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2017年06月12日 イイね!

海上自衛隊潜水艦一般公開

6月10日、11日と潜水艦が一般公開されました。
公開された場所は横須賀や呉ではなく・・・・
愛知県蒲郡市。
!?

いやぁ、これは意外でした。
決して大型船が多く寄航するわけでもない三河港に潜水艦ですからね。
その模様がこれ。


う~ん、なんともシュールだ・・・・・(^^;

潜水艦は船体の大部分が海中ですので、セイルや外殻の背中の一部が出ているだけ。
実に不思議な絵になります。
公開されたのは蒲郡港の浜町第1埠頭。
工業団地があるエリアですね。


今回公開された潜水艦はSS-593「まきしお」(基準排水量2750トン、満載排水量3500トン)です。
「おやしお」型潜水艦の4番艦として平成13年3月29日に竣工しました。
小柄に見えますがもちろんこれは船体の大部分が水中にあるからで、全長は82m、幅8.9m、基準排水量は護衛艦「はつゆき」型に迫るほどのボリュームです。


艦首です。
艦首には艦首旗として国旗の日の丸が掲げられています。
自衛隊施設は午前8時から日没まで国旗掲揚が定められているので自衛艦もそれに準じて停泊中は日の丸を掲げています。
艦首旗の前のドームは魚雷警報装置のようです。
白いローブを通している係船具は甲板内に引き込むことが出来るようですね。



セイル部。
セイルの天蓋部にはさまざまなアンテナ類のほか、旗が見えます。
この旗は指揮官旗といって、指揮官が乗っていることをしめします。
海上自衛隊では白地に赤い桜花で示していますが、今回掲げられているのは隊司令旗(甲)になります。
指揮官旗の右にある円筒状のものはレーダ反射器で、周囲の船舶に艦の存在を示すものです。
柵のように見えるのは転落防止柵。、その隣は信号旗の旗竿になります。
セイルの横にある翼のようなのは潜舵。



セイル部分をアップで。
貼り付けられているのは吸音タイルのようです。
また上部にみえる窓ガラスのように見えるのは船として必要な灯火です。
さてドアが開いていますね。
鉄板の厚さで深度がわかってしまう!!
・・・ように見えますが、この部位(ケーブル類を通すハッチのようです)についてはそうでもないようで、機密でもないので堂々とあけることが出来るそうです。



セイルを後方から。
セイルってイメージではここの中に発令所があるように思えますが、発令所はセイルの下付近になるようです。
セイルは潜望鏡や各種アンテナ類、シュノーケルなどの格納場所兼浮上時の操艦指揮所ですが、潜水中は海水に浸かるようです。
船の艦橋のようなイメージがありますが実はまったく違う役割なんですね。
天蓋部後方には通信アンテナが見えます。




セイル後方から。
背中に当たるところです。
写真ではちょうど陰になって見えませんが潜水艦の背中の横にスリット状の注排水弁があります。
潜水するときはこの弁から海水を取り入れ艦内のタンク(これをバラストタンクといいます)にいれてもぐることになります。
このとき艦の姿勢の釣り合いをとるためにトリムタンクの中にも海水を入れ、必要に応じて注水・排水を行います。
浮上のときはこの逆で、艦内の高圧空気を使ってタンク内の海水を排水させて浮上します。


にょきっとあらわれた太い筒は潜望鏡です。
水中での抵抗やノイズを小さくするためにアンテナや潜望鏡などは必要に応じてセイル内に格納されます。


艦尾から。
後方には舵が見えます。
現在海上自衛隊が運用している潜水艦は「おやしお」型と最新の「そうりゅう」型の2種類ですが、同じ葉巻型で非常に似た形をしています。
外見上一番判りやすい違いがこの舵で、「そうりゅう」型はX字の舵になってるのに対して「おやしお」型は十字型の舵になっています。
緑のカバーがかかってるところの近くには戦術曳航ソナーTASSの曳航装置が収納されてるようです。
船体からソナーを長く伸ばすことでより広範囲の監視を行うことが出来るのがTASSです。


