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アスロックのブログ一覧

2018年06月17日 イイね!

プラモデルをつくってみた。(F-4E)

なんかプラモばっかりつくってる気がしますけど、そんなことないですからね(^^;
いちおーハイビスカスの花を育てたり、広報館にRF-4を見学しに行ったりもしてます。

さて、プラモのほうですが、前回、前々回がF-4G、F-4EJとなったので、今回は・・・


F-4EファントムⅡです。
いや~、F-4を1機つくるともう1機、もう1機と作りたくなるんですよ~
なにしろ

まだこれだけあるんですよ・・・・


それはさておき

キットはハセガワの1/72のF-4Eです。
F-Eは旧金型をのぞいて定番品がなくなってしまったので、これは数年前のホビーショーで手に入れたインディアナANGスペシャルマーキング機を流用しました。
キットはエジプトワン塗装なのですが、F-4Gでエジプトワン塗装やったので、やっぱりF-4Eといえばベトナム塗装だよね?ということで旧金型のデカールを流用。
垂直尾翼の「PN」はフィリピンのクラーク基地に常駐していた3rdTFWのもので、こちらはエッシーのデカールを流用しました。
ベトナム塗装は白文字のほうが似合うよね。



ベトナム塗装というか迷彩塗装、本当に苦手だなぁ・・・
マスキングテープを使ったら境目がくっきりしすぎておもいっきり不自然に。
そこで境目をオーバースプレーしたのですが微妙になってしまった。



ではここでF-4Eの解説をちょこっとだけ。
もともとF4ファントムⅡは米海軍の全天候感情戦闘機F4H-1として開発され、F-4Bが配備されました。
一方空軍は防空戦闘機F-106や戦闘爆撃機F-105を使ってましたが主力になる戦闘機としてF-4ファントムⅡをF-110Aスエクターという微妙な名前で採用することになりました。
艦上戦闘機F-4Bを空軍仕様にしたF-4C、F-4Dが配備され、大パワーで高い機動性、高性能な電子装置、大量の武装を搭載できる戦闘機だったわけですが・・・・
F-4CやF-4Dには機関砲がなかった。
当時ミサイル技術が向上してきたころで、空中戦はミサイル中心に行われるので機関砲なんかイラネ、なんていう時代でした。
ところがこのミサイルがちーとも当たらなかった。




空中戦に使うミサイルは敵機が比較的近い距離のとき使われる短距離空対空ミサイル(サイドワインダーやファルコン)と離れた距離の相手に撃つ中距離空対空ミサイル(スパロー)。

ベトナム空軍が使っていた戦闘機はMig-21や旧式のMig-17でしたが、機動性がよい上に、ミサイルの電子技術が発展途上だった時代のベトナム戦争ではサイドワインダーが20%、スパローが10%ぐらいの命中率だったようで、これはこまった。
開発元のマクドネルダグラス社は空軍型に機関砲搭載を当然考えていたようですが、肝心の空軍のほうがF-4採用時はあんまり乗り気ではなかったようでした。
一応機関砲を機外装備できるガンパックはつけられるのですが、空気抵抗は大きいわ、外付けなので弾道は安定しないわ、しかもミサイルや爆弾を搭載するハードポイントが減るわとマイナス要因も多くて評判はよろしくなかったようです。




そこで投入されたのF-4C/Dの発展型F-4Eです。
さて困った、機関砲を搭載するにしても場所がない・・・
機首はところ狭しと電子装置だらけでスペースがないぞ。
えい、機首を伸ばしちゃえ。
と実に86cmも延長して機首の下側に機関砲のスペースとフェアリングを設置しました。
・・・だけじゃないんですよ?
精密機器のレーダーや電子装置のすぐちかくに機関砲を置くわけです。
熱や振動で悪影響がある可能性は当然考えられるわけで、火器管制装置をF-4DのAN/APQ-109から小型で振動にも強いAN/APQ-120に偏向しました。
そのほかスタビレータが前縁スラット付になったり主翼内側の前縁フラップを固定式にするなど、かなりの変更が加えられてます。




Posted at 2018/06/17 23:03:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | プラモデル | 日記
2018年06月03日 イイね!

