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アスロックのブログ一覧

2014年12月03日 イイね!

期日前投票にいってきた。

期日前投票にいってきた。いよいよ衆議院総選挙が公示になりましたね。
今日から期日前投票ができます。
ということで仕事帰りに投票に行ってきました。
14日の当日でもいいんですが、体調を崩したり急な用事がある可能性もありますので早いうちにすませたわけです。
当日投票にいくなら朝一番がおすすめですよ。
投票箱の中に何も入っていないことを確認するために投票箱をあけて見せてくれるんです。
私も1回見たことがありますがちょっとだけ得した気分になれますね。


さて、大義がないだのいろいろ言われている今回の解散総選挙ですが、確かにそう感じてしまう部分があるのは事実です。
でも来年予定している消費税増税は三党合意で決めたことですし、それは民意の結果でもあります。
今年の消費税増税でせっかく上向きだった景気に水を差してしまったからと来年の増税を延期・・・なんてことは簡単にできないのですよ。
勝手な判断で延期なんてしたらそれこそ民意を無視することになります。
だからこその選挙で延期の是非を問うというのは重要ですし選挙の大義に十分なります。

とはいえ、争点が今ひとつはっきりしない(特に野党)とか、数合わせのためために理念や政策関係梨に政党が手を結ぶとか、そういう部分が投票率低下につながるんじゃないかなというのは感じますね。

「政治家はだれがなっても同じ」「政治はだれがやっても何も変わらない」
なんてことを今更言う人はよほどニュースを見ていないか関心がない人だと思いますが、この数年間で政治の判断一つで経済が大きく沈んだり上向きになったり、外国に付け入るすきを与えたり逆に強くNOと言えるようになったりするのを散々ニュースで見てきたと思います。
政治は日本国民の生命財産を守るために行われるわけですから、選挙は私たちの生命財産に直結するイベントです。
もし自分の勤めている会社の社長や上司を自分で選ぶことができたら死ぬほど考えて決めるでしょ?
日本の政治も同じぐらい考えて決めようぜ?

そういや最近やたらと国会議員の「定数削減」が叫ばれていますけど、国会議員って有権者の代表なのですからその数を減らせば自分たちの意見が届きにくくなるわけです。
1人の国会議員の後ろには数十万人の有権者がいるのですからそれを簡単に減らすっていうのは正直どうなのかなって思います。
確かに議員に使われる税金は給与や諸経費等で計年間1億円ぐらいになるとはいえ、何十万人もの意見の代表として考えれば惜しくはないと思いますけどね。
むしろインスタントラーメンの値段はいくらだとか、漢字の読み方クイズみたいなくっだらないことで委員会止めたりするほうがはるかに税金の無駄ですよ。



さて、投票を終えて気がつきました。
最高裁裁判官の国民審査の期日前審査って投票日本番の1週間前からなんですよね・・・
また投票所にいかなきゃ・・・・
Posted at 2014/12/03 23:19:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 安全保障・政治 | 日記
2014年11月20日 イイね!

次期AEWが決まったみたいですね。


飛行物体を探知するにはレーダを使うのが一般的です。
早期警戒機や空中管制機はその警戒監視用レーダを飛行機に乗せたものになります。

これがE-2C早期警戒機。
背中に巨大なお皿を背負っていますがこれが監視用のレーダ(ものすごい高性能)です。

地上にレーダ基地を作れば良いのになぜわざわざ武器も積めない高価な専用機をつくるのかといえば、より遠くまで、より広い範囲を監視できるからです。
高い建物からだと広い範囲を見渡せますよね。
東京タワーやスカイツリーからだともっと遠くまで見渡せると思います。
つまり高い場所からだと低い場所から監視するより遠くまで見渡せるわけです。
なのでレーダー基地は丘や山につくるわけです。
でも地上には山があったり建物があったり、遮蔽物がたくさんあります。
レーダーは電波を使いますが電波は直進しかしないので、あまり相手が超低空で飛行するとレーダ基地の死角に入って探知されにくくなってしまいます。
さらに地球は丸いので地平線よりも先は見えないわけです。
そこでレーダーを飛行機に乗せてより高い場所で監視し、さらに移動できればもっと遠方で探知ができるわけです。
今は飛行機がジェット機ですし、ミサイルはマッハ近くで飛びますから1秒間に300メートルも400メートルも移動できちゃいます。
ほんの数秒でも探知が遅れると対処が出来なくなる恐れがあるわけです。
どんなに高性能な戦闘機や地対空ミサイルをもっていても相手を探知できなければ動くことも部隊に指示を出すことも出来ません。
空飛ぶ警戒監視機はメチャクチャ重要なんです。


