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アスロックのブログ一覧

2015年06月27日 イイね!

すいーつかってきた

会社帰りにたまには甘いものが食べたいと、
すいーつをかってきました。

いただきまー・・・


おっさん!
まつんだおっさん!
俺たちがそれを食べる!



「誰がおっさんだ!僕は「のっさん」だ!」
「拙者は空蝉丸でござる。」

「むむっ、この巨大な化け物は中闘士ムキムキマンでござるか?」
「・・・いや、どうみてもヒヨコでしょう。「ヒヨコがひょっこり出てきた」なんちって」

「雷鳴の勇者・キョウリュウゴールド!」
「あ、ウッチー無視したな?鎧の勇者・キョウリュウブルー!」


「たべるぜ~止めてみな!!」


「あ!こいつもう食いやがった!」
「しかもコヤツ、ウ○コしてるでござる。ゆるさないでござる」


許さん・・・




ということで7-11でことりのむーすけーきを買ってきて食べたというだけの
茶番でござる。
オチないし、支離滅裂だし・・・
疲れているのよアスロック・・・
ああ・・・
Posted at 2015/06/27 02:11:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | グルメ | 日記
2015年06月21日 イイね!

豊橋市美術博物館にいってきた。

せっかくの土日ですのでたまにはおでかけをしようかと(先週横須賀にいってたような・・・)、

に乗って豊橋市にある美術博物館に行ってきました。
おっと、レヴォーグの写真がどう見ても真夏(8月ごろ)の空だろ!しかも昨日・今日と曇りか雨だったろ!なんていうささいな突っ込みはナシだ。


ここねここ。
豊橋市美術博物館は豊橋公園内にある施設です。
なぜに美術館?
とおもうでしょうけどこれをやってたんです。
「軍隊と豊橋」展。
実は愛知県の豊橋って旧軍時代は結構陸軍施設があったんです。
歩兵聯隊に騎兵聯隊、さらに師団が置かれ工兵大隊に飛行場、演習場までありました。
御殿場周辺に自衛隊の駐屯地や演習場が集中していますがそれがもっと狭い範囲にある感じでしょうか。
ちなみに豊橋の国立病院の始まりは陸軍豊橋衛戍病院で、それが陸軍病院になってさらに戦後国立豊橋病院になった経緯があります。
結構そこらじゅうに当時の面影が残っている街でもあったりします。

ところで「戦争~」というタイトルがつくこの手の展示って大抵イデオロギー満載の胡散臭い展示になるのがお約束なので正直期待はしてませんでした。


イデオロギーに毒された展示ではなく、かなり資料的価値の高い展示となっていました。
非常に興味深かったです。
上の写真はお土産。
パンフと地図ですが、この地図は第3師団司令部が発行した高師原演習場・練兵場・小銃射撃場・作業場等が記載されているんです。
これは資料的価値高いですよ。
館内は撮影禁止なので写真はなし。



美術博物館を出たらその足でいろいろみてまわりました。
美術博物館が置かれている豊橋公園ですが、ここは江戸時代吉田城がありました。
その後衛戍地(駐屯地みたいなもの)として歩兵第18聯隊が置かれたわけです。
そんなわけで豊橋公園内には旧軍の遺跡が点在してたりするわけです。
写真のように豊橋公園の門は当時を偲ばせる状態で今もたたずんでいます。




営門と哨舎跡。
歩兵第18聯隊が編成されたのは明治17年ですから陸軍でもかなり古い部隊になります。
写真の哨舎は昭和10年につくられたもののようですね。



名古屋鎮台隷下に編成された歩兵第18聯隊ですが、上位組織が第3師団、第15師団、再び第3師団に戻り、さらに関東軍隷下の第29師団隷下となった後に中部太平洋派遣の命をうけてサイパン・グアムと転戦をしています。
2011年に上映された「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」という映画がありますが、これに登場する部隊が歩兵第18聯隊だったりします。
日清戦争・日露戦争でも戦闘に参加しています。
日露戦争ではあの有名な奉天会戦でも参加しています。
市内の神社の一角に日露戦争当時のものと思われる砲弾が奉納されていますが、28サンチ榴弾砲の砲弾なのかな?