プラモデルを作ってみた。(F-4G)

先日F-4EJのプラモを作ったわけですが、やっぱりファントムⅡはかっこいい!
ちうことで引き続きまたもやファントムです。
今回は・・・


F-4Gです。
F-4はもともと海軍が開発した艦隊防空戦闘機F4H-1(後にF-4B)を起点とするわけですが、米空軍もF-110の名前(後にF-4CやF-4D)でF-4を戦術戦闘機として採用したわけです。
高性能なレーダに巨大な機体、大量に搭載できる武器ということもあってべ空軍の主力戦闘機となったわけですが、F-4には固定の機関砲がなかったのでハードポイントに機関砲ポッドを搭載してたわけですが・・・これが弾道が安定せず不評だったようで後に機首を延長して機関砲を搭載するF-4Eが生まれました。
そのF-4Eから派生したのがF-4Gです。



敵の地対空ミサイル陣地や高射砲陣地を破壊するには、専用の対レーダーミサイルを搭載する攻撃機を使います。
ヴェトナム戦争ではF-105Gという機体に専用の電子装置やミサイルの射撃統制装置を搭載して「防空施設狩り」を行っています。
これを「ワイルドウイーゼル」というのですが、敵のミサイル陣地に飛び込んでいくんですからむちゃくちゃ危険なわけです。
しかもそれなりにベテラン機だった上に60機ぐらいしか作られていないのに損害も大きかったのですぐにでも後継機が必要になってました。
とはいってもそんな都合が良い機体がない・・・・いやある!
当時F-4Eを生産中で機体は十分都合がつきますし、機関砲を取り外せばそこにかなりの電子機器が搭載できます。
ということでF-4Eをベースに生まれたのがF-4Gというわけです。



F-4Gはちょっと面白くて、実は米海軍にもF-4Gという型式の機体があるんです。
F-4Bに迎撃システムの自動化を織り込んだ機体がF-4Gで12機が改修されました。
その後量産化されずF-4Jが生まれることで海軍のF-4Gは消滅しちゃうわけですが、別の機体なのに同じ型式名なんて面白いですね。
一説ではワイルドウイーゼルとして用いられたF-105Gを次ぐからF-4Gにしたとも。



プラモはハセガワの1/72のもので、1990年代はじめにファントムファミリーシリーズとして売られていたもの。
ハードオフで中古品を手に入れたわけです。
これが難物で、プラモそのものはいいのですがデカールのほうはかなりの劣化状態でした。
黄ばみは日光に当てることで新品に近い状態まで改善しましたが、台紙から剥がれない、破れやすい、マークフィッターで溶けると、とても使い物にならない状態でした。
そこで他のF-4のキットからデカールを流用したわけです。
垂直尾翼の「SP」が灰色ではなく黒文字なのはそういう大人の事情・・・だったりします(涙)


空軍型のファントムといえば緑色の迷彩、いわゆるヴェトナム迷彩ですが、個人的にF-4Gといえば湾岸戦争のイメージが強かったのでエジプトワン塗装にしました。
でもミサイルはAGM-88ハームではなくスタンダードとシュライクをチョイス。
塗装はそれなりにトチりましたけど、エジプトワン塗装のファントム、やっぱりかっちょいいわ☆
Posted at 2018/06/03 03:55:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | プラモデル | 日記
2018年06月03日 イイね!

静浜基地航空祭2018 (5月20日)

一応プラモ以外も航空活動してますからね(^^;
5月20日、静岡県の焼津市にある航空自衛隊静浜基地にて航空祭が開催されました。
今年は静浜基地60周年、焼津市・大井川町合併10周年記念航空祭ということで行われた航空祭となったわけです。

まず最初にはじまったのは

F-15戦闘機の飛行展示です。
今年の航空祭は「異例づくめ」だったように思います。
航空祭が始まるのはだいたい9時ごろからで、9時になるとオープニングフライトとしてT-7練習機が飛び始めます。
ところが今年は開催そのものが10時からで、飛行展示1発目のF-15が10:40からと例年より1時間以上ずれてのスタートでした。
また例年開放される滑走路をはさんで反対側の南側歯今年は閉鎖されていました。
周辺の渋滞や苦情の関係でしょうか?



飛行展示を行ったのは第6航空団第306飛行隊のF-15J×2機です。
騒音に気を使われていたのか機動飛行は行われず、パワーを絞ったフライパスを3回行いました。
増槽を2本ぶら下げてノーマル形態と脚を出したダーティ形態でそれぞれ会場上空を通過していきました。
大パワーで爆音も相当なイメージのある戦闘機ですが、パワーを絞った静かなフライトも興味深いです。





続いて第1輸送航空隊第404飛行隊によるKC-767空中給油・輸送機による飛行展示です。
静浜では例年C-130輸送機がフライパスを行いますが、Kc-767は初参加ではないでしょうか。
空中給油デモはおこなわれませんでしたが、大型機ならではの迫力のあるフライパスが行われました。
旅客機を空港の展望台から見ることはあっても旅客機に相当する大型機を間近で見る機会なんてめったにありませんものね。




続いて偵察航空隊第501飛行隊のRF-4E偵察機×2機による飛行展示です。
残念ながらわずか1パスで終了となってしまいました。
偵察航空隊はRF-4Eの老朽化もあって近いうちに廃止になるとされていますので今のうちに偵察型ファントムの飛行展示をじっくりみたかったのですが・・・
何か理由でもあったんでしょうか。





