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アスロックのブログ一覧

2015年09月09日 イイね!

であごすてぃーに63

全く関係ないんですが、今年の冬アニメでは「ユリ熊嵐」と「SHIROBAKO」に結構ハマってみてました。
春アニメはなんといっても「レーカン!」と「食戟のソーマ」だったわけですが、夏アニメは?
・・・・
「がっこうぐらし!」と「GATE」ですね。
「GATE」は言うまでも無いとして、「がっこうぐらし!」は1回だけ原作を立ち読みしたことがあったので軽く世界観を知ってましたが、いざ放映が始まるとドハマリしましたw
非日常すぎる中で日常をおくるのが強烈で非常に面白いでござる。
気がついたら「食戟のソーマ」と「がっこうぐらし!」の原作を全巻買ってたのは秘密です☆
(ソーマの第22話は神回だったなぁ~おぢさん感動しちゃったよw)


さて、

であごすてぃーに。



第63号は74式戦車(G)。
いわゆる74式戦車改とよばれるものです。
74式戦車はデビュー以来細かな改修が行われているのですが、近代改修がこの74式戦車改です。
74式戦車はすぐれた戦車ではありますが、世代的に1世代前の戦車となってしまいました。
そこで近代改修が行われるわけですが、とはいえ、既に90式戦車の調達が進んでいることもあって、少ない防衛予算の中で改修はすすまず、試作をふくめてわずか5両のみが改修されたわけです。
財務省!!!




上が従来の74式戦車、下が74式戦車改。
パッと見は同じですが、よく見ると砲塔中央上部になにやら箱型のセンサーらしきものがついてたり、砲塔左側に搭載されてる投光機の形が違ったり、車体後部の起動輪の形が違ったりします。



モデルのほうは第24号で発売された従来型74式戦車に対して、これらの変更が付け加えられたものといった認識でよいでしょう。



横から見てみましょう。
車体後部の起動輪が見慣れた74式戦車とちょっとちがいますね。
これは履帯脱落防止用リングです。
74式戦車は履帯が外れやすいなんていうことを耳にしますが、これはその対策として一回り大きな外輪をつけたものですね。
ん・・・・?

これが実物。
モデルの脱落防止リング、何か小さくね?



ここからみるとやはり一回り以上小さく感じるなぁ。
でも車体そのもののモデリングは悪くありませんね。
さて砲塔後部にある発煙弾発射機の後部、なにやら見慣れぬは小型のものがありませんか?
これはレーザ検知器と繋がっているんです。


はい実物。
ケーブルが取り回されていますね。
これは敵から射撃照準用のレーザを照射されたとき、レーザ検知器で検知すると発煙弾が自動的に発射されるようになっています。
煙幕を張ることで対戦車ミサイルの誘導や火砲の照準を妨害するわけです。


右側面。
ここからみると(脱落防止リングが実物より小さいこともあって)従来型の74式戦車とあまり違いはありません。
砲塔中央上部についてる突起はレーザ検知器ですね。



前から。
前照灯前の枠がぶっといのでかなりアレですが(枠は細いのですからここは再現しなくてもよかったのに)、やはり74式戦車改の一番目立つ投光器がわかります。

こちらは実物。
モデルのほうはカバーをちゃんと開けてるんですね。
74式戦車には投光器が搭載されています。
もちろん夜間射撃時のためなのですが、強烈な光を出すため相手に見つかってしまいますのでもちろんおいそれとは使えません。
夜間はこの投光器から赤外線のパルスを出して相手の場所を把握するわけですが、強烈な赤外線を出すのでやはりおいそれとは使いづらいものがあります。
74式戦車改に搭載されてるのはこの逆のもので、相手の赤外線を感知して相手の位置を把握するパッシブ暗視装置になっているわけです。
モデルでもこのパッシブ暗視装置は再現されています。
暗視装置から砲塔につながるケーブルが丸見えなのも再現されています。



従来型と改をならべてみました。
74式戦車改のモデルそのものがそれほどでまわって無いので貴重かもしれませんね。

次回、64号は買わないぞ!
Posted at 2015/09/09 23:26:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2015年09月02日 イイね!

