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アスロックのブログ一覧

2017年09月24日 イイね!

浜松広報館「基地防空用地対空誘導弾等展示」

プラモ以外では久しぶりのUP・・・かの?

ようやくあのうっとおしい暑い毎日にも限りが出てきて、気温も落ち着いてきつつあります。
熱中症の恐れがあってどこにもいけず、仕事と買い物と医者以外ほとんど半分引きこもり状態だったのですが、ここにきてようやくほそぼそと徘徊してます。

それはさておき
9月23日、24日には浜松広報館で「基地防空用地対空誘導弾等展示」がおこなわれました。
航空自衛隊は高射部隊に地対空誘導弾ペトリオットを配備して、拠点防空を行っていますが、航空自衛隊の基地やレーダー基地などの施設を守るための装備ももっています。
自衛隊の戦闘機やペトリオットをすりぬけて自衛隊施設に攻撃をしかけてくる航空機や巡航ミサイルを迎え撃つためです。



こちらはおなじみ81式短距離地対空誘導弾。
いわゆる「短SAM」とよばれるものです。
発射機2基と射撃統制装置1基、ミサイル8発で構成されたシステムで、陸上自衛隊の高射特科部隊が用いていたものとほぼ同じものです。
この車両は発射機で、大型トラックに4連装の発射機を搭載しています。
手前のものは照準装置で、このように離して使うことが出来ます。



こちらは81式短SAMの射撃統制装置。
目標を捕捉してミサイルの射撃統制をする車両で、ここに操作要員が座り、ミサイルの射撃を行います。
81式短SAMはミサイルの誘導を赤外線で行います。
飛行機や巡航ミサイルはエンジンを搭載してるのでそこから赤外線が放出されます。
これを感知して目標に命中するわけです。
81式短SAMは昭和56年に制式化され、陸上自衛隊では昭和57年から配備が始まり、航空自衛隊では基地防空用として昭和58年度から配備がはじまりました。





こちらは対空機関砲VADS-1改。
VADSはヴァルカンエアディフェンスシステムの略で「ヴァッズ」と読むようです。
その名前のとおり、バルカン砲で防空を行うもので、F-15などに搭載されてる20ミリ機関砲(いわゆるヴァルカン砲)をレーダ照準装置と連動させた対空機関砲です。
機関砲の右側に丸いものがみえますがこれはTVカメラで、追尾射撃を行うためのものです。
射撃は測距レーダとリードコンピューティングサイトを用いてコンピュータ制御で行われますが、射手の練度によって命中精度は結構違うそうです。



おいしくなーれ、萌え萌えきゅん♪
・・・・じゃなくて、こちらはVADS1改用の20ミリ砲弾です。
直径が20ミリですから1発1発がかなりの大きさだとわかります。
戦闘機用の機関砲を流用してるので、その発射速度はすさまじく、1分間に3000発というすさまじい速さで砲弾を打ち出します。
その音は「ヴぉおおおおお」と、牛のオナラのようだとも。
ちなみに射撃訓練は青森の六ヶ所村にある六ヶ所対空射撃場にもっていって行うそうです。




この写真を見て、ドラえもんのスネ夫が頭に浮かんだら、子供の頃コ●コ●コミックでスネ髪コーナーを見て笑った人に間違いない。
それはさておきこちらは基地防空用地対空誘導弾です。
81式短SAMの後継で、陸上自衛隊では11式短距離地対空誘導弾として大型トラックに搭載されたものが配備されています。
この車両は発射機で、背中に乗せられているのがミサイルの発射チューブです。
81式短SAMが赤外線誘導でしたが、この基地防空用地対空誘導弾はミサイル本体からレーダー波を出して目標を捕らえて追尾していくものです。



こちらは基地防空用地対空誘導弾の射撃統制装置で役割は81式短SAMの射撃統制装置とおなじです。
もちろん81式短SAMよりも高性能化していますが、発射機や射撃統制装置同士のデータリンクなどができるようになりました。
基地防空用地対空誘導弾は基地内に1つの指揮統制装置をおき、そこに2つの射撃統制装置を接続し、その射撃統制装置にそれぞれ2基の発射機が接続できます。
1つの指揮統制装置で4基の発射機がつながることで、より効果的な射撃が可能になりました。


以上、基地防空用地対空誘導弾等展示」でした。


毎度のことながら装備年鑑にでてきそうな写真ばかりですな(^^;


Posted at 2017/09/24 22:59:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2017年09月17日 イイね!

