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アスロックのブログ一覧

2015年08月16日 イイね!

夏だ!海だ!舞鶴だ!そして熱中症だ(その2)遊覧船後編

では遊覧船 後編です。
遊覧船は右舷側に座っていたので主に陸上施設のほうをみえてきましたが、ここからは折り返しなので北吸桟橋側をじっくりみえます。


まず目に飛び込んできたのは支援船です。
YB106「廃油船106号」(載貨重量100トン)です。
平成23年に竣工したばかりの比較的新しい支援船ですね。
非自走式で、艦艇の廃油を回収する支援船です。
船は燃料や潤滑油などさまざまな油脂が使われていますが、排出されて船底部に溜まると海水と混じって汚水になります。
さすがにこれを海に流すわけには行かないのでこの汚水を回収するのが廃油船です。



こちらにも2隻いますね。
左側はYW23「水船23号」(載貨重量310トン)、右側はYG204「油船204号」(載貨重量270トン)です。
水船23号は平成12年に竣工した船舶で、清水(真水)を艦艇に補給するものです。
燃料や潤滑油、食料や武器弾薬はもちろんですが、生活に必要な飲料水など真水も重要な物資です。
渇水時などには離島の救援などにも使われるそうです。
油船204号は平成元年に竣工した船舶で、その名のとおり艦艇に油(燃料)を補給するものです。
油船には「YG」と「YO」があって、YGのほうはガソリンなど軽質油を補給するようです。


ズラリとならんだ油船です。
YO33「油船33号」、YO38「油船38号」、YO31「油船31号」(それぞれ載貨重量490トン)で平成4年から19年にかけて竣工しています。
護衛艦などの艦艇に燃料を補給する船ですが、こちらは軽油を補給するようです。



続いてYT02「曳船02号」、YT72「曳船72号」です。
YT02は平成25年に、YT72は平成2年に竣工しています。
両方とも排水量は260トンですが、曳船02号は出力が800馬力アップしています。
曳船とはいわゆるタグボートで、艦艇が桟橋につくときに支援を行う船舶です。
マスト基部には赤い放水銃が装備されていて消防船としての能力ももちます。



見えてきたのはPG-828ミサイル艇「うみたか」(満載排水量240トン)です。
「はやぶさ」型ミサイル艇の5番艇で平成16年に竣工しました。
小型の護衛艦って感じですが、艦首の76ミリ速射砲の宝塔の大きさをみるとずいぶん小型なんだなと感じます。
この速射砲は「むらさめ」型などに搭載されている76ミリ速射砲と同じものですが、砲塔のカバーはステルスシールドが採用されています。
90式艦対艦誘導弾発射筒を最大4本搭載でき、76ミリ速射砲を搭載しているので小型な割りに対艦攻撃力は非常に強力だったりします。
ガスタービンを用いたウォータージェット推進でその速力は最大44ノット以上とされています。
ミサイル艇は高速魚雷艇の流れをくむ沿岸防衛・警備用の艦艇で、高速走行と強力な対艦能力が求められています。
海上自衛隊ではミサイル艇1号型を建造しましたが軽量小型ゆえに重量管理など運用が難しく、さらに後の北朝鮮による不審船事件の教訓も取り入れ後継として建造されたのが「はやぶさ」型です。





続いて見えてきたのはDD-130護衛艦「まつゆき」(満載排水量4200トン)とDD-151護衛艦「あさぎり」(満載排水量4900トン)です。
DD「まつゆき」は「はつゆき」型護衛艦の9番艦として昭和61年に竣工した護衛艦です。
対空・対艦・対潜とバランスの取れた兵装に加え、哨戒ヘリコプター1機を搭載できる護衛艦です。
比較的コンパクトな船体ですが後部には巨大なヘリコプタ格納庫と甲板があります。
就役からずいぶんたつこともあって「はつゆき」型は何隻かが退役や練習艦に種別変更になっているので護衛艦として残っているのも少なくなってきましたが、「まつゆき」はもうしばらく現役の姿をみることができそうです。
DD「あさぎり」は「あさぎり」型の1番艦として昭和63年に竣工しました。
「あさぎり」型は「はつゆき」型の拡大改良版で、大型の煙突が1本から2本になったり、マストも2本のラティスマストになりヘリコプタ格納庫も大きく変わりましたが不思議とこの2隻は非常に似ている印象を受けますね。
この2隻は第3護衛隊群ではなく、第14護衛隊所属となっています。
艦尾に見える箱型のものはシースパロー短距離艦対空ミサイル発射機、艦首には76ミリ速射砲、その後ろにアスロック発射機、煙突の横には艦対艦ミサイル発射筒、写真では見にくいですが左舷と右舷には短魚雷発射管、前部艦構造物両側に高性能20ミリ機関砲が搭載されています。