気がついたら納車1周年

すっかり忘れてました。
実は去る8月30日で

ダイナミック号ことレヴォちゃんの納車1周年となりました。
ちなみに昨年10月12日の日記に9月はじめとかいてあるのは思いっきり誤記です(笑)
なんか早いですね。
あっという間でした。

思えば1年ちょい前までBPレガシィに乗ってました。

BPレガシィのハンドルを握ったのが10年前ですか。
レガちゃんとは

海に行ったり


御殿場にいったり、いろいろ思い出がありましたね。
本当はもうしばらく乗るつもりだったのですが、1年ちょっと前のもらい事故で全損・・・・
十分乗ったからもういいよね?という納得のいくようなお別れではなかったのでかなり心残りではありました。


実は事故にあう前はレガシィ後継車はいくつか候補はありました。



クラウン。
誰がなんと言おうが日本が誇る名車中の名車。
日本を代表する乗用車を1台選べといわれたら迷わず選ぶのがクラウン。
憧れ中の憧れの車ですが、「いつかはクラウン」のコピーのとおり、これは将来クラウンを買えるだけの立場や地位、お金を手にするときまでとっておこう。
でも50代半ばまでには必ず手にしたいですね。



インプレッサ/XV。
BPレガシィと比べるとサイズ的にそんなに違和感が無いんですよね。
試乗も何度かしましたが見た目もかっこいいですし使い勝手もよさそうですし有力候補でした。
ちなみに事故にあってから2週間ほどインプレッサはレンタカーで借りてました。



レガシィ。
BPレガシィに乗っていたのですから次もレガシィ!
と思うのは当然で、有力候補でした。
ただ、やはりサイズがかなり大きい!
・・・のと排気量が2.5Lと大排気量車になってしまったので悩みどころではありました。
ちなみに小牧基地オープンベースで、小野寺防衛大臣のSPがレガシィB4にのってたのを見たのですが・・・めちゃくちゃかっこよかったです。

ちなみにモデル末期で

新型レガシィの情報が出ていた頃でした。



軽装甲機動車。
・・・ちょっとハードル高いや。

他にアクセラやプリウス、マークXなど結構乗りたいとおもう魅力的な車は多かったわけですが
名古屋モーターショー2013でみた

このインパクトはやはり強かった。
実際BPレガシィが全損ということがわかったとき、ほとんど悩まずレヴォーグを選んでました。
悩むのはオプションぐらいか。





で、迎えた納車。
何気にサイズがでかくなって、注文書に「本当にサインしていいのかな?」と思ったのは内緒ですw。
だって「こりゃ大きい!」と思っていたBR型レガシィと幅同じなんですから。
レーンキープやアイサイト3、坂道で下がらないための自動電子パーキングブレーキ・・・
印象としてはかなりのハイテク車両だと感じましたね。
BPレガシィをF-4EJ改とするなら、その後継はF-16ブロック50をイメージしてたのに実際はF-35だったような感じでしょうか(さっぱりわからんw)
とにかく理解するのが大変でした。
納車して2日間は会社までの通勤経路を8往復(片道25キロ)ぐらいしたかな?
まずは車両感覚、車幅感覚をつかむための習熟をメインでやりました。
BPレガシィと車幅感覚はあまりかわらないのですが、幅が広がったのに感覚が変わらないってことは同じ運転をしたら事故にあうかもしれませんものね。
ダイナミック号の車幅をつかむのには力を入れました。
結局習熟は2ヶ月ぐらいかけたかも。
ダイナミック号の運転はすぐになれちゃいましたが、慣れた頃が危ないですからね。
1000キロのところではじめてのオイル交換。

9月。
初めてレジャーに使いました。

浜松広報館へエアフェスタハママツのリハーサルを見学。

10月。


愛知県豊川市にある豊川駐屯地に駐屯地祭へ。


浜松広報館へ観閲式のために浜松基地を離着陸するF-4、RF-4をみにいく。





11月。
成約キャンペーンで入手した折りたたみ自転車が来ました。

乗ってみたらケツがいてぇ。



初めての遠出・・・かな?


愛知県の新城市へ新城ラリー見学に行きました。




12月。

一見見た目はかわらないですが、初めてのダイナミック号のチューニング。
アイドリングストップから復帰時に急発進防止制御がはいってるので、右左折時危険になる場合があるのでウインカ作動時にはアイドリングストップにはいらないようにしてもらいました。



4月。

浜松広報館に戦闘機地上展示を見学に行く。

5月。

浜松広報館にC-1輸送機地上展示の見学に。



愛知県の豊橋市で開催されたヒストリックカーミーティングを見学。


6月。



愛知県常滑市にある中部国際空港へ飛行機を見るついでにスバルパークに。
これが事実上はじめての遠出になるのかな?