こちらは門柱。
将校集会所の通用門だったようです。
黄色いタイルが埋め込まれてるんですね。
後ろは工事中ですが、確かここに聯隊記念碑があったと思います。


時代を感じますね。
弾薬庫のようです。
でも昔はこれを油脂庫と聞いたような・・・



豊橋公園内には神社があります。
弥健神社といいます。
衛戍地内に設置された営内神社です。
写真ではわかりませんが石碑に刻まれた文字にはコンクリで埋められた痕がなんとも複雑な気分です。
軍国主義を破壊すると戦後徹底的に否定された軍関係のものでそのひとつとして埋められたのか、それともそれを防ぐために隠すため埋められたのか・・・




神武天皇像です。
弥健神社内にあるものですが、御顔は明治天皇を模しているといわれています。
日清戦争終了後の明治32年に巨大な記念碑がたてられました。
16メートルにもなる石垣の上に切石を積み、さらにその上にこの神武天皇像が設置されていたとのことです。
軍人記念碑とよばれるもので当時の絵葉書を見ると非常に立派な記念碑だったようです。
大正5年に練兵場近くに移築されて現在は豊橋公園内におかれています。



歩兵第18聯隊記念碑です。
日清戦争、日露戦争、日支事変と激戦を繰り広げた歩兵第18聯隊ですが昭和19年にサイパンに展開中に米海軍の潜水艦により輸送船が撃沈されて聯隊長以下聯隊の戦力の半分を失いました。
サイパンに上陸した後はグアムに移駐、米軍と激しい戦闘をおこないます。
大きな損害を出した後に軍旗奉焼しました。
その後グアム守備隊は玉砕しています。
創設から玉砕まで60年の歴史がありますが在営した若者6万名、遠征を7度行い、1万人もの将兵が散華されています。



こちらは歩兵第118聯隊記念碑。
歩兵第118聯隊は出征して不在となった歩兵第18聯隊営舎に編成された部隊です。
昭和16年に編成され昭和19年にサイパンへ守備のため派遣されました。
その際輸送船が撃沈されて主力を失い、残った将兵は歩兵第135聯隊、第136聯隊とともに突撃し玉砕されています。



こちらは歩兵第229聯隊記念碑。
昭和14年に豊橋で編成され、同年に征途についています。
南支那に転戦後、スマトラ、ニューギニア、ラバウルの防衛戦に従っています。
ラバウルで終戦を迎え復員しました。



これらの記念碑・石碑は決して大きくはない記念碑ですが、刻まれた文字のひとつひとつが国を守るため命がけで地獄の戦場で傷つき散られた方々が大勢いらっしゃると思うと本当に重いですね。
私たちの祖父母たちが命をかけて守ろうとした日本という国、それを背負っているのは私たち今に生きる世代ですね。




こちらは豊橋公園から離れた向山台緑地にある記念碑です。
「聖蹟」とかかれたこの塔ですが、昭和2年に行われた陸軍大演習に昭和天皇が臨御されたことを記念して建てられたようです。
それだけ豊橋が陸軍にとって大切な地だったんでしょうね。



独立工兵第4聯隊碑です。
向山緑地は終戦まで工兵隊の作業場となっていました。
第15師団が豊橋で編成されて工兵第15大隊が設置され、後に解隊されましたがそれ以後工兵部隊が駐屯していました。
独立工兵第4聯隊もそのひとつで昭和15年に編成されています。




なんとトーチカです。
公園内にトーチカが残っているんです。
これは訓練用トーチカで、銃眼も設置されていますね。
トーチカの上には豊橋工兵隊の跡碑がたてられています。




向山緑地公園内にある平和の塔です。
昭和20年に終戦20周年記念事業で建てられたものです。
日清戦争以後、祖国の勝利と繁栄を信じて戦い、散られた将兵と空襲などの犠牲者を追悼し平和の祈りをこめて建てられました。