続いて見えてきたのはいわゆるイージス艦です。
イージス艦とはSPY-1レーダを中心にイージスシステムを搭載したシステム艦のことで、海上自衛隊では「こんごう」型と「あたご」型の2種類のイージス艦を装備しています。
手前がDDG-175ミサイル護衛艦「みょうこう」(満載排水量9500トン)、奥がDDG-177ミサイル護衛艦「あたご」(満載排水量10000トン)です。
非常に大型に感じますね。
排水量は先ほどの「まつゆき」「あさぎり」の2倍にもなります。
またアスロック発射機や対空ミサイル発射機のようなものがみあたりません。
これらは垂直発射機(VLS)に装てんされています。
最初から装てんされてるので矢継ぎ早に射撃ができますし、発射後に向きをかえればいいので発射体制にはいるまでの時間を大幅に短縮できます。
DDG「みょうこう」は「こんごう」型護衛艦の3番艦として平成8年に、「あたご」は「あたご」型の1番艦として平成19年に竣工しています。
2隻並ぶと違いが判って面白いですね。
「あたご」型は「こんごう」型がベースですが、ヘリコプター格納庫を装備しています。
また砲熕装備として「みょうこう」はOTOメララ127ミリ速射砲を装備していますが、「あたご」は米海軍のMk45-mod4 127ミリ単装砲を搭載しています。
マストも「みょうこう」が従来のラティスマストに対して「あたご」はステルスマストを採用しています。




続いて見えてきたのは・・・
なんとかう白く干からびているように見えますし、艦尾には自衛艦旗がありません。
艦首には艦番号もありませんしよく見ると速射砲の砲身もありません。
退役した元ヘリコプター搭載護衛艦「しらね」(現役時の満載排水量7200トン)です。
「しらね」は昭和55年に竣工して以来海上自衛隊の顔として観艦式での観閲艦を務めるなど旗艦的な護衛艦でした。
巨大なヘリコプタ甲板、格納庫には対潜ヘリコプタを3隻搭載することが出来、護衛隊群の中心として活躍してきましたが、護衛艦「いずも」竣工とともに退役となりました。
写真では砲熕装備として5インチ砲が1基のみ認められますが現役時には1段上がったところにもう1基設置されていました。
背負い式で2門の速射砲を装備し、大型の艦構造物をもつ本当に美しく戦艦の流れを汲むかのような威厳がありました。
「しらね」は今年平成27年に除籍となり、標的艦へと改装される予定です。
長く日本を守ったこの偉大な護衛艦は、退役してからもなお標的として射撃用のデータという形で日本を護り続けます。

そういえば「しらね」退役後に第3護衛隊群のDDHになった「ひゅうが」ですが、この日の数日前に航海にでかけたようです。




あっけにとられそうなほど巨大ですね。
こちらはAOE-425補給艦「ましゅう」(満載排水量25000トン)です。
海上自衛隊最大の補給艦で、護衛艦の大型化や米海軍との共同作戦、災害派遣などを考慮し平成16年に竣工しました。
後部はヘリコプター甲板と格納庫がありますが固有のヘリコプターはもっていません。
2枚目は前から写したアングルですが、この構図は遊覧船ならではですね。
「ましゅう」は全長221メートル、幅27メートルと意外にも細長いのが判ります。