7月。

浜松広報館へドライブ。



浜松広報館へペトリオット地上展示の見学に。

8月。

国道1号にある潮見坂道の駅へドライブ。




浜松広報館経由で静岡空港までドライブ。



・・・・ちょっとまて!
ほとんど浜松広報館やんけ!
遠出といっても静岡空港とセントレアぐらいしかないし。
でも通勤距離が長いのですでに総走行距離は15,000,000,000mmですよ。
トライデント2SLBMの公表されてる射程の約2倍、B-52戦略爆撃機の航続距離まであと1歩まで走ってるわけですから、何気に結構走ってますね。


2年目にはいったわけですが、大事に乗っていこう。


Posted at 2015/09/03 00:04:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2015年08月23日 イイね!

夏だ!海だ!舞鶴だ!そして熱中症だ(その5) 舞鶴地方隊 サマーフェスタ2015



車で航空基地を後にして北吸桟橋側にきました。
駐車場はちょっと離れた赤レンガパークのところに指定されています。
意外にも空きはちょこちょこありましたね。
入り口は北吸桟橋の入り口ではなく舞鶴造修補給所からはいります。
気温も34度ぐらいでしょうか、かなり暑くて汗だくの状態。
正直結構きついです。


さあ目前に艦艇が見えてきました。
AMS-4301多用途支援艦「ひうち」が満艦飾をしています。
満艦飾は建国記念の日、天皇誕生日、文化の日、自衛隊記念日など特別な日にのみ行われますので目にする機会はあまりありません。
サマーフェスタでも実施されるんですね。
満艦飾は運動会などのときの飾られる万国旗に似てますが、国旗ではなく信号旗を使っています。



DD-151護衛艦「あさぎり」とDD-130「まつゆき」です。
さぁ会場につきました。
青空に灰色の艦艇、色とりどりの満艦飾と非常に華やかです。
前日に北吸桟橋の見学をしましたが、雰囲気が違いますね。




DDG-177ミサイル護衛艦「あたご」とDDG-175「みょうこう」にも満艦飾が施されています。
こうしてみると艦構造物が本当に巨大ですね。
海上自衛隊のイージスシステム艦は米海軍のアーレイバーク級ミサイル駆逐艦をモデルとされていますが、米海軍は水上戦闘艦艇のほとんどがイージスシステム艦なためにワークホースとして使用していますが、海上自衛隊は司令部施設を設けています。
そのため艦構造物もアーレイバーク級と比べると一層高くなっています。
「あたご」の甲板には一般公開の見学者が大勢いますね。



退役護衛艦元「しらね」です。
すでに現役を退いていますので自衛艦旗も満艦旗もありません。
華やかな会場の中で寂しげな感じもしますね。



!?
ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」でしょうか(^^;
アイランドに匹敵する大きさのSHを搭載しています。
ちなみに舞鶴基地を司令部におく第3護衛隊群のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」のほうはサマーフェスタの数日前に出航してしまったためにいませんでした。



いえーい!のってるかーい?
ステージでは和太鼓展示も行われました。
まさに「サマーフェスタ(夏祭り)」ですね。

さて、艦艇公開をみてみましょう。
まず艦内にはいったのは

AOE-425補給艦「ましゅう」です。
護衛艦の艦内見学はしたことがありますが、補給艦は初めてです。
楽しみ♪




煙突下のあたりです。
搭載艇がみえますね。
「ましゅう」のエンジンはなんとジェットエンジン(ガスタービン)なんです。
「ましゅう」型以前に建造された補給艦はディーゼルエンジンを搭載していますが、「ましゅう」はガスタービン。
護衛艦「あきづき」型と同じSM1Cというエンジンを搭載しています。
これは護衛艦に随伴できる速力を確保するためです。
「ましゅう」は満載排水量が25000トンと、「いずも」が就役するまで最大の自衛艦でした。
これだけの重さ・大きさの船ですから護衛艦に随伴するには従来のディーゼルエンジンでは不足だったのでしょう。
「ましゅう」型は補給艦「とわだ」型に対して基準排水量で5400トンc大きいのですが、速力はディーゼルの「とわだ」型に対して2ノット大きい24ノットを発揮できます。



煙突と前部艦構造物の間を下から。
ちょっとわかりづらいですが艦橋のある前部艦構造物は側面に傾斜がつけられています。
ステルス(低視認性)をねらっているとのことです。

