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アスロックのブログ一覧

2012年01月30日 イイね!

浜松基地広報館地対空誘導弾等器材展示イベント(1月28日)

1月28日、29日と航空自衛隊浜松基地に隣接する広報施設、浜松広報館で地対空誘導弾等の機材展示がおこなわました。
浜松広報館では定期的にこういったイベントを開催して広報活動を行っています。

普段まず見ることのできないミサイルですがこういったイベントで身近に感じることは大切ですよね。
私たちの税金で作ったミサイルが私たちの生命財産を守っています。
そう思うとミサイルがとても頼もしく感じますね。
安全保障に何の関心もないタレントが「軍事費とか税金のムダ使いを減らすとか~」なんてバカ丸出しな発言を報道番組で言ってるのをたまに見ますが、医療や福祉や年金も日本という国があってのこと。
その日本を守ってるのは戦闘機でありミサイルであり戦車であり、護衛艦であり、何より命がけで任務についているたくさんの自衛官です。
「防衛は最大の福祉」。
年金や福祉で日本の独立は守れませんよ?


ということでみていきましょう。
浜松基地は飛行部隊ではパイロット教育を行う第1航空団、防空監視を行う警戒航空隊、救難活動を行う浜松救難隊がありますが、そのほかに航空機の整備教育を行う第1術科学校、管制システムの教育や対空火器の整備教育を行う第2術科学校、ペトリオットの教育を行う高射教導隊などの部隊が置かれています。


【91式携帯地対空誘導弾】


こちらは91式携帯地対空誘導弾(SAM-2)です。
バズーカ砲のような形をしていますが、本物ならばこの中に小型の地対空ミサイルが装填されています。
(展示されているのは練習用機材)
「携帯」の名のとおり、侵入してくる敵航空機に対して隊員が担いで狙いを定めて射撃を行います。


91式携帯地対空誘導弾は、携帯地対空誘導弾スティンガの後継として開発されたもので誘導性能が向上されています。
相手航空機の出す赤外線をたどって誘導しますが、弾体先端にテレビカメラが装備されていて可視光画像も誘導に加わっているので敵の妨害をうけにくく、誘導性能に優れています。
写真左側の大型のフィンは敵味方識別装置のアンテナだそうです。



【81式短距離地対空誘導弾】

こちらは81式短距離隊滞空誘導弾(SAM-1)です。
通称「短SAM」と呼ばれるもので、わが国が開発した初の地対空誘導弾です。
このトラックに搭載したランチャには赤外線誘導の短距離地対空誘導弾が4発装填されます。


発射機(ランチャ)です。
81式短SAMは昭和56年度に制式化され、野戦防空用として陸上自衛隊の高射特科部隊に配備され、昭和58年度より航空自衛隊でも基地防空用として配備が開始されました。


こちらは目視照準具です。
射撃はもちろん電子装置により統制されたもので行いますが、このような目視照準具をセットすることで目視による照準射撃が可能になります。


こちらは射撃統制装置です。
大型トラックに射撃統制装置を載せたもので、この車両で目標を捕捉・射撃の統制を行い、先ほどの車両でミサイルの発射を行います。
上部の大型の板は射撃統制用のフェーズドアレイ式多機能レーダです。



射撃統制装置のフェーズドアレイ式レーダのアンテナです。
ミサイルは発射後に空中で目標をロックオンします。
ミサイルの誘導は赤外線誘導方式を採用してるので、目標命中まで射撃統制装置がミサイルの誘導指令を行う必要がありません。


射撃統制装置のコンソールです。
大型のレーダースクリーンがありますが意外とシンプルですね。


発射機と射撃統制装置です。
統制装置1基と発射機2基(ミサイル8発)でシステムを構成します。



【対空機関砲VADS1改】

こちらは対空機関砲VADS1改です。
機関砲と射撃統制装置を組み合わせたもので、VADSとは「Valcan Air Defense System」を意味します。


VADS1改の機関砲です。
この機関砲は6砲身の20ミリ機関砲(ヴァルカン砲)で発射速度は高速では毎分3000発、低速では毎分1000発と非常に高い発射速度で砲弾を射撃します。