続いてはAMS-4301多用途支援艦「ひうち」(満載排水量1400トン)です。
訓練支援や救難、ちょっとした輸送などさまざまな用途に使われる艦艇で、「ひうち」型多用途支援艦の1番艦として平成14年に竣工しました。
艦後部の甲板が結構広いのですが、ここには自走式水上標的や貨物、車両などを搭載することが出来ます。
船舶の曳航能力もあり、標的艦となった元護衛艦を曳航することもあります。
東日本大震災では福島第一原発事故で冷却用の真水を積載した運荷船(バージ)を原発近くまで曳航もしています。



さあいよいよクルージングも終わりです。
最後に見えてきたのはYT64「曳船64号」とYT01「曳船01号」(ともに260トン)です。
上で紹介した曳船02号、72号と同型ですね。
港湾施設には欠かせない船舶で、海上自衛隊を支える重要な支援船です。



北吸桟橋は海上自衛隊舞鶴基地の桟橋になりますが、一直線の岸壁に艦艇が停泊します。
それはさながら縦列駐車のようですが、長さ100メートル以上の艦艇がずらりと並ぶ姿は壮観ですね。
こうして約30分のクルージングはおわりました。
とてもエキサイティングでしたがめちゃくちゃ暑かった・・・・

この後昼食を市役所近くのラーメン屋でとりました。
ここのラーメン、めっちゃ美味なんです。
味が濃くて好きなんですよ。
舞鶴に行くと必ずここを利用しています。



さて赤レンガパークに移動しました。
赤レンガパークは市役所や体育館をはさんで結構近くにあります。

こちらは駐車場におかれていたモニュメント。
なんと元ヘリコプター搭載護衛艦「しらね」の主錨です。
すでに退役して北吸桟橋に繋留されている「しらね」ですが、こうやって主錨が置かれているのをみると本当にもう退役してしまったんだなという寂しさを感じます。




舞鶴といえば赤レンガの街というのもやはり納得します。
赤レンガの建造物が数多く残り、赤レンガパークにはそれが集中しています。
ここは映画などでもよく使われています。
「日本の一番長い日」でも使われました。
複数の赤レンガの建造物が集中するこの一帯では市制記念館、智恵蔵、貸館スペース、イベントホールなどに使われています。
元は舞鶴海軍兵器廠倉庫だったので頑丈なんでしょうね。
この日もイベントホールでは結婚式が行われていました。
しっかり地元に愛される施設として根付いてるんですね。

この後は土日の北吸桟橋公開を見学しました。
続く


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舞鶴地方隊 サマーフェスタ2015/
第23航空隊サマーフェスタ2015/舞鶴基地北吸桟橋見学/舞鶴港遊覧船
Posted at 2015/08/16 21:54:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 艦船 | 日記
2015年08月16日 イイね!

夏だ!海だ!舞鶴だ!そして熱中症だ(その1)遊覧船前編

去る7月25、26日と舞鶴に行ってきました。
目的は海上自衛隊舞鶴基地のサマーフェスタです。
横須賀のサマーフェスタは過去に2度ほどいきましたが舞鶴は初めてですし、航空基地も開放されるので楽しみです。
でも不安なことがいくつか。
台風がちょうどこの頃接近していて、影響がありそうだったんです。
直撃はしなくても雨雲の範囲がかかりそうでJRが止まらないか不安だったんです。
よし、展開は中止しよう。
そう思ったのが4日前。
でも何を間違えたのか・・・


あれ?
「まいづる1号」の指定席に。
実は会社の同僚もいくつもりだったらしく、それなら一緒に行くか。
ということになってしまったわけです。
まぁ宿や列車の席は別々ですけどネ。

さて、京都は名古屋からなら

アパッチロングボウで1時間の距離。
何気にちょっと遠いよね。



東舞鶴ではレンタカーを借りました。
たぶんタクシーを使うほうが値段的には安いんでしょうけどフラフラっと移動できる強みがありますものね。
きびきび走るし小回り聞くし燃費もいいし、うってつけのコンパクトカーです☆
でも本当はレガシィを借りたかったんですが無かったんですよ・・・
まぁレガシィ借りると値段も跳ね上がっちゃうわけですが。
舞鶴は今回で何度目だろ?
全快はレンタカー使ってクレインブリッジや引揚記念館、西舞鶴の道の駅や五老タワーなんかもいきました。
レンタカーはお勧めですよ。


