
月半ばになると出てくるのが親睦会費用の徴収と他部署への依頼する書類の納期と相場は決まっていますが、プライベートではもちろんこれ。
航空ファンと世界の艦船の発売日です。
実は先月ももちろん買ってるのですが、忙しくてすっかりブログupするの忘れちゃった。
てへっ。
航空ファンの特集はF-35です。
やはりF-X候補の最有力といわれていますから注目度は高いですね。
コストと実用性と米軍との共同作戦に有利なF/A-18か
F-35とF-22を除けば卓越した空中戦能力と国内生産に好条件(しかも日本で生産したものを輸出さえ可能)で将来の国産戦闘機開発への光が見えるかもしれないタイフーンか
それとも非常に高度な作戦能力と低視認性をもつものの時間的余裕とコストに懸念があり国内産業にはあまり貢献できそうに無いF-35なのか
我が国がどれを選ぶのか興味深いですね。
そのF-X選定関係でロッキードのフォートワース工場見学やシミレータを公開するなど三者ともにかなり積極的ですが、その中でもタイフーンがやたら好条件をだしているのは裏を返せば財政が厳しいタイフーンの焦りにも感じます。
開発国でもない日本にかなりの好条件を出しているF-35も同じですが。
さて、グラビヤのほうですが築城基地航空祭でアクロを再開したブルーインパルス、306飛行隊30周年記念塗装機が興味深いですが、やはり気になる記事はF-2の最終号機納入でしょうか。
あんなことになってしまった中で増産ができないというのはやりきれない部分もありますね。
初期の不具合でさんざん言われましたが、傑作機F-15も初期はこれでもかというぐらい問題が発生しました。
少ない経験と予算、ガチガチにしばられた制約の中で日本特有の運用思想にマッチした戦闘機を開発し、無数の問題点をひとつづつつぶしていって一流の機体に育てていったのですから技術者の汗と努力はかなりのものだと思います。
この青い戦闘機で日本国民の生命財産を守っていると思うととても頼もしく感じますね。
モウひとつ気になる記事は・・・B-52、どうやら2040年代まで現役っぽいですよ。
就役中のB-52Hが1960年代半ばの機体だとして・・・寿命が80年弱(汗)
世界の艦船のほうですが特集はSSBN。
また・・・ディープで危険な・・・・(笑)
巻頭カラー記事のフランス海軍の最新SSBN「ル・テリブル」ですが驚きました。
SSというだけでも機密の塊なのに、さらにSSBNの艦内の写真、しかも管制室、ミサイル発射筒が並ぶ「シャーウッドの森」や原子炉のボイラーコンパートメント内部の写真です。
これって・・・機密中の機密じゃないです?
さらに恐ろしいことにM%1 SLBMの搭載作業やミサイル発射筒のフタをあけたところの写真など・・・
いやあよく許可でましたね。
興味深い記事は海上保安庁の新型PLHの改「しきしま」型のCG、実に24隻も我が国近海に出現したロシア海軍艦艇(おもいっきりなめられて挑発されてるんですぜ、まともに伝えないマスゴミさん)ですね。
それともうひとつ・・・・
2009年にインドが進水させたSSBN「アリハント」です。
インドは原子力潜水艦を保有していますが、なんとこのアリハントは国産のSSBNです。
もちろん潜水艦建開発の経験がないインドですからロシヤのアクラ級SSNをベースにロシヤの設計で作られたものではありますが、インドが完成度は低いとはいえ原潜を開発し弾道ミサイルを搭載できるようになるステップにあるのは興味深いですね。
搭載するSLBMはわずかに射程700キロのK15のようですが、この射程だと脅威対象の中国の主要都市に核攻撃するのは難しいですが、ミサイル発射筒の太さを考えると主要都市を射程圏内に納める射程をもったSLBMを今後開発する可能性もあるようです。
中国海軍がヴェトナムや我が国の尖閣諸島周辺で活発な動きをみせていますから将来インド洋に進出する可能性は高いと予想されますのでインド海軍はこのSSBNに大きな期待をしているのでしょうね。
中国に対する核抑止力は我が国にとっても利害一致する部分がありますので注目ですね。
Posted at 2011/10/26 23:37:04 | |
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