続いてT-4練習機の飛行展示です。
実施したのは浜松基地の第1航空団第32教育飛行隊の2機。
こちらも派手な機動はありませんでしたが、2機の編隊を組みなおして速度や進入をかえるなどしたフライパスを行いました。




続いてF-2戦闘機の飛行展示です。
実施したのは岐阜基地の飛行開発実験団の1機で、やはり機動飛行は行われませんでしたが、時間帯的に騒音の規制は緩くなったのか(?)、結構な爆音を響かせてました(^^)
高速航過、低速航過と速度域をガラッとかえても安定した機体の挙動をみてとることができました。
それにしても青い機体に白くて巨大な増槽はインパクトありますね。






今回静浜基地航空祭の主役をかっさらったといっても過言ではないのが静岡県警航空隊の県警ヘリ「ふじ2号」の飛行展示です。
静岡県警は静浜基地に県警航空隊基地を隣接配置して「ふじ2号」「ふじ3号」の2機のヘリコプターを運用しています。
「ふじ」2号はAS365N3ドーファンという中型ヘリでパトロールや警備支援、災害時の救助活動、遭難者の救助などに用いられています。
急上昇や急降下、旋回などの機動性を存分に披露してくれました。






「ふじ2号」はテールローターがなくフェネストロンというファンがテールに設置されています。
そのため従来のヘリコプターのような「バタバタバタ」という低い叩音ではなく、「キューン」という比較的高くて軽い音がするのが特徴です。
それもあってか機動飛行では音も静かで非常に軽やかに感じました。
警察ヘリらしくサイレンを鳴らしながらの航過も行われました。
犯罪者たちよ、このヘリからは逃げられないぞ!




続いてT-7練習機による編隊飛行です。
第11飛行教育団のT-7初級練習機合計7機が参加しました。
本来静浜基地航空祭の主役であるはずなのですが、従来とは変則的だったためか例年2~3回あるT-7の飛行展示は今年は単機~4機での飛行展示もなく、この1回きりでした。
編隊を組むため次々離陸していくT-7練習機です。





7機による「矢じり」と「富士山」をかたちどった大編隊が頭上を通過していきます。
ガッチリ組んだ編隊はまさに見事です。
残念ながらこの2回の航過のみで着陸へとうつっていきました。



ラストはもちろん航空祭のトリをつとめるブルーインパルスです。
松島基地の第4航空団第11飛行隊のT-4×6機によるアクロバット飛行が行われました。
本来の開始時間よりも遅れての開始だったのですが・・・・周辺航空機の空域の関係かな?
最初の科目ファンブレイクは突然目前で4機による密集編隊は度肝を抜かれます。



ファンブレイクの後次の科目は5番機による4ポイントロール。
青空に白いスモークと機体が映えますね。
次はの科目は・・・次の科目に移る筈がなかなかはじまりません。
どうやら周辺空域のトラフィックの関係のようですね。







中断が5分・・・10分・・・ブルーパルスの展示飛行の時間は25分間なのでこれでおしまい?
と不安がよぎりましたが、きましたがようやく再開されました。
レター8や4シッピンバート、フェニックスロール、スター&クロスなどが行われました。
中断の関係もあってその分プログラムのいくつかがカットされてしまいましたが、抜けるような青空の下でのアクロは見事なぐらい美しかったです。




今年の静浜基地航空祭は60周年記念を謡いながらも諸般の事情で機動飛行が行われず、どうしても例年にくらべるとやや盛り上がりに欠ける展示になってしまった感はありました。
それでもプログラムの時間を工夫して間延びしないような工夫をしたり例年問題になってる渋滞や迷惑駐車対策を徹底的にやってるように思えましたし、基地側も可能な限りの準備をされてるように感じました。
航空祭は単に航空オタク向けのイベントではありません。
自衛隊の施設は大量の車両や航空機などが行き来しますし騒音も発生します。
その中で活動していく中では近隣住民の方々の理解が不可欠になります。
基地を開放して周辺住民の方々に見てもらって理解を深めていただいたり、自衛隊の活動に興味関心をもってもらい将来の自衛官になる若者への重要な広報の場です。
予算や機体のやりくり、騒音、周辺のイベントへの配慮などさまざまな制約があるなかで近隣の住民や遠方から来る人々に航空祭を見てもらうため大勢の隊員さんが尽力されてることを忘れてはいけませんね。
Posted at 2018/06/03 03:20:50 | コメント(4) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記

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「佐久間挺長ほか潜水艇の慰霊塔がある鯛の宮神社は呉のタクシー運転手さんも知らない場合もあってちょっと行きづらいのですが、あのあたりは安芸地震で結構被害受けたみたいで爪痕がまだ残ってたりします。」
何シテル?   06/23 21:17
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