さて、レンタカー使ってまず向かったのは市役所方面です。
ここは赤レンガ博物館や市制記念館、赤レンガパークなどが集中していて、駐車場からは海上自衛隊舞鶴基地の桟橋をみることができます。

いやもう絶景ですな♪
遊覧船なんかも出ていて舞鶴を堪能できます。
でも遊覧船の出発までちょっと時間があるので赤レンガ博物館を見学。

ここが赤レンガ博物館です。

舞鶴は帝国海軍の舞鶴鎮守府がおかれていたこともあって数多くの赤レンガ建造物が今も残っています。
そんなこともあって赤レンガ博物館が平成5年に開設されたわけですが、レンガに絞って展示する博物館ってなんかすごいですよね。


うおっ、魚雷!
舞鶴の赤レンガ倉庫群は魚雷庫として使われていました。
この赤レンガ博物館に隣接する建物も舞鶴海軍兵器廠魚形水雷庫でした。
それにしても上からつるされてる魚雷はなんとも不思議な感じです。



こちらはホフマン窯コーナ。
レンガを焼成するための窯を模したもののようですが、結構巨大だったんですね。



入り口にあるモニュメントは元海上自衛隊の護衛艦「いすず」の錨です。
護衛艦「いすず」(満載排水量1750トン)は「いすず」型護衛艦の1番艦で、第1次防衛力整備計画で建造されました。
地方隊向けの護衛艦で昭和36年に竣工し、平成4年に退役しています。

そういえば引揚記念館は工事中で一部の展示が赤レンガパーク内の赤レンガ倉庫で行われているそうです。
う~ん、いってみたかったけどなぁ。


さて、時間になりましたので遊覧船にのりましょう。

この遊覧船は舞鶴港をクルージングするもので期間限定(3月末~11月末)の土日やGW、お盆に1日4回約30分の運行がされます。
それほど大きくない遊覧船なので、クルージング中はデッキを立って移動はできませんので座る席が重要です☆




さぁ胸どきどきクルージングです。
まず見えてきたのはMSC-682掃海艇「のとじま」(満載排水量590トン)です。
海上自衛隊の主力となる掃海艇「すがしま」型の2番艇で平成11年に竣工しました。
掃海艇のシンボル(?)だった黄色いロープを巻いたリールがありませんね。
「すがしま」型は平成3年に行われたペルシャ湾派遣での戦訓からPAP-104機雷処分具、2093型機雷探知機などを導入していますが感応掃海具は常備せずに掃海母艦や陸上基地に用意してあるものを用いることに変更しています。
掃海艇は磁気反応の機雷に反応しにくいように船体は木製ですが後継となる「えのしま」型からはガラス繊維強化プラスチックを船体に用いています。
舞鶴地方隊隷下には第44掃海隊が編成されていて「のとじま」「すがしま」の2隻の掃海艇が就いています。



見えてきたのはえっと・・・舞鶴警備隊かな?
舞鶴警備隊は舞鶴地方隊隷下の部隊で舞鶴区域の警備等を行います。
北吸桟橋にはミサイル艇が配備されていますが、この舞鶴警備隊隷下に第2ミサイル艇隊が編成されています。
舞鶴陸警隊、舞鶴港務隊、警備隊本部、新潟基地分遣隊のほか舞鶴水中処分隊が編成されていて不発弾処理を担当します。



続いて舞鶴教育隊です。
海上自衛隊の新入隊員に対して教育を行う機関です。
海上自衛隊では舞鶴、呉、横須賀、佐世保の4つの地方隊に1個づつ教育隊が置かれています。
ここで履修完了となった後は各地で勤務したりさらに高度な専門教育を受けるために術科学校に入校したりします。
手前にあるのはカッターの昇降機かな?