それでは艦内にはいってみましょう。


艦内にはいってすぐの右舷通路ですが、想像していたのとずいぶん違いました。
護衛艦の場合、比較的狭い区画に分けられ、区画と区画の間が扉と壁で区切られていますが、「ましゅう」は広大な通路がでーん!と設置されています。
「ましゅう」型は一般商船のタンカーに構造は準じているそうです。
それにしても通路が長いですね。
「ましゅう」の全長は221mですからうなづけます。



なにやら怪しいスペースですね。
ここはなんと弾薬の集積所です。
補給艦は艦艇の燃料や真水の補給を行いますが、弾薬や食料の補給も行われます。





補給ポストです。
補給艦の補給ポストって門型のイメージが強いのですが(実際「とわだ」型は門型ですし)、「ましゅう」型はモノポール型です。
これは艦橋からの前方視界を妨げないためです。
このポストに見える黒いホースが補給用のホースでこれを展開して洋上補給を行います。
補給といってもガソリンスタンドのように静止した状態で補給するわけではなく、補給する艦艇と併走しながら補給を行います。
そのため非常に技量を要求されるようです。
この補給ポストは4箇所設置されていて、艦首側の2基は主燃料、艦橋側の2基は主燃料、航空燃料、真水の補給用となっています。




右舷の中央にある補給ステーションのあたりです。
ここは燃料の補給ではなくクレーンを使っての物資補給を行います。
補給を受ける艦艇はスライディングパッドアイという装備でカーゴを受け取ります。



上の右舷側中央の補給ステーションを艦橋側にみたところ。
クレーンがみえますね。
中央の補給ステーションでは弾薬や食料の補給を行います。
艦橋と補給ステーションの間には結構スペースがあるのですが、ここには災害派遣などでの補給物資搭載スペースとなっています。


巨大な艦構造物ですね。
艦橋はもちろんここにあります。
ある程度のステルス設計を取り入れていてわずかに傾斜がつけられています。
「ましゅう」は災害派遣時も考慮して医療設備も充実しています。



こちらは艦後方のヘリコプター甲板。
広大ですね。
ここには大型のMH-53Eなどが離発着できます。
「ましゅう」型は海上自衛隊の補給艦としてははじめてヘリコプター甲板を装備しています。



ヘリコプター甲板から後方を。
北吸桟橋に停泊している元「しらね」や「あたご」「みょうこう」が見えます。





こちらはヘリコプター格納庫。
SH-60なら2機ぐらい余裕では入れそうな大きさですね。
ヘリコプター甲板、格納庫を持っていますが固有のヘリコプターはもっていません。
必要に応じて離発着するんでしょう。
ヘリコプター格納庫の上部にはヘリコプター管制室がみえます。
災害派遣時には避難者を一時的に受け入れたり物資の集積スペースにも使えそうですね。



バラクーダ?
いや高速機動艇かな。



甲板から再び艦内にはいりました。
通路の溝は・・・
なるほど、搬送車のレールだったんですね。

これで「ましゅう」から降りました。
さて次は「あたご」にいこうかな?
と思った矢先、なにやら身体に異変を感じました。
妙にフラっとしたり、身体が火照ったりします。
あ、もしかして・・・・
熱中症かもしかして?
変に軽い吐き気もしますし。
ちゃんと塩分も水分も取っていたのですがくるときはきますね。
まだ意識もはっきりしていますが万が一を考えて救護所に向かいました。



こちらは今津駐屯地の第3戦車大隊所属の74式戦車。
救護所に向かうときに写した1枚です。
全く知らなかったのですが、配備されたばかりのNBC偵察車なんかもこの奥にあったようです。
みたかった・・・・
まだ体力的には少し余裕があるとはいえ、熱中症がひどくなる前に泣く泣く救護所で休み、改善したところで撤収することにしました。
隊員の皆さんには大変御心配をおかけしました。
結局2時間ぐらい救護所(正確には建物内)にいたかも。
あ~ミサイル艇も護衛艦も陸自装備も舞鶴航空基地の飛行展示も見てないのに・・・・
正門からタクシーを呼んで駐車場まで移動しました。
あ、実は会社の同僚も同じタイミングで熱中症に。
今年は・・・やばい。



北吸桟橋から離れるときにせめて写真をと、赤レンガ博物館横の駐車場で写した2枚。
満艦飾がほんとうに美しい・・・・
ものすごく心残りですが、これ以上の見学は危険と判断して撤収を決断。
レンタカーも予定よりずいぶん早く返却して舞鶴駅に向かいました。
帰りの新幹線は「こだま」の緑車を使いました。
お金はもったいないですけど指定席がとれなかったので仕方ない。
京都駅で新幹線を待ってる間、か~な~りきつかったです。
後ひくんですね。