VADS1改のリードコンピューティングサイトです。
これで見越し角の自動算定を行い、目標への命中率を向上させます。
VADS1改は航空自衛隊の飛行基地に配備され、戦闘機部隊や高射部隊の防空網を突破して我の基地を攻撃しようとしてくる敵航空機からの基地防空最終段階を担当します。


VADS1改を後ろから。
意外と簡素ですね。
ここに操作員が座り、射撃を行います。
手前のドーム状のものがリードコンピューティングサイト、右側の円盤のように見えるのが測距レーダーになります。


こちらもVADS1改の後ろ。
この対空機関砲は重量が1.8トンと比較的コンパクトな上に2人の操作員で操作が行え、射撃システムが1両で完成されているため、トラックで牽引することで容易に展開ができます。




【地対空誘導弾ペトリオット】

最後はペトリオットです。
米陸軍が運用して湾岸戦争で有名になったペトリオットですが航空自衛隊も高射部隊で運用しています。
地対空誘導弾ナイキの後継として昭和60年度より整備に着手し、高射群に配備されています。
長射程の地対空ミサイルで進入してくる敵航空機を撃破するのが任務です。



ペトリオット発射機の後方ですが、左右で形が違うのが判ります。
左側が従来のペトリオットミサイル(PAC-2)、右側が対弾道弾迎撃用の向上型(PAC-3)です。
このコンテナの中にミサイルが収納されていますが、PAC-3は小型軽量化されたため発射コンテナ1つに4発装填することができます。
ペトリオット発射機はこのコンテナを最大4個セットすることができるため、PAC-2なら4発、PAC-3なら16発を装填することができます。


こちらも後方から。
「INERT MRT」とありますが、これはイナート弾を意味します。
訓練用の不活性弾のことですね。


ペトリオットの牽引車です。
特大型トレーラにより牽引されます。


ペトリオットは高性能な防空システムですが規模も大きく、この発射機のほかにレーダ装置、射撃管制装置、アンテナマストグループ、電源車が必要になってきます。
Posted at 2012/01/30 23:57:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2012年01月29日 イイね!

世界の艦船航空ファン今月号

世界の艦船航空ファン今月号ちょっと遅れましたが、世界の艦船と航空ファンの今月号をゲットしてきました。

航空ファンのほうはやはりといいますか、特集はF-35です。
表紙が日の丸F-35というのがちょ~っと違和感ありますが(^^;
(もう少し彩度落としたほうがそれっぽく見えるんじゃないかなあ?)
内容のほうは空自F-Xで選ばれたポイントについての解説やF-35のキモである低視認性と状況認識能力についての解説ですが、興味深いですね。
F-35は非常に先進的な戦闘機で非常に高度な作戦遂行能力を持ちますが、そのためには運用を見直したり研究が重要なんだと感じました。
特に米国の国防予算が削減されて調達が減ったり遅くなるる中で、かなり優先的にわが国にまわされることが予想されますから、「米国の土台を元に・・・」ではなく日本が自分で運用の研究を基礎から組み立てていく必要があるのでしょうから、運用までに至るハードルは非常に高いんでしょうね。

F-35の先進的な状況認識能力をF-2やF-15とネットワークでつないで運用していくには大きな負担だと思いますが、それが完成したら少数のF-35で配備数以上の効果を期待できそうですね。

F-35以外ではUAEのアクロバットチーム「アルフルサン」やスロバキヤ空軍のMig-29のグラビヤがありますが、その中でも気になる記事は航空自衛隊の飛行教導隊30周年記念の記事でしょうか。
築城基地でT-2をもって編成された飛行教導隊が昨年末30周年記念を迎えましたが、飛行教導隊のたどった足取りの記事は非常に興味深かったですね。
超ベテランパイロットばかりが集められていますが、今までの常識が通用しない世界で苦悩したり、米空軍のアグレッサー飛行隊と交流して、当時機密だったソ連機の戦術分析を入手したり、嘉手納基地で本物のMiG-23を見たり・・・と驚く内容でした。
それにしても「パイロットと戦闘機の関係は男と女の関係に似ている。7Gとか9Gとかの急旋回で・・・(以下略)」という書き出しには面食らったのも無理はない(笑)