えっと・・・なんだったかな・・・・



クレインブリッジが見えてきました。
綺麗な白いつり橋ですね。
鶴をイメージして作られたようで全長753メートル、平成11年に開通しました。



こちらは舞鶴航空基地です。
航空基地を海側から見ることが出来るのも遊覧船ならではですね。
海上自衛隊の護衛艦には哨戒ヘリコプターが搭載されていますが、このヘリコプターは護衛艦固有の装備ではなく、航空部隊から派遣されてきます。
舞鶴航空基地は平成13年に運用が開始された航空基地で、第23航空隊が常駐しています。
10~12機程度のSH-60ヘリコプターが配備されていて主に舞鶴基地を定係港とするヘリコプター搭載護衛艦と行動をともにしています。
舞鶴航空基地は日本海唯一の航空基地ですが、港湾施設のすぐ近くにある(外周で走っても車で10分ぐらいの距離)ので利便性もよさそうです。



こちらは北吸桟橋の対岸にあたるところになるでしょうか。
造船施設があります。
ジャパンマリンユナイテッドの舞鶴事業所になります。




本当に巨大ですね。
建造中のパナマックス貨物船です。
タンカーじゃないですよ。
バラ積み貨物船でパナマ船籍の「ELSA S」ですね。
貨物を積んでないので喫水線よりもはるかに低い位置に海面があります。
信じられます?
貨物を積むとこの船底の赤い部分ほとんどが海中なんですよ。
ジャパンマリンユナイテッドは平成25年にユニバーサル造船とIHIマリンユナイテッドが統合されたわけですが、商船や艦艇、特殊船舶などの造船をおこなっています。





護衛艦のようですが何か様子が違いますね。
白っぽく干上がったような感じがしますし、76ミリ速射砲も砲身が取り外されています。
船体には模様が描かれていますし、喫水線から下もずいぶん見えています。
何より昼なのに自衛艦旗も掲げられていません・・・
実はこれは退役した元護衛艦「いそゆき」です。
「いそゆき」は「はつゆき」型護衛艦の6番艦で現役時の満載排水量は4000トン、昭和60年に竣工して昨年平成26年3月に退役しました。
現在標的艦になるための工事の最中のようで、不要な機材の撤去や船体に観測用のペイントがされています。
なんとも寂しいですね。


遊覧船編つづきます。


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舞鶴地方隊 サマーフェスタ2015/
第23航空隊サマーフェスタ2015/舞鶴基地北吸桟橋見学/舞鶴港遊覧船
Posted at 2015/08/16 15:27:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 艦船 | 日記
2015年08月15日 イイね!

だらだら~っとドライブして映画見てきました

なんだか気がついてみるとお盆休みもあと残りわずか。
例年どこかに旅行に行くなりしてたわけですが、今年はどこにいくでもなく、完全な引きこもり生活でした。
その理由は体調不良。
舞鶴で結構ひどい熱中症になってから、極度に暑さに弱い体質になってしまったのか、ちょっとしたことで気分が悪くなってしまうようになってしまったわけです。
ラジエターファンが故障してるのに炎天下で渋滞道路走ってる状態に近いかも。
とはいえ、ひきこもってばかりいては日常生活に支障・・・・でもこまるのでちょいちょい軽いドライブなんかをしてリハビリもどきなことをやってるわけです。

さて
ドライブとはいえ、ぶっちゃけ行くところなんぞありません。
セントレアにいって写真でも・・・といきたいところですが炎天下の展望デッキはまだハードルが高すぎる。
ということで


やはりここですね(笑)
雨が降ってるようにみえるけど気にしないように。
特にイベントがあるわけではないですが駐車場が満車でしたね。
夏休みぐらいしか行ける人も多くないでしょうしね。
ナイキをみて「わぁぁ、でっかいみさいる!!」
と目を輝かせていた子供たちの姿が実にほほえましかったです。


さて、広報館はこの8月に4回も行ってるので、どこかにいこうと・・・
よし、あそこいくか!静岡空港!
浜松からなら静岡空港まで行くのに下道でもそれほどかかりません。
おっしゃ、空港にキター!(仮面ライダーフォーゼ風)
・・・・
・・・
・・