現在航空自衛隊は早期警戒機として警戒航空隊隷下にE-2Cを第601飛行隊と第603飛行隊に、空中管制機としてE-767を第602飛行隊に配備しています。
警戒航空隊にE-2Cが配備されたのは昭和58年ですから30年以上にもなります。
日夜絶え間ない警戒監視活動を行って我が国の世界でも有数の強固な防空網を支えているわけです。
この間にE-2Cは米軍の「ホークアイ2000」という近代化に準拠した改修をうけてさらに高性能な監視システムになっています。
が、既に配備から30年たっていますし、さらに中国軍の軍事的挑発行動で毎日沖縄周辺海域で警戒監視活動をおこなっているので機体の余裕もありません。

そこで昨年12月17日に国家安全保障会議で決定した防衛大綱と中期防整備計画の中で新規に早期警戒機の整備計画が織り込まれたわけです。
中期防(平成26年度~30年度)に4機の新型早期警戒機が調達されることになっています。
と、ここまでずいぶん前置きが長かったですが、
新早期警戒機が決定しました。

E-2Dアドバンスホークアイです。

候補はボーイング737旅客機に警戒監視レーダを搭載したB.737AEW&CとE-2Cを大幅に改良発展したE-2Dの事実上の2機種だったのですが、やはりといいますか本命のE-2Dが選ばれましたね。
E-2Dは非常に高性能なレーダを搭載していますが、何しろ機体のベースがE-2Cと同じ(初飛行は1960年!)で設計が古いですし何しろ機体が小さいので乗員の居住性も決してよろしいとはいえないようです。
長時間の監視活動飛行になりますから居住性はとても重要な要因になります。
それでも今までE-2Cを使っていたのですから整備補給も有利ですし、何より電子機器やレーダがむちゃくちゃ高性能なところがポイントだったのではないでしょうか。
いっぽうでB.737AEW&Cは機体が旅客機ベースなので居住性が良く長時間の監視活動もしやすい反面、レーダをうごかすのに時間がかかるとか、米軍が採用してないのでアップデートや整備補給に不安があるのではないかといわれていました。
E-2D決定は妥当じゃないでしょうか。

E-2Dは米海軍ではCECシステムで大きな役割をもっています。
CECとは共同交戦能力のことで、イージス艦やE-2の情報を互いに共有して作戦行動をおこなえる能力です。
航空自衛隊が配備を予定するF-35、海上自衛隊のイージス艦と組み合わせることができればより高度な作戦がおこなえるようになります。
どのような運用をしていくのか興味深いですね。
Posted at 2014/11/21 01:00:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 安全保障・政治 | 日記
2013年12月12日 イイね!

「硫黄島から何年かかってもかならずお迎えにあがります」を国が示した!

久しぶりに良いニュースだと思います。
今日12月11日の記事ですが


読売新聞「硫黄島の遺骨収集、自衛隊滑走路は当面移設せず」

「政府は11日、太平洋戦争の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)に残る旧日本兵の遺骨収集事業に関する関係省庁会議を開き、自衛隊滑走路を当面は移設せずに周辺で収集を進めることを決めた。」

ん?なんのこっちゃわからないですね・・・
別の新聞を見てみましょう。


産経新聞「遺骨収容優先、滑走路移設は4年後めど 硫黄島で政府方針」
「政府は11日、硫黄島(東京都小笠原村)の自衛隊滑走路下にある戦没者の遺骨について、当面は滑走路を移設せずに収容作業を優先させる方針を発表した。滑走路地区で確認された壕の採掘や調査を行い、遺骨を収容する。事業は平成26年度から着手し、4年後をめどに滑走路を移設した上で作業に取りかかる予定。」


なるほど。
もう少し詳細がほしい。

毎日新聞>「硫黄島:自衛隊の滑走路移設へ 遺骨収容のため」

「政府は11日、太平洋戦争の激戦地だった硫黄島(東京都小笠原村)に残る遺骨収容のため、同島の自衛隊の滑走路を移設する方針を関係省庁会議で決めた。来年度以降、500億円規模の国費を投入する。
 来年度からの4年間で現在の滑走路地区内で見つかっている地下壕(ごう)について調査。その後、10年かけ、滑走路を島内の別の場所に移設。新滑走路の完成後、さらに数年かけて、旧滑走路の全域で遺骨がないか調査する。事業規模は滑走路の移設費約360億円を含め、総額で500億円規模となる見通し。」



