
最近仕事が忙しく、皆さんのブログにもなかなかコメントできずな日々が続いています。
通勤電車で何しているのかって? 寝ていますww
そんなつとやんですが、昨日は久しぶりにつとやん号でお出かけ(^O^)
京都南部にある「
KTCものづくり技術館」で開催された「第1回KTCファンクラブミーティング」なるものに参加してきました。
第1回と言う事もあり、正直言いまして、どんな内容か?神戸から行く価値あるの~?
って少々不安でもあったのですが、結論から言って行ってよかった!
派手なプロモーションやタレントを呼んだりすることもなく、KTCらしく工具一辺倒の説明で、いい勉強になりました。
具体的な内容は、「トルクレンチ活用講座」と言う事で、ネジの構造やどうやってネジが締まっているのか?から、トルクレンチの必要性、正しい締め付け方等々、今更聞けない的な話かもしれませんが、とても大切な事をわかりやすく解説。
実際に実技などを挟んだりして参加者を退屈させることなく、フレンドリーな感じでわかりやすく参加しやすく講座が進みあっという間の3時間でした。
KTCの考え方としては、デジラチェを買ってほしいけど、その前にトルク管理をちゃんと理解していただき安全の意識を持ってほしいと言う事です。
Dらーに出したから、量販店のピットに任せたから、そんなの信用できないからDIYでやっているから・・
どの場合もトルク管理がちゃんとできていないようですね~
特に感じたのが、「トルク確認」でなく「トルク管理」を!って話。
具体的な一例としては、量販店でホイールをインパクトでバリバリバリィ~って締めて、トルクレンチで「パキン!パキン!」これはトルク確認ですから、トルクレンチは意味が無いと言った事例や、トルクレンチの二度締めは増し締めになるとか、設定トルク以上かからないとか色々な意見がありますが実際はこんな感じ。

設定は15Nm

付箋でゲージを隠して何時もの要領でパキン!とな
(当然KTCにおいているトルクレンチですから、校正済の正確なモノっす)
んで、パキン!パキン!と何時もの要領で2度締めすると

こんな感じ~(笑)
トルクを指定していても、扱い方で規定値以上にはトルクがかかるようで、プロの整備士でもピッタリで締め付けるのは難しいとの事。当然持ち方一つでも値は異なりました。
実際には規定トルク値には許容範囲があるはずですから、そこまでシビアになる必要は無いかもしれないけど、トラックなど大型車両のタイヤ脱落事故が、
最近また増加傾向にあるとの事で「ホイールの締め過ぎ」が大きな要因であるとか・・・
昔はボルトを締める箇所はすべてが鉄であり、バカ締めしておいても無問題!的な考えもありましたが、現代は素材が軽量化多様化して、アルミやカーボン等様々になってきている事からもトルク管理が重要との事でした。
つとやん自身もどちらかと言えば、バカ締めしておけば無問題的な世代ではありましたが、もう少しトルク管理ってヤツをちゃんとやらないとダメだなぁと感じて京都を後にしました。
いい勉強になりましたし、久しぶりにシビック運転できたし、また次回行ってみたいな(^O^)
Posted at 2015/01/25 12:53:58 | |
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