プラモデルを作ってみた。(JA37ヤークトビゲン/A-10AサンダーボルトⅡ)

何か最近であごすてーにもupしてないし、自衛隊イベントもupしてない
もしかしてアスロック氏、熱中症にやられたか?
と思われた方、正解です(笑)
まぁ、毎年3~4回は熱中症になるので、さっさと残暑も含めて終わってくれ!と思う今日この頃です。
そしたら台風がきやがった・・・


さて
プラモのほうはほそぼそとやってます。

サーブ37ビゲンです。
ビゲンの1/72といえば、ハセガワが有名ですが、あれはか~なり昔(試作機が飛んだ頃)に作られたやつで形はずいぶん異なります。
ちょっといまさらあれを・・・というのが本音。
いや、実際作ったんですよ、でもアップしてないというところからして失敗したということですorz
今回作ったのはHellerのJA37ヤークトビゲン。
おフランス製ですよ。
説明書がまーわからん。
色指定とかひじょうにわかりづらい。
これをみると日本のプラモの説明書がどれだけ親切かわかります。
モデルのほうですが、樹脂はなぜか非常に柔らかいので削ったりするのは楽なのですが、すべて凸線ですし、結構癖があります。

ここで非常に苦手意識が沸いてきてしまい、変に意識したせいであちこちが雑になってしまったのは残念。
確かに部分部分で合いが悪いところがあるものの、全体的にはそれほど悪くなく、意外に組みやすかったりします。



実はこのキット、JA37用なのではありますが、やろうと思えばビゲンの各タイプが作れちゃいます。
ビゲンって多目的戦闘機だというのは知ってるけどどんな種類があるの?となりますが、だいたいこんなかんじ。

●AJ-37
まず一番最初に作られた量産型です。
ビゲンの量産型は実は戦闘機じゃなく攻撃型が最初だったんです。
電子装置は対地攻撃がメインで、火器管制装置はレーダー誘導空対空ミサイルの搭載もできませんでした。
結構意外でしょ?

●SK-37
ビゲンの複座練習型ってどんなの?っておもったことないですか?
F-15やF-18なんかだと座席の後ろに後部座席がありますが、そんなに違和感はないとおもいます。
F-16やF-2はキャノピーが大型化してますが、そんなに無理は無い感じだと思います。
でも練習機なら視界を確保するために後部座席はできるだけ上にもちあげたい。
そこでT-4やT-2なんかは後部座席は高い位置になってます。
それでもキャノピーはそんなに違和感無いですよね?
ビゲンは「SK37」でぐぐってみてください。
コクピットがキショいです(笑)
前席と後席は完全に独立していますので結構不気味なシルエットになってます。
Mig-25の複座型Mig-25UやシンガポールのA-4スカイホークの練習型TA-4SUもそうですがなぜこうなった?(笑)

●SF-37
多目的戦闘機というのですがら、当然偵察型だってあります。
機首に偵察カメラを搭載したタイプで、RF-4偵察ファントムみたいな感じでしょうか。

●SH-37
海洋監視型です。
広範囲の監視を行うためのレーダとカメラポッドを搭載したタイプ。
見た目はAJ-37とかわらないのですが偵察ポッドを搭載して、対地攻撃用のミサイルなどは搭載しません。

●JA-37
迎撃型で、ヤークトビゲンとよばれています。
ビゲンが開発されてるときはドラケンが現役だったので戦闘機型はそれほど急がれてなかったのか、後になって登場しました。
高性能なPS-46という空対空レーダを装備し、スカイフラッシュ(AIM-7スパローの発展型)レーダー誘導中距離空対空ミサイルを搭載できるようにしたものです。
キットはこのヤークトビゲンなのですが、そのスカイフラッシュがついてないぞ(笑)


他に退役機を改造して電子戦機にしたものとか、近代改修型なんかがありますが、キットはだいたい各タイプを作ることが出来るように部品がついてきます。
ただ、説明書には一切書かれてないのと、デカールもこの灰色のJA-37のみなので・・・あとは自分でやろう(笑)



彫りなおしなどをしなければ意外にサクサク作れるこのキットですが、一番の難関がデカールです。
このデカールがとにかくクセモノで、まず非常に固い。
デカールは適度な弱さがないと曲面に張り付きませんが、この固いデカールは曲面なんて知るか!とばかりに貼り付いてくれません。
マークソフターを使ってもやわらかくならないとはどういうことだ!
固いのでただでさえ貼りにくいのになんと糊が弱い。
まったくくっつきやしないんです。
もちろんマークセッターを使いましたが、「何それ?ププッ」とばかりです。
仕方ないので木工ボンドを水に溶かして糊代わりにしてようやくです。
まぁすぐに丸まったり破れたりするよりマシですが、なんとも頑固なデカールでした。