ここからは以前写したものを。



豊橋には高師地区(当時の高師村)に演習場があったこともあって第15師団が置かれました。
日露戦争末期に兵力不足を補うために創設された4個師団のひとつです。
師団1つで1万人もの消費人口になるので各都市で誘致をした結果、豊橋(高師村)に決まり編成されました。
歩兵第17旅団(歩兵第18聯隊、歩兵第60聯隊)、騎兵第19聯隊、野砲第21聯隊、工兵第15大隊、輜重第15大隊、騎兵第4旅団(騎兵第25聯隊、騎兵第26聯隊)、豊橋憲兵本部、豊橋衛戍病院、豊橋衛戍監獄、豊橋陸軍兵器支廠・・・と師団の大部分(歩兵第29旅団は静岡と浜松に置かれていました)がおかれていました。
それが今の愛知大学や工業高校がある付近になります。
今はスーパーマーケットになっているあたりには騎兵聯隊の駐屯地がありました。
これはその記念碑。
騎兵第26連隊です。



聯隊の営門と哨舎です。
数年前にきたときは心無い大馬鹿者の落書きで汚されていましたが今はどうなっているんでしょう?
またみにきたいですね。

このほかにも豊橋には多くの戦争遺跡があります。
愛知大学にある記念館は第15師団司令部の庁舎ですし、師団長官舎、陸軍教導学校時代の塀が今でも残っています。
このへんは学校が集中しているのですがところどころに営門跡がありますし、市街地には陸軍墓地があります。
今は臨海工業団地となっているところは海軍航空隊の飛行場が設置されていました。
海軍橋が今も残っています。


また時間をつくってひとつひとつ戦争遺跡をしらべていきたいですね。
Posted at 2015/06/21 23:41:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 史跡 | 日記
2015年06月14日 イイね!

であごすてぃーに59

夏だ!
は前回やりましたっけ。
それはともかく今年早くも熱中症(軽度)やっちゃいました。
あ~これでは先が思いやられるなぁ。
そうそう、前回ちょろっと書きましたが食中毒対策で生卵が会社の食堂からきえたんですよ。
ああっ・・・これで10月まで間何の楽しみもない暗黒の日々が続きます。
TKGの食べられない食堂なんてのは、マヨネーヅのない冷やし中華、タコの入っていないタコヤキ、トンカツのないカツ丼ですよ。


おっとわすれてた

であごすてぃーに。



59号は96式装輪装甲車。
メジャー装備なのに実はまだ出ていないのって結構あるんですよ。
軽装甲機動車、81式短SAM、92式地雷原処理車、政府専用機、YS-11、P-1、「はつゆき」型、「あさぎり」型、75式ドーザ・・・・etc
ネタは困らないんじゃないですかね、デアゴさん?


あれ?
陸自車両でおなじみの緑と茶色の迷彩は?
ではなく今回はイラク復興支援法でイラクのサマーワに派遣された車両を再現しています。


こちらが実物ね。


なんだか緑色の青味がやけに強い感じがしますが・・・
全体的な雰囲気、形はよく出来てると思います。
上の実物の写真には無いにょきっと車体上部にはえてるのはワイヤーカッタ。
これは実際イラクで使われた車両に設置されていました。
M2機関銃の周囲に防護盾がつけられていたり、駐屯地祭で見ることの出来る車両とは装備が違うのが興味深いですね。



前から。
大型の風防はないほうがよかった・・・
今回これは透明部品ではなく黒く塗ってあるだけなのでちょと残念。
それと例によって前照灯の防護柵はかなりぶっとくて似ても似つかないのでなくても良かったと思う。



横から。
う~ん、日の丸の横は黒く塗ってほしくは無かった。
ここのギリルはちゃんとモデルで再現されてるので黒塗装は余計。




M2機関銃の銃口付近、なぜこうなった?
確かに実物見てみると銃身にくらべて一回り太くなっていますが、3周りぐらい太いんじゃねぇ。
でも車体後部上面についてる荷物用の柵(手すり?)がの前にはかすんでしまいます。
なんじゃいこのぶっといのは。
実物は結構控えめな感じなのにこのモデルでは戦車砲並みのぶっとさ。
雰囲気ぶちこわしだよ・・・



後部から。
ハッチとドアはちゃんと再現されてますね。
全体として出来は悪くないものの、パーツの太さが太すぎるので全体のバランスがくずれてしまってるのがちょっとマイナスポイントかな。




おまけ。
73式装甲車、89式装甲戦闘車、96式装輪装甲車をならべてみました。
以外にも大柄な車両なんですね。

次号60号はRF-4E・・・・だと・・・・
Posted at 2015/06/14 02:30:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2015年06月14日 イイね!