・・・・飛んでない。
しかもエプロン見てもこの1機のみ。
スケジュールみても次の到着まで1時間以上あるし。
・・・帰ろう。



帰りは掛川の道の駅で軽く休憩をとりましたが、なんとも消化不良なドライブでした。
だって撮った写真この2枚だけですもん。


さてでは本題。
このお盆休みですが、見たい映画が3本あります。
2本は「劇場版仮面ライダードライブサプライズフューチャー」と「手裏剣戦隊ニンニンジャー恐竜殿様アッパレ忍法帳」。

これは公開が始まったばかりな上に夏休みということでガキンチョが大勢いることが予想されます。
もう少し落ち着いてから見に行くことにしましょう。
見逃したらブルーレイ買えばいいかw


もう1本はこれです。
「日本の一番長い日」

終戦の際に何があったのかを昭和天皇、鈴木首相、阿南陸軍相、畑中少佐を中心に描いた作品です。
これはホント見たかった。
ということで

見てきました。

マリアナやフィリピンを失い、硫黄島が陥落し沖縄に上陸され、本土の都市が空襲を受け、さらにドイツが降服する直前の昭和20年4月末に鈴木貫太郎内閣が組閣されるところから話が始まります。
日々絶望的な状況の中でどのように戦争を終わらせるかが問題になってきています。
戦争を終わらせるための内閣。
失敗すれば日本民族が世界から消えてしまう恐れさえあった難関な局面をどう乗り切っていったのかが淡々と描かれています。
ポツダム宣言受諾派と本土決戦派が激しく対立する中で鈴木首相が昭和天皇にご聖断を仰ぎ、終戦が決定するわけですがご聖断が出たにも関わらず陸軍の青年将校が戦争継続を求めるためクーデターを起こす(宮城事件)が発生するのは誰もが知ってることですが、ヴィジュアルで見ると説得力が本当にありますね。

この作品はもうひとつのタイトルが「THE EMPEROR IN AUGUST」ということもあって宮城と官邸、陸軍省、鈴木邸、阿南邸が舞台のほとんどになります。
派手なドンパチもなければ「泣きました~」「感動した~」のような頭の悪そうな映画のCMでよく言われる安っぽい感動というのもありません。
エンターテイメント性ではなくドキュメント性の高い映画だと思います。
それだけにこの終戦直前の状況を知る上で興味深い作品だと思いますよ。
戦争映画といえば空襲下の市民か前線の兵士の目を通して描かれる作品がほとんどだと思いますが、軍を動かす側がメインになる作品って意外と珍しいのではないでしょうか?

また、たぶんほとんどの人は昭和天皇についての認識がガラっと変わると思います。
絶対的な権力者ではなく、象徴として何ができるのかを苦悩され、国民と日本がどうなっていくのかを案じられているかを描かれています。
演じる本木の演技も見事なものがありますよ。

感想ですが、昭和天皇、鈴木首相、阿南陸軍相の信頼関係がしっかり描かれていましたし、戦争終結を望む阿南と継続を求める青年将校との関係や駆け引きなど非常に丁寧に作られていました。
いくら陸軍大臣本人が戦争終結を望んでいても、組織の代表ですし、その組織は継続を求める声が大きいのですから簡単ではないですものね。
内閣は閣僚が辞任すれば総辞職になってしまうわけですし、そうなれば終戦への道は閉ざされます。
場合によってはクーデターがおきて首相を拉致することだってありえるでしょう。
閣議では強硬な発言をして陸軍の代表者的な立ち振る舞いをしながら時間稼ぎをするところは秀逸でした。
劇場に足を運んでも損は無いと思いますよ。
Posted at 2015/08/15 02:47:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2015年08月09日 イイね!