と、消化不良どころか1/4も見ていないで終わってしまった舞鶴サマーフェスタですが、この猛暑では熱中症対策も十分やったつもりでもまだまだということがあるんでしょうね。
残念無念でしたが仕方ありません。


_____________________



舞鶴地方隊 サマーフェスタ2015/
第23航空隊サマーフェスタ2015/舞鶴基地北吸桟橋見学/舞鶴港遊覧船
Posted at 2015/08/23 23:40:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2015年08月23日 イイね!

夏だ!海だ!舞鶴だ!そして熱中症だ(その4)第23航空隊サマーフェスタ2015

さて7月26日です(これ書いてるときはお盆終わってますが)。
いよいよ本番舞鶴サマーフェスタですね。
朝はホテルで朝食を。
TKGとベーコン、卵焼き、ソーセーヂで決まりです☆

ホテルからみた舞鶴湾。
暑そうだ・・・・
一息ついて会社の同僚をレンタカーで宿に迎えに行き、サマフェに。

ちなみにこの時点で気温は33度近くあったと思います。
動くだけで汗まみれの状態・・・・

やべぇぜ・・・

まずは舞鶴航空基地に向かいました。
舞鶴航空基地は北吸桟橋から車で数分の距離。
駐車場につくと猛烈なむっとする熱気。
昨日も相当ヤバかったですが今日はさらにやばい気がするぜ・・・
熱中症予防にスポーツドリンクも塩飴もOS1も十分用意しているんですが、不安しかないぜ。
そうだ、もってきたスプレーすると気化熱で冷たくなるあれを使おう。
しゅっしゅっ。
・・・・
・・・
・・


なんかちょっとキツい臭い。
あまりヒヤっともしない。
ん~?


これ虫除けスプレーじゃんか!!
(写真はアスロックさんのイメージ画像)
なんでしょうこの虚脱感、がっかり感。
自動販売機で500円玉のおつりだと思って手に取ったら500ウ○ン硬貨だったときぐらいのがっかり感です。


ま、まぁ気を取り直して舞鶴航空基地へ。
ゲートをくぐると

除雪車と除雪ドーザがまっていました。
猛暑なので忘れがちですが、舞鶴は日本海側なので冬は積雪で施設の運用に支障が出る場合があるんですよね。



救難消防車が展示されていました。
手前は消防車MB-1改、奥は新型の救難消防車。
今年4月に配備されたばかりの最新式です。
用途が同じからなのか、形はずいぶん未来的ですが全体のフォルムはMB-1改も新型救難消防車も同じなんですね。



地上展示されたSH-60K哨戒ヘリコプター。
こんなに機体に接近で来ちゃうのも舞鶴サマフェならではですね。
SH-60KはSH-60Jの後継として開発された哨戒ヘリコプターです。
機体を大型化(全備重量がSH-60Jが9.9トンに対してSH-60Kは10.9トン)させると同時にエンジンも高出力型(SH-60Jの1800SHP×2に対してSH-60Kは2055SHP×2)に換装されています。
逆合成開口レーダ、低周波ソナー、戦術情報交換装置を新たに装備しています。




陸上自衛隊からもヘリコプターの地上展示参加がありました。
上は対戦車ヘリコプターAH-1S、下は多用途ヘリコプターUH-1Jです。
AH-1Sは陸上自衛隊がはじめて導入した対戦車ヘリコプターで、被発見や被弾を防ぐため徹底的に胴体を細くした機体で胴体横にスタブウイングという小さな翼を設置し、そこに対戦車ミサイルと空対地ロケット弾を吊り下げることができます。
UH-1Jは多用途ヘリコプターUH-1の陸上自衛隊向け性能向上型です。
人員輸送や物資輸送など多用途にもちいられるヘリコプターでパイロット2名のほか11名の人員を輸送することができます。
この2機は形は全く違いますが、AH-1はUH-1をベースに開発された機体で、しかもこのAH-1SとUH-1Jは同じエンジンを用いています。
飛行する音を聞くとベースが同じ機体なんだなと実感しますからホント不思議です。
並んでいないとあまり実感わきませんが、中型ヘリコプターのUH-1やそこから発展したAH-1と比べるとSH-60ってかなり大きいんです。
AH-1Sの胴体長さは13.6m、UH-1Jの胴体長さは12.9mに対してSH-60の胴体長さは15.6mと一回り以上大型だったりします。