朝日新聞「硫黄島内の自衛隊滑走路移設へ 政府、遺骨収集めざす」

「政府は11日、太平洋戦争の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)の戦没者の遺骨収集を進めるため、自衛隊基地の滑走路を島内で移設する方針を決めた。2018年度ごろから10年かけて移設した後、跡地で本格的に調査する計画だ。移設費用は360億円と見込む。
 防衛省や厚生労働省など関係省庁会議が、今後の作業の基本方針をまとめた。手順はまず、来年度から4年ほどかけ、滑走路付近の地下壕(ごう)やレーダー探査で反応があった地点の狭い範囲で掘削し、遺骨を収集。その後、18~27年度ごろに滑走路の移設を進める。跡地では数年かけて全面掘削し、遺骨を探す。」




そういうことなんですね。
読売新聞の記事だけではなんのこっちゃさっぱりわかりませんが、結局朝日と毎日の記事を読むと政府は硫黄島で眠る英霊の遺骨を収集するために滑走路の移設を行う。
そのため4年間かけて本格的に調査を行い、滑走路を移転し、移転後に収集を行うということですね。
実に14年をかけた大プロジェクトです。
(毎日新聞が「500億円規模の国費投入」とか、妙に下衆い書き方してるのが気になりますが・・・)

これってすばらしいニュースだと思いませんか?
「戦後68年もたって14年の時間と500億円も税金をつかって1円の得にもならないことをするなんてムダな事業だ、仕分けてしまえ。」
たぶんそう批判する人はたくさんいると思います。
確かに単純なお金の計算ではそうかもしれません。

でも身内が亡くなったり、祖父母のお墓に手を合わせに行きますよね。
そこに「お金」の価値観なんてありません。
故人に対する感謝だったり供養だったりそれがまず一番最初にくるはずです。

望む・望まざる関係なく避けられない運命の中で国を守るため、妻や子供を守るため、父母を守るため、故郷を守るためにこれほどの多くの方々が亡くなられてるわけです。
故郷から遠く離れた地獄のような戦場で苦痛の中戦って傷つき苦しみの中で亡くなられた方々。
その犠牲があるからこその今の日本の繁栄があるんです。
この方々に手を合わせるのは当然のことだと思います。

硫黄島(「いおうとう」と読むんですよ)には2万2千人もの将兵が散華されていますが1万3千柱がまだ見つかっていないんです。
南北8キロ、幅4キロ、わずか23平方キロメートルという小さな島に米軍は大型空母17隻、護衛空母11隻、戦艦15隻ほか艦載機1200機と11万の兵力で上陸作戦を行ってきました。
それをわずか2万3千人弱の日本兵が戦ったんです。
想像できませんよ・・・
2万3千人中2万2千人が亡くなったんです。
想像できますか?

硫黄島は名前のとおり硫黄ガスが噴出していますし、水の確保が難しかったといいます。
壕を掘るのは手作業ですし、壕の中で湿度や硫黄ガス、喉の渇きと戦いながら米軍と戦われたのですからそれこそ地獄のような戦いだったと思います。

そんな苦しみの中で散華された方々をせめて故郷に戻っていただくために遺骨をお迎えにいくことは国の義務だと思いますし誠意だと思います。
硫黄島では硫黄ガスや不発弾で遺骨収集がなかなかすすみずらいといいますが、ここにきて国費と具体的なプランを決定したことはとても大きいと思います。




Posted at 2013/12/12 01:00:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 安全保障・政治 | 日記
2013年03月29日 イイね!

横田と岩国のオープンハウス中止と沖縄周辺危機

ちょっと前ですが、3月25日のニュースで東京の在日米軍横田基地が例年8月に開催している日米友好祭が中止になることが報じられました。
http://flyteam.jp/news/article/20858

また、5月5日に開催が予定されていた山口県岩国市の米海兵隊岩国基地のフレンドシップデイも中止になる可能性があるとの情報が出ています。
http://www.mccsiwakuni.com/friendship-day/pressmedia.aspx
岩国基地は地元との重要なイベントであると開催を申請していますが、危険な状態ではあります。
中止かどうかは4月15日に発表されるようです。

さて、これだけなら地元の人たちの経済活動や私たち航空マニアなど一部の人たちががっかりするだけのことなのですが、実はこの奥には非常に深刻な問題があります。

中止の理由は米連邦政府の「財政の崖」問題による歳出削減による国防費大幅抑制からくるものです。
広報イベントは地元との関係やリクルート、納税者に対するアピールなどかなり重要な機能があるのですが、横田や岩国だけでなく米国での主だったショーがのきなみ中止になる異常な事態になっています。
米空軍のアクロバットチーム「サンダーバーズ」も活動停止になりました。

これはどういうことでしょう?