であごすてぃーに58

気がつけば6月ですよ。
もう夏!夏ですね。
熱中症の夏!
暑いのに経費かけたくないからとかたくなにクーラーをいれてくれない夏!
食中毒の危険から食堂から生卵が消える夏!
車に乗るとハンドルがチンチコチンで触れない夏!
そして



であごすてぃーに。



第58号は護衛艦「むらさめ」です。
海上自衛隊の4個ある護衛隊群の中核をしめる汎用護衛艦です。
以外にもまだ出てなかったんですよ。


サイズがサイズだけにディテールがどうとかいうのはヤボってもの。
あくまで雰囲気を楽しむものと割り切っちゃいましょう。


ちなみにこっちが本物の「むらさめ」


同じアングルでみると・・・
ん?といった感じ。
喫水線より下が見えるのでなのかもしれませんけど、「むらさめ」ってもう少し細長い感じがするんですが。


後方から。
雰囲気は出てると思います。
スケールの関係で部分部分がアレなのはご愛嬌。
とはいえこのスケールでは結構いい感じではあると思います。



前から。
なんといっても目に付くのがマストに設置されたOPS-24対空レーダ。
えらいアバウトな形で苦笑い間違いナシです。

こちらがほんもの。
艦橋の天井に円盤みたいなのが着いてますがその上に四角い板がみえます。
これがOPS-24。
ぜんぜんちがうでしょう・・・
前部VLS後方の高性能20ミリ機関砲取り付け部もやけに高いしこれはいただけない・・・



上から見たところ。
OTOメララ76ミリ62口径速射砲は比較的出来がよいかも。
「むらさめ」最大の特徴のMk48VLSは・・・・
ま、まぁ努力はしたと思うんだ・・・
(Mk48はこのサイズじゃ再現できないだろうなぁ・・・理由は画像をぐぐるとわかります)



「むらさめ」「たかなみ」「あきづき」を並べてみました。
結構様になりますね。
「むらさめ」型は満載で6200トンなのでミサイル護衛艦「はたかぜ」より大きく、「あぶくま」型護衛艦2隻分にもなります。


若干・・・・多少アバウトなところはありますが、雰囲気はしっかり出てると思います。
全70号として残り12冊になりましたね。
Posted at 2015/06/14 01:44:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミリタリー雑誌 | 日記
2015年06月06日 イイね!

静浜基地航空祭2015 その3

さて静浜基地航空祭その3です。
午後は地元部隊の飛行展示とF-15戦闘機の飛行展示が行われます。
そういえば毎年思うのですがF-2の展示が終わるぐらいに観光バスがぞろぞろと到着して客を降ろしていましたけど、あれってどういうつもりなんでしょうね?
F-2やT-4、T-7など飛行展示を見たくても到着しないんですから。
楽しみにしていた人は気の毒だと思いますよ。
ブルーインパルスの飛行展示が始まる前に集合をかけるバスツアーもたまにありましたけど、こういう旅行会社って航空祭見たこと無いんでしょうか?



午後一番の飛行展示は静岡県警航空隊です。
今回飛行展示を行ったのはAS365N3型で、警察ヘリコプター「ふじ2号」を命名されています。




警察らしく刑事ドラマのテーマをBGMに飛行展示が始まりました。
見た目からはどっしりした印象を受けますがAS365は最大離陸重量は4.3トンと陸上自衛隊で使われている多用途ヘリコプターUH-1Hと同程度で長さは少し短いのでコンパクトなんです。





脚を格納して高速で航過する「ふじ2号」。
滑走路の端までくると急激に方向転換をして再び会場方向へ進入します。
ロールを打って旋回。
軽快な機動を披露します。
メインロータが黒・黄色のトラ模様になっていますね。
「ふじ2号」の展示飛行ではヘリコプター独特の「バタバタバタ」という低い音がそれほど聞こえず、モーターのような「ヴぅうううううううん」という比較的高い音が聞こえます。
それはテールローターに理由があります。
UH-1やAH-64など、多くのヘリコプターはテールに小型のローターが回っていますよね。
これはヘリコプターが機体を回転しないようにたもつためのものです。
ヘリコプターはメインローターをまわして浮かびますが、この強力な回転で機体が逆方向に力がかかって回転させられちゃうわけです。
これを打ち消すのがテールローターで、小さなローターをまわして横向きの力を発生させて機体を回転させようとする力を打ち消しているわけです。
「ふじ2号」のテールにはテールローターがなく、フェネストロンというものになっています。
ローターではなく、中にファンが高速で回っています。
テールローターはローターがむき出しなので障害物や石などが当たると事故につながりやすいですし、メインローターとちがって低い位置にあるので人が接触する恐れもあります。
フェネストロンはファンを覆っているのでそういったリスクを減らすことが出来ますし、風切り音をなくすことができます。
比較的高い音に聞こえるのはこのファンの音なんですね。




