がこの74式戦車改です。
74式戦車はすぐれた戦車ではありますが、世代的に1世代前の戦車となってしまいました。
そこで近代改修が行われるわけですが、とはいえ、既に90式戦車の調達が進んでいることもあって、少ない防衛予算の中で改修はすすまず、試作をふくめてわずか5両のみが改修されたわけです。
財務省!!!

上が従来の74式戦車、下が74式戦車改。
パッと見は同じですが、よく見ると砲塔中央上部になにやら箱型のセンサーらしきものがついてたり、砲塔左側に搭載されてる投光機の形が違ったり、車体後部の起動輪の形が違ったりします。

モデルのほうは第24号で発売された従来型74式戦車に対して、これらの変更が付け加えられたものといった認識でよいでしょう。

横から見てみましょう。
車体後部の起動輪が見慣れた74式戦車とちょっとちがいますね。
これは履帯脱落防止用リングです。
74式戦車は履帯が外れやすいなんていうことを耳にしますが、これはその対策として一回り大きな外輪をつけたものですね。
ん・・・・?

これが実物。
モデルの脱落防止リング、何か小さくね?

ここからみるとやはり一回り以上小さく感じるなぁ。
でも車体そのもののモデリングは悪くありませんね。
さて砲塔後部にある発煙弾発射機の後部、なにやら見慣れぬは小型のものがありませんか?
これはレーザ検知器と繋がっているんです。

はい実物。
ケーブルが取り回されていますね。
これは敵から射撃照準用のレーザを照射されたとき、レーザ検知器で検知すると発煙弾が自動的に発射されるようになっています。
煙幕を張ることで対戦車ミサイルの誘導や火砲の照準を妨害するわけです。

右側面。
ここからみると(脱落防止リングが実物より小さいこともあって)従来型の74式戦車とあまり違いはありません。
砲塔中央上部についてる突起はレーザ検知器ですね。

前から。
前照灯前の枠がぶっといのでかなりアレですが(枠は細いのですからここは再現しなくてもよかったのに)、やはり74式戦車改の一番目立つ投光器がわかります。

こちらは実物。
モデルのほうはカバーをちゃんと開けてるんですね。
74式戦車には投光器が搭載されています。
もちろん夜間射撃時のためなのですが、強烈な光を出すため相手に見つかってしまいますのでもちろんおいそれとは使えません。
夜間はこの投光器から赤外線のパルスを出して相手の場所を把握するわけですが、強烈な赤外線を出すのでやはりおいそれとは使いづらいものがあります。
74式戦車改に搭載されてるのはこの逆のもので、相手の赤外線を感知して相手の位置を把握するパッシブ暗視装置になっているわけです。
モデルでもこのパッシブ暗視装置は再現されています。
暗視装置から砲塔につながるケーブルが丸見えなのも再現されています。

従来型と改をならべてみました。
74式戦車改のモデルそのものがそれほどでまわって無いので貴重かもしれませんね。
次回、64号は買わないぞ!
Posted at 2015/09/09 23:26:43 | |
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