事の発端はリーマンショックとオバマ政権が福祉という名の盛大なばらまきを行ったことにあります。
景気悪化で2010年末までの時限減税を2012年末まで続けたことや景気対策の財政支出増加、それに加えて福祉を盛大にばらまいたために財政が悪化したことで米国の債務が法定上限に達してしまいました
法定上限に達しても議会で上限を引き上げれば問題なかったのですが、米議会は上下院がねじれ国会状態でうまくいかなかったわけです。
なんだか半年ほど前にどこかで聞いたような話ですね・・・
当然歳出削減のためにかなり乱暴な削減がされる上に時限減税が切れる(=増税)ので、米国民の深刻な消費の落ち込みがまるで崖から落ちるように米国の景気が転落し、軽く世界恐慌の引き金になるレヴェルになりかけたんですね。
とりあえず1月2日に2ヶ月間の回避はできました。
が、オバマ政権は膨れ上がった社会保障費には手をつけず、増税に反対していた共和党が増税を認めるのをいいことに、富裕層のみの増税でやろうとしたからさぁ大変。
民主党、共和党とも完全に物別れで具体的な歳出削減案の合意ができず、その2ヶ月を超えて3ヶ月目の3月1日を迎えてしまったわけです。
3月1日、オバマ大統領は強制歳出削減措置にサイン、10年間で1.2兆ドルの一律削減が決まってしまいました。
国防費はその約半分で、今後10年間で4870億ドルの削減義務に加えて毎年547億ドル強制歳出削減されます。
しかも今は暫定予算執行中なわけで、その状態で強制歳出削減ということはシャレにならないことになるわけです。


ではどんなことになるのかというと・・・・
今月号の「航空ファン5月号」に詳しく乗っていました。

対応案は・・・
・陸軍のいくつかの部隊は分隊規模以上の訓練は中止
・2013年1月以降に申請された陸軍の比較的大きなレヴェルの修理は全て中止(車両1300両、火器17000挺/門なんだとか・・・)
・陸軍航空部隊の飛行時間削減
・陸軍の大幅な兵員削減(最大14万人・・・・)
・海兵隊の大幅な兵員削減(最大5万7千人・・・)
・北アラビヤ海、ペルシャ湾に展開する空母戦闘グループを2個から1個に削減
・いくつかの空母戦闘グループの訓練延期
・4個空母戦闘グループの活動停止(!!!)
・いくつかの艦船の修理の延期および活動停止
・核戦力や一部の部隊を除いて空軍の飛行時間を全面的に18%削減
・空軍の大規模演習の中止
・空軍の新規取得調達数の削減
・空軍のパイロット教育の高等過程を4月1日で停止
・24時間警戒態勢のレーダーサイトのいくつかを8時間体制に(ちょ、おまwww)

という目を疑うものばかり。

この結果がまたシャレになりません。
・陸軍の78%以上の部隊で即応状態が悪化(!)
・陸軍の兵站能力の大幅な低下(デポ整備を停止すりゃぁねぇ・・・)
・サイバー攻撃に対して脆弱化
・空母や強襲揚陸艦展開の中止や活動停止による抑止力の大幅低下(!!!)
・活動停止になる4個空母戦闘グループは作戦不能に(今のレヴェルに戻すのに1年近くかかるようです)
・2013年に増派可能な空母戦闘グループは1個のみに
・2013年9月には増派可能な揚陸部隊がゼロに
・2個海兵遠征旅団による敵前強行上陸が実施不可能に
・空軍の一部の部隊では6月より飛行停止状態に、7割の機体が戦闘不能状態に(!)
・輸送や空中給油などに深刻な影響


・・・・・
おっそろしいでしょ?
平たく言えば米海軍は半数が活動できず、陸軍は8割がまともに展開ができず、空軍は飛べないというとんでもない状態になるわけです。
そりゃサンダーバーズどころの騒ぎじゃありません。
そうなると当然米軍の影響力が深刻なぐらいに低下します。
そういえば最近北朝鮮がやたら強気じゃないですか?
もちろん「平常運転」な挑発的発言ですが、例年に比べるとちょっとトーンが激しい気がします。
またここにきて中国海軍がヴェトナム漁船を砲撃するなど、南沙諸島周辺で非常に挑発的な行動に出ています。