だらだら~っとドライブしてきました

朝起きると天気が良い。
・・・いいかげんに軽く雨ふるとかして気温下がってくれよ・・・
なんて思いながらデーラーにってきました。
私のレヴォちゃんの1年点検だったんですよ。
前車のレガくんを事故で失って、その代替という形でレヴォちゃんを迎えたので、必ずしも喜ばしい出会いとはいえませんが、それでもデビュー前から興味津々でいつかは(予定ではマイチェンの前なので来年かな)と思ってはいたので、納車されたときはそりゃ嬉しかったですよ。
あれから1年(正確にはまだですが)、あっという間だったかも。
あれ?
そういえばレヴォちゃんになってから遠出してないぞ?
総走行距離の14,000,000,000mmのうち39,600,000尺を通勤で使ってるのはなんともむなしいですがw

さて

(※レヴォちゃんの写真を撮り忘れたので、代わりにR2ちゃんの1年点検のときの写真です)

1年点検のほうは特に問題なし。
オイルは7月に変えたのでワイパーとエヤコンフィルターだけ交換しました。
アイサイトのほうも異常はなし。
ただ残念なのはトランスミッションオイルの状態を見ることが出来なかったこと。
そっか・・・フィラーチューブないんだ・・・
メンテナンスフリー(実際は変なショップでいい加減な油を入れられてトランスミッションを壊させないことが目的のひとつだったりする)ではありますけどこういうのはちょっとだけ残念ですね。


さて、午後は暇になってしまったので、国道1号の潮見坂道の駅へ。


ここも久しぶりだなぁ。
できたばかりのときはちょいちょい来てたのですが(くるくるソーセージが好きでしたw)、レヴォちゃんに乗ってからは初めて・・・かな?


それにしても暑い。
暑いときはカキ氷か卵かけご飯かソフトクリームと相場は決まっています。
TkGはうどん屋で食べるのが至高だとして、ドライブインではソフトクリームが定番でしょう。
抹茶ソフトは苦手(合わないのか抹茶系は胃もたれひどいんですよ)
ここはなんのひねりもないけどヴァニラ・・・かな?









・・・なぜこうなった?
葱としらす干しがたっぷりですw
甘いヴァニラソフトにほんのり塩味のしらす干しと強い香りのネギがアクセントになっています。
えっと、えっと・・・・(^^;
海が綺麗だなぁ。


道の駅からは海岸に下りることが出来ます。

「あははっ、アスロック、おいで~」「まてまて~」
いつか、いつかこんなきゃっきゃうふふなことをするんだ。
・・・・300年以内には・・・・


海岸から振り返ると


なぞの生物ににらまれた。
やべぇ・・・・食われる。


と、なんだかわからんドライブしてきました。
おみやげは近所の本屋で。


さて、アキバレンジャーを6時間耐久で見ようかな。
Posted at 2015/08/09 23:53:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2015年08月01日 イイね!

浜松広報館地対空誘導弾ペトリオット展示(その2)

では続きです。


軽装甲機動車が進入してきました。
高射隊が展開する陣地設営の前に進出して安全の確保と周囲の警戒を行います。
警備部隊が周囲の安全を確保した後、ペトリオットシステムが展開します。




続いて進入してきた車両はアンテナマストグループ(AMG)です。
高射部隊間で通信を行う際に必要なアンテナを展開する装置です。
通信装置も車載にしているのでペトリオットは迅速な展開が可能です。




続いて進入してきたこの巨大なトレーラはレーダ装置(RS)です。
高射部隊が以前使用していたナイキJでは目標の捜索・追尾・射撃誘導を行うには複数のレーダが必要でしたが、ペトリオットではこれらを全て1つのレーダで行うことが出来ます。
レーダは多機能フェイズドアレイレーダを用いています。
その出力は電子レンジ1万台分で、お弁当をわずか0.1秒で加熱してしまうほどの出力なのだとか(?)