こちらはエプロンで待機していたSH-60K。
メインロータの先端が複雑な形になっているのがわかります。
SH-60KはベースのSH-60Jに対して1トンもの重量UPとなっています。
当然メインロータもそれに耐えられる必要があるわけでSH-60Kでは性能向上型メインロータを採用しています。
断面形状や先端形状を変更するなどして性能向上、高効率化をはかっています。
ただし機体が大型化・重くなったこともあって最高速度は149ノット(276km/h)から139ノット(257km/h)へと10ノット(19km/h)程度低くなっているようです。


さて、ちょうどSH-60Kが体験飛行(?)のために離陸していきました。

まぶしいぐらいの夏の青空に白い(本当は灰色ですが)のSH-60が映えますね。
胴体下面の機首側に巨大な丸型のものは対空・対水上レーダです。
哨戒ヘリコプターは対潜のイメージが強いですが、対空監視、対水上艦監視も重要な任務のひとつです。
護衛艦の対空レーダは高性能ではありますが海上で使ってるのでどうしても死角(地平線の下)ができてしまいます。
哨戒ヘリコプターが高度をとって対空監視することである程度のカバーができますし、特に水上目標に対しては広大な監視ができます。
SH-60Kの対水上レーダはSH-60Jに対してさらに能力が向上した合成開口レーダを搭載しているので信号処理により目標を画像化し捕らえることができるそうです。



体験飛行(?)からSH-60Kが戻ってきました。
護衛艦に搭載されてるとわかりづらいですが、SH-60はかなり大型のヘリコプターです。
メインロータの直径は16.4m、メインロータを含めた全長は19.7mですから、ロータを含めれば何気にF-15よりも大きく、全備重量はT-4の2機分にもなるのですから驚きです。
そのSH-60Kの着陸は結構迫力ありますよ。



一方、飛行場施設をつかって新型救難消防車の走行展示が行われていました。
この車両はローゼンバウワー製で最大吐出量約6kl/minと従来の救難消防車よりも大幅に性能が向上しているようです。
赤い車体に白いクレインブリッジをからめて舞鶴っぽい1枚にしてみました。


さて、格納庫内では模擬店なども行われてました。
ドーナツ店の出張所もありましたよ。
でもやはり一番人気はカキ氷でしょうか。
私も並んだのですが・・・
むっちゃくちゃ手際が悪い。
1回1回氷をガチガチ割ったりして、1人分つくるのに3分ぐらいかかってました。
いまからヘリコプター飛ぶってのにまってられるか!
たまりかねて列を離れましたが、もう少しチャチャっとやってよ~




体験搭乗(?)を終えたSH-60Kが再び飛行準備のためにランウエイに向かいます。
機体右側後方の黄色い魚雷?のようにみえるのはMADという磁気探知装置です。
SH-60JやSH-60Kはこれを曳航式として装備しています。
地球は巨大な磁石といわれるように地磁気があります。
巨大な金属の塊の潜水艦が海中にいるとこの地磁気が変化します。
その地磁気の変化を感知するのがMADです。
また機首右側下に灰色の球状のものがありますがこれはFLIRと呼ばれる赤外線探知装置です。
これで夜間監視能力が向上されました。





再び体験搭乗(?)のため離陸するSH-60Kです。
なんとも夏の舞鶴!って感じですね。
照り返しが結構きつくてめちゃくちゃ暑かったですよ(^^;
舞鶴航空基地は日本海側唯一の海上自衛隊航空基地として平成13年に運用が開始された新しい航空基地です。
ここには第23航空隊がおかれ、航空隊本部、舞鶴航空機地隊、SH-60J、SH-60Kを装備する第231飛行隊、整備を行う第231整備補給隊が編成されています。
第23航空隊は平成13年に第21航空群隷下に新編された舞鶴航空分遣隊が前進となり、平成20年に第23航空隊へと改編されています。
舞鶴航空基地がなかった頃は舞鶴基地を司令部にする第3護衛隊群には遠く館山基地など別の航空基地から展開する必要があったためかなり不便だったようです。
舞鶴基地から舞鶴航空基地までは車でも数分の距離ですから護衛艦と哨戒ヘリコプターの連携はとりやすくなったんでしょうね。