さてここでまた国内キットを。
もうしばらくHellerはいいや(^^;
ということで・・・・
作ってると「ヴううううううん!」と機関砲の音の口真似をしたくなることNo.1の

A-10AサンダーボルトⅡですたい。
キットはハセガワの1/72のもの。
最近A-10Cに切り替わりましたが、A-10といえばやはり冷戦時のチャコールリザードだよね?
ということでA-10Aです。
元はかなり昔に発売されたもののようで、バリとか結構ありました。
古いキットなので当然凸線でしたが、細かいこと気にせずにそのまま組みました。



なんというか無骨ですね。
戦闘機ってだいたいしゅっとしてるのですが、このA-10はさすが攻撃機!という感じがします。
滞空機関砲に耐えられる構造に加えて大量の爆弾を搭載できるのでさぞかしエンジンはハイパワー・・・・とおもいきや実は推力4トンの双発。
意外に非力だったりします。
そのエンジンもTF34という民間向け仕様ではボンバルディアやエンブラエルの小型旅客機に搭載されているタイプで、音を聞くと攻撃機というより旅客機に近い感じがします。



しっかしなんというか、改めてみると結構アレな形してますね(^^;
いや、かっこいいですけど。
まず機首には大型の30ミリ機関砲があります。
小さな機首にこんなに搭載するので前脚は機体の軸線にあるのではなく、横にオフセットされて配置されてます。
機首はしゅっとしてなくてもこっとまるく、主翼は高速飛行なんかなんのその!といった感じの矩形翼。
エンジンにいたっては胴体に収納されてるのではなく、機体の外に出てるんですよ(笑)
これはA-10が非常に特殊な使われ方をするため。
東西冷戦のとき、欧州での戦力は東側が有利でした。
東側は非常に強力な戦車をすさまじい数保有していたわけです。
ドイツ平原を埋め尽くす超強力な戦車の大群、これはマジでしゃれにならない。
一方ヴェトナム戦争では味方の地上部隊を支援するために戦闘機が爆弾を投下したわけですが、速度が速い戦闘機では味方部隊の希望通りの場所に爆弾を落とせず、F-4やF-105という非常に強力な戦闘爆撃機をもっていたのに実際には味方部隊を支援するのはジェット練習機を攻撃機に改造したA-37などを使ってました。
前線で滞空して味方部隊の前にいる敵を攻撃する、小回りの効く攻撃機がほしかったわけです。
味方部隊のすぐ近くの敵にたいして攻撃するなら速度は速すぎず、低空での運動性もほしい。
そこで生まれたのがA-10です。
低速で飛ぶため、高速度性能は求められず、前線近くで使うため敵の対空機関砲に耐えられる頑丈さと運動性、そして敵の装甲車を撃ちぬける超超強力な30ミリ機関砲を搭載することを求められたわけです。
最大速度が600km/h以下ということですから、ヘリコプターの3倍程度の速度で前線に長時間滞空できることになります。




A-10は大口径機関砲にエンジンをつけたものといわれるぐらい、超強力な30ミリ機関砲GAU-8を搭載していますが、別に空対空戦闘や対艦攻撃をするわけではないこともあって電子装置のほうはそれほど充実しておらず、まともなレーダは搭載してません。
夜間作戦用の前方監視装置も搭載されてません。
ウソかホントかわかりませんが、湾岸戦争のときはAGM-65マベリック空対地ミサイルのTVカメラ(赤外線画像)をつかって夜間に飛んだなんていいますが・・・
ホンマかいな?


と、いうことで今回はマベリックとMk20ロックアイ(F-15Eのキットのもの)をぶらさげてみました。
さて、そういえば今回大きな失敗をしちゃいました。
見るからにテイルヘビーなこのA-10、プラモのほうも機首に錘をいれないとしりもちをついちゃいます。
もちろんそれ相当の粘土を入れて錘にしたのですが、それでもおもいっきりしりもち状態。
できれば鉛ぐらい使ったほうが良かった。


以上、JA37とA-10でした。

Posted at 2017/09/18 00:08:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | プラモデル | 日記

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「佐久間挺長ほか潜水艇の慰霊塔がある鯛の宮神社は呉のタクシー運転手さんも知らない場合もあってちょっと行きづらいのですが、あのあたりは安芸地震で結構被害受けたみたいで爪痕がまだ残ってたりします。」
何シテル?   06/23 21:17
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