昨日陸上自衛隊明野駐屯地の航空際にいってきたのですが、飛行展示は昼にはすべて終了してしまいます。
もちろん各種展示は閉門まであるのですが、今回は電車で訪れたこともあってやりたいことを・・・
それは伊勢神宮参拝です。
一度いってみたかったんですよ。
明野は伊勢市にあるので伊勢神宮まではさほど遠くありません。
外宮のある近鉄伊勢市駅か、それとも内宮に近い五十鈴川駅か、どちらにしてもさほど時間はかかりません。
明野駅までのバスが渋滞に巻き込まれてちょっと遅くなってしまいましたが現在の時刻は13:30。
両方回るのは時間的にも厳しい(夜真っ暗ですしね)ので内宮にしぼりました。
伊勢神宮(内宮)は五十鈴川駅から4キロぐらい。
タクシーで1000円ちょっとです。

伊勢神宮のシンボルでもある宇治橋です。
ここをわたると俗界と聖界の境になるわけですね。
意外にも橋が新しいですがこれは平成21年にかけかえられたため。
平成25年に予定している遷宮の関係で一足早くかけられたわけです。
この大鳥居は7.44メートルの高さがありますが、遷宮の際に解体された旧正殿の棟持柱のものが使われています。
この巨大な鳥居の元が柱ということは生殿の大きさがそれだけ巨大だということですね。

宇治橋からみた五十鈴川です。
とても綺麗で静かな風景ですね。

宇治橋のすぐ横に平行にならべられている杭があります。
木除杭とよばれ、川の氾濫などで流木が橋を損傷させないためにこの杭が設置されています。

正宮に向かう途中の内宮神苑の庭園ですが、綺麗ですね。
どことなく皇居の雰囲気に近い感じがしました。

内宮神苑で菊花奉納・展示が行われていました。
この日は雨でしたが晴れよりも意外と雨のほうが菊の花は似合うかもしれません。

火除橋のあたりですが、すでに紅葉がはじまっていました。

第一鳥居です。
自然の中にうまく調和された境内ですね。

御手洗場です。
五十鈴川の川岸にいくことができます。
綺麗な水と川岸の自然を感じることができます。

神楽殿です。
御神札や御守の授与、御神楽などの御祈祷をおこなうところですね。
ちょうどこの日も祈祷をされていた人がいました。

神楽殿を前から。
いつかはここで祈祷をおねがいしてみたいですね。

御贄調舎です。
鮑を調理する儀式がおこなわれる場所のようです。

神楽殿の横にあった五丈殿です。
ここで神事を行うようです。

ここが内宮の正宮です。
写真が許されるのもここまで。
参拝はこの石段をあがったところでおこないます。
正宮の中は聖なる場所ですので写真はもちろんですが見ることもできません。
伊勢神宮は1500年の歴史がある豊受大神宮(外宮)と2000年の歴史がある皇大神宮(内宮)がありますが、125の社宮の総称を「神宮」といいます。
皇大神宮は天照坐皇大御神がお鎮まりになっているのが正宮で、宇治橋も含めて20年に1度日本最大の祭り「遷宮」で建て替えられます。
20年に1度建て替えることで常に若々しい状態をたもち、比較的短いサイクルで技術を確実に次の世代に伝えていくものになります。

正宮にお参りしましたので帰路につきますが、その前に別宮の風日祈宮にいきましょう。
風日祈宮御橋を渡ります。

風日祈宮御橋から見た五十鈴川ですがすがすがしい気分になりますね。

風日祈宮です。
名前のとおり風の神社ですが1200年以上の歴史のある由緒ある神社です。
元寇の際に神風をおこして日本を救ったことから別宮に昇格したとされているようです。
そういえば昭和50年に極左テロリストが火炎瓶を投げて瑞垣御門を半焼させた放火テロ事件がありましたが、元寇から日本を守ったことが許せなかったんでしょうかね。

風日祈宮御橋から見た五十鈴川。
あと2週間ぐらいすれば紅葉も見ごろかな?

御池です。
雨の波紋が良いアクセントになりました。

饗膳所前の池に鯉がいました。

神社茶室近くのカエデです。
まだ色づいていない青々とした葉ですが風情があります。

宇治橋の大鳥居の前にあったカエデですがこちらはすっかり色づいていました。

宇治橋からみた五十鈴川河川敷の桜ですが、なぜか花が・・・・

さあ俗界にもどりましょう。
この景色ともしばしばのお別れ。
次は外宮もあわせてじっくり参拝したいですね。
おまけ。
おはらい横丁でいろいろ探索したのですが、残念ながら名物赤福が売り切れ。
これは残念だった・・・・(でも駅で買ったのでOK)
イセエビコロッケバーガーと松坂牛の牛串を堪能しました。

伊勢といえばやはりこれでしょう・・・
伊勢うどんも堪能しました♪
Posted at 2011/10/31 16:22:39 | |
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プチ旅行 | 日記