続いて進入してきたのは発射機(LS)です。
ペトリオットミサイルはこのチューブの中に装填されています。
車両後方からみて右と左で発射機のチューブが異なっているのがわかります。
右側には対航空機用ミサイルが1発、左側には対弾道弾迎撃ミサイルが4発のミサイルが装填されています。
航空自衛隊のペトリオットは対航空機用のPAC-2弾と対弾道弾用のPAC-3弾を運用しています。
このミサイルは全くの別物で、発射機はPAC-2弾なら1機あたり4発、PAC-3弾なら16発を搭載できます。




続いて進入してきた車両は射撃管制装置(ECS)です。
ペトリオットシステムの頭脳というべきものでここでミサイル発射・誘導等の統制を行います。
ペトリオットシステムは各車両にはもちろん人員はいますが、ミサイル運用時には有線や無線でシステムをつなぐので各機材は無人で行います。
唯一人員が配置されるのがこのECSのみになります。



最後に進入してきた車両は電源車(EPP)です。
ミサイルシステムは電子機器の塊。
捜索・誘導を行うレーダ装置や統制を行う射撃管制装置は多量の電力を必要としています。
この電源車にはガスタービン発電機を2つ搭載していて、万が一発電機が故障した場合はもう一台の発電機に切り替えて継続して電力を供給することができます。




全ての車両が所定位置につきました。
各車両の前には作業要員が整列をしています。



これより展開を行う。
作業開始!


作業要員がそれぞれ持ち場の機材に向かって駆け寄っていきます。




アンテナマストグループではアンテナ展開作業を行っています。
このアンテナマストは起立を油圧で、伸縮を空気圧で行います。
5段階までアンテナを伸ばすことが出来、最大で30メートルの高さまで展開が出来ます。



電源車では各機材に電源を確保するためのケーブルを展開しています。
発電機の出力は150kwといいますからかなりの電力を供給できそうですね。



発射機でも設置作業を行っています。
発射機には発電機を持っていてミサイル発射機を動かす電力は確保できているようです。
発射機は複数配置したりレーダ装置から離して設置するので自前の電力が必要なんでしょうね。



レーダ装置、発射機から牽引車が切り離されました。
準備が整うとレーダ装置や発射機は完全に無人で稼動することになります。



射撃管制装置ではアンエナの起立やケーブルの接続などの準備を行っています。
非常に手際が良い感じがしますね。
ペトリオットは米陸軍が開発した地対空ミサイルシステムですが、米軍以外では航空自衛隊、ドイツ、スペイン、オランダ、イスラエルなどが採用しています。
非常に高性能なミサイルシステムなのでシステム規模も大きいのですが当然展開するにも時間がかかります。
各国は米国に機材を持っていって実射撃訓練を行いますが、もちろん航空自衛隊も米国で実射撃をおこないます。
航空自衛隊の高射部隊のペトリオットの展開時間は十数分といわれています。
これはペトリオット保有各国の中でもトップクラスの早さなんだそうです。




発射機・レーダ装置から牽引車が切り離され、レーダ装置はレーダの展開が完了、発射機もいつでも射撃が出来る角度に展開がおわりました。
ペトリオットミサイルはPAC-2弾の誘導はTVMという誘導方式を用いています。
ミサイルが目標に向けて発射されると、レーダ装置で電波を目標に照射します。
その反射波をミサイルがとらえ、地上にあるレーダ装置に情報を送り、さらに射撃管制装置でその情報を分析・処理し、さらにレーダ装置で処理された情報をミサイルに送信します。
ミサイルはこの受信した情報を元に飛翔して目標に向かっていきます。
ムチャクチャ複雑な誘導方式なのは、高速で動き回る敵航空機に正確に命中させるには小型のミサイルの誘導装置の処理は限界があったり、敵の航空機から発進される妨害電波への対処などの意味があるからです。
そこで高性能で大型の処理システムを使ってより高度な誘導を行ってカバーしているわけです。
一方対弾道弾用のPAC-3弾はTVM方式ではなくあらかじめプログラムされているとおりに飛翔した後に指令誘導で目標の近くまで接近するとミサイル本体のレーダを使って目標を探知・突入していきます。
「ペトリオット」と一言で言ってもPAC-2とPAC-3ではシステムも大きく異なるわけです。



機動展開完了!
隊員が整列します。


アンテナマストグループ、電源車、発射機、レーダ装置、射撃管制装置の展開が終わり、いつでも射撃が行える準備が整いました。
各車両では射撃管制装置をのぞいて無人で動いています。



以上、浜松広報館ペトリオット展示でした。



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浜松広報館ペトリオット展示その1/その2






Posted at 2015/08/01 16:48:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記

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