艦尾の自衛艦旗。
いわゆる軍艦旗に順ずるもので、海上自衛隊の艦艇はこれを掲げます。
海上自衛隊では建造された自衛艦が引き渡されるときに、同時に自衛艦旗授与も行われるほど、船にとっては旗は非常に重要なものです。




今回の公開では海上保安庁や愛知県警も協力を行いました。
警備のため愛知県警の警備艇 愛6「いらこ」と海上保安庁のCL32-M1。


地方協力本部のイベントということで、海上自衛隊の潜水艦のペーパーモデルが。
でもなぜそうりゅう型?(笑)


以上、潜水艦一般公開でした。


Posted at 2017/06/12 00:25:33 | コメント(6) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2017年06月06日 イイね!

プラモデルを作ってみた。(Su-15)

さすがに同時作成はいろいろきついので・・・・
というかあまり時間短縮につながらない上に雑になってしまうので1機づつ作ることにしました(^^;


さて、これまで米国機を中心に西側の戦闘機を作ってきましたが、たまには東側の戦闘機も作りたくなってきました。
実は東側の機体は結構ストックがあるんですよ~。
ということで何をつくろうかな?

・大型戦闘機
・スホーイ設計局の機体
・双発機
・強力なレーダを搭載している
・旧ソ連の代表的な戦闘機

とくればもうわかりますね?

ふらご~ん。



そう、あの悪名高き戦闘機、Su-15フラゴン迎撃戦闘機です。
フラゴンといえばどうしてもあの悲しい撃墜事件がついてまわります。
269人(うち日本人28人)の大きな犠牲の当事者がこのSu-15だったりします。
とはいえ、航法をまちがって領空侵犯した旅客機側にも責任の一部はありますし、引き金を引いたパイロットは命令にしたがって任務を遂行しただけだでもあるわけで・・・
平和な空だったらと思わずにいられません。


キットはトランペッターの1/72のSu-15フラゴンAです。
ディテールは非常に細かいですし、合いも悪くありません。
ただ、謎の部品分割だったりします。
前脚収納部の箱をつくるのに4部品もあったり、機体は左右から張り合わせるのにコクピット周辺が別部品で上から貼り付けるようになってたり、前脚収納周辺部が別部品なのでやたら浮いたり・・・
キットそのものは大変良くてつくりやすいのに、ここだけはマイナスかなぁ。


デカールがちょっと曲がったり、脚やカバーの接着が雑で接着剤がはみ出たり・・・とよくみると粗が目立つなぁ。
特にキャノピー周辺にしっかり隙間できちゃってるし。
ここのとこはもう少し丁寧に作らないとダメですねorz
次はがんばろう。



さて、このSu-15ですが、写真では何度も何度も見たことがありますが、立体にして目の前にあると・・・
「なんじゃこりゃ」というのが率直なところです。
アホみたいに巨大な機首
機体の割りに非常に小さなデルタ翼、どことなくMig-21に似てるところもあります。
機体はコンパクト(全幅なんてT-4練習機のほうが大きいぐらいなんですよ)なのですが、このバカみたいに巨大なレドームもあって、ピトー管含めて22m
ピトー管含めなくても20.5mという大きさです。
Su-15はソ連の防空戦闘機としてSu-9やSu-11の後継として開発されたのですが、実は主翼はそのまんま流用されたわけです。
なのでSu-9を双発にして大型のレーダを搭載したのがSu-15といっていいと思います。
ちなみに最大速度は高空で2230km/hと非常に高速ですが、航続距離は増槽込みで驚きの1700km。
み・・・みじかっ!


米ソの迎撃機を並べてみました。
なぜこんなにSu-15って禍々しいというか、悪の戦闘機って雰囲気なんでしょう(笑)
でも巨大な機首と小さな主翼、平べったい胴体と非常に面白い形です。
最高に不細工だけど最高にかっこいい機体。
・・・ってとこでしょうか。







Posted at 2017/06/07 00:26:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | プラモデル | 日記

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何シテル?   06/23 21:17
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