着陸するSH-60K。
海上自衛隊は発足以来哨戒ヘリコプターとしてS-51、HSS-1を装備、さらにより高性能で大型のHSS-2を昭和39年から導入しその改良型のHSS-2A、HSS-2Bを護衛艦に搭載して、護衛艦とヘリコプターの一体となった対潜哨戒が行えるようになりました。
このHSS-2の後継として米海軍のSH-60Bシーホークを元に導入されたのがSH-60Jです。
といってもそのまんまライセンス生産したわけではなく、機体そのものは米海軍のものをライセンス生産したものですが、中身の電子機器は日本独自の運用思想から国産のものにされました。
米海軍のSH-60は駆逐艦や巡洋艦などに搭載するSH-60Bシーホークと空母に搭載するSH-60Fオーシャンホークがあります。
空母よりも前に出て広範囲の監視や警戒を行うSH-60Bと、空母に肉薄する潜水艦を攻撃するためより狭い範囲を精密な目標発見が求められるSH-60Fでは運用が異なるからです。
空母を持たない海上自衛隊はその両方(広範囲の監視と精密な目標の位置把握)が求められ、SH-60Jはこの2つを同時を満足するために広範囲にばらまいて潜水艦の位置を発見するソノブイや広範囲の監視を行う対水上・対空レーダ、MAD、海中にソナーを沈めてより正確な位置を把握するディッピングソナーをフルセットで搭載する非常に強力な対潜ヘリコプターとなりました。
SH-60Kはこの後継でSH-60Jをベースに機体の大型化、電子装置の高性能化したものになっています。
そういえばSH-60Kの後継はさらに能力向上型のSH-60K(改)となるようですよ。



さて、体験搭乗(?)はこの後も続きますが飛行展示や緊急発進展示までは時間があるので北吸桟橋のほうに移動することになりました。
これが残念な結果に・・・?




_____________________



舞鶴地方隊 サマーフェスタ2015/
第23航空隊サマーフェスタ2015/舞鶴基地北吸桟橋見学/舞鶴港遊覧船
Posted at 2015/08/23 23:34:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2015年08月16日 イイね!

夏だ!海だ!舞鶴だ!そして熱中症だ(その3) 北吸桟橋見学編

では続きです。

満載の「ましゅう」のようなおっさん2人が遊覧船でクルージングをしたわけですが、この後は北吸桟橋の一般公開です。
舞鶴地方隊では土日は北吸桟橋と舞鶴地方総監部の海軍記念館の公開をおこなっています。
先ほど海側からみた艦艇を今度は陸側からみてみましょう。
とはいっても本番は明日のサマーフェスタなので簡単に。。。ですけど。


DD-151護衛艦「あさぎり」とDD-130護衛艦「まつゆき」です。
「あさぎり」型と「はつゆき」型は長く4つある海上自衛隊の護衛隊群を支えた汎用護衛艦です。
「あさぎり」型は「はつゆき」型の拡大改良型ではありますが、実は推進方式も異なります。
「はつゆき」型はCOGOGという異なる方式を用いています。
高速用と低速用の2種類のガスタービンを組み合わせて高速航行時と低速航行時に切り替える方式です。
「あさぎり」型はCOGAGを採用しています。
ガスタービンエンジンを複数(4基)搭載して低速時には1基のみにきりかえて燃費を稼ぐ方式です。
水上戦闘艦艇はガスタービンエンジンを用いていますが、ガスタービンは大出力・小型ではあるものの高速回転するので燃料を大量に消費します。
低速航行では効率が悪いため適時切り替えを行っています。




こちらはDDH-177ミサイル護衛艦「あたご」とDDH-175「みょうこう」。
先の「あさぎり」「まつゆき」と比べるとボリューム感が全く違いますね。
「あさぎり」の幅が14.6メートル、「まつゆき」が13.6メートルに対して「あたご」「みょうこう」は21メートルもあります。
それだけ艦構造物が大きいということなんでしょうね。



DDG「あたご」の艦構造物です。
艦橋下右舷に貼り付けられている6角形のものがAN/SPY-1Dフェイズドアレイレーダです。
このレーダがイージスシステムの象徴ともえいるもので、このパッシブフェイズドアレイレーダで対空目標の探知、捜索、射撃管制を行うことが出来ます。
こうしてみてみると艦構造物のレイアウトがこのSPY-1レーダの射角を阻害しないような配置になっていますね。
従来の艦艇は船体や艦構造物を設計してそれにあわせて武器システムを搭載しますが、「こんごう」型や「あたご」型はその逆で武器システムを配置できるように船を設計しています。