さて世界の艦船のほうは特集は第7艦隊です。
第7艦隊というと漠然と空母戦闘グループが頭に浮かびますが、こうして改めて読むともっともっと大きく、空母戦闘グループは中心的役割ではありますが、その艦隊の一部でしかないんだなと感じました。
空母戦闘グループを有する第70タスクフォース、特殊部隊SEALSを運用する第71タスクフォース、対潜哨戒機P-3Cを運用する第72タスクフォース、兵站を担当する第73タスクフォース、SSNの作戦を行う第7タスクフォース、海兵隊第31海兵隊遠征隊とそれを展開する強襲揚陸艦LHDエセックス、さらに揚陸区域を掃海する掃海隊をもつ第76タスクフォース。。。。。と、想像以上の規模だと思いしらされました。

第7艦隊の艦隊を英語にすると「fleet」ですが、面白いのが「艦隊」と「fleet」ではニュアンスが違うと記事で指摘されていました。
日本ではまさに艦船が集まって編成される部隊に対して、米海軍では「部隊」というニュアンスのようです。
航空部隊でも「fleet」と言いますしね。
そういえば米海軍の第10艦隊は艦船が1隻もないサイバー部隊ですものね。

第7艦隊というよりも米海軍の「艦隊」で面白いのがその編成で、各艦隊の統制区域に艦船が入ると、その区域の艦隊の統制を受けるんです。
例えば「トモダチ」作戦でCVNロナルド・レーガンが参加しましたが、あのときはロナルド・レーガンが第7艦隊にチェックインして統制を受けていますし、韓国海軍と演習を行ったCVNカールビンソンも第7艦隊の統制を受けています。
こうやって考えると海上自衛隊の「艦隊」と米海軍の「艦隊」が編成の思想の上でまったく違うのを再認識しました。

気になる記事としては第7艦隊からみでLHDエセックスが今年の春にも帰国して、代わりにボノム・リッシャールが引き継ぐことでしょうか。
それともうひとつ、英海軍の空母イラストリアスです。
ハリヤー・ジャンプジェット退役後「艦載固定翼機」がなくなってしまった英海軍ですが、唯一残っている空母イラストリアスが昨年ヘリコプター空母としての改装を4000万ポンドかけて行いましたが、2014年には退役することになっています。
イラストリアスと交代するのはヘリ母艦オーシャンですが、もちろんオーシャンは既に現役。

なんだか迷走してますね・・・・

Posted at 2012/01/29 14:15:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2012年01月28日 イイね!

DVD-BOX

DVD-BOX昭和60年ですから私が小学生のときですね。
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」というアニメをやっていました。
そう、昨年話題になった映画「TRANSFORMERS」の元ネタです。

あの作品はアニメで第1シーズン、第2シーズンの後に劇場版、第3シーズンをやって短編(3話)をテレビ放送してからはトイのみでの展開になってました。
その後アルマーダやビーストウォーズなどのシリーズを90年代、2000年代に放送、2007年に実写映画をやってからはアニメイテッド、最新作の「プライム」と続くわけですが・・・

その第1シーズン、第2シーズン、第3シーズンがDVD化されました!
いやぁ、これをまってたんですよ。
LD-BOXにはなってたんですが、何しろ機械持ってませんし高価ですものね。
第1、第2シーズンは全63話+日本未放送2話+映像特典ついて定価で9000円のDVD-BOXが2セットで手に入ります。
AMAZONで買えば値引きありますので・・・
14000円ちょいで全話入手できました(^^)

いやぁ、なんていうかカオスですしツッコミどころいっぱいですし、最高ですね。
作画はムチャクチャだししょっちゅう設定が崩壊しますが、文句なしに面白いです。
そのうち第3シーズンを手に入れよう♪
Posted at 2012/01/28 02:17:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | ゲーム、テレビ、映画 | 日記
2012年01月23日 イイね!