脚を再び展開して急上昇・急降下を披露。
とてもスピーディに感じます。
「ふじ2号」の最大速度は320km/h、巡航速度は250km/hと実はUH-60やAH-64よりも高速だったりします。
静岡県警航空隊には「ふじ2号」「ふじ3号」の2機のヘリコプターが配備されています。
「ふじ2号」は平成14年に、「ふじ3号」はアグスタA109Eを平成19年に導入されて上空からのパトロールや警備活動、災害救助などに用いられています。



飛行展示を終えて着陸態勢に入る「ふじ2号」。
以上、静岡県警航空隊による飛行展示でした。




次はT-7初等練習機による大編隊です。
T-7練習機は少数が岐阜基地と浜松基地に配備されているほかは防府北基地と静浜基地にほとんどが配備されています。
T-7は49機が調達されていますがその約半数の20数機が静浜基地に配備されていることになります。
整備中や地上展示などで動けない機体を除くと静浜基地で飛べる機体の大部分がこの大編隊に参加することになります。
1機、また1機と合計11機のT-7が離陸していきます。



大編隊最初の科目は「富士山」です。
静岡といえばやはり富士山。
11機の大編隊で雄大な富士山の姿を見事に表現しました。
そういえばこのT-7を製造したのは富士重工ですね。



続いては「S」です。
鳥だ!飛行機だ!のあの超男の「S」のようですが、静岡、スーパー、スカイ、スペシャル・・・
いろんな言葉に「S」が使われていますね。
大編隊は単に形がそれっぽくみえるように機体を位置させているわけではありません。
地上から見上げたときにしっかりと形にみえるよう計算された配置になっています。
見事な「S」の文字が大空に描かれました。



ラストは巨大なハートです。
戦闘機などではお互いが警戒する範囲をカバーしあうなど戦闘の基本で編隊飛行は行われますが、このような複数の機でおこなう編隊や十数機にもなる大編隊は通常の訓練ではまず行われません。
航空祭などのためだけに編成されるスペシャルな飛行です。





編隊の展示を終えたT-7が着陸のために3隊にわかれて進入してきました。
1機づつ編隊を解散して着陸態勢に入ります。







1機、また1機と次々に着陸を行います。
T-7は岐阜基地にも少数が配備されていて単機での飛行展示を行いますし、浜松基地航空祭では静浜基地からT-7が3~4機展示飛行を行いますが、T-7の大編隊をみることができるのは第11飛行教育団が常駐している静浜基地と第12飛行教育団が常駐している防府北基地のみです。
T-7の機動飛行とこの大編隊を見に来るだけでも静浜にいく価値は十分すぎるほどあります!

さてここであまり役に立たない豆知識。
T-7だけではないですが機首に3桁の数字、垂直尾翼にもハイフン付きで数字が記入されています。
これは機体番号です。
垂直尾翼には○○-○○○○と数字がはいっていますがこれには全て意味があります。
最初の1ケタ目は領収年号、2桁目は登録順位(機種タイプ)、ハイフンの次の3桁目は機種区分、4~6桁目は製造番号を示しています。
領収年号というのは自衛隊が受け取った年です。
機種タイプは「1」ならT-400、「2」ならF-15とU-125AとYS-11を、「3」ならF-2、「4」はE-767とE-2C、「5」はC-130HとU-4、「6」はT-7とT-4、「7」はF-4とRF-4とCH-47とKC-767を、「8」はUH-60とC-1、「9」はU-125を、「0」は政府専用機B747を示します。
機種区分は「1」は輸送機、「3」はその他固定翼機、「4」はヘリコプタ、「5」は練習機」、「6」は偵察機、「8」は戦闘機を意味します。
製造番号は例えばF-15Jなら801~、F-15DJなら051~、F-4は301~、F-2Aは501~、F-2Bは101~、T-7なら901~をそれぞれ1号機の番号にあてています。
写真の機体では例えば66-5937なら「2006年度に納入されたT-7というタイプの練習機の37号機」を示しています。