「あたご」の艦構造物を後方から。
マストが意外なほどシンプルです。
これはステルス性を考慮したステルスマストを採用しているからです。
また、SPY-1Dレーダは艦構造物前方に設置されていましたがこのようにその後ろ側にも設置されています。
合計4枚のSPY-1レーダで360度全周をカバーしてるわけです。
やはりレーダの射角の邪魔にならないようなレイアウトになっているのがわかります。


「あたご」の煙突横になります。
3本束ねられているのは90式艦対艦誘導弾発射筒で、この中に対艦ミサイルが装填されています。
陸上自衛隊の88式地対艦誘導弾を艦艇用にしたもので管制航法とアクティブレーダホーミングを使って水上目標に突入していきます。
射程距離は100キロ以上とされています。



「あたご」を後方から。
煙突後方にあるパラボラアンテナはスタンダード艦対空ミサイルを誘導するイルミネータです。
「あたご」後部は広大なヘリコプター用スペースになっています。
「こんごう」型にはなかったヘリコプター格納庫を装備しています。
その関係もあって後方のSPY-1レーダは前方のものより一段高い位置に設置されていたりします。
ヘリコプター格納庫は左舷側にオフセットされていて、右側はヘリコプター用弾庫となっているようです。



「あたご」の艦尾。
搭載艇が降ろされていました。
その上にあるラッパ状のものはデコイランチャです。
誘導魚雷が発射されたとき、艦の推進音に似た音を放出するデコイをここから射出して欺瞞します。



退役護衛艦の元「しらね」です。
5インチ砲塔が1基はずされ、もう1基は砲身がはずされています。
艦番号も消されなんとも物悲しいですね。
燃料が抜かれ、武装や装備などが取り外されているため喫水線のだいぶ下まで見えています。
それでも威風堂々としたその姿は海に浮かぶ城のようです。




「しらね」後方から。
ヘリコプター搭載護衛艦だけあって非常にヘリコプター甲板が広大なことがわかります。
現在の哨戒機はSH-60J、SH-60Kですが、「しらね」建造当時はHSS-2Bでした。
大型のHSS-2を3機搭載する水上艦艇は世界的に見ても異例だったそうです。



「しらね」のヘリコプター格納庫。
3機のヘリコプターを格納するだけあって巨大ですね。
また煙突は意外にも小型だったりします。
「しらね」の主機は蒸気タービンを採用しています。
「しらね」の退役で蒸気タービン採用艦は姉妹艦の「くらま」のみとなってしまいました。




こちらはAOE-425補給艦「ましゅう」。
後方から見るとその巨大さを感じます。
艦後部には広大なヘリコプター甲板がありますが洋上補給ではヘリコプターも欠かせないんでしょうね。
後方から見ると前部艦構造物の異様なほどの巨大さがよくわかります。




「ましゅう」を艦前方から。
補給ポストが従来の門型からモノポール型となっています。
これは艦橋からの視界を妨げないためなんだそうです。



こちらは自走式水上標的バラクーダです。
多用途支援艦「ひうち」に搭載され、運用されます。



こちらは桟橋の対岸に見える退役護衛艦元「いそゆき」です。
標的艦への工事中ですがやはり物悲しいものがあります。
次々と「はつゆき」型護衛艦が退役していますが退役=標的として次の世代に肩を貸して海に消えていくんですね。
お疲れ様です。


さて、このあといろいろ見て回りたかったのですが、熱中症になってしまってもよろしくありませんし、体力温存の意味もあって早々と宿にいきました。


宿からは舞鶴教育隊がみえました。
オーシャンビューでここの見晴らしは最高なんですよね。
実はここのホテルに宿泊するのは3回目だったりします。


夕方になりました。
せっかく舞鶴にきたのですから夜景をみたくなりました。


場所は赤レンガ博物館奥の駐車場です。
ここからは掃海艇や補給艦がよくみえるんです。
掃海艇「のとじま」と補給艦「ましゅう」、訓練支援艦「ひうち」の電灯が暗闇に美しく浮かび上がる姿はなんともいえない幻想的なものです。
・・・夜でもかなり暑かったですけどね。


さあ明日(7月26日)はサマーフェスタだ!



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舞鶴地方隊 サマーフェスタ2015/
第23航空隊サマーフェスタ2015/舞鶴基地北吸桟橋見学/舞鶴港遊覧船
Posted at 2015/08/16 23:51:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 艦船 | 日記

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