さて、いよいよ本番です。
昨日は新城へ新城ラリーを観戦しにいってしまい、予想外の体力消費をしてしまったわけですが・・・・
「こいつ・・・・うごくぞ・・・・?」
まだ若干疲れは残ってるものの浜松に向かうことにしました。
朝はバス待ちが嫌なのでタクシーに乗ったのですが、駅から会場まで3000円かかっちゃいました。
たかっ!
よし、帰りはバスにしよう・・・
会場のほうは曇り空と昨日の雨の関係で例年に比べるとかなりすいてる感じです。
ブルーインパルスも飛びませんからその影響も大きいでしょうね。
天候偵察の後オープニングフライトとしてT-4が展示飛行を行いました。
う~ん、500ミリでも豆粒でした・・・(^^;
でも機体が小柄でエンジン音が静かなので感じにくいですが、軽快でダイナミックな飛行を行いました。

その後はお隣静浜基地からT-7練習機の編隊飛行。
2機の微動だにしない編隊はやはり見事ですね。
と、ここで雨!
うそつき!
直前の天気予報では6時~12時まで0%だったのに!
(涙)
ひどい振りようでした。
ちょうどF-2戦闘機の展示飛行だったのですが、皆さん格納庫にダッシュでした。
私もカメラが濡れないようにするため、写真どころじゃなく、まともに写せたのがこれぐらい。

機体がかすむぐらい雨もふってましたが、やはり機動のたびにでるベイパーがすごかったですね。
まぁ写してないんですが・・・・(ピンボケの嵐だったのよ)
この後はF-15の予定・・・だったのですが諸般の事情で今年はキャンセル。
仕方ないことですが寂しいですね・・・

次は救難展示。
何度見てもその高い技量には驚かされますが、例年航空祭で救難展示は観客の中では必ずしも人気が高かったものとはいえない感がありました。
が、今年は全く違っていました。
例年に無く救難展示をじっくりみてる観客が多かったですね。
お昼の大編隊を除けば一番人気があったんじゃないでしょうか。
ラペリング降下やストレッチャ回収を興味深そうに多くの観客が見ていました。
やはり東北大震災のときの自衛隊ヘリコプターの活躍はものすごく印象的でしたものね。

E-767の展示飛行の後は浜松基地所属機による記念飛行です。
浜松市市制百年記念塗装をしたT-4、
「祝 市制百周年記念」を披露しました。

E-767を編隊長にT-4、U-125Aの異機種編隊です。
これが見られるのは浜松だけですぜ♪
さて、お昼は格納庫で一休みしてたのですが、中部航空音楽隊の演奏会を拝聴することが出来ました。
何度聞いてもすばらしい演奏です。
演奏曲は交響曲ブルーインパルスのほか北島三郎メドレー、AKB48メドレーなどを演奏しました。
マーチングバンドや交響曲、アニソンからポップまでを音響設備の整ったホールでスーツを着て演奏を聴くのではなく、格納庫でゴザ敷いてそこで座って普段着のままで超一流の演奏を聴く。
自衛隊の音楽隊でなければまずそんな機会はありません。
ラストは「空の精鋭」の演奏ですが、たぶん観客のほとんどはこれが空自の行進曲だとは知らないと思います。
が、他の曲とは違うことに気がついたのか、途中でリズムに合わせて手拍子が。
いつしか大勢の観客がリズムに合わせて手拍子をしていました。
この行進曲だけにですよ。
これはちょっと感動しましたね。
航空祭では音楽隊の演奏は確かに人は集まりますが今年は格納庫の外にまで演奏を聞いてる観客でいっぱい。
間違いなく市民の自衛隊を見る目が以前とはガラっと変わった気がしました。
午後はブルーインパルスの展示飛行が行われないこともあってやはり会場をうめつくす例年に比べると観客の数は少なめですが、それでも

やはりこの見事な「100」には歓声と拍手があがっていました。
これを見ることが出来ただけでもエアフェスタ浜松に着てよかったなぁと思いましたよ(^^)
16機の大編隊って浜松ぐらいじゃないともはや見ること出来ませんものね。
本当なら外来の陸自機やE-2Cを見送りたかったのですが、バスが激混みになるのを避けるために、T-4の最後の編隊が着陸態勢に入った時点で移動しました。
バス待ちはわずか10分ですみました(^^)
お昼ごはんは食べてなかったので浜松駅でハンバーガーたべて帰りました。
天候には泣かされましたし、写真も「武器」の本格デビュー戦なのに散々な状態だったとはいえ、T-4等の展示飛行や音楽隊の演奏に満足した1日でした。