ニューフェイス!新型デジタルキャメラ

デジタルキャメラはコンパクトのFINEPIX F80EXRとDMC-FX60を使っています。
一眼デジはEOS60Dを使っています。
これで使い分けているのですが、DMC-FX60は2009年8月と既に2年半が過ぎた旧モデルということもあってそろそろ後継を考えたくなってました。
もちろん性能はさほど不満はもっていなかったんですけどね。

そこで運用を見直しました。
航空祭などでは飛行展示をEOS 60Dをメインで使っていますが、地上展示や艦艇公開を写すのは何で写すべきなのか?
コンパクトデジでもさほど不満はないものの、どうせなら良い画像として残したいわけです。
もっと言えば、艦艇展示でレンズとボデーという重いEOS60Dをわざわざ持ってくる必要がないほどの性能を満たしたものがほしい・・・

とはいえ、最近流行りのレンズを交換するタイプのものはもはや一眼レフですし、第一レンズを考えれば高すぎます。
そこで・・・・


でん。
今回調達したのはニコンのCOOLPIX P7100です。
はっきりいってでかい!
一眼デジのボデーぐらいの大きさがあります(笑)
普通はデジカメのストラップといえば携帯のような「ひも」ですが、一眼レフのあの巨大なストラップを使います。

これ、RAWで撮影できますし、シャッタ速度や絞り、ISO感度、さらにホワイトバランスすらも変更することができます。
ズームは光学で7倍、ISO感度は最大3200まで可能ですし、シャッタ速度優先・絞り優先といった機能まであります。
要するにレンズ交換できない一眼レフといった感じでしょうか。
恐ろしい。。。。。

飛行展示がなく、望遠を使う必要がない艦艇展示などでは一眼レフいらないですね☆

今年度末までに実用試験、夏には部隊承認にもっていきましょう♪
Posted at 2012/01/23 00:31:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | キャメラ | 日記
2012年01月22日 イイね!

ハンバーガー?いいえきつねです。

さて、今年もはじまりましたね。
赤い看板に黄色い文字で「M」のレストランの「大米」。
その第1弾はグランドキャニヨンです。
グランドキャニヨン?
・・・・
グランドキャニヨンといえばアリゾナにある峡谷ですね。
アリゾナといえば・・・

デビスモンサン空軍基地
米軍機の墓場といわれる「デビスモンサンの墓場」、AMARGがあるデビスモンサン基地ですね。
ということは・・・・

干からびたF-14やA-7が入ったハンバーガーなんだろうか・・・

ガクガクブルブル

ということで恐る恐る食べてみると・・・

あらおいしい☆

ボリューム感がありますね。
このパンはどうにも違和感がありますが目玉焼きとチーヅで満足感があります。
あえて言うなら「意外性」がちょっとたりないかな?
良くも悪くも王道といった感じです。
美味です。


が、そんなことで満足する私ではありません。
何かないか・・・
意外なハンバーガー・・・・




これだ!

私ははるばる愛知県の豊川市にある豊川稲荷にむかいました。
その横丁にある店でうっていました。

「おきつねバーガー」
!?

これ、パンにみえて実は油揚げです(笑)
そしてアツアツのカツがサンドされてるんですね。
ケチャップで味付けされているシンプルなものですがこれが意外と合うんです。
油揚げとケチャップが合うなんてたまげました。
こいつは美味!

Posted at 2012/01/22 00:01:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「佐久間挺長ほか潜水艇の慰霊塔がある鯛の宮神社は呉のタクシー運転手さんも知らない場合もあってちょっと行きづらいのですが、あのあたりは安芸地震で結構被害受けたみたいで爪痕がまだ残ってたりします。」
何シテル?   06/23 21:17
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