
ここのところ2日に1回は出張(しかも新幹線で片道2時間以上+滞在時間が2時間以内)か残業で帰社時間が23時半な毎日が続いていて生活はメチャクチャ。
そんなこんなでなかなかみんからのアップやコメント巡回もできずにいます・・・・
出張で新幹線の中からみなさんのブログは拝見させていただいていますよ(^^)
ということでおもいっきりいまさらですが航空ファンと世界の艦船とモデリングガイドむらさめ型・たかなみ型をゲットしました。
うん、すっかり忘れてましたよ^^;
さて、航空ファンの特集はF-16 4500機生産達成です。
なんだかすごいですよね・・・・
F-16の原形になるYF-16の処女飛行が昭和49年、量産初号機が昭和53年ですから、ざっくり計算して34年間で年平均132機!
恐ろしい数ですね。
航空自衛隊のF-2が12年間の調達で100機未満でしたから、平均生産数だけで1年ですべて生産できちゃう計算になります。
・・・・なんだかすごいですね。
戦闘機を作るには調達から部品の発注、調整、引渡しまで2年ぐらいかかるでしょうからそう考えると1年で100機以上の高性能戦闘機を作る能力を持っている米国の航空産業の底力・規模の巨大さが伺えます。
話がそれましたが特集がF-16の4500機ということでF-16がたどった発展や生産について紹介されています。
当初の構想からかわっていき、今ではマルチロールファイターの標準になっているのが興味深いですね。
グラビヤのほうもF-16にあわせ、ポーランド空軍のF-16C-52、バーモントANG、テキサスANGのF-16C-30です。
ポーランドというと東欧有数の空軍をもつWTO条約国の中心的な国でしたが、いまやF-16を運用しているのですからずいぶんかわりましたね。
しかも中古機ではなくブロック52という新型ですから力の入れ方が違うなと感じました。
塗装が妙にレトロな感じがするのに、機首のIFFアンテナや垂直尾翼付け根の警戒アンテナ、精密攻撃用のポッドにAIM-9Xと間違いなくトップクラスの能力を持つ戦闘機を運用してるんだなと感じますね。
そういえば欧州向けの機体らしく垂直尾翼付け根にドラッグシュート格納部があるのも面白いですね。
気になる記事は震災で大きな被害を受けた航空自衛隊の松島基地で1年ぶりにF-2の飛行訓練が再開されたことでしょうか。
18機のうち6機の修理には3年ぐらいかかるでしょうからなかなか完全な形で機能がもどるのは難しいかもしれませんけど、基地機能の復旧への大きな1歩ですね。
他に新型輸送機C-2の開発延長という記事もありました。
開発がスケジュールどおりにいかないのは多々ありますけど構造強化が理由ですのでちょっと気になります。
さらに気になった記事ですが、米国のシンクタンクが現在の戦力では米軍は中国に対抗できないと報告しています。
確かに中国の防空能力は上がっていますししかも目標が多いので今のB-2やF-22ではとても足りません。
防空網の脅威からのリスクを減らすには低視認性が、肝心のF-35は配備を遅らせています。
今日(6月2日)のニュースで国防長官が米海軍の艦艇のうち6割を太平洋に展開すると公表しましたが、それだけ深刻な状態なのかもしれませんね。
世界の艦船のほうですが、こちらは特集は海上保安庁。
保有する全タイプの船舶と航空機の一覧はさすが世界の艦船ですね。
そこらの海上保安庁本よりもこの1冊だけで軽く内容を凌駕します(^^;
海上保安庁のたどってきた道のりなどをわかりやすく書かれています。
ヘリコプター搭載巡視船PLHの建造や延命工事にかかわる船舶工務官の役割や南極観測隊を支援した砕氷船”宗谷”の回顧録など、興味深いですね。
”しきしま”級の2番船の新PLHや新1000トン型巡視船など、興味深い記事満載です。
その中でも特に気になる記事は東日本震災です。
海上保安庁は震災から1年以上がたった今でも行方不明者の捜索を行っているんです。
津波で破壊された灯台などの復旧や流された船舶への対処、さらに原発の警備と今でも震災の対応は続いています。
2月に取材のためにドイツのテレビクルーがきていたそうですが、今でも捜索していることに驚愕したそうです。
「冬の海に潜れる僕らだけが家族の下に返せる」は潜水班長の言葉ですが、重い言葉ですね・・・・
海上保安庁は震災で8機の航空機が被災してうち7機が全損になっています。
うち1機が「しきしま」搭載のスーパーピューマですが、先の航空機一覧に「震災により全損」の文字を見ると考えさせられるものがありますね。