そして今、沖縄周辺海域ではまさに中国軍が尖閣諸島を本気で取りにきています。
中国は少しばかりの資源がほしいから尖閣がほしいのではなく、国家戦略であの海域を押さえて海軍の活動の自由を目的としています。
尖閣が目的ではなく沖縄そのもの(上陸部隊で沖縄本島を占領するという意味ではなく、中国の影響下において日本や米国の活動をさせない)ですよ。
仮に日本と中国が武力衝突になっても米軍が投入できる大規模な戦力がないのですから、どれだけ危険な状態なのか推測できると思います。
さすがに日米同盟の関係もあって沖縄本島に中国軍のミサイルがぶち込まれることはないでしょうが、尖閣周辺海域が戦場になること、いくつかの島嶼で小部隊の上陸作戦が行われる可能性は無いわけではありません。

なぜかほとんど報道されませんが、財政の崖に関する国防費強制削減は世界規模ニュースなんですよ。
米軍の活動縮小は何気に日本人の生命財産にかかわってくるわけです。
Posted at 2013/03/29 00:26:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 安全保障・政治 | 日記
2012年07月24日 イイね!

「区民を見殺しにしてもかまわん。迷彩服を見せるな」といった人たち

阪神淡路大震災、中越地震、度重なる水害や土砂崩れ、そして先日の東日本大震災。
我が国は世界有数の自然大災害王国でもあります。
その大災害では多くの命が失われ、たくさんの人々が傷つきましたが、一人でも多くの命を助けようと過酷な状況で戦った方々がいます。


言うまでもなく自衛隊です。

水没した市街地から一人一人救助し、

変わり果てた姿になっていても、少しでも綺麗な状態でと重機ではなく手作業で瓦礫を排除したそうです。

連日冷たい海にもぐり、発見したご遺体を背負って迎えてあげた隊員もいたそうです。
震災が起きたのは3月、非常に寒い時期でしたが、

こんな簡易なテントで毎日過ごし、過酷な救助活動、復旧作業に連日戦っておられました。
写真や賞状のような想い出の品と思われるものは瓦礫の中から見つけて丁寧に回収もしたそうです。
こんなに国民のために働く軍隊、世界のどこにありますか?

さんざん
「軍隊は市民を守らない」
「暴力装置」
と罵られた自衛隊こそが本当に国民を守っている、そして守ることを大勢の人が知った出来事でした。

まだあれから1年半もたってないんです。

ちょっと古いですが7月23日の産経新聞の記事。
東京でおこなわれた自衛隊の防災演習で、「迷彩服を区民に見せるな」 と庁舎立ち入りを拒否した区が11もあったんです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120723/plc12072301070002-n1.htm

>16日午後7時。「市街地での災害訓練反対!」「基地へ戻れ」という反対派のシュプレヒコールと、「自衛隊頑張れ」という励ましが交差するなか、陸自第1師団の隊員は練馬駐屯地を2人1組で出発した。

どこの馬鹿だよ?
「市街地での災害訓練反対」って何だよ?


その次の日の産経新聞の産経抄
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120724/plc12072403090004-n1.htm
最後の一文
「昨年4月の小紙記事は、津波で家族4人を失った44歳の自衛官が「これ着てますから」と迷彩服に触れながら、任務に没頭する姿を伝えていた。職員の心ない仕打ちにも顔色ひとつ変えなかったであろう、自衛隊員の心情を思うと、やりきれない。」

本当にそう思います・・・

イデオロギーで自衛隊が嫌いな変わった人もいるでしょう。
でも任務であれば話は別です。
ましてや命がかかった有事や災害での活動はなおさらです。
今回拒否した区は、職員や一部の極左団体のイデオロギーのために区民を見殺しにしても良いと判断したといえます。

それで本当に良いのですか?


追記
11の区のうち9区がこの記事は正しくないと抗議してるようですね。
が、2区は音沙汰なし?
逆に言えば9区は自衛隊が申し出ても拒否はしないんだよね?
本当かなぁ(笑)

産経新聞の飛ばし記事であれば良いのですが(いや、あんまりよくないですが)、本当に区が拒否していた事実があるのなら大問題ですぞ?


追記2
7月25日の記事

>23日午前1時7分にアップされた「自衛隊の防災演習、東京の11の区は庁舎立ち入り拒否」の記事について、11区で実施されなかったのは待機(宿泊)訓練でした。通信訓練については自衛隊の立ち入りを認め、実施されていました。関係者におわびして、削除します。


じゃあ待機訓練のほうは?


追記3
なんだか見えてきましたよ
なるほどね、宿泊訓練のほうを圧力かけてたわけですか。
Posted at 2012/07/24 23:03:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | 安全保障・政治 | 日記

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