ここまでみていて「あれ?」と思った方もいるんじゃないでしょうか?
だいたい昼前頃行われる救難展示が今年はなかったんです。
機体が揺れると救難員や要救助者をたたきつけたり、おおきく振り回すことに繋がってしまうため、
安定したホバリングで救難員を降ろして要救助者を収容するには非常に技術の必要な展示なのですが、今回は最初からプログラムにはいっていませんでした。
楽しみにしてたのに~!


さて静浜基地航空祭2015、最後の飛行展示となりました。
ラストはF-15戦闘機の飛行展示です。


F-15J戦闘機が進入してきました。
今回展示を行うのは茨城県百里基地に常駐する第7航空団第305飛行隊のF-15J 2機です。
F-15は脚を出したダーティ状態で進入、会場を通過するとアフターバーナを作動させて会場を離脱します。




再度会場に進入するF-15戦闘機。
アフターバーナを使った大パワーの轟音が会場を支配します。
F-15が搭載しているエンジンはF100-IHI-100またはそれを電子制御化したF100-IHI-220Eというターボファンエンジンです。
非常にパワフルなエンジンで推力は8.6トンですからこのエンジン1つで陸上自衛隊で使っているUH-1H多用途ヘリコプターを2機まとめて持ち上げるだけの力があります。
アフターバーナを使えばそのパワーは実に10.6トン!F-15はこの強大なパワーのエンジンを2基搭載しています。




アフターバーナを使って非常にパワフルな旋回をみせるF-15戦闘機。
F-15は巨大で重たそうな増槽(投棄できる予備燃料タンク)を3本搭載していますが、これだけ巨大なら抵抗もありますしハードポイントにかかる荷重も相当なものがあると思いますがそれを全く感じさせない機動性を披露しました。
この増槽ですが1本で2300リットルぐらいの容量ですから3本で6800リットル!
これでレヴォーグを走らそうとするなら燃費が仮に14km/lとするならこの増槽3本で95200km、地球2周以上走れます(たぶん重くて走れませんが 笑)




やはりF-15はパワーの塊という感じがしますね。
アフターバーナの炎が薄暗い空に赤く光っていました。
F-15戦闘機はF-104戦闘機の後継として昭和55年度から調達が開始され、複座型とあわせて213機が導入されました。
これは米空軍以外で最大のF-15保有数になります。
現在アラートを担当する7つの戦闘機部隊と1つの教育部隊に配備されて防空の中核を担っています。





飛行展示を終えて機体を左右に振って観客にご挨拶。
この後百里基地にむかって会場をあとにしました。
以上、F-15戦闘機による飛行展示でした。



ブルーインパルスの飛行展示や救難隊の救難展示が行われなかったなど寂しい部分がありましたが、各種航空機の飛行展示を堪能できて大満足でした。
心配していた天候も幸運にも降雨はなく、プログラムどおりの展示が行えました。
ちなみに航空祭終了後は駅までのバスが長蛇の列になるのですが・・・
ここで今年はいろいろ考えましてタクシー会社にタクシーを拾えそうな場所を聞いておきました。
これが大当たり!
タクシーを普通に呼ぶことが出来ました。
F-15の展示が終わったのが14時半頃だと思いましたが、早くも14:50には駅ちかくの喫茶店でコーヒーを飲んで一服できました(^^)
但し・・・その代償で地上展示を全部は写せませんでしたし買い物もできませんでしたけどね(^^;
以上、静浜基地航空祭2015の模様でした。




静浜基地航空祭 その1/その2/その3
Posted at 2015/06/06 21:14:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記

プロフィール

「佐久間挺長ほか潜水艇の慰霊塔がある鯛の宮神社は呉のタクシー運転手さんも知らない場合もあってちょっと行きづらいのですが、あのあたりは安芸地震で結構被害受けたみたいで爪痕がまだ残ってたりします。」
何シテル?   06/23 21:17
ミリタリー関係その他のブログはこちらへどうぞ http://minkara.carview.co.jp/userid/1224622/mylist/all...
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